「螻蛄」読める?虫の名で、一文なしになった状態の代名詞にも

読めそうで読めない「螻蛄」

夏休み、帰省すると田んぼや畑からジージーという虫が鳴く声がします。街中でも公園や河原などで耳にしているかもしれません。漢字は難しいですけど、私たちの暮らしにとっても身近な虫の名前です。
さてなんと読むでしょう?

器用貧乏なことを、この虫の名前を使って表現することも!

マルチな才能

漢字を見ても、見当もつかないという人が多いと思います。ですから、螻蛄について詳しく紹介しましょう。

皆さんよくご存知のコオロギの仲間です。トンネルを掘って土の中で生活しています。

巣穴の中でジージーという鳴き声が反響して、かなり遠くにいてもよく聞こえます。いまでも、「これはミミズが鳴いているんだよ」と言うお年寄りがいますが、昔はそう信じられていたから。じつはこの螻蛄の鳴き声です。

飛べる、木に登れる、泳げる、穴を掘れる、素早く走れる、ぴょんぴょん跳ねることができる、鳴くことができる、などハイスペック!マルチな才能の持ち主。

そこから人間は、どれもそこそこうまくできるけど、極めているというほどではないたとえとして、「螻蛄の七つ芸」とか「螻蛄之才(ろうこのさい)」などという言い方をします。

失礼な話ですが、螻蛄は器用貧乏の代表選手という訳です。

ギャンブルですっからかんになることの代名詞にも!

オケラ

正解は「オケラ」です。

螻蛄は地上で活動しているとき以外は、土の中で暮らしているため、前脚は全体がシャベルのようになっていて、穴を掘るのに適しています。

オケラの前脚

この前脚を、突き出しているような姿勢が、「もうお手上げだ」とバンザイしているように見えることから、ギャンブルなどでお金をすってしまい、すっからかんになることを「オケラになる」というようになったといわれています。

マルチな才能を発揮しているのに、器用貧乏だとか、すっからかんなんて、あまりの言われようですね。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「遖」
「遖」読める?時代劇でお殿様が扇子を持って口グセのように言うアレです!

画像/PIXTA(漢字画像を除く)

Source: 日刊住まい

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