調味料や洗剤をおしゃれな保存容器に詰め替える人が増えています。しかし、詰め替えの手間や、入りきらなかった分の置き場所、袋に書かれている大事な情報が見られなくなるなどの問題も。
整理収納アドバイザーの木村充子さんのおすすめは「ミニフタックル」。セリアやアマゾンで購入できます。袋をそのまま容器として使えて、必要な分だけサッと出せて湿気やニオイをシャットアウト!さっそくその使い勝手のよさを教えてもらいました。
おしゃれな保存容器に詰め替えると統一感が。でも家事負担やデメリットも!
おしゃれな保存容器に調味料などを詰め替えると、キッチンに統一感が出るだけでなく、使い勝手もよく、スムーズに料理ができます。しかし、筆者はあえて詰め替えをしていません。
- 詰め替えるのが面倒だから
- 詰め替え容器を洗う、煮沸するなどの手間がかかるから
- 保存容器に入りきらなかった場合、別に収納場所が必要だから
- 使用方法や使用量など、袋に記載されている情報がないと使いにくいから
これらが詰め替えない理由です。しかし、袋の口をクリップや輪ゴムで留めるだけでは密封性が低く、衛生面でも不安があります。そのうえ使い勝手が悪いといったデメリットも。
「ミニフタックル」で袋が保存容器に!詰め替えないデメリットをカバー
そんな詰め替えないデメリットをカバーしてくれるのが、セリアで取り扱っている「ミニフタックル」。袋の口に取り付けると、袋が保存容器に変身します。
「ミニフタックル」は3つのパーツでできています。左から下パーツ、中パーツ、上ブタ。セットはとても簡単で、30秒もあれば取り付け終了。
「ミニフタックル」のセットの方法
①袋の角を下パーツが入る大きさに、ななめにカットします。
②下パーツをカットした部分に入れ、下パーツと中パーツを挟み込んでねじり閉めます。ネジ状になっている部分が長いため、しっかりと留まります。
③上ブタを閉めてセット完了です。密封性が高く、しっかりセットしてあれば逆さにしても中身が出ることはありません。セット後に確認してみましょう。
「ミニフタックル」はガーデニングの肥料やペットフードの保管にも便利
塩や砂糖、小麦粉などの調味料や粉類の袋に「ミニフタックル」をセット。ひとまとめにしておけば、料理をするときの使い勝手もグンとアップ。必要な分だけサッと出せて、湿気やニオイ移りも防ぎます。
「ミニフタックル」は、お茶類の保存にも便利です。特に、袋の口がチャックになっている粉末清涼飲料におすすめ。こうした粉末飲料はチャック部分に粉が付き、袋が閉まりにくくなりがちですが、「ミニフタックル」を使うとその心配がありません。また、袋の中にスプーンを入れずに出すことができて衛生的です。
「ミニフタックル」は、食品以外に使っても便利です。使いかけのガーデニング用の土や固形肥料、ペットフードや猫の砂など、袋をそのまま容器にして使うことができます。
詰め替えを面倒に感じていた「詰め替える派」の方も、口をクリップや輪ゴムで留めるだけでは不安を感じていた「詰め替えない派」の方も、ぜひセリアの「ミニフタックル」を使って、袋を容器に変身させてみてはいかがでしょうか。
●教えてくれた人/木村充子さん
整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーター。お片付けとインテリアのプロとして、ASAP(As Simple As Possible)を主宰し、整理収納レッスン&ワークやインテリアコーディネートを行っている
Source: 日刊住まい