年上の人を尊敬しない無礼な若者にはこう言いな「メムルゥトゥ エムゥァト エルクンヤ」 マサイ通信:第270回

スパ! 日本には「老害」って言葉があるようだが、マサイの世界に、そんな言葉は存在しない。村で一番エラいボスは、最年長の男であり、そんなボスに比べたら、アラサーのオレなんて赤子同然。当然、ボスに対しては常日頃からリスペクトの念を抱いている。そして、それを忘れない。

だが、中には、そんな年長者のことをバカにしたり、リスペクトしないヤンチャな若者もいたりする。そんな無礼極まりない若者に対して、オレたちはマサイのことわざで、こう言ったりする。

メムルゥトゥ エムゥァト エルクンヤ(memurut emurt elukunya)

メムルゥトゥは「決して〜ない(never)」の意味で、エムゥァトは首、そしてエルクンヤは頭となる。このことわざを日本語で表現するなら……

首が頭の上になることはない

てな感じかな。オレ的な英語で表現するなら「Neck can never be ahead of head」だ。ヘッドはヘッド。ネックはネック。ネックがヘッドの上になることはないってことで、ボスの上には行けないってこと。つまるところ、わきまえろ、ってことさ。そんじゃな、オレセリ!

Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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Source: ロケットニュース24

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