年上の人を尊敬しない無礼な若者にはこう言いな「メムルゥトゥ エムゥァト エルクンヤ」 マサイ通信:第270回

スパ! 日本には「老害」って言葉があるようだが、マサイの世界に、そんな言葉は存在しない。村で一番エラいボスは、最年長の男であり、そんなボスに比べたら、アラサーのオレなんて赤子同然。当然、ボスに対しては常日頃からリスペクトの念を抱いている。そして、それを忘れない。

だが、中には、そんな年長者のことをバカにしたり、リスペクトしないヤンチャな若者もいたりする。そんな無礼極まりない若者に対して、オレたちはマサイのことわざで、こう言ったりする。

メムルゥトゥ エムゥァト エルクンヤ(memurut emurt elukunya)

メムルゥトゥは「決して〜ない(never)」の意味で、エムゥァトは首、そしてエルクンヤは頭となる。このことわざを日本語で表現するなら……

首が頭の上になることはない

てな感じかな。オレ的な英語で表現するなら「Neck can never be ahead of head」だ。ヘッドはヘッド。ネックはネック。ネックがヘッドの上になることはないってことで、ボスの上には行けないってこと。つまるところ、わきまえろ、ってことさ。そんじゃな、オレセリ!

Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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自信がないときは、自信がみなぎるマサイのことわざ「タナンガ シリグ アム メナング シリグ ケオン」を唱えてみろ / マサイ通信:第269回

スパ! 日本には、いろいろな諺(ことわざ)があると聞く。日本だけじゃなく、世界にも様々なことわざがあるよな。たとえば「Time is money」、時は金なり。もちろんマサイの世界にも、ことわざはある。

たとえば、どーも自分に自信が持てない……なんて時にピッタリなことわざがある。「タナンガ シリグ アム メナング シリグ ケオン(Tananga silig amu menang silig keon)」だ。日本語にすると、そうだな……

思い出せ、多くの困難を乗り越えてきたことを。

てな感じかな。オレ的な英語だと、「Look back because you have pass many challenge」てな感じだ。

自信ない時。シンドい時。振り返ろ。思い出せ。いろいろあっただろ。でも、そのいろいろを、乗り越えてきて今があるだろ。自信をもて。タナンガ シリグ アム メナング シリグ ケオン。忘れるな。それぞれの単語の意味、マー語辞書にも追加しとくから。ではな。自信もてよ。オレセリ!

Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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