「鯑」読める?お節料理のスター選手。子孫繁栄の願いが込められたもの

読めそうで読めない「鯑」
明けましておめでとうございます

新年3日目は、そろそろ飽きてきたお節料理に関係する問題です。

魚偏に希望の「希」。希って、「望む・こいねがう」っていう意味以外に、「希少とか、少ない・珍しい」の意味もありますよね。ひょっとして珍しい魚のこと?

さてなんて読むでしょう。

日本はさすが海の国。メイドインジャパンの魚偏の漢字も!

寿司屋の湯飲み

お寿司屋さんに行って、上がり(お茶)と頼むと、大きな湯飲みに魚偏の漢字がぎっしり!そんな経験ありませんか?

「鯑」のように魚偏の漢字は、数え方にもよりますが200種類前後あると言われています。ちなみに鯑は、漢字の本家・中国にはない漢字。ほかにもメイドインジャパンの漢字には、長く大衆魚といわれてきた「鰯(イワシ)」、雪深い地方で獲れる「鱈(タラ)」、春に旬を迎える「鰆(サワラ)」などがあります。
さすが周囲を海に囲まれ、四季のある国ですね。

で、今回の「鯑」ですが、何と読むでしょう?字をよく見て考えてください。

高価な食材だけど、東北のなまりからこの名前に!?

お節料理に欠かせない鯑

正解は「カズノコ」です。

鰊(ニシン)の卵です。その粒の多さが子孫繁栄を連想させるということから、縁起物として正月のお節料理に用いられるようになりました。で、なんで魚偏に「希」なの?と疑問に思う人も多いと思います。

じつは「希」は乾かすという意味がある「晞」の省略形。「晞」には「乾かす」という意味があり、鰊の子を乾燥させてつくることから、「鯑」となったという説が主流です。希望の希ということで、子孫繁栄を希(こいねが)うという説もあります。

漢字の由来は少しスッキリしたところで、なぜ「カズノコ」と読むかというもう一つの謎も解いておきましょう。
鰊のことを東北地方では「カド」と呼んでいました。鰊の子だから「カドの子」。これがなまって「カズノコ」になったそうです。

一時は「黄色いダイヤ」と呼ばれ、高級食材の代表選手だった鯑。その名称が、東北のなまりだった!何だが意外な感じですね。

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

Source: 日刊住まい

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