家を建てて2年、暮らしてみて「こうしておけば」と感じたプランニングの後悔ポイント

Fujinaoさん宅のリビング

「家は3回建てないと理想の家にならない」などとよく言われます。実際に、注文住宅を建てて2年弱の日刊住まいライターにも、住み始めてみて、「こうすればよかった」ということがいくつかありました。

どこに後悔したのか。また、その理由について語ります。

フルオーダーの注文住宅には大満足。だけど…

2020年1月に完成した筆者宅は、札幌市内のハウスメーカーで建てたフルオーダーの注文住宅です。ライフスタイルや希望をしっかりと設計担当者に伝え、プランを提案してもらいました。

Fujinaoさん宅の中庭

子どもたちや犬が自由に遊べる中庭、家事動線を考えて1階に配置したファミリークローゼット、汚れても手入れがしやすいよう床をタイルにしたペットコーナー、コンセントつきのデスク収納など、フルオーダーならではの使い勝手のいい家を建てることができました。

住み始めて約2年弱たちましたが、ほとんどの部分については大満足。プランを提案してくれた設計担当者には大変感謝していますが、いくつか「こうしておけばよかった」という点が出てきました。

ミニデスクにライトをつけたい!プチリフォームして正解だった

Fujinaoさん宅のダイニングとミニデスク

こちらはキッチンの一角にあるミニデスク。おもに筆者のワークスペースとして使っています。入居してから、ライトを設置すればよかったと気づきました。晴れた日の昼間はそれほど問題ないのですが、雨の日や夜の作業中は薄暗く感じます。コンセントがあるのでデスクライトを購入して置くことも考えましたが、作業スペースが狭くなってしまうので、気が進みません。

そこで、ハウスメーカーの設計担当者に相談してみたところ、簡単なリフォームでつけられる、とのこと。思い切ってプチリフォームすることにしました。

ミニデスクにライトをつける工事中

作業はハウスメーカーのメンテナンス部門の方が担当してくださり、2時間ほどの作業でデスクにライトを設置することができました。

壁に穴を開けてデスク下のコンセントから電源を引く形にしたので、配線は一切外に出ていません。照明本体は2万6500円ほどでした。工事費は、ハウスメーカーのご好意で無償にしていただきました。

デスクライトを設置したミニデスク

壁に穴を開ける、と聞いて最初はとても心配になりましたが、思い切ってリフォームしたことで、かなりデスクの使い勝手がよくなりました。

真夏の中庭が暑すぎる。電動オーニングをつければよかったかも

筆者の住む北海道の短い夏に活躍する中庭。でも、日よけがないので、真夏の暑い時間帯は出ることをためらってしまうほど。壁に電動のオーニングをつけておけばよかったな、と少し後悔しています。

シンボルツリーのある中庭

また、軒がほとんどないため、雨の日に窓を開けていると水が入り込みやすい、ということも住んでから気がつきました。

中庭から室内を見たところ

あまり大きな軒をつけると家の中に日が入りにくくなるため、一長一短はあると思いますが、オーニングをつけたりもう少しだけ軒を長くしておいてもよかったかも、と感じています。

ガレージからキッチンに直接出入りできるようにすればよかった

キッチンとガレージの間の壁

こちらは筆者宅のキッチン。壁の向こう側はガレージになっています。ここに扉をつけてガレージからキッチンに直接出入りできるようにすればよかった、と少し後悔しています。

もしここに扉があれば、ガレージから直接キッチンに入れるので、雨の日に濡れる心配もありません。また、購入した食料品なども玄関を通らず直接キッチンに運び込むことができます。設計担当者に相談したところ、リフォームで扉をつけられるそうなので、いつかリフォームをお願いしたいと思っています。

冬場、果物や野菜を保存するパントリーがあると便利だったかも

子どものころは、冬に箱買いしたミカンを玄関などの涼しい場所に置いていました。でも、いまの家は玄関まで暖かく、冬に「大鍋や野菜、果物などを置いておく場所」に困ることがあります。果物や野菜は、暖かい室内に置いておくと早く傷んでしまいます。また、大鍋でつくったカレーなどは、長時間暖かい室内に置いておくと心配なので、仕方なく冷蔵庫で保存しています。

そんなときにつくっておけばよかったと感じるのが「外気を取り入れられる少しだけ涼しいパントリー 」です。これは設計段階でつくりたいとしいと希望したのですが、うまくスペースを確保することができず、諦めました。

ミカンなどはガレージに置いていますが、動線的にも不便ですし、冬場は凍ってしまうこともあります。もう一度家を建てることがあったら、ぜひ涼しいパントリーをつくりたいと思っています。

どんなにこだわって建てた家であっても、どうしても「こうすればよかった」という点は出てきてしまうもの。そんなときは、プロに相談することで解決できるケースもあるので、ひとりで悩まずに相談してみるのも、ひとつの方法だと思います。

●教えてくれた人/Fujinaoさん
整理収納アドバイザー。転勤族の経験から「少ないモノで豊かに暮らす」アイディアと暮らし方を提唱している。個人宅の片づけ実績は300件超。モノの呪縛から解き放たれる魔法のような言葉を載せたインスタが人気を集めている。著書に『片づけの力 私たちは、もっと美しくなれる、部屋も、心も、人生も。』(KADOKAWA刊)がある

Source: 日刊住まい

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