【コラム】恥ずかしながら今さら気づいたけど、「YouTuberって本当にすごい!」と思う

新型コロナウイルスの影響により外出自粛をしている間、私(佐藤)はYouTubeチャンネルの運営を細々と行っていた。運営というほどのことではないけど、この2カ月の間で自分なりに動画の投稿やライブ配信をして、今さらながら気づいたことがある。

本当にこんなことを思うのも恥ずかしい話なのだが、YouTuberってすごい! 動画を編集するだけでなく、毎日公開したり、さらにはライブ配信もしてるってちょっと信じられないと思ったのだ。これまでそんな大変なことだとは、想像もしていなかったんだよ。マジで……。

・100回以下はやめたら?

正直なことを話すと、「動画の再生回数が100回もいかないYouTubeチャンネルって、やってる意味あるの? ないでしょ」とずっと思っていた。ずーーーーーっと思っていた。「やめたらいいのに」とさえも思っていたくらいだ。人に見られることを前提にやっているはずなのに、チャンネル登録者数もそう多くなく、再生回数も伸びないのなら意味がないんじゃないのか? と。

私自身、動画を作ったことがない訳ではない。編集部の中澤星児と協力して料理番組風の動画を作ったこともあるし、暇つぶしにショートムービーを作ったこともある。いずれも撮影から演出、音楽まで全部自分で手掛けた。そのささやかな自負があるから「やればできる」くらいに思っていた

もっといえば、動画を上げていればいいだろうくらいの感覚でいたことを正直に打ち明けよう。ライブ配信も同じく、配信していればいいだろうくらいに思っていた。今となっては、その見立ての甘さが本当に恥ずかしい。

・2カ月やってみて……

なぜなら実際にこの2カ月、私のチャンネルの平均再生回数は2桁……。モノによっては、3桁に遠く及びそうにない。

以前の私の考えに従うならば、再生回数100回もいかない私は「やってる意味あるの? ないでしょ」「やめたらいいのに」である。やめるべきか……。

いや待て! 本気で動画を作ったら、もっとマシになるはず。ということで、東京アラートが明けて以降のある日、グッズのレビュー動画を本気で作った。

動画を撮影し、編集の段階でオープニングBGMを作って、初挑戦となるワイプ(ピクチャーインピクチャー)を入れる。さらに映像全般にオリジナルのBGMを入れる予定で昼前から撮影を開始。撮影自体はそれほど大変ではなかったものの、編集に膨大な時間と手間がかかってしまった。

結局、作業が終わったのが19時頃。時間の都合で、映像にBGMをつけることを断念した。そもそもBGMを作るところまでたどり着けなかったのである。自分の発言にテロップを入れるのは初めての挑戦だったのだが、これがむちゃくちゃ手間がかかる。

しかもだ、マイクを使用していなかったので、自分の声がビックリするほど小さい。声を上げようと思うと、周りの音も一緒に音量が上がってしまってうるさくて聞けたものではなかった。

・経験して初めてわかること

やる気を出してもこのザマだ。やりもしないで、人の再生回数を見て「やめたらいいのに」なんて、よく思えたもんだよ。たった1本、ちょっとやる気になって動画を作っただけなのに、私はヒーヒー言ってる。YouTuberと言われる人たちは、それを定期的に続けている。人によっては毎日更新しているなんて、とてもじゃないけど信じられない。

たとえ分業して効率化しているとはいっても、努力と工夫を重ねた結果であって、今に至るより前に何度もくじけたことがあったはずである。それを思うと、自分が本当に恥ずかしくなった。

この歳(46歳)になって自分の考えの甘さに気づかされるとは。胸の奥の方が「ウッ!」と苦しくなりそうだ。でも、おかげで大事なことに気づかされた。歳を重ねても万能になる訳じゃないし、何でも知ることなんてできる訳でもない。経験したことしか知識として得られないんだ。そのことを、身をもって感じることができた。

だからこれに懲りず、地道に動画作りを続けてみたい。人の動画を参考にして、自分なりの創意工夫をして、少しでも人に見てもらえるものを作っていけたらなと思う。50代の見えてきた老眼のオッサンが、自らの未熟さを学ぶ良い機会を得た。それにしても、YouTuberを続けている人たちは本当にすごいんだな。

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:YouTube


Source: ロケットニュース24

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