前回カーテンを洗ったのはいつだったかな?というご家庭も多いかもしれません。カーテンの洗濯で面倒なのはフックの処理。1つ1つ取り外し、やっと洗濯が終わったと思うとまたフックを1つ1つ付け直さなければなりません。
「フックの付け外しが面倒で、カーテンの洗濯をつい後回しにしてしまっていました。でも、試しに輪ゴムでカーテンの上部をまとめて、フックをつけたまま洗濯してみたところ、これが大正解。カーテンの洗濯のハードルがグッと下がりました」という日刊すまいライターが、その方法をご紹介します。
カーテンの洗濯のタイミング、どう決める?
カーテンを定期的に洗うのはなかなか難しいと思いますが、わが家では年に2回ほど洗濯しています。自分なりに洗濯するタイミングを決めておくと、忘れずに洗濯できます。
わが家は洗濯後のカーテンを室内にそのまま干すので、湿度の高い季節は避け、大掃除の時期や家事がはかどりやすくなる春先などに洗濯することが多いです。
洗濯表示をしっかり確認してトラブルを予防
カーテンを洗濯する前に、必ず洗濯表示をチェックします。まず洗濯機で洗えるかどうか、洗濯機で洗える場合でも、弱い水流で洗う洗濯表示がついていたり、カーテンの素材によってさまざまだと思います。
久しぶりに洗濯をすると、つい気合が入って漂白剤などでつけ置きしたくなることもありますが、漂白剤を使用できないカーテンも多いので、色落ちしたり素材を傷めてりしてしまわないように、しっかりと洗濯表示を確認します。
内側にフックを隠すように輪ゴムでカーテンの上部をまとめる
カーテンレールからカーテンを取り外すと、ホコリがたくさん付着していることも多いので、掃除機やブラシなどを使って軽く取りのぞきます。
次にフックを付けたまま輪ゴムでカーテンの上部をまとめます。厚手のカーテンだと輪ゴムが取れてしまうこともあるので、2本輪ゴムを使っています。フックが洗濯中にカーテンを傷つけないよう、内側に隠すようにまとめるのがポイントです。
以前、手抜きをしてフックをつけたままのカーテンをネットに入れて洗ったことがあるのですが、洗濯中にフックがカーテンに引っかかり、布がほつれてしまったことがあります。そうした苦い経験があったため、この方法にたどりつきました。
洗濯中にカーテンレールや窓周りもきれいに
プリーツに合わせて屏風折りにし、さらに半分にたたんでから洗濯ネットに入れます。わが家はおしゃれ着用洗剤を使い、洗濯機のデリケートコースで洗います。
洗濯機で洗っている間に、カーテンレールもしっかりと掃除します。カーテンがあると掃除しにくい窓枠や窓ガラスなどもついでに掃除するとすっきりします。
カーテンレールに戻して干せば簡単!シワになりにくい!
洗濯が終了したらそのままカーテンレールに戻して干します。時短にもなりますし、カーテンの重みでシワになりにくく、一石二鳥です。レースカーテンも同じように洗濯しますが、レースカーテンは窓との距離が近いこともあり、部分的に汚れがついていることがあります。汚れが目立つ場合は、先に中性洗剤を使い、予洗いしてから洗濯機に入れるようにするとすっきりと汚れを落とすことができます。
つい後回しにしてしまいがちなカーテンの洗濯ですが、輪ゴムを使うことで時短になります。また、カーテンがきれいだとホコリも室内に浮遊しにくくなります。大掃除へのモチベーションを上げるためにも、天気のいい日にカーテンを洗ってみてはいかがでしょうか。
Source: 日刊住まい