引っ越しをラクに。間取の共有、ガムテープの色分け…使えるアイデア4つ

引っ越し後の新居

引っ越しはできるだけラクに、時短で済ませたいもの。転勤族の夫と結婚して3回の引っ越しを経験した整理収納アドバイザーの戎谷洋子さんは「引っ越しは準備が9割」だといいます。

間取り図をつくって家族やスタッフと共有する、ガムテープを色分けしてダンボールを開ける順番が分かるようにするなど、戎谷さんがやって良かったと感じている4つのアイデアを教えてもらいました。

間取り図をつくって家族とスタッフに共有する

筆者が現在の住まいへの引っ越しをラクにできたいちばんの理由は、これかもしれません。手書きでもいいので、間取り図をつくって、家具とダンボールを置く位置を書き込みます。

引っ越し用に書いた間取り図のベース

赤が家具、青はダンボールです。これを夫と引っ越し業者にも渡しました。引っ越し当日はたくさんの人がいて、各々がダンボールが積み上げていきます。そうなると、どこに何を置いたのかが、分かりにくい状況に。

たとえば「お皿が入ったダンボールは、キッチンに置いて欲しい」と指示を出していても、そのダンボールの所在をみんなで把握できないシーンも出てきます。

家具を赤、ダンボールを青で書いた間取り図

判断に迷っている間にどんどん荷物が運ばれてくるとパニックになってしまうことも。

引っ越し用に書いた間取り図

この間取り図を玄関に貼っておいたところ、スタッフの方が各自で判断して作業を進めてくれて、パニックになることもありませんでした。スタッフの方からも「すごく分かりやすい」と言っていただきました。

ガムテープの色でダンボールを開ける順番が分かるようにする

引っ越し前の室内

使用頻度の低い物から詰めて、最後にすぐ使う物をまとめるのが荷造りの基本。以前は、ダンボールに書いた文字で開封する順番を判断していました。

でも、文字を書くのも結構手間がかかるので、ガムテープの色で開ける順番が分かるようにしたところ、とても便利でした。

黒いガムテープで梱包したダンボール

最初に開けるのは黒いガムテープ。

白いガムテープで梱包したダンボール

次は白いガムテープ。

普通のガムテープで梱包したダンボール

最後は普通のガムテープです。これを引っ越し業者にも伝えて、茶色を奥、黒と白を手前に置いてもらいました。迷うことなく、必要な順番に開封できるので時短にもなりました。この方法はスタッフの方にもほめていただきました。

引き出しの中の写真を撮っておくと新居での作業がスムーズ

引っ越し先に持っていく収納家具の中

引っ越し先に持っていく収納家具の中の写真をスマホで撮っておくと、引っ越し後の作業がとてもスムーズになります。

引っ越し後はとても疲れますので、家族で協力しながら作業してできるだけ早く済ませたいもの。家族で写真を共有しておけば、新居で写真を見ながら同じように入れれば良いので、家族にも頼みやすくなります。

不要なものは引っ越し前に慣れたルールで手放しておく

使わなかったガラス製品

何度も引っ越しを経験して大変だと感じたのは、自治体によってゴミに関するルールが違うこと。そこで、引っ越し前にできるだけ不要なものを手放すようにしました。ゴミは慣れたルールで手放す方が断然ラクです。

荷造り中に必要かどうか迷うと「とりあえず」でダンボールに入れてしまいがち。でも、いざ引っ越し先で手放そうとすると、思いのほか手間がかかるケースもあります。

使わなかった食器

荷物を減らしておけば引っ越し料金も、引っ越しにかかる時間も減らせます。そこで筆者宅では今の家に引っ越すとき、「食器などの使わなかった割れ物は手放してから引越そう」と決めました。

割れ物は梱包も厳重になって、どうしてもダンボールの数が増えてしまいます。引っ越し前に慣れたルールで割れ物を処分しておいた結果、それまでの引っ越しよりダンボールの数を減らすことができました。

3回の引っ越しを経験して強く実感しているのは「引っ越しは準備が9割」ということです。しっかり準備ができていれば、あとはスムーズに進みます。引っ越しの予定がある方の参考になれば幸いです。

●教えてくれた人/戎谷洋子さん
アパレル販売を20年経験。退職後、整理収納アドバイザー1級取得。アパレルでの経験と収納専門家としての視点から使いやすいクロゼットづくり、暮らしの整え方、転勤族・賃貸・狭小住宅でもラクに暮らせるヒントを提案

Source: 日刊住まい

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