【待ってた】ブレイキングバッドの続編映画が10月に配信! 主演俳優「その前にこの動画を見とけ」

“人類史上、最高の創作物” ──と、私から言われているアメリカの連続ドラマ『ブレイキング・バッド』。実際、本作はアメリカのみならず全世界で社会現象を巻き起こすほどメガヒットし、当サイトでも幾度となく取り上げてきた。

その続編映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』が10月11日よりNetflixで独占配信されるぞぅ~っ!! 待ちきれない~っ!! 一体どういう内容なんだよぉぉぉー!! タイッ! タイッ! Yeah!! ……と興奮していたら、あの俳優が意味深なツイートをしていたぞ。コレはつまりどういうことだってばよ……?

・予告映像(1分)の情報量が多すぎて困惑

順を追って説明していくと、まず『ブレイキングバッド』は、温厚な化学教師ウォルターが主人公。末期癌(がん)を宣告されたため家族に遺産を残すべく、その化学知識をフル動員させてドラッグを精製し荒稼ぎするのだが、のちに裏世界でのし上がっていく──という衝撃作だ。

続編映画の『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』では、そのウォルターの元教え子で、麻薬精製の相棒だったジェシー・ピンクマン(演:アーロン・ポール)が主人公を演じる。本作は10月11日よりNetflixで独占配信されるが、それに先立って予告編も公開されているゾ。

予告編に登場したのはジェシーの仲間スキニー・ピートで、警察あるいは麻薬取締局(映像の冒頭でハンク・シュレイダーらしき写真が確認できる)の取調室で、尋問を受けている。そしてジェシーの居場所について問われるとスキニー・ピートは、以下のように供述する。

スキニー・ピート「勘弁しろよ。もう500回は言ったぞ。あいつがどこにいるか知らねえよ。どこに向かってるかも知らねえ。北か南か西か東か。メキシコか、月か。検討もつかねえよ。

でもな……たとえ知っていたとしても、教えねえよ。俺だってニュースを見ていたからな。アイツが小さな檻に入れられたのを見たんだよ。メス(麻薬)の調理もさせられていたらしいな。

だから悪いな、俺からは何も言うことはないよ。お前らがジェシー・ピンクマンを檻に戻す手助けをしてたまるかよ!」

 

この予告映像を額面通りに受け止めると、つまりこういうことらしい。

・ジェシーは何かしらの理由で一度、投獄された
・しかも収監先の檻で麻薬精製をさせられていた
・現在は追われている身
・スキニー・ピートは500回も同じことを聞かれている

 

情報量、多っ!!!! というか “檻で麻薬精製” ってどんな状況だよ!? 自由すぎるだろアメリカッ!! あとスキニー・ピートに500回も同じこと聞くな! ハイなのかよっ!!

 

※この先は「ブレイキング・バッド」のネタバレ注意!!

 

・ジェシー役のアーロン・ポールが意味深なツイート

──と、こんな具合にパニックになったのは筆者だけではないだろう。一体どんな映画なんだよぉ、ジェシーに何があったんだよぉぉぉ!? と悶々(もんもん)としていたら、本作の主人公ジェシーを演じるアーロン・ポールが “ある動画” を引用し、意味深なツイートをしていたのである。

 

アーロン・ポール「情報解禁だぜ。(映画が)公開されるまで、この動画を見て備えておいてくれ」

 

アーロン氏が引用したその動画は『ブレイキング・バッド』シーズン3-7『ハンクの苦しみ(英題:One Minute)』の一部だ。ウォルターが150万ドルの分け前を条件に、ジェシーをパートナーに引き入れようとする場面だが、こんなやりとりが交わされる──。

 

ジェシー「……嫌だ。断る」

ウォルター「150万ドルのオファーを断るというのか……?」

ジェシー「違う! 断るのは金じゃない。あんたがお断りなんだよ! もう二度とあんたと関わりたくない! あんたと会って以来、大切にしていたものは、何もかも失った。全て台無しにされ、ボロカスにされて、この世から消え去った。偉大なるハイゼンベルク(※ウォルターの偽名)と関わって以来な。俺はこれほど “孤独” を味わったことはない。俺には、もう何もない! 誰もいない!

ウォルター「…………」

ジェシー「(※中略)なぜ俺が必要なんだ!? 俺の作るメスは粗悪品だと言っただろ。そうだろ!? 俺のメスはゴミ同然だと、あんたは言ったんだよ!」

ウォルター「……君のメスは良質だ。私が作るものと同じぐらい

ジェシー「…………」

 

動画には、孤独に苦しむジェシーが胸の内を爆発させている姿と、ウォルターがジェシーのメス精製技術を評価する様子が描かれている。

アーロン氏がわざわざこの動画をファンたちに示したのは、続編映画につながる大きなヒントが隠されているからであろう。

 

・映画は「ドラッグと孤独の間で苦しむジェシー」か?

実際、この動画を見て私は「なるほど!」と、膝を打った。『ブレイキング・バッド』では なんやかんやあって自由の身となったジェシーだが、所詮は元チンピラである。その後もダークサイドに堕ちっぱなしのジェシーはおそらく何かしらの犯罪に手を染め、逮捕・収監されたのだろう。

しかし、先の予告編でスキニー・ピートは、“ジェシーが檻の中でメスを調理させられていた” と供述している。

つまり、ウォルターもが認めるメス精製技術を持つジェシーは刑務官などにその腕を買われ ”悪用” ──メスの大量生産を強要されたのではなかろうか?(アメリカの刑務所ならあり得る……?)

一方で、“孤独” に苦しむジェシーの再生もこの映画では大きなテーマになるはずだ。 “俺には何もない。誰もいない!” と吐露していたジェシーに、心を通わすことができる人物が現れることになるのだろうか。

・「El Camino」って? アイツらの出演は?

ちなみに映画のタイトルである「El Camino」は、シリーズ最終話でジェシーがウォルターの元から走り去ったときに乗車した車の車名である。

さらにちなむと「Camino」はスペイン語で「道」という意味だそうだ。ジェシーは続編映画でもこの車のハンドルを握り、「堕落の道」あるいは「再生の道」に向かって走り出す……のかもしれない。

このタイトルが意味するところも気になるが、ファンとしてはやはり ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)とソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)が出演するかどうかが最大の関心事だろう。

今のところそういった情報は入ってきていないが、筆者は間違いなく、この2名は出演すると思うぞ(回想であれなんであれ)! ドラマ版の生みの親であり、本作でも監督・脚本を務めるヴィンス・ギリガンは必ずやファンの期待に応えてくれるハズだ。配信される10月11日(金)まで、心して待たれよ!

参考リンク:Twitter @Aaron PaulYouTube
執筆:ショーン
イラスト:マミヤ狂四郎
Photo: Courtesy of Netflix.


Source: ロケットニュース24