【終わった…】アニメ『バビロン』、嘘みたいな最終回でAmazonレビューが大荒れ「時間を無駄にした」「引き込まれる魅力のある作品」

え、終わった……? 2020年1月27日に配信されたアニメ『バビロン』の最終回を見終わって、まず私(中澤)がしたのは、12話が最終回かどうかを確認することだった。

公式Twitter(@babylon_anime)は「最終回」って言ってる。マジか……やっぱり終わりなのか。でも、この終わり方大丈夫なの? そう思っていたら一夜明けてAmazonレビューが大荒れになっていた

・「バビロン」とは

死にたい人は自殺を選べる法律「自殺法」。物語は、日本に新しい考えとして生まれた自殺法が中心に展開していく。徐々に民衆に浸透していく自殺法。それを阻止しようとするのが検事である主人公・正崎善だ。

最終話前には世界を巻き込む壮大なストーリーに発展するこのアニメ。1月27日についに最終回12話が配信されたわけだが、この最終話を見たユーザーからのコメントでAmazonレビューが大荒れとなっている。

・低評価コメント

「茶番アニメ」
「意味不明」
「時間を無駄にした」
「もしこのまま終わりならば完全な駄作」
「善悪や生と死を題材に風呂敷を広げるだけ広げて、ひたすら不快な映像を積み上げ、描いた答えが結局これかよ…」

──最終話にブチギレコメントが噴出。内容のほとんどは、広げた風呂敷をたためていないという感じである。そんな荒波の中、以下のような評価もポツポツと垣間見える。

・高評価コメント

「引き込まれる魅力のある作品」
「最後の最後に考えさせられるアニメ」
「この作品を12話観終えるまでの「善と悪」について考えた「時間」こそがこの作品の価値だと私は思います」
「視聴者が考え続ける事を求められる、衝撃作品」

──面白いのは高評価をつけている人はとても評価が高いこと。もの凄く賛否両論になっているのである。高低差含めてこれぞ荒波だ

・賛否両論の野崎まどさん

冒頭の通り、予想外すぎるラストに驚いた私だが、最終回を配信日にチェックするくらいまでには惹きつけられていたことも事実。賛否両論はアニメのどこを重視するかの違いなのかもしれない。

というわけで、『正解するカド』に続き、賛否両論となっている原作・野崎まどの『バビロン』。気になる人はぜひご自身の目で確認してみてくれ。

参照元:Amazonバビロン
執筆:中澤星児
©野崎まど・講談社/ツインエンジン


Source: ロケットニュース24

【2020年冬アニメ7選】にわかオタクが新作アニメ全部見てみた / 1話が良かったアニメがこれ

暇さえあればアニメを見ている。その時間だけは現実から解放されるような気がするのだ。そんな私(中澤)を友達はこう呼ぶ。「オタク」と。

……こんな出だしで始まる「オススメアニメ」の記事を毎クール書いてたら、ネットで「にわか」と言われた。そこで、もう名乗ってしまおう。どうも。にわかオタクの中澤です

にわかオタクである私は今期の新作アニメを全部見た。うっかり。そこで、2020年冬の新作アニメで、1話終了時点で良かったアニメを発表したい。にわかですが。

・その1『映像研には手を出すな!』

放送前に書いたオススメ記事で、「大本命のオーラ」と書いたけど実際1話も抜群だった。内容は女子高生が部を作ってアニメ制作する話なんだけど、ありそうでありえない空想的な絵本みたいな背景が近未来SFチックでとても良い。種類は全然違うけど、『AKIRA』とか『空想科学世界ガリバーボーイ』みたいだった。

キャラの動きも独創的で、さすが湯浅政明監督だなあって。マニアックな部活ものだけど「萌え」に頼らず、未来への期待感が膨らむ1話でござった

・その2『恋する小惑星』

1話ですでに難民の発生が目に見えたのが『恋する小惑星』。内容は、これまた女子高生がマニアックな部活動をやるものなんだけど、もはや内容とかどうでも良い。優しい世界で女の子が可愛ければ何をやってようが良いのである。

本作はその辺のツボを非常に押さえてる感じ。さすが動画工房! さすが平牧大輔監督!! 現実を忘れてぼーっと見るには最高でござる。2020年は天体観測が流行るかもしれない。

・その3『理系が恋に落ちたので証明してみた。』

今期で1番可愛いヒロインは本作の氷室菖蒲(ひむろ あやめ)で決まりだね。理系&超絶美人で恋愛したことがない氷室が同じ研究室の雪村に恋をして、それを証明するために実験を重ねるという設定からして最強すぎる。1話見た瞬間尊すぎて目がつぶれるかと思った。抱き枕買っちゃいそうだもん。

現時点では、作画も安定していて、抱き枕が飛ぶように売れそうな本作。ただし、ガチ理系の人にとっては「ねーよ!」のオンパレードだろうことは文系の私にも容易に想像がつく。そういう意味で今期1番のファンタジー作品かもしれない。

・その4『群れなせ!シートン学園』

名作感はないんだけど、なんか見てしまうアニメってあるもので、それが今期は『群れなせ!シートン学園』かなあと思った。擬人化した動物が通うシートン学園が舞台で、主人公は人種の間様人(まざま じん)。ヒロインは、もう1人の人種・牝野 瞳(ひの ひとみ)と仲間のいない狼少女・大狼ランカ。

基本的には、ヒトミに憧れているジンだが、ランカも放っておけない感じ。演出はコミカルなギャグ作品なんだけど、それだけに心の隙間にスルッと入ってくるちょっと良い話が展開されそうな期待が持てる1話だった。

・その5『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』

まさかの「脚本・舞城王太郎(まいじょうおうたろう)」である本作。ティザー映像からセリフ回しがめっちゃ舞城節であることは、以前の記事でお伝えした通りだ。さらに1話では、謎とSFとスプラッターが混然一体となっていて舞城節が加速している

特に、連続殺人犯がドリルで頭に穴開けたり、探偵が夢の中みたいな精神世界にダイブしたりするのとか、舞城王太郎の小説『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』を感じずにはいられない。あと、ドリルで頭蓋骨に穴開けられても、しばらくは生きていて犯人と普通に会話するところとか。

文字で感じていた妙に生々しい不気味SFな雰囲気が、アニメでも出ているところは相当ウマくやってると思う。で、現状は、謎の単語が飛び交いまくるちょい『PSYCHO-PASS』みのあるSF刑事ものなんだけど、今出ている伏線とか謎が結局回収されるのかどうかは不明

舞城作品全部読んでる私の予想では、多分『PSYCHO-PASS』みたいに綺麗には終わらないだろう。そういった物語として破綻寸前を転がっていく舞城スタイルが、アニメファンに受け入れられるかどうかがヒットの鍵だと思う。いずれにしても期待しかない。

・その6『虚構推理』

完全にノーマークだった本作。キャラデザを見た段階では何もオーラを感じなかった。タイトルとキャラデザから想定するに、素朴なイケメン大学生が名推理連発する大学生版コナンみたいなミステリーでしょ? と思いきや……

普通に妖怪が出てきた。しかも、主人公の大学生1話で腕食われるし全然素朴じゃないし。コナンというより『夏目友人帳』、ミステリーというよりファンタジー。ひょっとしたら、今期の1話で1番惹きこまれた作品かもしれない

・その7『ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。』

コミカルな絵柄と軽やかなノリが心地いい本作。アニメでしか見ないような厨二病患者が中心だけど、こういうキャラって実は諸刃の剣だと思う。ボケすぎてアニメの外でもスベッてる時があるから。

しかし、本作の花鳥(はなどり)くんは、そこら辺の温度感が非常に良い。例えるなら『女子高生の無駄づかい』のヤマイくらい愛せる。そんな花鳥くんをぼーっと見てたら、30分が一瞬で過ぎ去った。終わった後に寂しくなるようなアニメになりそう。

──以上、にわかが面白いと思った今期の1話だった。放送前の記事で名前をあげた作品はほぼ選出したわけだが、唯一『ドロヘドロ』は、上記の7つに比べるとスロースタートだったかなという印象を受けた。でも、重厚な世界観は1番なので、これから伸びてくるに違いない

また、『空挺ドラゴンズ』だけは、ネットフリックスですでに全話公開されているので対象外とさせていただいた。ただ、CGと思えないほどの豊かな表情には新時代を見た気がする

さらに『推しが武道館いってくれたら死ぬ』『はてな☆イリュージョン』『ランウェイで笑って』も見逃せないところ。今のところ、継続して見ていこうと思っている。

ついにスタートした2020年冬アニメ。相変わらず群雄割拠だが、春には何作品が残っているだろうか? 楽しみは尽きない。にわかオタクで良かった。

執筆:中澤星児
Photo:©︎2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会、©Quro・芳文社/星咲高校地学部、Ⓒ山本アリフレッド・COMICメテオ/アニメ「リケ恋」製作委員会、© 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会、(C)IDDU/ID:INVADED Society、©亜樹新・KADOKAWA/ぼくはか製作委員会


Source: ロケットニュース24

【傑作なんだ】CGアニメ「スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」はもっと評価されてイイ

2019年12月20日、映画「スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け」が公開された。周囲の人の感想やネット上の評価を見てみると「評論家はイマイチ」だが「ファンは大絶賛」といったところだろうか。私(P.K.サンジュン)は純粋におもしろかった。

さて、スター・ウォーズファンならば誰しも「お気に入りのタイトル」があることだろう。特に「帝国の逆襲」あたりは根強い人気を誇っているが、もし私がお気に入りのタイトルを問われたら、ずるいことを承知で「クローン・ウォーズ」と答える。それくらいCGアニメ「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」は最高傑作なのだ。

・最高傑作と確信

壮大なスター・ウォーズの世界は、実写版映画だとEP1「ファントム・メナス」からEP9「スカイウォーカーの夜明け」までが、いわゆる “スカイウォーカーサーガ” に位置付けられている。おそらく「スター・ウォーズを全部観た」=「実写映画9本を全部観た」とお考えの方も多いと思うが、ちょっと待って欲しい。

アナザーストーリーの実写版映画「ローグ・ワン」や「ハン・ソロ」は当然として、実はスター・ウォーズの世界はルーカスフィルム公認のストーリーが多く存在する。中でも私が最高傑作だと確信しているのが、CGアニメ「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」だ。

・1番知りたいエピソードが満載

時系列的に「クローン・ウォーズ」はEP2「クローンの攻撃」とEP3「シスの復讐」の間が舞台となっている。ということは、だ。まだまだ多くのジェダイが生きている時代のストーリーなので、実写版だとチラッとしか映っていないジェダイたちがメチャメチャ活躍しているのである!

ハッキリ言って、マグロでいえばこの時期は大トロの部分。考えてもみて欲しい。ヨーダは当然として、メイス・ウィンドゥ、ルミナーラ・アンドゥーリ、キット・フィストー、プロ・クーン……などなど、伝説のジェダイ・マスターたちが、実際に! ライトセイバーを持って!! 敵と戦うのだッ!!

「クローン・ウォーズ」は2008年公開の映画「クローン・ウォーズ」がプロローグとなっており、その後テレビアニメでシーズン6まで制作されている。このシーズン6まで制作されているという事実だけでも、ファンからの人気がどれだけ高いかおわかりいただけることだろう。

・アナキンの良さがわかる

ちなみに「クローン・ウォーズ」の主人公はアナキン・スカイウォーカーで、パダワンの「アソーカ・タノ」と共に分離主義者たちとの激闘が描かれている。そこに先述したジェダイたち、さらにはクローンたちをメインにしたストーリーが加わる格好だ。

きっと読者の中にはアナキンのことを「結局はダークサイドに堕ちた愚か者」とお考えの方もいらっしゃることだろう。私もそう思っていた……クローン・ウォーズを観るまでは。確かにクローン・ウォーズでも、アナキンは独善的で危うい気配を感じる描写が多い。

一方でジェダイとして高潔な魂を持っている(いた)こともまた事実で、彼の情熱と使命感が “最強のジェダイ” と称された戦闘能力の高さと共に描かれている。「スター・ウォーズが好きなのにクローン・ウォーズを観ないのは損している」とまで断言してしまおう。

・やや暗い反乱者たち

その続編の「反乱者たち」は、EP3「シスの復讐」からEP4「新たなる希望」が舞台となっており、こちらはシーズン4で完結している。「反乱者たち」も「クローン・ウォーズ」に勝るとも劣らないクオリティで、めちゃめちゃファンからの評価は高い。

EP3からEP4の間ということは、帝国が誕生しダース・ヴェイダーが猛威を振るっていた時代である。当然かなり暗い作風ではあるが、どうにかして生き延びたジェダイたちや、帝国になんとか抗おうとする反乱軍たちの生き様は涙なしには観られない。こちらもズバリ、傑作だ。

その他にも「幼少期のボバ・フェット」や「ダース・モールのその後」さらには「マスター・サイフォ=ディアス(クローンを発注した人!)」などなど、スター・ウォーズファンなら絶対に知りたいエピソードが「クローン・ウォーズ」と「反乱者たち」では描かれている。

・CGアニメだからこそ

もしかしたらアニメそのものに拒否反応がある方もいらっしゃるかもしれないが、個人的には「スター・ウォーズの世界観を描くには、むしろ実写よりCGアニメがベスト」だと思う次第だ。しかもこれらはルーカスフィルム制作……! つまりスター・ウォーズの “正史” だということになる。

無論、スター・ウォーズファンならば「クローン・ウォーズと反乱者たちが傑作なんて常識」とお思いのことだろう。だがしかし、これだけ良質な作品なのに「知ってる人全然いねえ」と感じたこともあるハズだ。両作品ともにもっともっと評価されてイイ。

なお「クローン・ウォーズ」及び「反乱者たち」の視聴は、DVDレンタルかディズニーデラックスをオススメする(何年か前はhuluでも配信されていた)。全ての実写映画とも複雑に絡み合う作品だから、どちらも観て損はしない。むしろスター・ウォーズファンを名乗るならば、絶対に押さえて欲しいタイトルだ。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

にわかオタクが好きな2019年アニメ四天王「ダンベル」「盾の勇者」「慎重勇者」あと1つがこれ

暇さえあればアニメを見ている。その時間だけは現実から解放されるような気がするのだ。そんな私(中澤)を周りはこう呼ぶ。「オタク」と。

……こんな出だしで始まる「オススメアニメ」の記事を毎クール書いてきたわけだが、たまに「にわか」と言われたりする。そこで、もう名乗ってしまおう。どうも。にわかオタクの中澤です。

というわけで本記事は、にわかオタクである私が2019年のアニメ四天王を独断と偏見で発表する記事だ。ちなみに、新作限定なのであらかじめご了承ください。

・その1『ダンベル何キロ持てる?』

女子高生がゴールドジムみたいなジムに入会するところから始まる本作。見てると体を動かしてみたくなるエクササイズ的作品なんだけど、内容もちゃんとしてて結局見るのに夢中になってしまう。

しかし、実はそんなのは大義名分で、個人的にはヒロインのひびきがただただ可愛いアニメだと思う。みんなひびきと筋トレしたいだけ。2019年最強のキャラデザと言っても過言ではない。

・その2『慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜』

主人公が異世界の勇者になる本作。設定がすでに手垢つきまくりだし、女神リスタルテの80年代ギャグマンガみたいなツッコミに最初は「うっ……」と胸やけ気味になった。クールな現代社会、同じとこで引っかかる人は多いだろう。

でも、物語の展開が面白くて次が気になり見ているうちに、スベってるかどうかギリギリのギャグのノリにも慣れて、気づけば毎週楽しみな作品に。最終話ではバッチリ泣かされました

・その3『盾の勇者の成り上がり』

こちらも異世界に勇者が召喚されるパターンだ。ただ、他に3人勇者が召喚されていて、主人公・岩谷尚文(いわたになおふみ)はその中でひときわ雑魚。そのため、他の勇者からも異世界の人からもめっちゃ差別される

生きていれば誰しもが「世の中ってクソだなあ」と思う瞬間はあると思うけど尚文よりはマシ。強制的に知り合いいないとこに連れてこられて、そこで世界中から痛烈な差別を受けながら死ぬかもしれない闘いを強いられるんだから

そんな4分の1にハマっちゃう尚文の不運が、なんとなくこれまで感じてた自分の人生の不運とリンクする。異世界転生ものは、「文化の違う異世界に行ったら人生逆転できるんじゃね?」という夢から始まってると思うけど、それは所詮夢で、実際うだつの上がらない自分ならこうなっちゃうんじゃないかな。という感じ。

そこまで尚文に感情移入したところで逆転劇が起こるので拳を突き上げずにはいられない。俺たちの尚文さんキタァァァアアア! と。第2期と第3期の制作も決定してるし、きっとみんな拳を突き上げたということだろう。

・その4『荒ぶる季節の乙女どもよ。』

高校の女子ばかりの文芸部を舞台にした本作。脚本は岡田麿里さんで、この人は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の脚本家さんだ。『あの花』『ここさけ』『さよならの朝に約束の花をかざろう』など、全てで泣きじゃくった私。岡田麿里さんに非リアの青春群像劇を書かせたら右に出る者はいないと思う

しかし、本作では泣かなかった。というのも、本作はどちらかと言うとドタバタラブコメで、後半になるにつれ、どんどん唐突な展開が増えていくのである。そのため、「大丈夫かこれ? ちゃんと終わるのか?」とヒヤヒヤしていたのだが……

最終回を見終わった時、まずじんわりと思った。「面白かったな……」と。人は、完璧なものよりどこか破綻しているものに魅力を感じるのかもしれない。これより作画が綺麗だったり、筋立てがしっかりとしたものはあった気がするが、2019年最終的に思い出すのは本作である

良くも悪くもジェットコースターみたいな作品だが、1話に1個は突き刺さるような鋭いセリフが用意されているところは、さすが脚本・岡田麿里。次回作も楽しみにしております。

──以上、“にわか” が好きな2019年アニメ四天王をお届けした。もちろんこれは、あくまで私の独断と偏見。この作品が好きな人はにわかという意味ではないし、にわかは全てこの作品が好きということでもないのでご理解いただければと思う。

手塚治虫が日本のテレビアニメの礎を築いて57年。業界は拡大し、アニメはもはやオタクだけのものじゃなくなった。普通の娯楽の1つとしてアニメが選択肢に入る時代。

そんな時代だけに、一番多いのはライトユーザーだろう。“にわか” を制する者が時代を制する。さて2020年を制するのはどのアニメか?

執筆:中澤星児
Photo:(C)2019 サンドロビッチ・ヤバ子,MAAM・小学館/シルバーマンジム、(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会、(C)2019 アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員会、


Source: ロケットニュース24

2020年冬アニメで注目の作品6選 / 放送前にアニメオタクが来期のダークホースを大予想してみる

年の瀬ですね。クリスマスが終わり、約1週間で大晦日がやって来るこの時期は、街中に年末感がバリバリ出始めます。しかし、私(中澤)が1番年末を実感するのは家の中。秋アニメが最終回を迎えることです

それは終わりの寂しさだけでなくワクワクも連れてきます。なぜなら、1月に入ると冬アニメが一斉にスタートするから。

前評判の高いアニメが不発だったり、ノーマークからブームを起こすダークホースがいたり、アニメの1クールはまるでレース。蓋を開けてみるまで分からないんですが……「アニメオタク」こと私が、制作陣などから来期の “勝つ” アニメを予想してみたいと思います

・新作を対象に予想

蓋を開けてみるまで分からないと前述しましたが、1つだけある程度の勝ちは固いアニメがあります。そのアニメとは来期で言うと『とある科学の超電磁砲T』や『ハイキュー!! TO THE TOP』『へやキャン△』などです。

これらはヒットしたアニメの続編で、蓋を開けずともすでに分かっているので予想から外しました。ファンの期待に応える感じで、話題にはなるけど爆発って感じにはならないでしょう。したがって予想は新作のみに絞ります

・その1『映像研には手を出すな!』

まずは、大本命のオーラをまとっているのが『映像研には手を出すな!』。監督の湯浅政明さんは、日本だけではなくアメリカのカートゥーンアニメ『アドベンチャー・タイム』にも携わるなど世界でも評価されている人です。

PVを見ると、どこか芸術的な絵柄で押し寄せてくるマッハのビート感がまさに湯浅監督。映像がグルーヴしてます。見てるだけで心が躍るようなワクワク感はさすが。NHKなのでリソースも十分な感じがPVに出てますね。

・その2『ドロヘドロ』

次に、これもある程度固いだろうなと思うのが『ドロヘドロ』です。魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の男が、自分の本当の顔と記憶を取り戻す物語である本作。原作の重厚な世界観をどこまで説得力のある映像にできるかが鍵ですが、アニメーション制作が『MAPPA』なので信頼できるかもしれません

『どろろ』でも重い世界観の表現は良かったし、『賭ケグルイ』でも狂った感じがよく出てました。ちなみに、監督はその『賭ケグルイ』で監督をされていた林祐一郎さん。PVを見てみると、硬派な感じが『AKIRA』とかを彷彿とさせますね。海外受けが良さそう。

・その3『恋する小惑星』

いや、日常も辛いのにアニメでまで重いの見たくないよ! そういう人のオアシスが「きらら系」という優しい世界。女の子がキャッキャウフフする日常系アニメであるきらら系、今期は『恋する小惑星』があります。

アニメーション制作が可愛い作風得意な「動画工房」だし、監督は『私に天使が舞い降りた!』でめっちゃ可愛い幼女描いてた平牧大輔さんなので、きらら系に望むもの全部ぶち込まれてそう。はたして『ゆるキャン△』に続くことはできるのか?

・その4『群れなせ!シートン学園』

『けものフレンズ』『BEASTARS ビースターズ』と、そこはかとなくブームが来ている感じもするケモナー(擬人化された動物キャラを愛好する人々)。2019年秋アニメには『旗揚!けものみち』もありましたしね。そんな来期のケモナー枠が『群れなせ!シートン学園』です。

PVを見てみると、「争い」とか「各々の生存をかけた戦い」と言っていますが、ほわほわした雰囲気が隠しきれていません。アニメーション制作はこういうのウマイ『Studio五組』なのでほわっとできそう。ひょっとしたら難民を大量発生させるアニメになるかも。

・その5『理系が恋に落ちたので証明してみた。』

特に制作陣にピンとくるものはなかったのですが、設定が良いと思ったのが『理系が恋に落ちたので証明してみた。』です。

ウブな理系男子と理系女子が、好きかどうか立証するためにデートとかしてみるってそれだけでキュンキュンしませんか? あと、ヒロインの氷室可愛すぎな。PVの雰囲気のまま崩れなければヒットありえるでコレ。

・その6『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』

これがヒットすればマジでダークホースというのが、オリジナルアニメ『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』です。しかし、スタッフを見るとポテンシャルはあると言えるでしょう。監督が『Fate/Zero』のあおきえいさんで、まず「お?」と思ったのですが、その上、脚本がなんと舞城王太郎なんです

少し前、芥川賞とか文壇でよく名前を聞いた舞城王太郎さん。元からマンガ原作とか色んなことをやる人ではありましたが、ついにアニメ進出……!

実は、私は舞城王太郎さんの小説を全部読んでるんですが、自閉的な語り口で全容がつかめないまま物語だけが大きくうねる感じが特徴的です。特に好きなのが、キャラのセリフ回しで、脈絡のない世界の変化についていけない感じが極めて人間的。世界の全容なんて把握できなくて当たり前なんですよね。

そんな舞城王太郎の世界観が情報量の多いアニメでどこまで表現できるかが鍵だと思います。ちなみに、PVを見たところ、主人公のセリフ回しはめっちゃ舞城節でした。ハズレの可能性も高いけれど、個人的には来期最も注目している作品です。

──以上、制作陣やPVを見て個人的にピンと来た6作品を厳選してみました。これ以外にも原作が人気の『空挺ドラゴンズ』『ランウェイで笑って』や、懐かしの『魔術士オーフェンはぐれ旅』、熊本県が制作した『なつなぐ!』などなど、正直、来期は群雄割拠のクールになりそうな気がしてます。

そして、こんな混戦のクールこそダークホースがポロッと登場するもの。注目作を選んだ一方で、ノーチェックのアニメの大躍進を望んでいる自分がいます。さて、この中から来期を制するアニメは登場するのか? ワクワクしながら見守っていきたいと思います。 

執筆:中澤星児
Photo:©︎2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会、(C)2020 林田球・小学館/ドロヘドロ製作委員会、(C)山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会、Ⓒ山本アリフレッド・COMICメテオ/アニメ「リケ恋」製作委員会、(C)IDDU/ID:INVADED Society


Source: ロケットニュース24

【無料配信】ベルばら池田理代子 原作の伝説アニメ『おにいさまへ…』がYouTubeで見られるよーッ! なんと全話を公開予定! おにいさま…涙が止まりません…

ある一報を受け取ってからというもの、手の震えがとまらない。90年代にNHKで放送された伝説のアニメ『おにいさまへ…』が全話無料配信されているというのだ!

『ベルサイユのばら』の池田理代子先生の同名の漫画をアニメ化した同作。公式サイトに「その衝撃的な内容は当時地上波ではまず考えられない」と言わしめたあの作品がYouTubeに帰ってきたぞーッ!

・『おにいさまへ…』が伝説である理由1「世界観が激ヤバい」

『おにいさまへ…』が視聴できるのは、YouTubeの手塚プロダクション公式チャンネルだ。2019年11月8日より配信開始。月~金に毎日1話ずつ公開されており、12月4日現在、全39話中11話までが公開されている。

配信スタートから少し日は経ってしまったが、“おにいさまへ友” から連絡を受け、ファンとしてこれは世界中にお伝えせねば……という謎の使命感を覚えてしまった。ということでまずはあらすじを紹介させてほしい。

「私立青蘭学園高等部の入学した主人公の御苑生奈々子(みそのお・ななこ)。青蘭学園には『ソロリティ』と呼ばれる “選ばれた者” だけが入ることが許される社交クラブが存在した。

ソロリティメンバーズは良家の令嬢や容姿端麗な生徒ばかり。 “庶民の子” である奈々子は自分には縁のない世界だと思っていたが、なぜか『ソロリティ』の候補者に選ばれてしまう。後に、奈々子のソロリティ入りの裏では学園の女王的存在・宮さまこと一宮蕗子(いちのみや・ふきこ)が動いていたことがわかる。そこには奈々子の知らない愛と憎しみが渦巻いていた……。」

こんな舞台設定だけでも心ときめくが、ドロドロなストーリーを華やかにしてくれるのが華麗な登場人物だ。『おにいさまへ…』には宝塚の男役のような麗人キャラが2人登場する。「薫の君」と「サン・ジュスト」だ。

本名ではなく彼女らを慕う女子生徒がつけた愛称なのだが、その由来がヤバい。薫の君は『源氏物語』に登場する右大将・薫の君から。そして「サン・ジュスト」はフランス革命でロベスピエールの右腕として活動し、その美貌と冷徹さから「死の天使長」と呼ばれた「ルイ・アントワーヌ・ド・サン=ジュスト」から、その名がとられているのだ。


ストーリーは奈々子、宮さま、薫の君、サン・ジュスト、そして奈々子のクラスメイトでソロリティメンバーのひとり信夫マリ子(しのぶ・まりこ)を中心に進む。なかなかエキセントリックな世界観ではあるが、それだけに愛情、同情、憎しみ、嫉妬など人の持つあらゆる感情が際立ち、その渦に視聴者は引き込まれてしまうだろう。

・伝説な理由2「声優が胸アツ」

さてストーリーもなかなかすごいが、アニメ版は声優陣が豪華なことでも知られる。たとえば、薫の君は戸田恵子さん、サン・ジュストには島本須美さん、そして宮さまには小山茉美さんなどなど……! 詳しい方ならハッとするはず。

戸田恵子さんと言えばアンパンマン、島本須美さんはナウシカやしょくぱんまんを演じている。そして小山茉美さんと言えば『Dr.スランプ』のアラレちゃんじゃないか!

女子高を舞台に、アンパンマンとしょくぱんまんがタカラヅカのように華麗にかけあい、たまにアラレちゃんが絡んでくるという……そんな妄想もはかどる作品である。

・伝説な理由3「劇画、まさに劇画」

そしてアニメで印象的なのが演出だ。重要なシーンで「シャキーン……ッ」と効果音と共に画面が劇画タッチの絵にさしかわる「止め絵」という技法が多用されているのである。たとえるなら『あしたのジョー』や『エースねらえ!』を想起されるあの演出だ。

それもそのはず。『おにいさまへ…』の監督は、『あしたのジョー』や『エースねらえ!』の製作にも関わった出崎統(でざき・おさむ)監督なのである。

私(沢井)は90年代後半に見たのだが、90年代のクリアで滑らかなアニメーションのなかに突如登場する「止め絵」のインパクトは一周回って新鮮、そして強烈。アニメ版『おにいさまへ…』ファンは必ずこの止め絵のことを話すくらい印象深い演出なのだ。これから見るという人は、ぜひ目に焼き付けてほしい。

・配信は2020年1月21日まで

そんな『おにいさまへ…』の配信は、無期限ではなく期間限定。といっても2020年1月21日14時までと比較的長期である。ヨカッタ……! もう正月休みは『おにいさまへ……』一気見で決定だ。ちなみにだがアニメ版は原作とは異なるラストを迎えるので、両方を比較しながら見るとより楽しめるだろう。

それにしてもこの21世紀に『おにいさまへ…』を再び見ることができるなんて、なんと幸せなことか。胸アツすぎて……おにいさま……涙が、止まりません……。

参照元:手塚治虫公式サイト『おにいさまへ…』YouTube
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.


Source: ロケットニュース24

【コラム】2019年秋アニメのラインナップにアニメオタクが震えあがった理由

できることなら働きたくない。だが、生活のためには働かないといけない。20代前半の頃、私(中澤)はジレンマの中で携帯販売をしていた。そんな時に、隣にあったJ:comのモニターに映し出されたのが『とある科学の超電磁砲』の御坂美琴である

なんて可愛いんだ……! 御坂美琴に一目ぼれした私は、それ以降、暇さえあればアニメを見るようになった。アニメを見ている時間だけは現実から解放されるような気がしていたのである。そんな私を周りはこう呼んだ。「オタク」と。

新しいクールが始まる直前、私には必ずやることがある。それは新クールに始まるアニメの事前チェック。だが、2019年秋アニメのラインナップをチェックしている時、私は思わず震えあがってしまう事実に気づいた

・群雄割拠の2019年秋

まず思ったのは、2019年秋アニメは続編が強いクールになりそうだということ。『PSYCHO-PASS 3』をはじめ、『ちはやふる3』『僕のヒーローアカデミア(第4期)』『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』『この音とまれ!(第2クール)』など、話題作の続編がひしめき合っている。

さらには、『無限の住人-IMMORTAL-』『BEASTARS』など多くのファンを抱えるマンガのアニメ化も。稀に見るモンスター級のビッグタイトルが激突しているのだ。

・震えあがった理由

これだけならただただ「キターーーーーーー!」と思うだけなのだが、震えあがったのは放送日時を確認した時のこと。

『ちはやふる3』日本テレビ毎週火曜深夜25:29から
『BEASTARS』フジテレビ毎週水曜日24:55から
『PSYCHO-PASS 3』フジテレビ毎週木曜日24:55から

──『PSYCHO-PASS 3』こそまだ放送時間が確定していないが、1番辛い週の真ん中がガッツリ持っていかれていることになる! 寝不足必至!! 「録画するかネットで見れば?」と思う人もいるかもしれないが、好きな作品ほど待ちきれなくてリアルタイムで見てしまうのである。理屈では解決できないことも世の中にはあるのだ。

……と、ビッグタイトルだけでも手一杯な2019年秋アニメだが、個人的には『神田川JET GIRLS』の1話は要チェックだと思う。監督が金子ひらく、キャラデザが鳴子ハナハルというのは、一部の男子が反応する組み合わせではないだろうか。軽いノリを期待している。

とにもかくにも、フタを開けてみないとわからないところがある2019年秋アニメ。アニメ好き諸氏はくれぐれも寝不足に注意してくれ。

参照元:PSYCHO-PASS 3
執筆:中澤星児


Source: ロケットニュース24

23才になった「おジャ魔女どれみ」が登場! 新作『おジャ魔女どれみ20’s』のビジュアルが公開 / 舞台は2013年頃? 早くもアニメ化切望の声続出

90年代~00年代にかけ魔法少女モノを語るのに欠かせない『おジャ魔女どれみ』シリーズ! この2019年に20周年を迎え、YouTubeで新作ショートアニメが公開されたり、さまざまなイベントが企画されている。

そんなアニバーサリーな年にどれみ達の大人になった姿が公開! 新たな作品として登場することが発表された。その名も『おジャ魔女どれみ20’s』である。

・20代のMAHO堂メンバー / 舞台は2013年頃?

『おジャ魔女どれみ20’s』』、23才になったMAHO堂魔女見習いメンバー達の物語。10月2日に講談社ラノベ文庫から刊行予定だ。23才……? メインキャラのほとんどは1990~91年生まれなので、リアルタイムでは29才のはず。20周年なので、20年分、年齢を重ねたどれみ達のお話になるかと思ったら、どうやら違うようだ。

あらすじを見てみると。「ロンドン五輪の夢やぶれて再びリオ五輪を目指すあいこ」という記載がある。ロンドン五輪は2012年で、リオ五輪は2016年なので、彼女たちの年齢を考慮しても舞台は2013年頃であるらしい。

・リアルな物語に期待

『おジャ魔女』シリーズは、アニメ放送時も不登校問題を取り上げるなど、子供たちのリアルに迫ったストーリー作りが話題となっており、小学生だけでなく、その親、そして目の肥えたアニメファンの心もつかんだものだ。

アニメ終了後も、その後がライトノベル化されており高校卒業の『おジャ魔女どれみ19』で完結。したはずなのに、なぜいま23才の彼女たちを描くのだろう。

20代、とくに多くの人が社会に出る23才という年齢は人生のターニングポイントの1つとも言える。がむしゃらに夢を追う10代~学生時代の終わりから、その後の生き方を決める20代中盤へ。さらなるステップアップをする人もいれば、実力と夢とのギャップを知り挫折を味わう時期でもある。

どれみは臨時教師、はづきはパリでヴァイオリン修行、オリンピックを目指すあいこに、舞台女優のおんぷ、スイーツ修行中のももこ……この情報だけで彼女らの葛藤が目に見えるよう! 今回もおジャ魔女世代にリアルな物語を見せてくれそうだ。

・早くもアニメ化切望の声!

ストーリーも気になるが、20代になったどれみたちに魔法がどう絡んでいくかも気になる! 今回はノベル化だが、ネット上でははやくもアニメ化を望む声が出ている。たしかに大人になったどれみ達の動く姿が見たい! 東映さん、ぜひご検討お願いします!!

参照元:Twitter @K_lanove_bunko
執筆:沢井メグ


Source: ロケットニュース24

【IWGP】『池袋ウエストゲートパーク』のTVアニメ化が決定するも、なぜかプロレスファンが熱い反応「新日の人気もここまで来たか…」

めんどくせェェェェェエエエエ! え? いやいや、本当に面倒なワケではないですよ。TOKIOの長瀬智也さんが演じた『池袋ウエストゲートパーク』の主人公・マコトの真似をしているんです。ブクロ最高ォォォォオオオオ!

本日2019年9月2日、とんでもないニュースが飛び込んできた。石田衣良さんによる小説『池袋ウエストゲートパーク』が、なんとTVアニメ化するというのだ! マママ、マジでーー!? そのチョイスは予想外だったぞ!! しかし……。

この知らせに、なぜかプロレスファンが熱い反応を見せているのである。プロレスファンが? 『池袋ウエストゲートパーク』アニメ化に? 一体どういうことなのか。

・あの名作がアニメ化

本日開設されたTVアニメ『池袋ウエストゲートパーク』の公式Twitterアカウントによると、番組の放送開始は2020年。『ダンベル何キロ持てる?』などを手掛ける「動画工房」がアニメーション制作を担当するようだ。石田衣良さんによる応援コメントを以下でご紹介したい。

「リアルでカッコいい池袋を!

子どものころから、ぼくは数々の傑作アニメを観て育ってきました。今回『池袋ウエストゲートパーク』のTVアニメ化が決定して、今からオンエアが楽しみでなりません。

TVドラマや舞台化もされた、このシリーズがアニメではどんな世界として創作されるのか。

通常は扱われることのない社会的事件を、どう鋭くアニメで描き切れるのか。日本アニメの底力に期待しています。」

・謎のプロレスファン

「IWGP」 の愛称で親しまれる同作品。今なお熱心なファンが多いだけに、アニメ化決定のニュースはネットでも大きな盛り上がりを見せている。だが、一方で何やら意味の分からないことを口走る男がいた。当サイトきってのプロレスファン、サンジュンである。

この件に関してはマジで意味不明すぎて私(あひるねこ)も困惑しているため、今回は彼の発言をそのまま以下に引用しようと思う。あなたにはこの男の発言が理解できるだろうか?

「IWGPもついにアニメ化か……。新日本プロレス人気もついにここまで来たのかと感慨無量だ。

当然、第1部は猪木が主人公だろう。ハルク・ホーガンを始めとする強敵も多いし1部だけでも24話、つまり2クールはイケる。視聴率45%は堅い。今の若いヤツらは猪木の現役時代を知らないからな。猪木のすごさを世に知らしめようとする新日本プロレスの “猪木愛” に震えるじゃないか」

「第2部は藤波、長州が主人公であることは言うまでもない。そして第3部は闘魂三銃士だ。油断してはいけないのが、おそらくIWGPのすぐ後には『IWGP.Jr』や『IWGPタッグ』が控えているところ。

個人的にはライガーや保永昇男、エル・サムライが凌ぎを削っていた時代の『IWGP.Jr』が楽しみだな。日本中の子供がマスクマンに憧れて、誰もが普通にマイマスクを持つ時代がやってくるに違いない」

……まいったな、何度読み返しても何を言っているのかサッパリ分からない。「新日本プロレス人気もついにここまで来たのか」という冒頭からしてすでにカオスである。誰も新日の話はしていないだろう。そうじゃなくIWGPアニメ化の話を……って、ん? IWGP?

・謎の真相

そう、池袋ウエストゲートパークの愛称である「IWGP」は、同時に「International Wrestling Grand Prix」という、かつて新日本プロレスが開催したリーグ戦の名称及び、同団体が管理するチャンピオンベルトの名前でもあったのだ。

なるほど、だからサンジュンは猪木がどうとか長州がどうとか言ってたのか。頭がおかしくなったのかと心配したぞ。しかし、同様の勘違いをしたのはサンジュンだけではなかったようだ。「IWGP」と聞いて、プロレスの方を連想した人がネットでは続出した模様である。

・ネットの声

「トレンドの『IWGPアニメ化』見て『猪木舌出し失神事件アニメ化』を連想したプロレスファンです」
「新日本プロレス来まくってんな!! と思ったら池袋ウエストゲートパーク」
「素直だから『ん、どの試合を?』とか思っちゃうじゃない」
「何? プロレスアニメ化するの!? 時代的にどのあたり!? 闘魂三銃士? それとも鶴龍時代!? とか思って期待した俺が馬鹿だった」
「オカダ・カズチカ(cv:三森すずこ)か???? まで考えて自分が大きな勘違いをしていることに気付いた」
「オカダとか棚橋や天山が出てくるのかと思って少し期待したのに」
「むしろプロレススーパースター列伝をアニメ化しろ」
「タイガーマスク! タイガーマスク!」

・来年放送

念のため繰り返すが、来年始まるのはプロレスアニメではない。『池袋ウエストゲートパーク』のアニメである。サンジュンのように勘違いしないよう気を付けてくれ。とは言え、これだけ期待されているなら「IWGP」のベルトを巡るオリジナルアニメの登場もある……かもしれない。

参照元:Twitter @iwgp_anime
執筆:あひるねこ


Source: ロケットニュース24