キャンピング仕様のハイエースをワークスペースとして購入、感じた多くのメリットは?

キャンピングカーの中でくつろぐ子どもたち

夫婦そろって在宅勤務になったことをきっかけに、キャンピングカーを購入したという家事研究家の香村薫さん。

「部屋を分けていてもオンライン会議の声が漏れてしまうことがストレスに。新たにワークスペースをつくることが難しいので、キャンピングカーをワークスペースにすることを思いつきました。ワークスペース以外にもさまざまな使い道があり、想像以上に大きなメリットを感じています」

香村さん家族が、実際に半年間使ってみて感じた、キャンピングカーのメリットとは?

1.「バンコンタイプ」のキャンピングカーだから普段使いOK

キャンピングカーを普段使いの車として使う

筆者宅は2021年3月にキャンピングカーを購入しました。キャンピングカーといっても、巨大なトラックのような車ではなく、ハイエースをベースとした「バンコンタイプ」のキャンピングカーです。

基本的なスペックはハイエースなので公道を走りやすいですし、一般的な駐車場(立体も可)にも駐車できます。筆者の夫は、以前は電車通勤でしたが、たまの出社日にはこのキャンピングカーで通勤しており、非常に快適だそうです。

2.キャンピングカーの方がオンライン会議しやすい!?

キャンピングカーでくつろぐ子ども

キャンピングカー購入のきっかけは、もともとは「夫婦のダブル在宅勤務」対策のためです。購入してからは、夫が在宅勤務の日は夫婦のどちらかがキャンピングカーでオンライン会議をしています。といっても家の前の駐車場に移動するだけなので、そう手間ではありません。また、キャンピングカーの方が家の中よりWi-Fi環境がいい場合もあり、どちらかというとキャンピングカーで仕事したい!と感じるほどです。

また、ポケットWi-Fiがあれば、子どもの習いごとなどの送迎の際、駐車場で軽く打ち合せ、ということも可能です。今までなら絶対にありえない時間に打ち合せを設定できるので、時間を効率よく使えるようになりました。

3.車中泊専用のキャンプ場でアウトドアを満喫

キャンピングカーのシート

キャンピングカーの醍醐味と言えばアウトドア。全国にある「RVパーク」という車中泊専用のキャンプ場は、1泊1台3000円ほどの低価格で泊まることができます。しかも電源が引ける、トイレや炊事場がある、ゴミが捨てられる、といったメリットが多く、筆者宅もよく活用しています。

また、週末になると「疑似車中泊キャンプ」と題して、家の駐車場に停めてある車で子どもたちと車中泊を楽しんでいます。子どもたちはこれだけでも大興奮!
一泊だけ、と割り切れば楽しいですし、途中で嫌になってもすぐ目の前に家があるので気楽です。

4.キャンピングカーは体調不良や災害時の避難場所としても使える

キャンピングカーの内部

コロナをはじめ、感染力の強い病気にかかった場合、家族間での隔離を余儀なくされることがあります。いざというときはキャンピングカーがあると思うと心強いです。また、万が一災害が発生したときには避難場所としても使えます。

筆者宅のキャンピングカーは就寝スペースを広く確保するために、トイレを設置しませんでした。そこで、避難時に使うことを想定してポータブルトイレを常備しています。すでに家族全員試してみたのですが、子どもによっては「急に出なくなった」といやがることも。何度目かのトライでやっとできるようになりましたが、小さい子どもがいるお宅の場合、トイレ対策について考えておくといいと思います。

5.キャンピングカーがあると習いごとの待ち時間を有効活用できる

習い事をする子どもの様子をキャンピングカーの中から観る

日々の子どもの習いごとの送迎と、その待ち時間は結構時間をとられます。わが家は子どもが3人いるので、夕方以降は毎日誰かの送迎と待ち時間が発生します。
キャンピングカーを使うようになってからは、待ち時間に仕事をするだけでなく、習いごとをする子どもの様子を車の中からゆったりと見守ることも。そんな時間が、楽しみのひとつになりました。

キャンピングカーに移動式クーラーを導入

気になる温熱環境はというと、冬はエンジンを止めても車内を温められるFFヒーターが常備されているので安心です。問題は真夏でしたが、新たに移動式クーラーを購入。これが想像以上に涼しくて驚きました。これからは真夏でも安心して車の中で過ごせます。

キャンピングカーをワークスペースに、というアイデアはだれでもすぐマネできるものではないかもしれませんが、車の買い替えを検討している方や、ワークスペースを確保したいと考えている方は、参考にしてみてください。

●教えてくれた人/香村薫さん
家事研究家/ライフオーガナイザー、株式会社ミニマライフ代表取締役。大学卒業後、トヨタグループのAT・ナビ専門メーカー・アイシンAWに入社、商品企画・統括業務を担当。結婚後には夫と一緒に、モノの適正数を決め、しくみで維持する片づけ方を考案。「トヨタ式おうち片づけ」と名づける。著書は「トヨタ式おうち片づけ」をはじめ多数

Source: 日刊住まい

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