調味料は少量容器を買う。50代からを暮らしやすくする買い物ルール

田川さん宅のキッチン

「50代になってモノの持ち方を変えただけで、もっと気楽に家事や生活と向き合えるようになりました」。そう話すのは、ライフオーガナイザーで整理収納のプロ・田川瑞枝さん。

そのひとつが食品の購入。買い方をほんの少し変えただけで、収納スペースやごみの出し方がスマートになり、家計の負担も少なくなったそう。田川さんに詳しく聞きました。

調味料は少量容器を買う

少量容器の調味料

家族の人数が減ってくると、必然的に調理の量も減るので、使う調味料も少なくなります。 家族で住んでいた時は、醤油や油などの日常よく使う調味料は1Lサイズを買っていましたが、今は最小限に。

大容量の方が安上がりですが、消費するのに何か月もかかったり、酸化して風味が落ちてしまったりすることも。賞味期限が切れて捨ててしまっては食品ロスにも繋がります。

豆腐と麻婆醤

また、以前は麻婆豆腐の素などのレトルトの調味料を買っていましたが、これも3~4人前で多すぎます。今は麻婆豆腐風の調味料を買って、豆腐にのせて食べるスタイルに変えました。鍋を洗う手間がなくなり、食べたい分だけつくれるので重宝しています。

本格的な味を楽しむときはお店で、家ではなんちゃってでOK。使い切ることを目的として、必要量を購入します。

少量容器に変えると収納スペースが広くなる

少量容器を買うようになったら、思いがけないメリットが。収納スペースの幅を取らないので、冷蔵庫内がスッキリします。 大容量のボトルだと、冷蔵庫に入らない、引き出しや棚に収まらないという問題も出てきますが、小さいとそれがありません。その分、食材がたっぷり入れられて、冷蔵庫の使い勝手がアップします。

ファイルケースに入れた冷蔵庫内の調味料

ただ、小さすぎて逆に取り出しにくい場合は、仕切りやボックスに入れるなど収納にひと工夫するといいです。わが家では、ファイルボックスを利用しているので、奥のモノも楽に取り出せます。

プラスチックごみ

容器が小さいと、ゴミの量も減り、ゴミ袋の大きさも比例して小さくて済むので、ゴミ捨てもラクになるというメリットもあります。

定番食材を決めて買い物のロスをなくす

以前は、節約のために特売品を求めて「何かいいモノはないかな」とスーパーの中を見物するように歩いていました。買い物時間が長い上に歩き疲れて、買う予定のなかったモノまで買ってしまい、結局は時間とお金の無駄に繋がっていました。

そこで、50代になってから買い物の仕方を変えてみました。いつも行くお店、いつも使う調味料を定番化しておくことで、すぐに目的の場所にたどり着き、店内を回遊することなく、予算内で購入できます。

50代からの暮らしは、本当に必要なものだけを厳選して買う。このスタイルを心がけるようにしたら、生活のあちらこちらで、思いも寄らないメリットがありました。今の暮らしに本当に必要かどうか、買い物の仕方を一度見直してみてもいいかもしれません。

●教えてくれた人/田川瑞枝さん
ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザー、ファイリングデザイナー。モノの片づけを通して、生き方の整理整頓を伝える「思考の整理収納塾」代表。時間管理、書類の整理、家計管理、住育、防災片づけ、ワークライフバランスなどのアドバイスも。ブログ「思考の整理収納塾~Sapporoちょこ*スタイル~」を更新中

Source: 日刊住まい

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