木に螺旋階段の「螺」、そして子。そのまま読んだら「きらこ」。女性の名前みたいですけど、違います。家づくりに関係するモノです。
さて何と読むでしょう?
ヒント1.螺旋階段のグルグルと関係があります

蕎麦喰亭 / PIXTA(ピクスタ)
最近の住宅では螺旋階段が人気です。LDKにあっても狭さを感じさせず、インテリアにもなるから。ところでこの「螺」という字の意味、ご存じでしょうか?
この3文字熟語を解き明かす大きなカギがこの字に隠されています。
漢字辞典で調べてみると、訓読みでは「つぶ」「にし」「にな」「ほらがい」。そう、この漢字の意味は、つぶ貝やほら貝みたいな「先までグルグルと溝がある巻貝」のことなんです。
ズバリ、先までグルグルと溝がある巻貝みたいなモノ。分かりましたか?
ヒント2.木に関係している巻貝みたいな形で、小さいモノ

masa / PIXTA(ピクスタ)
正解は「もくねじ」です。
アタマの文字は「木」、最後の文字は小さいモノを意味する「子」。そこから推理を働かせると…確かに!そう思われたのではないでしょうか。
螺旋状の溝を木の部材に回転させながら埋め込むことで、抜けにくいスグレモノ!木螺子の仲間のボルトは地震の多い日本で耐震住宅の要として頑張っています。
木螺子を「頼りになるお母ちゃん」の名前と思っても、あながち間違いではないかもしれません。
この漢字にもチャレンジ!
「鏝」読める? ウナギじゃなくて、家のお化粧で大活躍するもの
Source: 日刊住まい