オリジナルの壁面収納とワークデスクでリビングを快適なワークスペースに

窓側を向いたワークスペース

外へと視線が抜けるLDKの一角に設けたワークスペース。リビングにぽつんと置かれたデスクは、天板に床材と同じアッシュ無垢材を用いたことで、空間にすっとなじませました。リビングの壁には端から端まで収納とディスプレイ棚を兼ねた大型の壁面収納を造作。スッキリとものを収めることで、リビングでも快適に仕事をこなせます。マンションリノベーションで快適なワークスペースを手に入れたSさんのお宅を訪ねました。

ワークスペースとくつろぎスペース、ふたつの役割をもつリビング

テレビボードを兼ねた大型壁面収納

リビングにはデスクと大きなソファ、そして壁面収納には本や雑貨がずらりと並び、まるで応接間にお呼ばれしたかのよう。テレビが目立たないように、全体的にダークなトーンでまとめました。

窓側には子どものおもちゃ、ワークスペース側には仕事用の資料や書籍を収納。ひとつの空間に家族のくつろぎスペースとワークスペース、ふたつの役割をもたせています。

フローリングと素材を合わせたワークデスク

ワークデスクはオリジナル。奥行を深めにしたことで、大量の資料や本を広げやすく、仕事効率がアップ。デスクの下にはコンセントを設け、配線を最適化してすっきりさせています。「長い時間を過ごす場所なので、デスクは壁付けではなく、窓側へ向けたかった」(夫)。

ワークスペースに飾ったアート作品

ワークデスクの背面の壁には、いろいろなタイプのアート作品が。ピクチャーレールを設けたので、サイズの違うアート作品をバランスよく飾って楽しめます。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫30代 妻30代 長男幼稚園児

▼リノベを選んだ理由
「子どもとの時間」と「夫婦の大人の時間」をどちらも楽しめる家にしたかったから。また、家事の中心となるキッチン、サニタリー、収納の動線を整理し、家事の時短をはかりたいという希望もあった。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/90.13㎡ 工事費/1400万円(税・設計料込み)

キッチン→パントリー→サニタリーまで一直線につながる

作業スペースの広いⅡ型キッチン

コンロ側のタイルとオブジェのようなブラックの水栓が印象的なキッチン。つり戸棚とカウンター前の面材はツヤのあるブラウンで統一しました。

キッチンから水まわりまでの回遊動線

キッチン→パントリー→サニタリーまで一直線につながる便利な動線。パントリーとサニタリーとの間は引き戸で仕切ることもできます。

キッチンとつながる水まわり

パントリーの先にはサニタリーがあります。「できるだけ生活感が出ないようにしたい」という思いから、サニタリーは高級ホテルをイメージ。また、洗濯物もたためるように、カウンターはゆったりとした広さに。

水まわりの床は耐久性の高いシートタイル

床にはオフィスや店舗などで使用されることが多い耐久性の高いシートタイルを採用。グレーなので汚れが目立たず、速乾性があり掃除がしやすいのだそう。

LDKからの光がこぼれる玄関ホール

既存のタイル床を生かした玄関

玄関は既存のタイル床を生かしました。壁面には飾り棚やフックをつけて使いやすさを向上。玄関にはシューズクローゼットがあって、靴や長男の外遊び用のグッズなどをたっぷりと収納できるので、玄関はいつもスッキリ。

廊下沿いの建具にはシートを貼ってイメージ一新

廊下とLDKを仕切る扉はガラス入りで、玄関までしっかり自然光が届きます。

光と視線を通すガラス入りリビング扉

既存の扉にシートを貼って、コストをおさえながらにイメージを一新させました。

ホテルライクなトイレ

廊下沿いに設けたトイレもサニタリーと同じくホテルライクに。アクセントとして貼った個性的なクロスは妻が選んだものです。

アッシュ無垢材のフローリング

デザイン性にも生活動線にも、そしてワークスペースにもこだわったS邸。「いずれはキッチンカウンターをバーカウンターのように使って、夫婦でくつろぎたいですね」と夫。楽しみながら仕事と暮らしを両立できる住まいとなりました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前

リノベーション後の間取り図

リノベーション後

設計/ブルースタジオ
中古購入+リノベーションのパイオニア的存在。不動産と設計のプロが組み、街探しから始まるリノベーションをワンストップでサポートする。団地リノベや街のブランディングなどの実績も豊富で幅広い。定額制セレクトオーダーの「TOKYO*STANDARD」も好評。

撮影/小川 聡 ※情報は「リライフプラスvol.41」取材時のものです

Source: 日刊住まい

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