楚々とした女性、昭和のオヤジ…。小屋って実は人間らしい?

日本には様々な建物があれど、「なぜか小屋を偏愛してしまう」というカメラマン・遠藤宏さん。旅先で「妙に引き寄せられてしまった」という小屋との出会いをレポートしてくれました。一見したところボロボロなだけの小屋たちですが…。遠藤さんが力説する魅力のワケ、あなたにもわかりますか?

田んぼの中に建っている小屋

私が「小屋マニア」になったワケ

小屋といっても様々ですが、私が愛してやまないのは畑や田んぼ、漁港などにポツンと建っている、おおかたが錆びたトタンで囲われている小屋です。設計者不明、用途不明、所有者不明、何が入っているのかも不明。そしておしゃれ度はゼロな小屋の魅力についてお話ししていきます。

偏愛と妄想を押し付けまくりますので、途中で振り落とされないように最後までついてきてくださいね。

単刀直入に小屋のどこが好きなのかを一言で言えば、その「佇まい」です。最初のうちは出張などの旅先で小屋に出会って感動していましたが、最近は小屋に出会いたくて仕事と関係なく旅に出るようになってしまいました。私がはまってしまったその魅力、言葉で尽くしても伝わりづらいので、具体的に見ていきましょう。実は小屋ってすごく人間らしいんです。

冒頭の写真を御覧ください。私のお気に入りのひとつで、小屋のお話をするときには大体いつも最初に紹介しているやつです。

キーワードとしては「田んぼ」「広々」「青い空」「ポツン」で、この四つの要素が入っていれば、ほとんどの小屋はかわいらしく見えてきます。
サイズもほどよく小ぶりでかわいいですよね。この小屋には加えてふたつの魅力があります。

ひとつ目は、屋根も壁も白一色というシンプルな潔さ。楚々とした女性的な雰囲気を感じてしまうのは私だけではないはずです(変態ではなく、あくまでも偏愛…です)。小屋の塗装色で白というのはとっても珍しいのですが、色については機会があればまた追い追い。

ふたつ目は、空をゆったりと横切っている電線とのつながりです。もうホントに憎たらしいほど空間演出がうまい! 電線があることで社会との繋がりが感じられて全然さみしそうに見えなくなっているのです。

「たまたま私はここに建っていますけど、いつもLINE(電線)でお母さんとか、友達とかカレとちゃんとつながってます。だから一人でつまんないとかないです。ていうか、大勢の人の中にいた方が寂しいって感じることないですか。あー、それよりか、うちのおばあちゃんマジでかわいいんですよ。私も歳とったら、あんなふうになりたいなーって思ってます。あー、マジ憧れる」

そんなひとり言を口にしているかのようです(妄想です…)。

この小屋は家族思いでしっかり者の若い女の子的だったのです。もちろん日焼け止め対策もばっちりですね。そうそう、彼女のおばあちゃんというのは、もちろん歳月を経て良い具合に古びた小屋のことですよ。

「日焼けもおそれず働くおっさんサラリーマン」のような小屋

大丈夫ですか、ついて来れていますか? 読了率がここらでガクッと下がったような気がしますが、気にせず次にいきましょう。

錆びたトタン小屋

はい、コチラ。四つのキーワードは一緒ですが、先ほどとは打って変わって錆び錆びトタンな小屋で、しかも微妙な傾きアリ、です。

さぁ、読んでくださっている皆さん、かつて小さい頃に見て今も心の中にある小屋をここで思い出してください。どれも錆びたり傾いたりしていませんでしたか。そう! 錆びと傾きのない小屋なんて小屋じゃないってな具合です。

白い小屋は日焼け止めバッチリな若い女性に例えましたが、この小屋は「日焼けもおそれず働くおっさんサラリーマン」です。配属先はもちろん営業部。これまで晴れの日も雨の日も足で稼いできました。だからこその日焼けで、彼の中では日サロは邪道で認めていません。

そうしたキャラクターを想像して改めて写真全体を見返してみましょう。電柱電線と相まって、この小屋が音符「♪」に見えてきませんか?

実はこの小屋は「日焼けもおそれず働き、さらにカラオケが大好きなおっさんサラリーマン」=昭和のオヤジ社員な小屋だったのです。はるか後ろで平成生まれの若い部下二人(じゃなかった、小屋二軒)が遠巻きに見ています。

「うわ〜、サビ山課長代理補佐、また今夜もカラオケのスイッチ入っちゃったよ」
「マジか〜。オレ早く帰りたいのに…」って。

もちろん十八番は長渕剛の「乾杯」です。
私も昭和生まれなので痛々しく見られる視線には慣れています。カラオケは苦手ですが、この小屋にはちょっとシンパシーを感じます。サビ山さん、今夜はこのまま行っちゃいましょう! 乾杯!…とかなんとか。

小屋は、時間の経過とともに浮き出てきた錆びやペンキの色あせ、柱の傾きや周辺との馴染み具合などから、いかようにも解釈できてしまう個性と自由さを持っています。出会った時には分からなくても、写真を眺めているうちにあらためて気付くこともたくさんあります。小屋というのは、読み解いたら面白い情報がぎっしり詰まった建築物なのです。

皆さんも通勤中や週末の外出時に小屋を見かけたら、ちょっと想像してみてください。
なんのためにあそこに建っているんだろう? あの中には何が入っているんだろう? そして、あの小屋はどんなキャラなんだろう?
一切役には立ちません。でも、いい感じの時間つぶしにはなるかもしれませんよ。

Source: 日刊住まい

【真実】どこにでもいるオッサンが、プロの写真家に撮影してもらったら死ぬほどカッコ良くなった!

近年はスマホの性能向上が目覚ましい。通信性能もさることながら、カメラ機能は想像を超えるスピードで進化している。ひと昔前ならデジタルカメラに遠く及ぶなかったのだが、今では誰でもカンタンにキレイな写真を撮影できる。とはいえ、所詮スマホである。「プロ並みの写真が撮れる」とどれだけ謳ったところで、やはりプロには勝てないはず

そこで実際に私(佐藤)のポールダンスの練習風景をプロに撮影してもらったところ、ダイナミックで迫力のある写真を撮影してもらうことができた! これがプロか!! プロの撮る写真なのか!

・プロに撮影して欲しい

今回撮影をお願いしたのは、プロの写真家アサイミナさんだ。彼女はバンドのライブやイベントの撮影を中心に、雑誌や広告などさまざまな分野の仕事を請け負っている。縁あって、彼女に撮影をお願いすることになった。実は私は、かねてからプロフィール写真をプロにお願いしたいと考えていた。

というのも、ポールダンスをやるようになって、もうすぐ3年が経とうとしている。だが、ポール用のプロフィール写真はまともなものが1枚もない。しかも普段からロクな写真を撮っていない。近頃は半裸で撮影することさえある。

1回くらいまともに撮影してもらいたい! そう思い、彼女にお願いしたのである。

・プロに撮影してもらった結果!

撮影は、私が日頃お世話になっているポールスタジオで行った。ちなみに都内のポールレッスンスタジオでは、個人練習向けにスタジオの貸し切りレンタルを行っている。朝8時から3時間予約し、段取り等も含めて都合1時間みっちり撮影して頂いた。

彼女はフラッシュにカラーフィルムを貼り付けた「カラーストロボ」で、私を撮影したいと希望していた。私は専門的なことはまったくわからないので、すべて彼女におまかせして、出来る技を順番に実践するだけ。途中休憩をはさみながら、約1時間撮影。

撮影データ(RAWデータ)は彼女の手によって現像・レタッチ等を施され、その日の夜には私の手元に届いた。さて、一体どんな写真が撮れたのだろうか? 出来上がった画像はこれだ!

プロってすげええええええええええええええ!

当たり前だけど、やっぱりプロの写真はすげええええ!!

「キモイ」とか「汚い」とか「生理的に受け付けない」とか、びっくりするほど辛辣な言葉を投げかけられる、そこらへんのオッサンの私が、まるでスターじゃないか! あえて自分で言おう!

俺、カッコイイ!!

私は1時間の撮影ですっかりヘトヘトに疲れてしまい、最後の方はまともに技を決めることができなくなっていた。それでもプロの腕にかかると、ダイナミックな写真に仕上がる。きっと素人なら、派手な動きでも地味な画になってしまうところを、プロは地味な動きでさえも、臨場感のあるものにしてしまう。我ながら惚れ惚れしてしまう(ウットリ)。

ただ突っ立っているだけでも、画に緊張感が生まれる!

どれだけスマホの技術が進化しても、プロカメラマンには到底勝てない。機械的な技術だけでは、プロフェッショナルの「腕」までは、作り出せないはずだ。

撮影:アサイミナ
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


Source: ロケットニュース24