【浅草花月堂】1日3000個売れるメロンパンは1日3000個食べたくなるメロンパンだった / この時期は夏祭りに来た気分になれるぞ

パンの上にあまーいビスケット生地をのせて、ふっくら焼き上げたメロンパン。サクサク思いっきり頬張れば口の中が至福でいっぱいになる。日本人はこの甘美な菓子パンが大好きだ。

読者は、浅草に1日3000個販売される超人気メロンパンがあることをご存じだろうか? その名も「ジャンボめろんぱん」。期待をそそる絶妙なネーミングに、カリッとかぶりつくイメージが頭の中で浮かぶ。ああ、食べたい。

無性にメロンパンが食べたくなった筆者は、その正体を確かめるべく浅草へ向かった。

・1日3000個食べたい気分になった

8月4日、この日の最高気温は34度。焼きつける日差しに、スカイツリーも若干へばっていそうだ。それでも空に向かって凛々しくそびえ立つ姿に、日本人たる魂を感じる。

そうだ、どれだけ暑くても筆者には1日3000個売れる魅惑のメロンパンが待っている。急がねばならない。流れ落ちる汗を地面に滴らせ、有名な遊園地「浅草花やしき」を横目に足を早めた。

そして到着したのが、1945年に創業した超老舗「浅草花月堂」だ。

ここで販売されているのが、1日3000個も販売される「ジャンボめろんぱん」。さっそく注文しようとしたが……店の垂れ幕に思わず目が留まる。

「アイスめろんぱん」……だと? この34度の暑い日に……?

買うしかないやんけ!

数分後、筆者は2つのメロンパンを手にしていた。まずは「アイスめろんぱん バニラ」(税込500円)から頂いてみよう。

ふむ、アイスがぎっしりつまっている。手に持っただけで分かるふわふわ感。これは期待が高まる。いざ、がぶりと噛みつくと……

サクっ、ふわっ、クリ~ミ~! メロンを形づくるビスケット生地のサクサク感と、口全体が天使に包まれたようなふわふわ感が、絶妙に演出されている。なにより夏にぴったりな濃厚バニラアイスが、筆者の乾ききった体を潤した。

続いて手にしたのは、お目当ての「ジャンボめろんぱん」だ。1個220円とリーズナブルな値段。ドリンクとセットで400円で販売されているのも嬉しい。

先ほどのサクふわ感を確かめるべく手でちぎってみると、手にもちもち感が伝わった。普通のメロンパンじゃこれだけのもちもち感は出せないはず……。なぜ浅草花月堂の「ジャンボめろんぱん」は他のメロンパンと違うのだろう?

お店の店員さんによると、この秘密は「発酵」にあるのだそうだ。一般的なパンの発酵時間はせいぜい1時間ほど。しかしジャンボめろんぱんは発酵に3時間もかけるという。約3倍だ!

1日3000個売れるメロンパンは、やはり他と違うなぁ~。すでに2つもメロンパンを食した筆者だったが、「1日3000個くらい食べたいな~」なんて気分になりました。

・金魚すくいや射的もできるぞ~

さて、ジャンボめろんぱんを目当てに浅草花月堂を訪れた筆者だったが、お店の隣で思わぬものを見つける。

しゃ、射的だと?

ええ? 金魚すくいも?

浅草花月堂本店では、夏祭りの定番、射的や金魚すくいも楽しめるのだ! 「ふ~む」と思案した筆者は、メロンパンで汚れた手の平をウェットティッシュでふきふきし、金魚すくいをすることに。

このお店のポイントは、遊びだけでも大丈夫なところ。金魚をすくっても、家で飼う自信がない人には嬉しい。

1回300円で3枚のポイがもらえる。遊びだけ楽しむ人は、少しだけ丈夫なポイが、持ち帰りを希望する人は通常のポイが手渡される。

というわけで筆者は、少しだけ丈夫なポイを手にし、金魚すくいの持ち場についた。

子どもの頃の懐かしい記憶がよみがえるな~。よっしゃ! 100匹すくってやる!

……

………

結果、すくえたのは1匹だけでした。泣

めちゃ楽しかったぜ(でもちょっと悔しい)。

・なんだか夏祭りに来た気分だ

ちなみに浅草花月堂本店には「かざぐるま」が飾られている。なんとこの「かざぐるま」が9月末まで期間限定で、夏模様にアレンジされているのだ。

一面の真っ青がキレイ。すぐそばには写真撮影用のメロンパンが。

インスタ映えする写真が撮れてしまうぞ。

すっげえ楽しい。

また浅草花月堂では究極のふわふわ「かき氷」も販売されている。猛威をふるう太平洋高気圧に立ち向かうべく、筆者は「さくらんぼ(税込400円)」を注文。

うん、たしかにふわふわだ。うんまい。

浅草花月堂本店を訪れて感じたのは、「なんだか夏祭りに来た気分」ということ。美味しいメロンパンを2つも頬張って、金魚すくいをして、楽しく写真撮影して、さらにかき氷もパクついて、楽しくないわけがない!

当初はメロンパンを食べに来た筆者だったが、気がつけば2時間近くをここで過ごしていた。夏らしい空間が浅草花月堂本店にある。浴衣を着た女性がたくさん訪れていたのが、その証拠だ。

全国的に妙に長い梅雨のせいで、少しだけ到来が遅かった今年の夏。「どこで暑さを楽しもうか?」とスタートダッシュに困っている人は、浅草花月堂でメロンパンをふわふわ頬張って、アツい気分を存分に楽しんでほしい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 浅草花月堂本店
住所 東京都台東区浅草2-7-13
時間 9:00~ジャンボめろんぱん完売次第閉店
休日 なし

Report:いのうえゆきひろ
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24