親のスマホデビューでいろんな心配がなくなった!オンライン帰省もあり

祖父とビデオ通話する孫

「スマホって難しいのかい?」と数年前からスマホに興味を持ち始めた好奇心旺盛な75歳の父親。「スマホなんていらないわよ!」と新しいものに拒否反応を示す72歳の母親。そんな二人がめでたくスマホデビューを果たした!ということで、日刊住まいライターが、その様子をレポート。

頭の体操になるならと、スマホの手続きをしたり操作を教えたりと最初は大変…。でも、自分たちにとっても予想以上に多くのメリットがあって驚いたそう。高齢の親がスマホデビュー「してくれたおかげ」で変わった、リアルな体験談の中身は?

ビデオ通話で視覚的に説明するのがポイント

ビデオ通話でスマホ画面を映して使い方を説明する

まずビデオ通話が使えるようになったことで、音声通話ではカバーできなかった問題を解決することができました。

ある日父から「スマホの操作がわからない」と電話が。母とのビデオ通話で父のスマホ画面を映してもらい、こちらでは同じ機種を使う長男のスマホ画面を映しながら説明する、ということがありました。

これは家族が同じ機種を所有していることが前提ですが、高齢の父には「設定」とか「アプリ」と言っても通じません。「そこの赤いところを押して!」とか、「上から2番目の」など、視覚的に分かるような説明をしなければならないのです。

スマホの操作説明のために、遠く離れて暮らす両親のもとに何度も通うわけにもいかないので、こうしてビデオ通話で説明できるのはとても便利だと感じました。

「ビデオ通話を教えるなんて、ハードルが高いんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、以前帰省した際に子どもたちがビデオ通話のやり方を集中的に教え込んでくれたおかげで習得。実際のところ「スマホをタップする」という概念を教えるほうが大変でした…。

とにかくビデオ通話さえ習得すれば、あとの操作方法はどうにかなります。また、親の住まいの近所にある携帯ショップを選んでおくと、こちらが対応できないときにショップに頼ることもできそうです。また、たわいのない会話の中で、ついでに両親の様子や体調などを確認できるメリットも大きいと感じています。

SNSのグループチャットで情報共有

両親や孫たちのクループチャットで会話

おじいちゃんやおばあちゃん達にとって、孫の元気な姿を見るのが何よりの生きがい!と感じる方も多いでしょう。

高齢の親がスマホデビューを果たしたことで、SNSで両親や孫たちのクループチャットをつくり、日常的な会話はもちろん子どもの写真や動画を共有することができるようになりました。

子どもたちが手慣れた様子で長文のメールを送ったり、おもしろスタンプを返してくれるのが両親たちは楽しそう。私たちが初めてメールやスマホを使い始めた時の感動は、親たちにとっても同じのようです。

画像の確認で年賀状作成を受注

画像の確認で年賀状作成を受注

わが家は両親の年賀状を毎年パソコンでつくってあげるのが恒例なのですが、これまでは直接打ち合わせに行くか、電話で文面や絵柄の相談をしていました。

今ではスマホで画像を送ったり、参考URLを送ることができます。ちょっとしたビジネスシーンを彷彿させるやりとりに、父もなんだか楽しそう。こちらも移動や説明の手間が省け、これまで以上に両親の世話を焼くことができるようになりました。

スマホの検索機能で両親の興味が広がる

家庭菜園についてネット検索

インターネットの使い方が分かるようになると、家庭菜園やレシピ、気になる病気のことなど自分たちで調べるようになりました。これまではテレビや新聞でしか得られなかったような情報が、スマホで簡単に調べられると驚いています。

分からないことがあるとちょっとしたことでもすぐ電話で聞いてきた母ですが、今では自分で検索している様子。知りたいことを知りたいときに詳しく調べることができるインターネットは、高齢になった両親にとっても魅力的な機能のようです。

年末年始のオンライン帰省も!親のスマホデビューで様々な心配が解消される

親のスマホデビューをきっかけに、どうにかしてあげたいけど時間がない!という小さな問題をスマホで解決できるようになりました。情報収集はテレビや新聞がメインでしたが、今ではインターネットの世界に飛び込み自ら情報を拾いに行っています。

先日、父の検索履歴に「バラの育て方」というキーワードが残っていたのを発見。どうやら新しいことに挑戦したいみたいです。あんなにスマホに反対していた母は、今では通信が低速になるほど活用しているのが笑えます。

この年末年始は、コロナが気になり帰省を断念する方も多いようです。こんなときこそ習得したビデオ通話で「あけましておめでとう!」のオンライン帰省もできそうですね。もう高齢だからと諦めず、スマホデビューすることで親が新しい生きがいを見つけてくれたのが何よりうれしいと感じています。

Source: 日刊住まい

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