未成年者に代理で土地の売買を頼んだら金額間違えて契約!なかったことにできない?

代理人の委任状
「忙しいから、この件よろしくね!」。よくドラマで観るシーンです。
今回は本人に代わって代理で契約を結ぶケースでの問題。代理人が脅されて契約したり、代理人が悪い人だったら…様々なケースを想定して法律がトラブルを解決してくれます。

土地の取り引きをするための国家資格・宅地建物取引士の試験問題から、知っておいて損はない!問題を出していきます。
さて、あなたは正解できるか!

問題

A(あなた)がA所有の土地の売却に関する代理権を未成年であるBに与えた。Bは売主Aの代理人Bと表示して買主Cと売買契約を締結した。ところが、金額を間違って一桁安く売ってしまった。未成年を理由に取り消せないか?

契約を結ぶ

代理人に代理権があれば行ったことは依頼者本人に帰属する!

正解は…取り消せない。未成年でも代理人になることは可能!

代理人を頼まれた人は、契約相手に「私はAの代理人です」と契約相手に示さなければいけません。これを「顕名(けんめい)」といいます。

買主が、この人は売主の代理人だとちゃんと知ることだでき、代理行為(この場合、土地の売買契約)を結べば、これで解約完了。たとえ未成年であっても、取り消すことはできません。

1億円の土地を、1000万円で売ったとしたら売主Aは大損します。でも、売主AにはBを代理人に選んだ責任があるからです。

そういう意味で、いい頼りない人を代理人に立てると大変なことになります。

もし、代理人が買主Cに脅されたとしたら…取り消しは可能

脅された契約は取り消せる

未成年だとはいえ、ミスを取り消すことはできませんが、売主が取り消せるケースもあります。代理人Bが会った買主Cが悪い人で、Bをだましたり脅したケースです。

逆に立てた代理人Bがだましたり、脅して買主Cに買わせたとしたらどうなるでしょう?
この場合は、悪い代理人を選んだのはAですから、買主のCが申し出れば取り消されてしまいます。

代理人を立てるときは、くれぐれも慎重に。

Source: 日刊住まい

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