「STANDARD TRADE.」に、試作品のBENCHについて聞いてみた

ナラ材を使った端正なオーダー家具に定評のある「STANDARD TRADE.」。その代表の渡邊謙一郎さんが、ソファの補助としても使える大きめのベンチを試作したそう。日刊Sumaiでは渡邊さんを取材。本当につくりたかったという「家具らしい家具」について語ってもらいました。

必需品としての優先順位が低いものをあえて上質に

STANDARD TRADE.のBENCH(試作品)

いま自分の中でブームがきている、木部を塗りつぶしてマットに仕上げた丸棒を使って、大きめのベンチをつくりました。

背もたれとベンチの間にクッションを置くことで完成します。塗装の色は、黒ではなく緑がかったネイビー。

最近は、木部をオイルで仕上げて木目を生かしたナチュラルな雰囲気の家具が主流ですが、あえてその逆をやってみました。

塗りつぶしで仕上げた家具は個性が強くて合わせにくそう、と思われる方もいるかもしれませんが、意外に幅広いテイストの家具と合います。

ソファの補助として使うのもアリ

STANDARD TRADE.のBENCH(試作品)

例えばソファの補助として、オットマンのように使うのも悪くないと思っています。

ソファって実はそれだけではなかなか完結できなくて、補助となる家具があった方が断然使いやすくなります。

必需品としての優先順位が低いものをあえて上質にすることで、暮らしが豊かになる。そんなことを家具で証明していけたらと思っています。

丸棒を交差させて接合した個性的な脚

デイベッドとしても使えるワイドなサイズ。丸棒を交差させて接合した個性的な脚は、渡邊さんいわく「出来のいい学生作品の延長」。

途中でたわまないようにステッチを入れたクッション

クッションが途中でたわまないように入れたステッチが良いアクセントにもなっています。

渡邊謙一郎さん

渡邊謙一郎さん。1972年生まれ、横浜育ち。
1998 年にSTANDARD TRADE.を設立。横浜の本社工場でナラ材を使ったオリジナル家具を製作し、世田谷区内にある玉川SHOPで販売をしている。
デザインから製作・販売・メンテナンス・買い取りまで一貫して行う姿勢は評価され、住宅の設計やオフィス・ショップの内装まで幅広く手掛けている。
※掲載した家具は試作品です。ご質問等ありましたら店舗までお問い合わせください

【STANDARD TRADE.】
玉川SHOP*東京都世田谷区玉堤2-9-7 telephone*03・5758・6821
山手SHOP*神奈川県横浜市中区山手町100 telephone*045・263・6555

撮影 飯貝拓司

Source: 日刊住まい

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