イナズマ階段って知ってる?収納王子コジマジックが自邸に採用した理由

コジマジックさん宅のLDK

2020年5月に完成した収納王子コジマジックさんの新居は、南北に長い敷地に建つ木造3階建て。2階のワンルームLDKで、ひときわ存在感を放つのが、空間を大胆に横切る階段です。

ジグザグ型のささら桁(脇のフレーム)の形状から通称「イナズマ階段」とも呼ばれます。開放的でインテリア性が高いイナズマ階段の魅力と、コジマジックさんがこだわったポイントについて詳しくお話を聞きました。

イナズマ階段は狭さを感じさせない空間づくりに有効

南北に長い長方形の2階LDK

南北に長い長方形の2階LDK。ダイニング背面には学習デスクも設置され、東西幅にゆとりがあるとは言えない空間ですが、イナズマ階段のおかげで圧迫感が軽減。

階段はスケルトン状で、横方向だけでなく上部からの光を届ける役割も果たし、ジグザグの形状は四角い空間のアクセントにもなっています。

2階のイナズマ階段と壁面収納

視線が遮られることなく、壁面まで延長して広々と感じられます。また、アイアン素材ならではのインダストリアルな雰囲気も魅力のひとつ。

「アイアンの階段にずっと憧れていたので、どうしても新居に取り入れたいと思っていました」とコジマジックさん。床や壁面収納などに用いた木材と、階段のアイアンが絶妙に調和しています。

目指したのは、圧迫感がなく強度も十分な仕様

イナズマ階段を指差すコジマジックさん

同じくアイアン素材のフェンスはKM、なんとコジマジックさんの頭文字になっています。「私はすごく気に入っているんですが、妻が『ダサすぎる!』と唯一猛反対した部分でもあります(笑)」。階段とフェンスの製作は、溶接加工から施工まで一貫して行う専門業者に依頼したそうです。

「以前僕がネットなどで見たのは、ほとんどがささら桁の間に板を挟み込むパターンでした。ささら桁の幅が太いと強度は増すけど、横から眺めた時に圧迫感がある。でも、細いと圧迫感がなくてカッコいい分、昇降する際にボワンボワンとたわむんじゃないかと心配でした」。

鉄板が踏み板を下から支える仕様のイナズマ階段

採用したのは、鉄板が踏み板を下から支える仕様。この補強によりささら桁が細くても十分な強度を確保できました。建物は木造3階建てなので構造計算が義務付けられており、耐震上の安全性も確認済みです。「設計担当の方がギリギリのところまで詰めて、強さと美しさを両立してくれました」とコジマジックさん。

イナズマ階段の踏み板

上から見ると下で支えている鉄板の存在は感じられず、とても軽やかです。

掃除のしやすさもイナズマ階段のメリット

階段横から寄りカット

「2つのささら桁に板を挟み込む仕様だと鉄と板の間にゴミがたまりやすく、掃除するのがやっかいだなと思っていました。でも、わが家は鉄板の上に踏み板を載せたデザインなのでフラット。掃除がラクで一石二鳥でした」と、きれい好きなコジマジックさんらしいコメント。

落下防止ネットを設置してもスッキリ見える工夫を

手すりを指差すコジマジックさん

当初は、手すりに落下防止ネットを取り付ける予定だったそう。「手すりの部分にネットを取り付けるためのロープや結束バンドが出てしまうのがいやだったので、手すりから10㎝離れたところに横桟を付けて、そこからネットを張れるようにしてもらいました」

横から見た階段

最下段の横桟は、子どもが頭を入れたりできないような位置に設定しています。「手すりから10㎝離れた横桟から、この最下段の横桟までネットを張れば、手すりまわりはスッキリとした状態で安全を確保できます。細かいことですが、そこにはこだわりました」とコジマジックさん。

2階北側にある大きな窓の柵

2階北側にある大きな窓の柵も合わせてオーダーしました。

3階通路のフェンス

3階通路のフェンス。こちらも後から落下防止ネットを張りやすい位置に横桟を付けてあります。「アイアン階段はオーダー品なので、細かいリクエストにも応えてもらえるのがいいところ。小さいお子さんがいるお宅は、後から落下防止ネットを取り付けやすい間隔でつくってもらうといいと思います」

Source: 日刊住まい

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