黒いキッチンってどうなの?使ってわかったメリット&デメリット

リフォームでカウンターを黒にしたキッチン

カウンターが真っ黒いキッチンと聞くと、ちょっと近寄りがたいイメージを抱く方も多いかもしれません。
ライフオーガナイザーで家事研究家の香村薫さんは迷いに迷った末、2度めのキッチンリフォームでカウンターを真っ黒にしました。真っ黒に決めた理由や、その他の部分の色について、実際に使ってみて感じているメリット・デメリットについて、詳しく語ります。

真っ黒いキッチンカウンターにした理由

まず、筆者がキッチンカウンターに黒を選んだいちばんの理由は、スタイリッシュなキッチンにしたかったからです。実際、キッチンに黒を取り入れたことで、リビングダイニングがホテルライクな印象のインテリアに変わったように感じています。

キッチンのように部屋の印象を左右するような大きなパーツは、小さな色見本だけでイメージを膨らませるのがなかなか難しいもの。筆者はモルタル調のモールテックスにするか、黒いキッチンにするか、最後まで悩みました。

悩んでいても結論が出ない!と、実際にカウンターに色を塗ってみてイメージすることにしました。

リフォーム前の木のキッチンカウンター

以前はこのような木のキッチンカウンターでした。

グレーのペンキに黒を混ぜる

イメージしていた色を再現するために、グレーのペンキに黒を混ぜてキッチンカウンターに塗ってみることに。

メラミンスポンジで塗ったり叩いたりしてモルタルっぽさを出してみる

メラミンスポンジで塗ったり叩いたりしてモルタルっぽさを出してみました。

実際に試し塗りしてみたキッチンカウンター

実際に試し塗りしてみたことで、モールテックスは筆者が思い描いていたスタイリッシュなキッチンカウンターのイメージとは少し違うことが判明しました。

その後さらに少しトーンを落とした色味のペンキを重ね塗りしてみましたが、最終的には真っ黒にすることに意思が固まりました。

カウンターに色を塗るなんて大胆、と思われてしまうかもしれません。でも、リフォームすることが決まっているなら、試しに色を塗ってみるのもありだと思います。

とはいえいきなり大きなキッチンカウンターに塗るのは、色落ちなどが心配。そこで、キッチンカウンターと同素材の小さなカウンターに軽くサンドペーパーをかけて白いペンキを塗り、塗料が色落ちしてこないことを確認してからキッチンカウンターに塗りました。

黒で塗った出窓カウンター

また、候補のひとつだった黒いカウンターの雰囲気も見てみたかったので、これまた同素材の出窓カウンターを黒で塗りました。上の写真のように、現在も試し塗りのままですが、塗料が落ちるなどの問題は発生していません。

黒いキッチンカウンターにしたら、夫と子どもがキッチンに立つ機会が増えた

キッチンに立つ夫と子ども

黒いキッチンカウンターにして以降、夫と子どもがキッチンに立つ機会が増えました。夫に聞いてみたところ、白い清潔感あふれるキッチンは「女性の城」のように感じられ、汚したら怒られるんじゃないか?という不安があったのだそう。

ホテルライクなキッチンに変わったことで、高級な料理店のオープンキッチンっぽい感じになり、キッチンに立つことが嫌ではなくなった、と話してくれました。

引き出しパネルは限りなく黒に近いマットな濃いグレーを採用

引き出しパネルの色味については、リフォーム会社のインテリアコーディネーターさんと色見本を見ながら何度も打合せ。コーディネーターさんイチオシの限りなく黒に近いマットな濃いグレーを採用しました。

悪目立ちせず控えめでありながら、凛とした印象になり、大正解でした。指紋などがあまり気にならないところも気に入っています。

ワークトップ(天板)は黒ベースの大理石調にして正解

ワークトップ(天板)は大理石調の黒に

水回りに黒を取り入れるデメリットとしてよく挙げられるのが、水垢が目立ちやすいこと。

今回筆者はキッチンのワークトップ(天板)に「大理石調の黒」を選びました。アップで見るとこんな感じです、この色と柄、最初はあまりピンとこなかったのですが、実際使ってみると、水垢や全体的な汚れが目立ちにくいように感じます。

白い収納グッズが合わないけど…黒く塗装すればOK

白い収納グッズ

黒いキッチンカウンターに変えてから、キッチンで使う収納グッズが気になり始めました。

というのも、100円ショップなどで販売されている収納グッズは圧倒的に白が多く、試しに使ってみたところ、どうしても悪目立ちしてしまうのです。コスト削減のため、収納に扉を付けなかったことも悪目立ちしてしまう原因のひとつだと思います。

黒く塗装した収納グッズ

「これではせっかくの黒いキッチンカウンターが台無しだ…」と感じ、思い切って大工さんから譲ってもらったペンキを収納グッズに塗ってみることに。

結果、統一感が出てキッチンにしっくり馴染み、ホッとしました。2年経過してすこし塗料が剥げかけてしまってきたので、近々塗り直そうと思っています。

かなり悩みましたが、真っ黒いキッチンカウンター、限りなく黒に近い濃いグレーの引き出しパネル、黒ベースのワークトップ(天板)、と黒っぽいキッチンにしてみて、非常に満足しています。

●教えてくれた人/香村薫さん
家事研究家/ライフオーガナイザー、株式会社ミニマライフ代表取締役。大学卒業後、トヨタグループのAT・ナビ専門メーカー・アイシンAWに入社、商品企画・統括業務を担当。結婚後には夫と一緒に、モノの適正数を決め、しくみで維持する片づけ方を考案。「トヨタ式おうち片づけ」と名づける。著書は「トヨタ式おうち片づけ」をはじめ多数

Source: 日刊住まい

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