「擽る」読める?これをされるとムズムズして、笑っちゃう人が多いです

読めそうで読めない「擽る」

手偏に楽しいの「楽」。そして送り仮名は「る」だと…。「らくる」?そんな言葉ありません。では「こねる」「たぐる」…「てなづける」?みんな違います。

それをされると、楽しいというか、笑いたくなるかも。さてなんと読むでしょう。

意味は、皮膚の敏感な部分を刺激すること

薬と薬袋

「楽」がつく漢字、意外と多くありません。まず思いつくのは草冠がついた「薬(くすり)」ではないでしょうか。それ以外では、木偏に楽の櫟。木の名前を表し、「クヌギ」もしくは「イチイ」と読みます。

漢字が得意な人でも、思いつく漢字というと、あとは、石偏の礫くらい?こちらは、小石を投げること、または、その小石のことで「つぶて」と読みますね。

そして、今回の「擽」。こちらは、皮膚の敏感な部分を軽く刺激すること。それをされた人は、ムズムズして笑いたくなるような感じになります。

「母性本能を擽る」という言い方も!

赤ちゃんをくすぐる

正解は「くすぐる」です。

「わきの下を擽る」「足の裏とこちょこちょ擽る」などという言い方しますね。
言葉で人の気持ちを刺激するときも、この言葉を使います。「プライドを擽る」「母性本能を擽る」といった言い方です。

大人になると、擽られて身もだえするようなことは勘弁。でも、好奇心を擽られる、ワクワクするような出会いや体験は、ずっとしていきたいですね。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「孑孑」
「孑孑」読める?世界中でいちばん人間を殺している生き物の幼虫です

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「告天子」読める?カネ返せとお日様に向かって鳴くといわれる、鳥の名前です

読めそうで読めない「告天子」

飛びながらずーっとさえずっている鳥です。高いところでずっとピーチクパーチク鳴いているので、この漢字が当てられています。

その様子から、きっと太陽に「金返せー」と言っているんだろうと、楽しい民話も生まれました。
じつは英語名が、あの有名なファミレスと同じ!さて何と読むでしょう?

英語だとスカイラーク!あのファミレスと同じ名前

ファミレスの店内

全長17㎝。スズメ目(すずめもく)に属する鳥です。昔から人の目に触れることが多かったこともあり、この鳥の名前がついた地名が各地に存在しています。東京都にも、西武線の駅で「~ヶ丘」が。

本来は、草むらなど地面に生息する鳥なので、羽は茶色と黒のまだらが基本。お腹の部分が白いところまでスズメに似ていますが、体はひと回り大きいです。

英語名が「スカイラーク」。ファミレスの老舗「すかいらーく」と同じ!社名の由来を調べたところ、創業の地を社名にしたとのこと。
それが西武線の駅名にもなっている「~ヶ丘」というわけです。

謎が解けたところで、読み方わかりましたか?

飛びながら鳴くのは、お日さまにお金を貸しているから!?

告天子

正解は「ヒバリ」です。

告天子は、晴れた日に空高く舞い上がり、鳴き続けているので「日晴(日晴れ)」と呼ばれ、それが「ヒバリ」になったという説が有力です。「雲雀」とも書きます。

晴れた日に、告天子が太陽に向かって飛びながら鳴いている姿を見て、民話が生まれました。

あれは、お日さまが地上で暮らしていたころにお金を貸して、そのあと利子も払わず天に上がってしまったから!怒った告天子が、「お天道さんに金貸した。利取る、利取る。利子くれ、利子くれ」と、催促しているんだというお話です。

ネットでも鳴き声を聞くことができます。本当にそんな長いセリフを言っているのか、確認してはいかがでしょうか。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「漫ろ」
「漫ろ」読める?観光地をぶらついたり、そわそわしているときに使います

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「長閑」読める?忙しくて余裕がないとき、そんな景色を見るとホッとします

読めそうで読めない「長閑」

「ちょうかん」ではないです。そのままの意味は「長い閑(ひま)」?
旅行やキャンプでコンビニやスーパ―もない、自然に囲まれた土地に行くと、こんな光景が広がっています。

さて、なんと読むでしょう?

この2文字に気持ちがゆったりとしてくる意味が、たくさん込められている

長閑な田園地帯

読み方の前に、長閑の意味を説明しましょう。

よく、「長閑な田園地帯」というような言葉を耳にします。これは、「のんびりとしていて、静かで穏やかな時間が流れる田園地帯」という意味になります。

えっ!?「長閑」という漢字2文字に、「のんびりとしていて、静かで穏やかな時間が流れる」なんていう意味がぎゅっと詰まっているの?ってビックリしませんか?

そういう意味の3文字の言い方です。さて、なんと読むでしょうか?

「長閑」は、俳句の季語にもなっている!

のんびりしているネコ

正解は「のどか」です。

「静かでのんびりとして落ち着いているさま」「天候がおだやなかさま」「うららかなさま」「ゆったりとくつろぐさま」といった意味です。

人やクルマがせわしなく行きかう都会から、自然に囲まれた場所に出かかると「のどかでいいなぁ」などと思うことあると思います。

そういう気分に浸るのは、気温と強い日差しにげんなりしてしまう夏や、寒くて指がかじかんでしまうような冬ではないはず。温かくて、うららかな日差しを浴びているときや、寒かった冬が終わり、ホッとした気分になるとき。

ということで、「長閑」は春の季語になっています。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「桎」
「桎」読める?これを使われると、身動きがとれなくなります

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「螻蛄」読める?虫の名で、一文なしになった状態の代名詞にも

読めそうで読めない「螻蛄」

夏休み、帰省すると田んぼや畑からジージーという虫が鳴く声がします。街中でも公園や河原などで耳にしているかもしれません。漢字は難しいですけど、私たちの暮らしにとっても身近な虫の名前です。
さてなんと読むでしょう?

器用貧乏なことを、この虫の名前を使って表現することも!

マルチな才能

漢字を見ても、見当もつかないという人が多いと思います。ですから、螻蛄について詳しく紹介しましょう。

皆さんよくご存知のコオロギの仲間です。トンネルを掘って土の中で生活しています。

巣穴の中でジージーという鳴き声が反響して、かなり遠くにいてもよく聞こえます。いまでも、「これはミミズが鳴いているんだよ」と言うお年寄りがいますが、昔はそう信じられていたから。じつはこの螻蛄の鳴き声です。

飛べる、木に登れる、泳げる、穴を掘れる、素早く走れる、ぴょんぴょん跳ねることができる、鳴くことができる、などハイスペック!マルチな才能の持ち主。

そこから人間は、どれもそこそこうまくできるけど、極めているというほどではないたとえとして、「螻蛄の七つ芸」とか「螻蛄之才(ろうこのさい)」などという言い方をします。

失礼な話ですが、螻蛄は器用貧乏の代表選手という訳です。

ギャンブルですっからかんになることの代名詞にも!

オケラ

正解は「オケラ」です。

螻蛄は地上で活動しているとき以外は、土の中で暮らしているため、前脚は全体がシャベルのようになっていて、穴を掘るのに適しています。

オケラの前脚

この前脚を、突き出しているような姿勢が、「もうお手上げだ」とバンザイしているように見えることから、ギャンブルなどでお金をすってしまい、すっからかんになることを「オケラになる」というようになったといわれています。

マルチな才能を発揮しているのに、器用貧乏だとか、すっからかんなんて、あまりの言われようですね。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「遖」
「遖」読める?時代劇でお殿様が扇子を持って口グセのように言うアレです!

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「水馬」のすいば以外の読み方は?忍者みたいに水の上をスイスイ泳ぐ生き物です

読めそうで読めない「水馬」
水の中を進む馬?確かに江戸時代、馬に乗って水を渡る「水馬(すいば)」という年中行事がありました。今回はそれとは違う読み方です。だれもが知っている生き物の名前です。

さてなんと読むでしょう?

水に落ちたりおぼれたりする獲物を、待ち続けている虫

田んぼ

水馬は、田んぼで稲を枯らす害虫・ウンカを退治してくれる益虫。その捕獲方法が変わっています。ウンカの幼虫が水に落ちると、そのわずかな波紋を、足がレーターのように察知して急行!

クモが巣に獲物がかかるのをじっと待っているように、水馬は水に落ちたりおぼれたりする昆虫を待ち続けているのです。

4本脚のように見えますが、これは中脚と後脚。よく見ると前部にも小さな2本の脚があります。この中脚と後脚には、ブラシのような細かい毛が!体が非常に軽いことに加え、この中にできた空気の層と、脚の先から出る油で、水面に浮いていることができるのです。さらに脚の先で水面をひっかくことで、スイスイと進むことも可能!

もう、なんだかわかりましたか?

名前の由来は、体から発する甘い臭気

アメンボ

正解は「アメンボ」です。

なぜ、アメンボと読むかというと、それは体からアメのような甘い臭気を発するからです。ですから、「飴坊」とか「飴棒」と書かれることあります。

夏の季節は、水面をスイスイ泳いでいますが、寒くなると、水辺を離れて落ち葉の下などで越冬。そして春になると、水の中にもぐって産卵します。

水クモの術を使い、神出鬼没な忍者のような水馬です。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「閤」
「閤」読める?太閤秀吉、今太閤…偉そうだけど、低姿勢じゃないと入れないもの

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「漫ろ」読める?観光地をぶらついたり、そわそわしているときに使います

読めそうで読めない「漫ろ」

漫画(マンガ)や漫談、桜が満開の季節に「春爛漫(はるらんまん)」というように、けっこう目にする漢字です。でも、「まんろ」ではありません。
さて、なんと読むでしょう?

気の向くまま、ぶらつくのは「漫ろ歩き」

温泉街を浴衣で散策

「漫ろ」と「歩く」を合体させると「漫ろ歩き」。どこか目的地に向かっているのでもなく、ウインドショッピングを楽しんだり、温泉街で浴衣(ゆかた)に着替えてぶらついたり…そんな歩き方を「漫ろ歩き」と言います。

この読み方がわかると、もう正解です。

落ち着かなくてそわそわするのは「気も漫ろ」

漫ろ雨のなかを漫ろ歩き

正解は「そぞろ」です。

「漫ろ(そぞろ)歩き」、「気も漫ろ(そぞろ)」という言葉、よく耳にしますね。
国語辞典には以下のように書かれています。

  1.  これといった理由もなしにそうなったり、そうしたりするさま
  2.  心が落ち着かないさま

漫ろ歩きは①、気も漫ろは②の意味で使われています。

これ以外にも、ある降り方をする雨を表現する「漫ろ雨」という言葉があります。これは、小降りだけれども、いつまでも降り続く雨のこと。とてもきれいな言葉ですね。

「漫ろ雨のなかを、相合い傘で漫ろ歩き。ドキドキして気も漫ろ」

「漫ろ」という言葉だけで、情景から心の動きまで伝わってくる!すごい言葉だと思いませんか。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「遖」
「遖」読める?時代劇でお殿様が扇子を持って口グセのように言うアレです!

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「戦く」読める?勇ましさの裏にある、本音のような読み方に納得するかも

読めそうで読めない「戦く」
戦争、戦(いくさ)、戦い…、敵味方がぶつかり合う、壮絶なシーンが頭に浮かびます。でもこの漢字には、それとは別に、そういう状況下にある人間の気持ちを表す読み方が。それを知ったら、「なるほど」と納得するかも!

さて、なんと読むでしょう。

恐ろしさ、寒さ、興奮しているときの様子を言い表す言葉

激しい戦場

戦争映画を観ていると、機関銃や砲撃の音のすさまじさ、殺すか殺されるかの壮絶な戦闘シーンに圧倒されます。

もし、実際に戦場にいたとしたら、どんな人でも死にたくない!逃げ出したい!と思うはず。そして恐ろしさに、体や手足が震えるのではないでしょうか。

「戦く」はまさにそういう状態を言い表した言葉です。

戦争や極限の状況下での人間の心理状況を見事に表している言葉と言えるかもしれません。

「戦く」と「慄く」は同じ読み。では「戦慄く」は?

恐怖に戦く

正解は「おののく」です。

ほかに、戦慄(せんりつ)の慄という字も、「慄く(おののく)」と読みます。

「戦く」と「慄く」どちらも同じ読みだとわかったところで、もうひとつクイズを出しましょう。

この2つの漢字をつなげて、同じく「く」の送り仮名がついた「戦慄く」はなんと読むでしょうか?

正解は「わななく」です。

戦くが、恐れ震える状態を表すのに対し、戦慄くは、恐怖だけでなく怒りや悪寒(おかん)なども加わり、ブルブル震えるというイメージの表現です。

似た意味ではありますが、「戦く」と「戦慄く」はその強さが違います。漢字一字一字に込められている意味の深さを感じますね。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「錻」
「錻」読める?子どもの頃、これでつくられたおもちゃで遊んだことあるかも

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「匕」読める?もし、投げられてしまったら、どうしていいかわからない

読めそうで読めない「匕」
カタカナのヒみたいな字。画数2画のれっきとした漢字です。音読みは「ヒ」。「じゃあ、カタカナでいいじゃん!」とツッコミが入りそうですが、訓読みでよく使う道具の読みがあります。

さらにこれを投げるなんていう、されたらどうしたいいか困ってしまう慣用句も!さて、なんと読むでしょう。

いわゆる計量に使う道具。調理するとき使っているかも!

調理で使う道具

もし、レシピを見ながら、調理するとしたら、きっと使っていると思います。ズバリ、粉末や液体をすくい取る道具のこと。

「正解はスプーンでしょ!」と思ったかもしれませんが、それは早とちり。形状は似ているので、同じといっても問題ありませんが微妙に違います。正確にいうとスプーンはスープを口に運ぶなど、食事をするときに使うもの。いわゆるカトラリーに属するもの。一方、匕はおもに計量に使います。

これを投げるという乱暴な言葉が生まれた理由は?

匕で量る

正解は「さじ」です。

匙とも書きますが、この字でも同じように読みます。

「匕(匙)を投げる」という慣用句を聞いたことがあると思います。これは、食事中にスプーンを投げて席を立つことではありません。昔のお医者さんが、薬を調合するのに、匕で量っていたことからきています。

医者が患者に効く薬を処方することができず、自分にはもう手のほどこしようがないと治療をあきらめること、というのが本来の意味です。

そこから転じて、お手上げ状態になり断念すること、展望が立たず見切りをつけること、などの意味で使われるようになりました。

いずれにしてもあまりいいイメージの慣用句ではありません。なにごとも「匕を投げる」なんて、言わないですむことがいちばんですね。

この漢字にもチャレンジ!

読めそうで読めない「満天星」
「満天星」読める?レストランじゃなくて、公園や校庭でよく目にする植物の名前

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「柵」のさくではない読み方は?人間関係はみんなこれで苦労してます

「柵」のもうひとつの読み方
この字を見たら「さく」でしょ?確かにその通り!でも、ほかに意味深な読み方があります。その読み方がわかったら、「なるほど!」と思うに違いありません。

さてなんと読むでしょう?

人間関係、お役所、得意先…周りを見れば柵だらけ

牧場の柵

旅行などで牧場に行くと、家畜が逃げないように柵があります。工事現場の前を通ると、中に入れないよう、やはり柵が…。あまり気にすることはありませんが、至るところに柵があります。

この柵、陸上だけでなく、川の中でも使われることがあります。川に流れをせき止めるためにクイを打ち並べて、それに木や竹を結びつけたものも、柵といいます。

じつは、この川に設置する柵は、「さく」とは読みません。別の名前があるのです。

この柵には、水をせき止めるだけではなく、さまざまものが流れてきて、引っかかりまとわりつきます。このことから転じて、人間関係やお役所仕事、お得先とのやり取りなどで、引っかかること、まとわりつくことを意味する言葉として使われるようになりました。

政治家や新たにトップに就いた人が、好んで使う言葉かも!?

堰

正解は「しがらみ」です。

この言葉、よく耳にはしますが、普段使うことは少ないかもしれません。

しかし、選挙演説などでは「政治のしがらみからの脱却」とか「しがらみのない政治を!」といったフレーズが飛び交います。
また、トップに就いた経営者も「過去のしがらみにとらわれず…」「しがらみを断ち切って…」という言葉を好んで使っています。

まるで悪者のように連呼される柵(しがらみ)ですが、絡みつくものではない、そのものずばりの柵は、川の流れを変えたり、抑えたりするために設けられた、生活に役立っていたものです。

けっして悪しき習慣や、腐れ縁を指す意味の言葉だけではないことを、知っておいてください。

この漢字にもチャレンジ!

ヒスイじゃない翡翠の読み方
「翡翠」がヒスイでない読み方は?みんな知ってる、きれいな鳥の名前です

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「梧」読める?戦後の日本人に生きる希望を与えた、意外と身近に生えている木

読めそうで読めない「梧」
街路樹や公園木としてよく目にする木です。ひょっとしたら、いつもの通り道に生えているかもしれません。

夏になると大きな葉が、涼しい木陰をつくってくれて、ちょっとうれしいかも!じつは敗戦で疲弊した日本人に、生きる希望を与えてくれた木でもあるんです。さてなんと読むでしょう?

日本三大美幹木の1つで、家具や建具の材料にもなる身近な木

公園でよく見る梧

公園や街路樹で、幹が緑色の木を見かけること、ありませんか?

夏はグローブのような形をした葉っぱを茂らせて、いい木陰をつくってくれるその木が梧です。やわらかく扱いやすい木なので、箪笥(たんす)や建具に使われることが多い樹種です。

原産地の中国では「鳳凰がとまる木」と言われ、古来大切にされてきました。

ちなみに幹が緑色をしているのは、まだ若い木で、葉と同じように光合成をしています。その幹の美しさから、シラカバ、ヒメシャラとともに日本三大美幹木に数えられています。

その種子はコーヒーの代用にされたことも!

実がついた梧

原産地の中国では古くから種子が食用にされていました。じつはチョコレートの原料となるカカオも同じアオギリ科に属する植物です。そのせいか、炒ると香りがよく、戦時中はコーヒーの代用品として使われていました。

戦後、人々に生きる希望を与えてくれた木

広島に原子爆弾投下

正解は「あおぎり」です。

梧は「被ばく樹木」としても知られています。広島に原爆に落とされた原子爆弾により街は壊滅。その悲惨な状況から、専門家からは「広島には今後75年は草木が生えないだろう」と言われていました。

しかし、奇跡が起こったのです。爆心地から1.3㎞離れた場所で、熱線と爆風をまともに受けた梧が、翌年の春に新しい芽を出しました。

そしてこの1本の梧から、虚脱状態にあった多くの国民が、生きる希望をもらったのです。

現在は平和記念公園に移植され、枯れることなく原爆の語り部となっています。

この漢字にもチャレンジ!

ヒスイじゃない翡翠の読み方
「翡翠」がヒスイでない読み方は?みんな知ってる、きれいな鳥の名前です

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