プリーツ網戸の故障を機にスライド網戸に交換。費用と使用感をレポート

本格的な夏はもうすぐそこ。窓を開けておく時間も増えそうですが、「よりによってこんな時期に網戸が壊れてしまった…」とライターのshiga asakoさん。自分では修理や交換が難しい「プリーツ網戸」だったため、まずはインターネットで修理業者を探すことが必要だったとか。

最終的にはプリーツ網戸から一般的なスライド網戸に交換することを決断。その理由や交換までの流れ、費用などについて詳しくお話を聞きました。

プリーツ網戸が壊れて、LDKの窓が悲惨な状態に

壊れたプリーツ網戸

上の画像は筆者宅のLDKの窓です(室内側にインナーサッシを追加しています)。枠の中にきれいに収まって見た目すっきり…のはずのプリーツ網戸が壊れてしまい、見るも無残な状態に。

プリーツ網戸は上下のレール部分にひもがピンと張ってあり、それによって網の部分が蛇腹状にたたまれたり広げられたりする仕組みなのですが、長年の使用でそのひもが切れてしまったのです。ひもは網戸本体を支える役目も果たしているため、宙ぶらりんのこんな状態になってしまいました。

プリーツ網戸下部のひもが切れてプリーツが形成できない

下部にいたっては網からひもがはずれてしまい、そもそも「プリーツ」を形成できない状態に。これでは虫も入り放題です(涙)。蚊の季節にこれではツライ…とすぐに修理を依頼することにしましたが、付き合いのある工務店などはないため、まずはインターネットで業者を探すことから始めました。

プリーツ網戸の修理依頼は全国で増加中だった!

網戸のメンテナンス

HIME&HINA / PIXTA(ピクスタ)

そもそもプリーツ網戸とはアコーディオン網戸ともいわれるもので、網の部分を蛇腹式にたたんで片側に寄せておくことができる網戸のことです。一般的なスライド網戸なら、自分で網を張り替えたり網戸ごとホームセンターで安価に購入したりできるのですが、プリーツ網戸はいったん壊れると素人には対処が難しそう。

自力での修理は早々にあきらめ、インターネットで業者をリサーチしていると、プリーツ網戸の修理依頼が全国的に増えていることがわかりました。10年~20年ほど前にマンションの窓にプリーツ網戸を採用することが流行し、このときのものが経年によって壊れはじめているよう。とある業者のホームページにはプリーツ網戸の耐久年数が「5~10年」と書かれていたので、築20年のわが家は長持ちしたほうなのかもしれません。

実は便利だったプリーツ網戸

故障していない別の窓のプリーツ網戸

筆者宅のマンションでも新築時にプリーツ網戸が採用されていたのですが、使っているうちに実はメリットが多いと感じていました(上の画像は故障していない別の窓のプリーツ網戸です)。筆者が感じたメリット、デメリットを以下にまとめます。

プリーツ網戸のメリット

  • 使わないときはたたんでおけるので見た目がすっきり
  • 景色が網にじゃまされずクリアに見える
  • サッシの内側(室内側)についているので、台風や暴風雨のときにガタガタ音を立てたり、はずれて飛ばされたりする心配がない

プリーツ網戸のデメリット

  • 壊れたときに自分で修理をするのが難しく、どこに頼めばいいかも迷う(まさに今回がこれ!)
  • 網だけ、ひもだけなど、パーツのみの交換ができず、壊れた場合は「全とっかえ」になってしまう
  • スライド網戸にくらべて修理&交換費用が高い
  • 網の部分の掃除がしにくい。スライド網戸のように枠に網がしっかり固定されているわけではないので、破れないようにやさしく掃除をする必要がある

今後のメンテナンス性を考えてプリーツ網戸は断念

網戸の修理

HIME&HINA / PIXTA(ピクスタ)

修理の依頼先を探すために「プリーツ網戸」でネット検索をして目に留まったのは、神奈川県川崎市(筆者宅は東京都下)のガラス&サッシ屋さん。耐久性の面からロール網戸(蛇腹式のプリーツ網戸に対してロール式に巻き取るタイプの網戸)や、一般的なスライド網戸への交換をおすすめしていて誠実に感じました。

ロール網戸とスライド網戸の2つの選択肢があるとわかり、悩んだ末、スライド網戸に変更することにしました。今後も長くこの家に暮らす予定なので、次回以降の修理は自分たちで手軽にできるほうがいいと考えたためです。窓からの景観がよくない立地のため、「常設型」の網戸で多少視界が遮られても気にならないことも決め手になりました。

職人さんが来てくれて、交換作業スタート!

網戸の交換作業

さっそくガラス&サッシ屋さんにメールで連絡をとったところ、現地調査と交換作業で2度、職人さんがわが家に来てくれました。

作業当日、まずは壊れてしまったプリーツ網戸と専用のレールを取りはずして、上下にスライド網戸用のレールを新設。

網戸の交換作業

新しい網戸をレールにはめ込んで、交換完了です。所要時間は約1時間半。プリーツ網戸の処分費や現場調査費などを含めて、費用は約4万円でした(窓のサイズなどにより金額は増減します)。ちょっと痛い出費ではありましたが、次回からは網の張り替え代だけで済むと思えば納得できる金額です。

スライド網戸に変更してまったく不便はなし

スライド網戸に交換後の様子

上の画像は交換後の様子です。網が破れたときに最小限の張り替えで済むように、中央部分に桟のあるものを選びました。網戸の不具合は住まい全体からすると小さなことかもしれませんが、暑い季節に窓を開けられないのはさすがにツライので、早急に交換できてよかった、とほっとしています。

サッシの内側に網戸がある

上の画像はレール部分。プリーツ網戸のあった場所にスライド網戸用のレールを新設するため、サッシの内側に網戸があるのが一般的なお宅と違う部分ですが、使い勝手に問題はありません。かえって台風のときなどに安心、というメリットが。

サッシの内側に網戸がある

築10~20年のマンションに多く採用されているというプリーツ網戸。筆者の体験が「壊れてしまった」という方の参考になれば幸いです。

Source: 日刊住まい

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