「賽子」読める?女性の名前じゃないよ。これを投げると勝負するしかないアレです

読めそうで読めない「賽子」
子が付いているから女性の名前みたいだけど違います。賽子の「賽」は、神社やお寺にお参りに行くと奉納する「お賽銭(さいせん)」と同じ漢字。とすると「さいこ」?

子どもの頃、これを使って遊んだことがあるはず。さて何と読むでしょう?

白河法皇やシーザーはよほどこれが好きだったのかも!?

昔は毎年のように氾濫していた鴨川
突然ですが中学校の歴史の教科書に出てきた「院政」、覚えていますか?天皇が皇位を幼い後継者に譲って上皇となって、実質は天皇に代わり政務を行う政治形態です。

今でも、ビジネスの世界では権力を持った会長が社長を操り人形のようにして、権力を握っていることを院政などと言いますね。

歴史上はじめて院政を敷いたのは、平安時代の終わりごろに登場した白河上皇だと言われています。この白河上皇は権力をわが意のままにしていましたが、自分の力ではどうにもならないことが3つあると言っています。

「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」(『平家物語』巻一)

毎年のように氾濫する現在の鴨川の水、勢力を増大した比叡山の僧兵、そして「双六の賽」です。
この「双六の賽」が今回の答えです。

そういえば、歴史上の英雄、ジュリアス・シーザー(カエサル)の名言にも「賽は投げられた!」というのがあります。元老院・ポンペイウスに背いて、軍を率いてルビコン川を渡ったときに発した言葉と言われています。
「もう賽を投げてしまったから、後戻りはできない(やるしかない)!」という意味です。

もう、分かりましたか?

なぜ同じ確率で出るか?そこには秘密があった!

賽子

正解は「サイコロ」です。

たぶん白河上皇もシーザーもサイコロを投げて行う双六ゲームや勝負事が好きだったのでしょう。だから、歴史に残る名言にも使われています。

さて、このサイコロですが、私たちが知っているのは正六面体。1から6までの数が凹みの点で表示されています。
この1から6までの数字、同じ大きさの凹みだと、6の面は1の面の6倍軽くなってしまいます。これではそれぞれが6分の1の確率になりません。

そこで、本格的なサイコロは、穴の数に関係なく合算した凹みの容積が同じになるようにしているそうです。つまり2は1の目の大きさの2分の1、3は3分の1…6は6分の1ということ。

もし、家にサイコロがあったら、よーく見て確認してください。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「熱り」
「熱り」読める?早く冷めないかと思っていること、あなたもあるかも!

画像/PIXTA(漢字画像を除く)

Source: 日刊住まい

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