【熱望】ロケットニュース24の記者が選ぶ「もう1度復活して欲しい缶ジュース」14選 / 4月28日は『缶ジュースの日』

聞くところによると、本日4月28日は『缶ジュース発売記念日』だそうだ。1954年のこの日、明治製菓が日本初の缶ジュース「明治オレンジジュース」を発売したことが記念日の由来になっているという。

それから60年以上が過ぎ、これまで数えきれないほどの缶ジュースが誕生し、そして儚くも消えていった。今回はこの世から姿を消した缶ジュースたちに想いを込めて「もう1度復活して欲しい缶ジュース」を14種類ご覧いただこう。

・正確な「缶ジュース」ではないけれど

今となっては正確な「缶ジュース」の定義は難しい。容器は缶よりもペットボトルが主流で、また果汁が入っていない清涼飲料水もジュースと称される。今回はお茶やスポーツドリンクを含めて「缶ジュース」としているから、細かい点は気になさらぬようお願いしたい。

さて、大げさではなく発売された新商品の9割以上が淘汰される缶ジュース業界で、定番商品化することはほぼ奇跡である。中には「俺は好きだったんだけどなぁ」「あれば私は絶対に買う」という缶ジュースがあるハズ。記者たちが挙げる缶ジュースの中に、あなたが覚えているものはあるだろうか?

・P.K.サンジュン: キリン「大黒茶」

あれはまだ私が高校生だった25年ほど前のこと。当時は、アサヒが「十六茶」を、コカ・コーラが「爽健美茶」を発売開始するなど、世は “空前のブレンド茶ブーム” を迎えていた。そんな状況下でキリンが発売したのが「大黒茶」だ。

学校帰りの自販機に「大黒茶」があった関係で、私はちょいちょい大黒茶を飲んでいた。最大の特徴は “ド級の香ばしさ” で抜群にウマかったと記憶している。……が、ブレンド茶戦争に敗れて大黒茶だけがこの世から姿を消したことはご存じの通り。曖昧な記憶をハッキリさせる意味でも、もう1度飲んでみたい。

・中澤星児: コカ・コーラ「島と大地の実り」

真っ青な空とまぶしすぎる太陽、土に汚れた笑顔にきらめく汗。小学生の頃、野球した帰りによくみんなで飲んでいたのが「島と大地の実り」である。

自販機の商品がほぼ変わらないクソ田舎に住んでいたので、他と一線を画す名前の新鮮さに子供たちはやられていた。「鳥(とり)と大地の恵み」と誤読して。味は炭酸で甘かったことしか覚えていないのだが、この名前を見ると26年前の暑かった夏を思い出す。

・K.Masami: サントリー「ごめんね」

記者の母は、子どもの頃に甘いものや添加物入りの菓子を食べすぎたせいで(と思い込んでいるだけのような気がするが、そんなことを言おうもんなら怒られる)虫歯が増えたという。そのため、記者にはあまりそういった類のものは与えてくれなかった。缶ジュースも然りである。

しかし、それでも時たま買ってくれたのが、サントリーの「ごめんね」だ。味はよく覚えていないが、パッケージが可愛らしかったことは記憶にある。母にとって何か特別な思い入れのあるジュースだったのだろうか。万が一再版されるようなことがあれば「ごめんね」片手に、親と当時のことなど語り合えればいいなあと思う。

・佐藤英典: コカ・コーラ「メローイエロー」

日本では1983年から約20年間発売された炭酸飲料。終売後も何度か復活したことのある、レアな飲み物だ。私(46歳)が幼少の頃、飲んだ記憶のあるジュースといえば、オレンジジュースかコーラしかなかった。小学校2年生くらいの頃に、コレを初めてみた時に「なんだ! この飲み物は!?」と衝撃を受けた。

味より強く印象に残っているのは色だ。鮮やかな黄色をしており、それを利用して瓶に小水を入れて友達に飲ますいたずらっ子がいたことも含め、思い出深い飲み物となっている。またあの鮮烈な黄色をこの目に焼き付けたい。

・江川資具: コカ・コーラ「ミスター・ピブ」

日本では40年ほど前に終売になっているが、米国では今でも「Pibb Xtra」として人気の炭酸飲料。ドクペよりもややシナモンが強く、どことなく粉っぽいスメルがして、ドクペとルートビアの中間のような味だ。

この世で最も好きな炭酸飲料はルートビアだが、ルートビアの次に好きなのが「Pibb Xtra」である。私も日本国内で飲んだことは無いものの、在米時によく飲んでいた。学生時代を思い出させる飲み物でもある。

コーラが全世界のどこでも飲めるようになり、「アメリカの飲み物」というイメージが消え去った今、ルートビアと共に「Pibb Xtra」もまた、最も米国的な炭酸飲料であると言えるだろう。(最も米国的ということならMoxieという炭酸飲料も外せないが、こちらは一度も日本で売られていないと思う)

ドクペが秋葉原周辺でそれなりの人権を得た今なら、「Pibb Xtra」が日本人に受け入れられる可能性は40年前より高い気がする。もう一度「ミスター・ピブ」として日本でも復活してもらいたいものだ。

・あひるねこ: サントリー「桃の天然水」

かつて日本たばこ産業(JT)が販売していた、桃天こと桃の天然水。現在はサントリーが製造しているようだが、ほとんど見かけないのは私(あひるねこ)だけだろうか。ネットでも全然売っていない。

カビ混入事件などスキャンダラスなイメージが先行しがちだが、家族が好きで、小学生の頃はいつも冷蔵庫に入っていた記憶がある。できることなら、またヒューヒューしたいものだ

・亀沢郁奈: コカ・コーラ「HI-Cアップル & オレンジ」

30年前の鳥取県で、炭酸が飲めなかった私の選択肢は「HI−C」のアップルかオレンジしかなかったと記憶している。真っ黒い缶にリアルアップル(orオレンジ)が配置されたデザインは、今考えるととてもオシャレなので空き缶でいいから欲しい。

週1で祖父と銭湯へ行くたびこれを買ってもらっていた。HI−Cもあの銭湯もおじいちゃんも、今は古きよき思い出……(しみじみ)。

・ショーン: コカ・コーラ「アクエリアス レモン」

漫画「スラムダンク」の序盤で、湘北と陵南が練習試合をやるでしょう? その最中のタイムアウトか何かの時間に、仙道がポカリを飲みながら輪切りのレモンを食べるんです。「クールだな……」小学生だった筆者の脳に “スポーツドリンク×レモン=カッコイイ” の方程式が刻まれた。

“仙道ごっこ” してぇ~! でも小学生に「輪切りのレモン」なんか用意できねぇ~! 妥協しまくった私は「アクエリアスレモン」をよく飲んでいた──少年野球の休憩時間に。いま思うと色々間違いまくっているが、イイのだ。あのスタイリッシュな黄色い缶で再び喉を潤したい。

・和才雄一郎: はごろもフーズ「こつぶ」

今でこそ ”つぶ入り” のジュースは珍しくも何ともないが、初めて味わったときはめちゃくちゃ得した気分になったものだ。だってジュースとフルーツを同時に味わえるんだから。こんなん絶対に ”つぶ入り” の方がいいやん! ……と、子供の頃は思っていたので、親や祖父母に買ってもらってよく飲んでいた。

当時はめちゃくちゃ美味いと思っていたけれど、いま飲んだらどう感じるのだろう? っていうか、もしかしたらどこかで売ってるかも? という期待を込めて「はごろもフーズ」に電話で聞いたら、「製造&販売終了で、販売再開の予定もなし」とのこと。なんとなくそんな気はしてたけど、ショックだ……。

・Yoshio: acure「福島 あかつき もも」

厳密には缶ジュースじゃないんだけど、acureの自販機で販売されていたペットボトルの「福島 あかつき もも」。電話確認したら「現在販売停止中」らしい。これが濃縮還元ではなくストレート果汁100%なので、まさに素材そのもの! 原材料は、もも(福島産)、酸化防止剤(ビタミンC)で以上! 激ウマすぎて、自販機で売ってた時はまとめて買ってストックしてた。マジで再販して欲しい。頼むわ、acure。

・砂小間正貫: コカ・コーラ「アンバサ」

ほぼほぼカルピスソーダだけど、缶が最高にカッコイイから好きだった「アンバサ」。不良学生が飲む「大人のホワイトソーダ」って感じ。自販機で見かけなくなってから、ファミレスのドリンクバーで発見することはあったが……やっぱりアンバサは缶で飲みたい。カッコイイからだ。まあでも、今飲んでもそんなに美味しくないんだろうな~。

・原田たかし: コカ・コーラ「カルキング」

子どもの頃、炭酸を飲めなかった私はいつも「炭酸以外」を選択するしかなかった。オレンジジュースやお茶がメインだったが、そのなかに「カルキング」は割って入ってきた。大きくなりたいという気持ちで飲んでいたこと、缶に描かれている少年(?)が微妙に怖かったのを覚えている。

・冨樫さや: 大塚食品「ジャワティ」

ジャワティ自体はペットボトルや瓶で今もあってロングセラー商品なのだが、発売当初は缶があった。今よりも少しシンプルなデザインだったが、赤銅色のイメージは変わらない。

子どもの頃、クリスマスイベントの福引でジャワティ缶が1ダース当たった。福引で何かが当選するなんて人生で初めての経験で、意気揚々と持ち帰ったのだが、一口飲んであまりの苦さに悶絶したことを記憶している。

それもそのはず「当時、冷たい無糖紅茶飲料は類を見ず、ジャワティはさきがけ」(公式サイトより)で、子どもの口にはそれまで飲んだことがない苦さだったのだ。結果、ほとんど減らずいつまでも台所の床にダンボール箱が残っていた。大人になった今ではもちろん美味しく飲める。ほろ苦く懐かしい思い出の飲み物だ。

・GO羽鳥: コカ・コーラ「ファンタ フルーツパンチ」

ファンタといえばオレンジかグレープか……くらいしか飲んだことなかった時代に、突如としてピンク色した「フルーツパンチ」なるハイカラな風味が登場。

なんだなんだと色めき立ちながら飲んでみると……なんとまあトロピカル! 「これが最先端の味……!」と、当時小学生だった私は深く感動したものである。ちなみに何度か限定復活もしたみたい。なにげに人気の味だったんだなぁ〜。

いかがだろうか? あなたにとって思い出深い缶ジュースはあっただろうか? 中には期間限定で復活するものもあるので、運が良ければいつかまた巡り合えるかもしれない。消えていった数多の缶ジュースたちよ、君のことを覚えている人たちがきっといる──。

参照元:今日は何の日
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

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