「注連縄」読める?正月飾りや貴景勝が挑戦している「綱取り」の「綱」もこれのこと

読めそうで読めない「注連縄」
明けましておめでとございます
本年も「日刊Sumai」をよろしくお願いいたします

2021年のスタートは正月飾りとしても皆さんご存じのこの漢字から。

一文字ずつ分けてみると…注ぐ、連なる、縄?漢字からはイメージがわきにくいですけど、神話の世界から今に続く、とても神聖な場所に張る縄のことです。

お正月に家の玄関やクルマのナンバープレートに付ける飾りも、これの一種です。

さて何と読むでしょう?

始まりは天照大神が天岩戸に入れなくするための縄

天照大神が隠れていた天岩戸

注連縄の由来を調べると、神話の世界にたどり着きます。神々が住んでいた高天原(たかまがはら)を統治していた天照大神(あまてらすおおみかみ)が、怒って天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまった話、ご存じでしょうか?

その途端に世の中は闇に、悪い事が次々に起こり始めます。困った八百万(やおろず)の神たちは、天照大神が岩戸から出てくるようひと芝居打ちます。

そしてまんまと出てきた天照大神が、岩戸に戻れないよう縄を張りました。その縄が、注連縄の由来とされています。そこから、神域(神聖な場所)と現世を隔てる境界・結界の意味で使われるようになりました。

ひょっとして、分かっちゃいましたか?

大相撲の横綱が締めている綱も注連縄

神社の本殿に張られている注連縄

正解は「しめなわ」です。

新しい年の神様である「年神様」を迎える前に飾ります。今でも毎年、大掃除が終わったあと、きれいになった神棚に新しい注連縄を張る方もいらっしゃるのでは?

注連縄というと神社の本殿や、神棚に張られているのを思い浮かべる人が多いと思いますが、それ以外の神聖なものに張られるケースもあります。

たとえば伊勢・二見浦の夫婦岩、紀伊・那智の滝にも張られています。そして毎年、お正月を迎える前に新しいものに替えられています。

実は、人間でも注連縄が締めることが許されている人がいます。それは大相撲の横綱。すべての力士を代表する存在であるとともに、神の「依り代(神霊がよりつくもの)」といわれているからです。

今、貴景勝が挑戦している「綱取り」の「綱」は、天照大神から続くすごい綱なのです。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない瓦解
ニュースでもよく見る「瓦解」。ごかい、と読んでいたら大きな誤解です

画像/PIXTA(漢字画像を除く)

Source: 日刊住まい

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