【やってみた】日本のクレジットカードで「Alipay」にチャージ → 日本で使えるのか試してみた / そして分かったこと

2019年11月4日、中国のキャッシュレス決済「Alipay」に嬉しい改革があったことが確認された。従来、現地の銀行口座を持つ者のみが登録できたところ、口座なしでもOK! クレジットカードやデビットカードでチャージできるようになったのだ!

私(沢井)も実際にやってみたが、ものの5分でチャージ完了! しかも未使用分は90日後に返金されるという。中国への短期滞在に最適なシステムだが、Alipayが使えるのは中国だけではない。日本でもインバウンド向けに多く導入されているが……私たちも利用できるのだろうか?

・日本でも使いたい → 実名認証してみる

Alipay内のミニアプリ「Tour Pass」を利用することで、現地口座を持たない外国人もAlipayを利用できるようになった。ということは、中国国内に限らずAlipayが導入されているお店ならどこでも使えるのだろうか? 

「Tour Pass」登場前、Alipayを日本で使おうとした人たちの情報を総合すると、中国国外でAlipayを使うには「中国大陸の銀行カードを使って実名認証が必要」であるという。

では、実名認証はどうすれば良いのかというと、「身分証+中国の銀行カード+もろもろの個人情報」の登録が基本である。

ということで従来の方法に従って登録。パスポート&顔写真の登録は認証に時間がかかったものの難なくクリア。だが肝心の銀行カードの登録が……できない! 事前情報ではクレジットカードで登録できると聞いたのだが、私の場合、VISAもJCBも「サポート外」という表示が出るのみで登録不可だった。

もしかしてミニアプリ「Tour Pass」の登場によって事態は変わった? カードの登録はできなかったけど、「Tour Pass」で入金すると作成される上海銀行のプリペイドカードが紐づいており、「上海銀行のキャッシュカード」と表示されている。

中国のこういったサービスはコロコロ変わるものだ。いけるかもと期待を胸に、日本でいちはやくAlipayを導入したローソンに行ってみたところ……

・ローソンで使ってみた

ダメでしたーーーーッ!

ローソンの端末に表示されたのは「お客様の銀行口座はお使いいただけません」という旨のメッセージ。ただエラーの理由は「中国大陸の銀行口座じゃないから」ではなく、「残高不足」「通信障害」「利用額超過」などが考えられると挙がっていた。仕方がないのでPaypayで払った。

・分かったこと → 「Tour Pass」=インバウンド専用Alipayと呼びたい

Alipay内のミニアプリである「Tour Pass」を確認すると、確かに100元入金されている。

しかしAlipay本体の残高は0元のまま。この0元表示から考えるとローソンで出た “残高不足の可能性” の表示も納得がいくものだ。

また「Tour Pass」の残高からAlipay本体にチャージすることもできない。そこから考えられるのは「Tour Pass」を通したAlipay決済ができるのは大陸だけ、つきつめて言えば中国大陸を訪れる外国人専用ということだ。「Tour Pass=中国のインバウンドに特化したAlipay」と呼んでも差し支えないのではないか。

うーん、中国に定住していない私たちも自由に使えたらと期待しただけに残念! しかしこれまで中国のキャッシュレス社会から外国人が締め出されていたことを考えると、やはりこの “改革” は大きい。実際、中国国内でどれだけ使えるのか、またライバルのWechat payが今後どう動くのか要チェックだと言えるだろう。

参照元:Alipay(iOS)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
Screenshot:Alipay(iOS)


Source: ロケットニュース24

【断言】今後、以下の場所に中国・台湾人の観光客が増加します「谷中銀座」「赤羽橋」「タワービュー通り」「毎日新聞社ビル」→ その理由

2020年の東京五輪をひかえ訪日外国人が増加中! インバウンドという言葉をよく聞くようになって久しいが、最近では大都市より地方観光が好まれる傾向にあると言われている。

だがしかし……! 2019年9月になって東京のいくつかのスポットがにわかに注目されているのをご存知だろうか? 今後、中国・台湾からの観光客が増加するはず。いや、すでに第一陣はやってきている。今後、10月に本格化する見通しだ。その理由とは?

・今後、以下の場所に中国・台湾人の観光客が増加します

にわかに注目されているのは、「谷中銀座」「赤羽橋」「パレスサイドビル(毎日新聞社ビル)」、そしてスカイツリーの「タワービュー通り」など東京のいくつかのスポットだ。これらは全く一貫性がないように見えるが、現在 “聖地” として注目されているのだ。

・その理由

いったい何の聖地なのか。理由は「アジアの天王」の異名を持つ台湾人アーティスト「ジェイ・チョウ(Jay Chou / 周杰倫)」の新曲『說好不哭 / 泣かないと約束したから』のミュージックビデオに登場する場所だからである。

ジェイの新曲発表は実に489日ぶりのことだという。また今回はアジアで絶大な人気を誇るバンド「Mayday(五月天)」のアシン(Ashin / 阿信)とのコラボレーションということでもあり、さらに注目を集めた。

MVが公開後、ロケ地が日本と知られた途端、ネット上で大きな話題に! 折しも中国大陸では10月1日から、台湾は10月10日から大型連休が始まる。詳しくは映像でご確認いただけるが、登場したロケ地が聖地として個人ブログのみならず大手ニュースサイトなどでもまとめられたのだった。

・新曲はまさかの日本のレーベルから

これらの動きは一部の熱狂的なファンのしわざではない。どれほどのインパクトであったかというと、たとえば中国の音楽プラットフォーム「QQ音楽」では公開から12時間でこの1曲の売上が1500万元(約2億3000万円)を超え、歴代トップセールスを記録したと発表。その後も売上をドンドン伸ばしている。

またMVに出演した三吉彩花さんや渡邊圭祐さんも、中国や台湾のSNSでトレンド入りするなど、その影響は拡大中だ。

……と、これだけなら「へ~」と対岸のことと感じてしまいそうなものだが、興味深いのはこのアジアに最大級のインパクトを与えた楽曲が、ONE OK ROCK や flumpool らが所属する日本のレーベル「A-Sketch」からリリースされたことである。それは盆と正月とあといろいろが一緒に来たかのような衝撃だ。情報量が多すぎて混乱するレベルである。

日本の音楽シーンは、いい意味でもそうでない意味でもガラパゴス化していると言われている。またアジアに関していうと一方通行で、中国や台湾では日本のアーティストがよく知られているのに逆はほとんどゼロに近いだろう。

ジェイの日本レーベルからの “デビュー” は大きな意味がある。アジアの人気曲の感動をリアルタイムに共有できるようになる……そんな予感を感じさせてくれたのだった。

参照元:A-Sketch捜狐中央通訊社天下雑誌(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:A-Sketch,used with permission.


Source: ロケットニュース24