働く主婦の「2020年に優先したい時間」。傾向は個人から家庭へ

2019年4月から順次施行された働き方改革法。残業時間の削減や有休の取得率向上のための取り組みが会社側に義務付けられ、仕事と家庭の両立に向けて大きな変化がありました。

その動きは、働く主婦の時間の使い方にどんな影響をもたらしたのでしょうか。「しゅふJOB総研」が行った『優先したい時間』のアンケート調査をご紹介します。

2019年に優先したのは「家庭の時間」

子育て

Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

働く主婦を対象に行われたアンケート(有効回答数725件)では、「2019年は何を優先してきたか」「2020年は何を優先したいか」を質問。働く主婦はどんなことを望み、どんな行動をしてきたのでしょうか。

まずは「2019年を振り返ってあなたが優先してきた時間はなんでしたか?」の結果から見ていきましょう。

トップの回答は「家事・育児・介護の時間」(51.3%)。次いで「家族のコミュニケーション時間」(39.6%)、「仕事時間」(36.6%)、「休息・睡眠時間」(28.4%)、「人づきあいの時間」(20.8%)、「趣味の時間」(16.6%)、「美容・健康についやす時間」(14.1%)、「資格取得などの勉強時間」(9.5%)となりました。
休息や美容、趣味、資格取得の勉強といった「個人の時間」よりも、「家庭への時間」が多くを占めています。

 

ちなみに、直近3年間の変化を見てみると、2017年からもっとも大きく変化したのが「仕事の時間」。働き方改革の影響なのか、仕事よりも家庭に比重を置く人が大きく増えています。

2020年に優先したい時間は「家族のコミュニケーション時間」

団らん

ふじよ / PIXTA(ピクスタ)


「2020年にあなたが優先したいと願う時間はなんですか?」の質問では、「家族のコミュニケーション」(43.0%)が最も多く、続いて「休息・睡眠時間」(37.5%)、「仕事時間」(36.6%)、「趣味の時間」(36.1%)、「家事・育児・介護の時間」(31.6%)、「人づきあいの時間」(24.6%)、「美容・健康についやす時間」(24.0%)、「資格取得などの勉強時間」(21.9%)となりました。

働き方改革で男性も女性も仕事に割く時間が減り、時間に余裕が生まれたという人も多いかもしれません。2020年はその分の時間を家族とのコミュニケーションにまわし、家族団らんやレジャーなどを楽しんでいけたらいいですね。

今年、優先的にやってみたいこと1位は「資格取得の勉強」

勉強

Jake Images / PIXTA(ピクスタ)

「2019年を振り返って優先してきた時間」に含まれていない項目を「2020年に優先したいと願う時間」で選んだ人に注目し、「疑似欠乏率」として集計した表がこちら。

疑似欠乏率が低いことほど優先できたと考えられるため、「家事・育児・介護の時間」「家族のコミュニケーション」は多くの人が実行できている様子がうかがえます。

注目したいのは、疑似欠乏率が高い項目です。

これは「去年は優先できなかったけれど、今年は優先してやってみたい」という項目であり、そのトップは「資格取得などの勉強時間」で74.2%でした。自分のことは後回しにして、とにかく家族のために。そんな思いで時間をやりくりしている主婦にとって、勉強のために時間をつくりたいと思っても、実際にはなかなか難しいものです。

「やりたいけれど時間がない」「他のことに追われているうちに一日が終わってしまう」など、そんなジレンマを抱えている主婦の方はきっと多いはず。去年やりたくてもできなかったこと、今年こそ挑戦してみたいことなど、目標をはっきり意識して思い切って行動してみると良いのかもしれません。

【参考】
働く主婦が2020年に優先したい時間の1位は?「家族のコミュニケーション時間」43.0% 2位「休息・睡眠時間」37.5% 

※ データはしゅふJOB総合研究所調べによるものです

Source: 日刊住まい

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