市民農園の野菜づくりが楽しいよ。家族間で話題が増えて、献立に変化も

市民農園

おうち時間が長かった昨年以降、家庭菜園にトライしたという方も多いかもしれません。

以前から自宅マンションのバルコニーで野菜づくりをしていた日刊住まいライターは、気軽に借りられる「市民農園」(貸し農園)の情報をキャッチして以来、畑での野菜づくりを楽しむようになったとか。市民農園での野菜づくりを体験して感じた、たくさんのメリットについて語ります。

市の広報紙で知った「市民農園」。念願の「地面」で野菜づくりにトライ

市民農園の1区画

上の画像は去年(2020年)の4月15日。2年間、筆者が自由に野菜を育てられる「市民農園」の1区画(9㎡)です。

マンション暮らしの筆者は、知人からトマトの苗をもらったことをきっかけに、バルコニーでプランターを使った野菜づくりをはじめました。

野菜づくりのおもしろさに目覚めると、「地面で育ててみたい!」という願望がムクムク。そんなとき、市の広報紙で、市が管轄し地元のJAが協賛する「市民農園」の存在を知ったのです。

さっそく応募してみたところ、倍率がそれほど高くなかったようで無事当選。上の画像は、わが家にとって2期目に当選した区画で、市民農園を借りるようになってかれこれ3年ほどになります。

地元のJAで購入した野菜の苗

こちらは地元のJAで購入した野菜の苗です。筆者が借りている市民農園では、借り手に向けてJAが苗を予約販売してくれるため、ホームセンターなどで購入する必要がなく助かっています。農園に植えに行く日までしばらくバルコニーで保管していましたが、青々として元気そうです。

市民農園で苗を植えた様子

筆者が借りている市民農園は、なんと、土づくりも農園側がおこなってくれるのです(1シーズン目のみ)。土に堆肥を混ぜ込んだ状態で区画を引き渡してもらい、耕して、畝をつくり、苗を植えた様子がこちら。こんな感じで、昨年春に新たな区画で野菜づくりをスタートしました。

家庭菜園での野菜づくりは「収穫する楽しみ」と「食べる楽しみ」を与えてくれますが、実際に始めてみるとメリットはそれだけでないと実感しています。まだまだ素人の筆者ですが、市民農園での野菜づくりで得られたメリットをご紹介したいと思います。

農園への往復がステイホーム中の気分転換&運動不足解消に

市民農園で育った野菜

庭やバルコニーでの野菜づくりと違って、市民農園(貸し農園)の場合は自宅から農園までの移動が必要になります。筆者が借りた農園は自宅から徒歩約7分。自宅と農園を往復する時間が、ステイホームを余儀なくされた時期の気分転換や運動不足解消に役立ちました。

農園に行って作業をするのは、基本的には1週間に1回程度なのですが(汗)、野菜が次々と実り、水やりも頻繁におこないたい夏は1日おきに収穫を兼ねて様子を見に行っていました(熱心なかたは毎日いらっしゃいます!)。

朝から晩までパソコンに向かっていた日でも、「歩く」と「土に触れる」という時間をちょっとでも確保できると、健康的な1日を過ごせたように感じられるから不思議です。

野菜の様子を家族で共有。共通の話題が増えた!

野菜の収穫量の記録シート

こちらは、野菜の収穫量の記録シートです。1期目(1~2年目)はただやみくもに収穫していたのですが、2期目(3~4年目)は少し余裕が出てきたので、「収穫量を記録してみよう!」と思い立ってシートを自作してみました(2020年はピーマンが大豊作で、欄からはみ出てしまいました)。

「今日もピーマンが8個とれたよ」「トマトが熟して虫だらけになってた~」などと、収穫量や野菜の様子について家族と話すことも多くなり、共通の話題が増えたことも意外な効果でした。

「収穫物ありき」で毎日の献立に迷わなくなった!

収穫した野菜でつくった「夏野菜の変わり素麺」とキュウリの漬物

こちらは、夏野菜の最盛期の食卓のひとコマです。「夏野菜の変わり素麺」は収穫したトマト、プチトマト、ナス、ピーマン入り。漬物のキュウリも自分たちで育てたものです。

自分で野菜をつくるようになると、収穫した野菜によってその日のメニューを決めるようになり、「今日の夕食、何にしよう」と悩む場面がめっきり減りました。

ナスがたくさんとれたときは煮びたし、バジルがたくさんとれたときはジェノベーゼパスタ…と、「収穫物ありき」で献立を決めればいいので、かなりラク。

育てた野菜を食べる楽しみが得られるだけでなく、献立をあれこれ考えることからも解放されるとは。これも予想外のメリットです。

大量にとれた野菜を保存することで節約につながった!

ナスを天日干しする

「家庭菜園あるある」だと思いますが、野菜が一度に大量にとれてしまい、食べるのにひと苦労ということも多々あります。

農園を借りてからはプランター栽培の頃とは比較にならないほど収穫量が増え、消費が追いつかないときは「干す」または「冷凍」することにしました。

上の画像はナスを天日干ししているところです。干してカラカラに乾燥したナスを冷蔵(大量の場合は冷凍)しておくようにしたら、味噌汁の具にしたり炒め物に投入したりと、便利に活用できました。

大量にとれたホウレンソウを冷凍保存

こちらの画像は、この冬大量にとれたホウレンソウ。ざく切りにしてフリーザーバッグに入れて冷凍保存しておきました。アク抜きを兼ねて熱湯にくぐらせて解凍し、そのまま味噌汁の鍋に投入したり、フライパンに投入して肉や魚と一緒にソテーしたりします。

筆者の借りている市民農園では1年につき使用料を6000円納めます。苗や途中で追加する肥料の費用もかかりますが、スーパーで野菜を買う頻度が激減して、食費の節約にだいぶ貢献してくれました。

市民農園での野菜づくりを始めて、思った以上にメリットがあると感じています。集合住宅に住んでいても、市民農園(貸し農園)なら思う存分野菜づくりを楽しめます。興味のある方は、お住まいの自治体の情報を調べてみてはいかがでしょうか。

Source: 日刊住まい

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