テレワークがはかどるコツ。家事の順番は?TV会議での見た目を…

新型コロナウイルス拡大の影響で、初めてテレワークやリモートワークをする、という人が増えています。

不慣れな在宅での仕事。はかどるための工夫はあるのでしょうか?フリーランスということもあり、在宅ワーク歴が20年となるライターの永井恵理子さんが、実践していることを教えてくれました。

家のことは終わらせてからスタートする

「家で仕事していると、並行して家事ができていいね」とよく言われるのですが、そんなことはありません。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と気ばかり焦って、仕事に集中しすぎて洗濯が終わったのに気づかず昼過ぎに干して乾かなかった、なんてことも。始業時間を決めて、それまでに仕事以外のことは終わらせたほうが効率的です。

保温性があるタンブラーと無印良品のケタックコースター

仕事スイッチを入れるため、儀式的なことを行うのもおすすめ。私の場合は、シャワーを浴びることと、保温性があるタンブラーにコーヒーを淹れること。

タンブラーの下にあるのは、無印良品のケタックコースターです。マグカップやグラスを使うときも、定位置の目印として常に使っています。かれこれ6〜7年、同じもの使っているのには理由があります。

夏、グラスで冷たいドリンクを飲んでいても、ぐっしょりと濡れたり、グラスの底に貼り付いて突然落ちるということがないので、紙やデジタル機器を水で濡らしてしまうことがありません。

使う資料は1か所にまとめる

平置きタイプの書類入れに資料をまとめる

ダイニングテーブルで仕事をするときに重宝しているのが、平置きタイプの書類入れ。写真の左側にあるものがそれです。

平置きタイプなら閉じたノートパソコンの上に乗せて一度に移動できます。食事どきには書類をサッとまとめて、閉じたノートパソコンとともにサッと片付けられますし、デスクトップ周辺の整理整頓にも便利です。

この方法は、息子が小学校1年のときの担任の先生が教えてくださいました。テストやプリントなどが入ったいくつもの箱を重ねて職員室と教室を往復するので、この方法にたどりついたそうです。

付箋と最低限の筆記用具セット

ボックスの中は、タスク別に分けクリアファイルに入れた書類や資料、メモ用紙に使っているリーガルパッドが入っていますが、クリアファイルがたくさん入っていると、今使いたいものを探し出すのに少し時間がかかります。

そんなときに使うのが、付箋です(付箋と最低限の筆記用具はセットにしておくと便利)。

付箋の粘着面に資料の内容を書き出す

どんな資料が中に入っているのか、付箋の粘着面に書き記して、クリアファイルの内側に貼り付けます。

クリアファイルの内側に貼り付ける

付箋が剥がれず中身もわかって、使い終えたら付箋とともにシュレッダーへ。シールタイプと違い簡単に剥がせるのも魅力です。

付箋やペンはひとまとめに。付箋はメモ用紙としても活躍します。メモしてデスクトップにペタリ。仕事のアポイントを電話で受けたら、メモして手帳にペタリ(後から転記します)。忘れることが減りました。

子どもがいるからこそ、所要時間にバッファを設ける

我が家には中学生の息子がいます。彼がまだ幼かった頃は保育園を利用していました。

私は土日に仕事をすることがよくあり、そんな日に夫が仕事で留守にしていると、子どもの面倒を見ながら仕事をしなくてはなりませんでした。

小学校に上がってからは、夏休みや春休みなどの長期休暇も同様で、いつも「どうしたらうまくやれるか」ばかり考えてきました。

集中して1人で遊んでくれる間はいいのですが、何かあるとすぐに呼ばれます。いつ呼ばれるかわからないので、仕事にかかる時間には必ずバッファを設けるようになりました。

子どもが不在なら1時間半で終わるタスクも、子どもがいたら2時間かかると余分に見積もるのがおすすめ。

「おなかすいたー」「おやつまだ?」「ノートがなくなったから文房具屋へ連れてって」と、中学生になった今でさえ1日に何度も手を止めさせられるので、小さい子がいたらなおさらですよね。

自分が立てた予定通りに仕事を終えられないことは、案外ストレスになります。自分で決めた締め切りに間に合わなかった、いつもならできるのに、と自分を責めたり、誰かのせいにしたり、いい結果にはなりません。

ここまでできたら完璧だし本当に素晴らしいけれど、今はここまでできれば締め切りに間に合うし御の字!と、2段階の目標を設定するのがおすすめです。

オンラインミーティング(TV会議)のときはどうする?

生活感が出ないようオンラインミーティングの背景に配慮

背後が壁だけになれば生活感が相手に伝わりにくく、安心できます。

夫婦でテレワークのため家の中のベストポジションを2人で取り合うことがあれば、業務をスタートする前に、お互いの今日のざっくりとしたスケジュールを伝え合うといいかもしれません。

また、仕事を始める前に身支度が整っていれば、急なオンラインミーティングに柔軟に対応できます。

私が朝必ずシャワーを浴びるのは、ショートヘアの激しい寝癖を直し、外に出られる状態に整えるためです。朝が弱いので、シャワーを浴びて交感神経のスイッチをオンにするというのも理由の1つ。

身支度が整っていると、急なオンラインミーティングでも慌てず、直前まで別の仕事に取り組めるので効率的です。

首元が冷えるときには、シルクのスカーフを。軽くて温かくて、急なオンラインミーティングのときもきれいに見えるので、おすすめです。

昼食は支度して食べて洗うまで1時間、が理想

ご飯は最大量をまとめて炊く

ご飯を炊くときは、常に炊飯できる最大量を炊いて、お茶碗一膳分ずつラップフィルムに包んで冷凍。業務スーパーの鶏ごぼうご飯やエビピラスもストックしています。

干物や塩鮭のような焼くだけでおかずになるものや、味噌汁の具になる長ネギと油揚げは、買ってきてすぐに切ってこちらもラップフィルムに1回分ずつ包み、冷凍します。冷凍のカット野菜も味噌汁に使います。

焼くだけのハンバーグ、炒めるだけのウインナー。簡単に調理できる食材を冷蔵庫に常備しています。

ご飯をレンジで解凍している間に、魚を焼き、お湯を沸かして出汁をとって冷凍庫のネギと油揚げでお味噌汁を作る。味噌汁は、朝大量に作っておけば温めるだけでOK。卵を落としたり、焼きのりをちぎって入れたり、すり白ごまをたっぷり入れたりすれば、味に変化が生まれて、飽きずに食べられます。

これなら支度して食べて洗うところまで1時間。コンビニやスーパーまで出かけて行って「どれにしよう」と悩むよりずっと時短で健康的で安上がりだと感じます。

始業時間よりも前に、今までしていたひと通りのことを終わらせるのは、テレワークをスムーズにする第一歩だと感じています。

お子さんが小さい場合は、1つのタスクが終わるたびにちょっと一緒に遊ぶ、というような集中時間と休憩時間のメリハリも有効だと思います。

Source: 日刊住まい

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