住んでみて分かった!つけて良かった窓と後悔している窓

窓からの日差しや風で季節を感じたり、空気の入れ替えをしたり、窓は暮らしの中でとても大切な役割を果たしています。

整理収納アドバイザーの大木聖美さんは14年前の家づくりの際、窓に関してもかなり考えたものの、実際に住んでから気づいたことも多かったそう。つけて良かった窓と後悔している窓について教えてもらいました。

つけてよかった窓4つ

その1:シンボルにもなっているリビングの丸窓

丸窓

ショールームで見て「これは絶対どこかにつけよう!」と心に決めていた丸窓を、2階リビングの一番目立つところにつけました。
少し高い位置につけたので空が見え、ここから日々の天気の確認をしています。入ってくる日差しの位置で、季節が分かるようにもなりました。東南に面しているので朝日がキレイに差し込み、この窓のおかげで気持ちの良い朝を過ごすことができています。

丸窓

外から見るとこんな感じ! 帰ってきた際にこの丸窓から灯りがもれているとホッとします。デザイン性のある窓はたとえ開閉ができないタイプでも、灯りひとつで家を個性的に演出してくれます。
中からも外からも楽しめる丸窓はシンボルツリーならぬ、まさに我が家のシンボル窓となっています。

その2:開放感が違う!吹き抜けの横長FIX窓

横長FIX窓

開閉できないタイプの窓のことをFIX窓と呼びます。リビングの吹き抜け上部につけた横長のFIX窓は、それだけで部屋全体を明るく開放的にしてくれます。
掃除が行き届かない高い位置にあるので曇りガラスにしましたが、青空がうっすら見えてとても気持ちのいい、つけて良かったと思える窓です。

その3:我が家の中心 ダイニングのフルオープン窓ダイニングのフルオープン窓

写真左の窓は横幅約270センチある大きな掃き出し窓で、フルオープンすることでベランダと空間をつなぐことができます。フルオープンの窓は洗濯物や布団を干すのがとてもラク!
これ以上ないほどの日差しを部屋に届けてくれるので、冬でも昼間はとても暖かく快適に過ごせています。

その4:自然光で洋服を選べて換気もできる クローゼットの窓

我が家のクローゼットは扉のないオープンタイプ。クローゼットにつけた小さな窓のおかげで洋服を自然光の中で選ぶことができますし、空間全体を明るくできた点もとても気に入っています。
日差しで洋服が傷むのではないかと思われるかもしれませんが、窓をつけた方角が北西で直射日光はほぼ入らないせいか、洋服の色褪せや傷みを感じたことはありません。
また、風を通すことができるので、洋服を清潔に保つことができています。

後悔している窓3つ

その1:トイレの窓が大きすぎる!

トイレの窓

窓がトイレの横幅目一杯で高さもあり、どうにも大きい感じがして入居時から今に至るまでずっと気になっています。
一般的には暗いイメージがあるトイレなのに、とても明るいし空気の入れ替えも問題なくできます。隣の家とは離れているためプライバシーの問題もありませんが、何となく落ちつかない大きさなのです。
建築時に窓の位置は確認しましたが、大きさはそこまで気にしていませんでした。シミュレーションするなどして、もう少し大きさを意識すれば良かったなと後悔している窓です。

その2:お風呂の窓も大きすぎて落ち着かない!お風呂の窓

トイレの窓に続いて、お風呂の窓もとても大きくて落ち着かないんです!
大きな窓は開放感たっぷりですが、住宅密集地に開放感はあまり必要なかったように感じます。ある程度の明るさと換気ができれば充分でした。
ここも窓の位置だけ確認し、大きさまでは注意を払っていなかったんです。横長のスライド窓を天井に近い位置につけるなど、工夫がいくらでもできたなと感じています。
よりプライベートなエリアは窓の大きさや位置が変わるだけで、その後の暮らしが格段と変わるので窓選びがより重要になってくると思います。

その3:階段を上りきった2階に窓がなく、いつも薄暗い2階ホール

三方をドアに囲まれた2階ホールはいつも暗いので、すべてのドアを開けて明るさを確保しています。
設計図を見た段階で暗そうだと感じたのでどこかに内窓をつけられないかと相談したのですが、階段にも窓があるし大丈夫と言われ、鵜呑みにしてしまいました。
どの程度の明るさを「明るい」「暗い」と感じるかは人それぞれ。自分の感覚を頼りに明るさの判断をしておけば良かった、と後悔が残るポイントです。

まとめ

リビング

家を建てる時はどうしてもキッチンやトイレといった設備、床や壁紙などのインテリアに意識が行きがちです。ですが、窓ひとつで明るさや風通しなどが変わり、その後の暮らしが格段に快適になるのです。

窓は一度つけたら取り替えが難しいもの。慎重に家の中すべての窓の位置や大きさに気を配りながら、家づくりを楽しんでください。

Source: 日刊住まい