カビ対策は今の時期から。サッシ、カーテン、壁紙…やり方を紹介

お部屋のカビ取りクリーナーでサッシを掃除

家の中に発生するカビ。雨の多い梅雨の時期になると対策を考える方も多いようです。
「でもじつは、春が近づいてきたこの時期、カビを抑える掃除をすることで、カビが大繁殖するのを防げます」
そう語るのは、掃除に関する著書もある掃除ブロガー・よしママさん。効果的な対策を教えてもらいました。

カビ対策に適した季節は?

窓の結露

窓周りは、家の中でも広範囲でカビの温床になりやすい場所です。というのも、窓ガラスは熱の出入りが大きく、外気と室内の温度の差が出やすいところ。冬場は、外の寒い空気で窓ガラス周辺の室内の空気が冷やされ、発生した水蒸気が水滴となって窓ガラス周辺につき結露となります。

結露による水分は、壁紙やカーテン、家具にもしみ込んでしまいます。そしてこれがカビの原因となるわけです。

特に気温が20℃近くに上がると、カビが活発に働きだします。徐々に気温が上がってくる3月中にカビを抑えておけば、暖かくなってからカビで真っ黒ということがなくなります。今のうちに窓周りをチェックしておきましょう。

カビ取りに使えるオススメ洗剤

1.「お部屋のカビ取りクリーナー」(株式会社友和)

お部屋のカビ取りクリーナー
塩素系ではないカビ取り剤。発酵乳酸の力で家庭内に発生するカビのほとんどに対応。窓枠、エアコンやフィルター(エアコン内部は使用不可)、壁紙(水が染み込む素材はNG)、カーペット、下駄箱などで使えます。

カビ取りするには、スプレーして5~10分後にブラシやスポンジなどでこすって、水洗いするか拭き取ります。

今回は、窓のパッキンやレール、壁紙の掃除に使ってみました。漂白剤ではないのでツーンとしたニオイもなく、掃除中はオレンジの香りがします。マスクなどを準備せずに、カビを見つけたらすぐに拭き取れるので愛用しています。

2.「オキシクリーン」(株式会社グラフィコ)

オキシクリーン
塩素系ではなく、過炭酸ナトリウムを主成分とする酸素系漂白剤です。衣類、布製品、台所回り、水回り、食器、タイル、家具などに使えます。全てのカビを白くすることはできませんが、汚れを落としたり、シミを薄くしたり除菌することができます。酸素系漂白剤は色落ちしにくいので、カーテンの洗濯にも重宝しています。

【注意】
※手肌の弱い方は炊事用手袋を着用してください
※洗剤の取り扱いは使用上の注意をよく読んでから使用してください。いずれも塩素系の製品とは併用できません
※まずは目立たないところで試してみて、家具や布などに影響がないか確認しましょう

サッシレール、窓枠パッキンのカビの落とし方

サッシレールや窓ガラスのパッキンに洗剤をスプレーし軍手で拭き取る
サッシレールや窓ガラスのパッキン部分には、お部屋のカビ取りクリーナーを使います。クリーナーをスプレーして5~10分おき、その後水で濡らした軍手やクロスで洗剤を拭き取ります。

つまようじで隅の汚れをかき出す

隅の汚れはつまようじなどでかき出すように取るとスッキリします。

壁紙のカビの落とし方

壁紙のカビをクロスで拭き取る
窓ガラス付近の壁紙は結露で湿気やすく、空気の対流が少ないカーテンの裏の壁紙もカビが発生しやすいです。窓枠周囲も結露で水滴ができて、カビが生えてきやすい場所です。

壁紙のカビ汚れを落とすには、汚れ部分にスプレーして5~10分おきます。その後、濡らしたマイクロファイバークロスや雑巾などで拭き取ります。凸凹した壁紙には、繊維の細かいマイクロファイバークロスが壁に密着するのでオススメです。漂白作用がないので色付きのクロスも使えます。

家具に付着したカビの落とし方

家具についたカビ汚れに洗剤をスプレーする

北側の窓の近くにある家具に、カビが生えるのはよくあること。ホコリだと思って掃除機で吸うと、部屋中にカビをまき散らしてしまうので拭き取るのがベストです。

家具についたカビを雑巾で拭き取る

クリーナーをスプレーして布で拭き取ると、黒ずみを減らすことができます。

カーテンのカビの落とし方

窓ガラスの水滴に触れてしまうカーテンは、カビてしまいます。特に、レールに近い裾の部分はカビやすいゾーン。さらに生地が重なっているので乾きにくく、気が付いたらカビがポツポツと出てきたということはよくあります。

カビがポツポツと出てきたカーテンをオキシクリーンにつけおき

カーテンはオキシクリーンを使ってつけおきします。全体の汚れを落としたり除菌をしたい時は、40~60℃のお湯4ℓに備え付けのスプーン1杯のオキシクリーンを入れて、1~6時間つけおきします。

カーテンのカビにオキシクリーンを塗布

カビ部分だけつけおきしたいときは、40~60℃のお湯80㎖にスプーン8分の1のオキシクリーンを溶かして塗布し、10分程度おきます。

いずれも色落ちしないか目立たない場所で試してから使用してください。つけおき後はすすいで、洗濯機でネットに入れて1分脱水します。

ふだんからやっておきたいカビ予防

カビ予防スプレーをカーテンに吹きつける

窓についた水滴はこまめに取り除き、窓をあけたり送風機で乾燥させたりしてカビの発生を防ぎましょう。

市販のカビ予防スプレーや濃度70%近くのアルコールスプレーを定期的に吹きつけるのも効果的です。また、家具は窓から放し、室内干しの洗濯物は窓ガラスにつかないように心がけると、カーテンのカビは生えにくくなります。

塩素系ではないカビ取りクリーナーは漂白効果はないですが、手軽に使えるので掃除頻度が高くなります。カビ汚れはため込めばため込むほど掃除が大変。こまめに行えば、簡単に落とすことができます。ふだんからのちょっとしたお手入れを心がけましょう。

●教えてくれた人/よしママさん
元小学校・家庭科教諭。時短&家族にやさしい掃除、洗濯を日々研究し、ブログ「節約ママのこだわり掃除」で発信。著書に『家族が笑顔になる おそうじの魔法』(日本文芸社刊)

Source: 日刊住まい

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