9年住んで、冬の寒さ対策に大満足!新築時、設計士がすすめてくれた窓の仕様や設備を紹介

冬もあたたかなリビング

家を建てる前の設計段階でしっかり考えておきたいことのひとつとして、冬の寒さ対策があります。ちゃんと考えて建てれば、冬も寒さを感じず、光熱費もかからない家に。

ハウスメーカーで家を建てた日刊住まいライターは、冬の寒さ対策で、さまざまなアドバイスを設計士から受け、取り入れました。おかげで、建ててから9年たった今も、とても快適な家に。

今回は、冬の寒さ対策として、取り入れた窓の仕様や床材、シーリングファンや床暖房などの設備を詳しく紹介。これから家を建てる、リフォームを考えている人には、参考になることばかりです。

窓には断熱性抜群!結露もおこらない、高機能の複層ガラスを使用

窓は複層サッシにした

窓を選ぶ際にハウスメーカーより提案されたのが複層(2重)ガラスでした。この複層ガラスはガラスとガラスの間に空間があり、通常の単層のガラスでは得られないメリットがあります。

光熱費を抑えてくれる、お財布にもやさしい!断熱効果

ガラスとの間の空間層があることで、外からの冷気をシャットアウト。また部屋の暖かさを逃がさないようにしてくれます。冬場、単層ガラスを触ると、その冷たさに驚くことがあります。それが、複層ガラスだと内側のガラスはそれほど冷たくありません。

冬は暖房費がかさむ時期でもあるので、断熱効果のある複層ガラスの採用は、省エネにもつながりお財布にもやさしい冬対策になりました。

冬場に加湿器を使用しても、結露の発生ナシ!

冬場や梅雨時などに発生しやすい結露。冬はとくに外気温と室内の温度の差が大きくなり、加湿器を使用すると結露が発生しやすくなります。

しかしこの複層ガラスには空間層があり外気も室温も影響を受けにくいので、筆者宅では今まで結露は発生したことはありません。

紫外線をカット!9年たっても床や家具の変色は気にならない

最近は冬でも気温が高めで日差しが強い日も珍しくなく、部屋の中にいても紫外線が気になります。複層ガラスにすれば単層ガラスよりさらに紫外線カットが期待できます。

紫外線によって起こるフローリングや家具などの変色を防いでくれるので、筆者宅のフローリングに関しては9年たった今でも変色は気になりません。

上部にある換気用ユニットで、冬の換気も不快感ナシ

上部にある換気用ユニット

家の換気は、24時間の換気システムがありますが、やはり窓を開けて換気をしたいときも。しかし冬の寒い時期は窓を開けるのは少し勇気がいります。

ハウスメーカー仕様のこの窓には、換気用ユニットが窓の上部についていて開閉が可能に。上についていることで、冷気を感じやすい床は冷えずに、換気が行えるのはうれしいポイントです。

吹き抜けの勾配天井は、シーリングファンを設置して暖気を回す

勾配天井にあるシーリングファン

筆者宅のリビング上は勾配天井となっています。部屋を広く見せるために決めたデザインですが、気になっていたことは冷気や暖気の問題。

天井が高いので夏は冷房、冬は暖房を効率よく回せることを考えてハウスメーカーの設計士と相談し、シーリングファンの設置をしました。

冷暖房の切り替えが可能なシーリングファン

暖房器具として使用しているのは、エアコンやヒーター、ホットカーペット。しかし、どうしても暖かい空気は上にいってしまいます。そこで、ファンを時計回りの設定で回し、空気を上から下へと循環しています(夏場は反対に反時計回りに設定し、下から上へと循環させています)。設定が変えられる機能があるシーリングファンをつけて、正解でした。

1点注意点が。勾配天井にシーリングファンを設置する場合、勾配の角度によりファンがつけられない場合があるそうです。好きなデザインのシーリングファンがあっても、ファン自体のサイズや設計上不可の場合があるので、設計段階でよく確認した方がよいでしょう。

1階は床暖房を設置。熱が2階にも伝わり、暖房弱めでOK!

1階の床暖房が入っているところ

2世帯の筆者宅は、1階が親世帯。高齢の両親のためにも、冬の寒さ対策に床暖房は必須条件と考えていました。

そこで、1階のキッチンとダイニング、そしてリビングの2か所をAとBゾーンに分けて、エコキュートの温水式床暖房を採用しました。冬はエアコンの暖房を使わなくても、床暖房だけで十分に温かく過ごせています。

2階に関しても床暖房を入れたいと考えていたのですが、温水配管が通せないとの設計上の問題で、床暖房は設置できませんでした。しかし1階に床暖房を入れたことで1階の暖かい空気が2階に伝わり、床暖房を使用しているときは、暖かさを2階でも感じられています。もちろん暖房器具は使いますが、それほど設定温度は高くせずに過ごせています。

窓はワイドなサイズを!採光で暖かさを感じる

大きなリビングの窓

1階2階とも南側に設置したリビング・ダイニング。1階は南北に縦長なため部屋が暗くならないように、窓の数を多めに取りました。東側は隣に建物がないのでやや大きめの窓を入れ、西は玄関近くなのでプライバシーを保護する意味で幅の狭い3つの窓を配置。

またいちばん日の光が入る南側には、ワイドな3枚窓を設置しています。窓の数と種類を考えることで、日中は明るく、冬でも日の暖かさを感じることができています。

光が入る大きな2階の窓

2階に関してもなるべく明るい部屋づくりをしたかったので、通常の2枚窓だけでなく3枚窓の採用もしました。1階と同様の3枚窓は幅約3mほどあるかなりワイドなサイズです。

窓の高さは、ハウスメーカーの標準サイズで約2m15㎝ほどあります。幅もワイドで高さもあることで、光をたっぷり取り入れられています。

北側の洗面所・トイレはクッションフロアで断熱効果

トイレは厚さ2.3㎜のクッションフロアに

家の設計の際に洗面所とトイレは北西に設置することを決めていました。しかし北側になると夏は涼しくても、冬は寒いという弱点が。

そこで寒さが伝わりやすい床は、断熱性のあるクッションフロアを採用することにしました。一般的な住宅で使われるクッションフロアの厚さは1.8㎜ですが、筆者宅のものは2.3㎜と少しだけ厚さのあるものを選択。

洗濯機の下には、洗濯機用の防振マットを敷いている

洗面所でクッションフロアを採用すると、洗濯機や収納棚の重さで床が凹みやすいということがあります。しかし床の凹みに関しても、床との間に強度のあるクッション材などをはさむことで、防ぐことはできました。

洗濯機の下には洗濯機用の防振マットを敷いていますが、これはかなり強度のあるものなので、跡はそれほど目立っていません。

冬の洗面所や脱衣所はかなり冷える空間かと思いますので、厚みのある断熱性に優れたクッションフロアを採用することをおすすめします。

家は住んでみないとわからないことばかり。予想するのも難しい点があるかと思います。より快適に冬を過ごせるよう、紹介した冬対策が、家づくりの役に立てればと思います。

Source: 日刊住まい

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