物は多くないのにスッキリ見えない…。原因はこの3つができていないから

きちんと片付いているリビング

物が多いわけでもないのに、家の中がなんだかスッキリしない…。そんな風に感じている方もいるのではないでしょうか?
「ポイントを意識して収納すれば、いつも以上にお部屋がスッキリ見えるようになりますよ」と教えてくれるのはライフオーガナイザーの森麻紀さん。効果的な3つのポイントを森さんに紹介してもらいました。

1.「色を揃える」ことを意識する

少しごちゃついて見える食器棚

家の中を見渡してみてください。ごちゃごちゃしているのが気になる場所は、いろいろな色が氾濫していませんか? その場合、「色を揃える」ことを意識するだけで、スッキリ見えるようになります。

上の写真はわが家のキッチンです。チェッカーガラスの食器棚と半透明の収納ケースから色が透けて見えています。収納スペースにちゃんとモノがおさまっているにもかかわらず、なんだかスッキリしません。

食器棚の中身を目隠し

そこで扉と引き出しの内側に目隠しをして全体のトーンを白に揃えてみると、ずいぶんスッキリとした印象になりました。ベースの色を一色にすることで、色のついた小物類もアクセントとして映えるようになります。

エレクトーンの足元収納

エレクトーンの足元スペースには、黒色の収納ボックスを置いています。サイズの関係で、左右の箱の色が違いますが、わずかな色の違いは遠目にはわかりません。このためエレクトーンを収納スペースとして使っていると気づかれることもありません。

ベースとなる回りの色に、収納箱も揃えれば簡単にスッキリと見せられます。また壁や家具の色に合わせるために悩むこともないのでおすすめです。

2.「ラインを揃える」ことを意識する

面の位置を揃えた収納方法

せっかく色を揃えても、凹凸が目立ってしまっては、スッキリ感に欠けると感じることも…。

こちらの引き出し収納ケースとファイルボックス、実は奥行きが違います。こういう時は、先ほどの「色を揃える」にプラスして、「ラインを揃える」ことも意識してみてください。奥まで目一杯入れてしまうのではなく、手前を揃えるようにします。

本や雑誌のように色を揃えられない場合も、手前のラインを揃えるだけで「整っている」いう印象を与えるので、スッキリ感が倍増しますよ。

3.「死角の活用」を意識する

使いやすさを考えると、普段使うモノは出しっぱなしの方がいいこともあります。でも、部屋の中に出ているモノは少ない方が、やはり部屋はスッキリ見えます。

そういう時は、普段の生活では目に入らないけど、出しっぱなしにできる場所に置くことで解決します。

見えにくい場所に置いた電話機

例えばこちら。わが家のリビング出入り口のすぐ横です。下の方に電話が置いてあります。電話は、どこの家でもたいてい手に取りやすい場所に置きますが、スマホ生活になってからは使うことも減りました。皆さんのお宅でもそうではありませんか?

この場所は電話が鳴らない限り、誰も気付かない場所。ちゃんと見えるのに、視界に入ってこない死角です。電話は特に生活感が出やすいモノ。普段の生活では見えないけれど、出しっぱなしにできる場所をぜひ探してみてください。

棚と壁の隙間に掃除道具を収納

正面奥のオープン棚。この棚の回りには何もないように見えますが、実は棚と壁の間には掃除道具が掛かっています。壁からほんの少しだけ家具を離して置くだけで、死角のできあがりです。

スッキリと見える洗面室

上の写真では、洗濯機と浴室ドアの間に、突っ張り棒を使って、洗濯用のハンガーを掛けています(その下はタオル専用の洗濯カゴ。わが家の場合、ハンガーも白・黒・シルバーの三色に統一していますが、これがカラフルな色だった場合を想像してみてください…)。

ハンガーは使うときや洗濯機の前に立たない限りは見えません。これならお客様に洗面所を使ってもらうときにも、スッキリした印象を持ってもらえます。

選び方や置き方だけで見え方は変わってきます。
まずは、家の中にあるもので「色・線・死角」の3つを意識して、家具の配置や収納グッズの合わせ方などをぜひ見直してみてください。スッキリとした空間は、部屋だけでなく、頭も心もスッキリしますよ。

●教えてくれた人/森 麻紀さん
名古屋市在住のライフオーガナイザー。クローゼットオーガナイザーの資格も持つ。「自分にちょうどいい片づけ方」を実践しつつ、片付けに悩む人へのサポートを行う。Webメディアなどで片付けに関する執筆も

Source: 日刊住まい

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