「扱き」読める?よく言えば「愛のムチ」、今ではパワハラになるヤバい言葉

難読漢字「扱き」

「扱(あつか)う」という使い方で、よく目にする漢字です。しかし、それとはまったく違う意味での読み方です。

昔は「愛のムチ」という言い方もされていましたが、近年はこれが事件になり、ニュースになることも。
さてなんと読むでしょう?

細長いものを、引き抜くように引っ張る意味も

水引細工

「扱く」には、「手に握った細長いものを、引き抜くようにして、手前に強く引く」という意味があります。

たとえば、祝儀袋に使われる水引。かたい紙のひもを、美しい曲線にするために、道具にこすりつけ、きれいなカーブに仕上げます。これは、扱く作業。

時代劇で登場する槍(やり)。握った手のうちで、素早く突き刺したり、手元に引き込むことを「槍を扱く」といいます。
そして、もうひとつの意味が、「厳しくきたえること」。

「先輩の扱きにあう」という言い方、耳にしたことあるのではないでしょうか。
もう、わかっちゃいましたね。

昔はやった「スポ根」ものでは、これに耐える姿に感動!

校庭のローラーかけ

正解は「しごき」です。

昔のテレビドラマやアニメには、「スポ根」ものが大人気でした。根は「根性(こんじょう)」の略。ひたすらスポーツに打ち込み、努力を重ね、やがて栄光をつかむという、お決まりのストーリー。主人公が、愛のムチという名の「扱き」に耐えるシーンに、ファンは応援を送りました。

しかし、現実の世界では、扱きが原因と思われる事件が続発し、ちょっと問題のある言葉に。

もうひとつ「扱」の読み方に関する雑学をご紹介しましょう。

先ほど紹介した、「槍を扱く」は「やりをしごく」と読みます。それ以外に「こく」という読み方も。ですから「扱き」は「しごき」以外に、単体ではあまり使われませんが「こき」と読むことがあります。

「扱き使う」という言い方、耳にしたことあると思います。人を容赦せずに激しく使うことをいう「こき使う」でも使われる漢字です。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「閤」
「閤」読める?太閤秀吉、今太閤…偉そうだけど、低姿勢じゃないと入れないもの

画像/PIXTA(漢字画像を除く)

Source: 日刊住まい

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