50代からの洋服選び。お気に入りを少なく持って、悩む&管理の手間なしに

ハンガー

衣替えのたびに、処分に迷う服が出てくる…。よくある悩みです。

「その迷っている時間がもったいないことに気づき、50代になってからは服の買い方と着方を変えました」と話すのは、ライフオーガナイザーで整理収納のプロ・田川瑞枝さん。その極意を教えてもらいました。

着倒す覚悟で本当に気に入ったものだけ買う

ニット

いらなくなった服を、いざ処分しようと思っても、あまり袖を通していない服は傷みも少なく、「もったいない」「いつか着るかも」と処分を躊躇してしまいがち。とりあえずとっておこうとため込んでいくと、のちのち片づけに時間がかかります。そう考えると、この時間は無駄、そもそもなぜ着ない服を買ったのだろう?と後悔することも多くありました。

50代になって衣替えや服の片づけが体力的に大変になってきたのを機に、服を買う時は、処分に迷わないように着倒す覚悟で買うように。いつ着るのか、どこで着るのか、何回着るのか、それに見合う価格かまで考えて買うので衝動買いがなくなりました。

洋服にもそのときどきのはやりがあるので、着用回数によって価値が減額されるという「減価償却」で考えることに。例えば、10000円の服を2回着れば、1回あたり5000円分ですが、10回着れば1回あたり1000円の計算に。2年、3年と着たら、元はすっかり取れます。新しい服を買う時の目安にもなりますし、元が取れたと思えば心残りなく手放すことができます。

この基準で洋服を持つようにすれば、本当に気に入ったものを数を絞って持てるように。洋服は持っているけど着る服がない、という悩みが解決するうえ、無駄に買うこともなくなり、衣料費も抑えられます。

日常着を定番化する

トップスとボトムをセットアップ

服の数が少なくなる分、回転数も早いので、自ずと定番の着方に固まってきます。このトップスにはこのボトム、というように何パターンかをセットアップしておくと、組み合わせに悩むこともなく、選ぶ楽しみも味わえます。

このように、日常着を定番化することで、時間のロスもなく、毎日の着替えがラクになります。

洗濯物干し

また、これまでは洗濯した服をたたんで収納していましたが、もっと気楽に考えて、洗って乾いた服をハンガーからそのまま外して着ることもアリに。 自分で把握できる枚数にすると、管理がラクになって家事の手間も減りました。

服を買うときは処分するときのことまで考える

今は、ゴミを捨てるのにもお金がかかる時代です。洋服を購入する時に、処分する時のことまで考えることが大事。例えばコットン素材なら、着倒したあとにウエスとして掃除に使うなど、再利用するのも一案です。

まだ傷んでいないけどもう着ない服を処分する際に、「捨てる」と考えると躊躇してしまいがちですが、「リサイクル」という処分法を利用すると、ゴミではなく資源として手放せます。

ユニクロのリサイクルボックス

無印良品の回収箱

リサイクルショップ、ネットオークションなどいろいろありますが、ユニクロや無印良品のように買ったお店のリサイクルボックスに持ち込める仕組みのあるお店で買うと、処分しやすくなります。

50代からは、片づけにも体力が必要になります。洋服をはじめ、少ないモノで豊かに暮らすモノの持ち方にシフトしていくのがおすすめ。 値段や思いつきではなく吟味して買う、着ていて安心できる服、自分らしい服を厳選して着回すと、少ないモノでも満足した暮らしが送れます。

●教えてくれた人/田川瑞枝さん ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザー、ファイリングデザイナー。モノの片づけを通して、生き方の整理整頓を伝える「思考の整理収納塾」代表。時間管理、書類の整理、家計管理、住育、防災片づけ、ワークライフバランスなどのアドバイスも。ブログ「思考の整理収納塾~Sapporoちょこ*スタイル~」を更新中

Source: 日刊住まい

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