現実を忘れるための場所。週末を過ごすスペインのセカンドハウス

現実を忘れるための場所。これが、今回紹介するセカンドハウスのテーマとなりました。地中海に面したリゾート地・アリカンテのマンションにあるお宅は、無駄なものがなく洗練された空間。その持ち主は、マドリードの獣医師・ラファさんです。

ベランダからのぞめるのは地中海

ベランダ

スペインでは別荘地として海のそばが人気なのは、夏はもちろん、冬も地中海の影響で比較的暖かいため。また、海風に当たると風邪をひきにくくなると信じられていることなどがその理由です。
地中海をのぞむリゾート地の物件では、海に面する側が最も高額になります。

ラファさんのマンションは目の前がビーチという好立地。
スペインにはプライベートビーチという考えはなく、ビーチは常に公のもので建築もできません。ですからラファさんのマンションも海側に建物ができるということはなく、ベランダからはいつでも海が見渡せます。

ベランダからの眺め

部屋の中にとくに贅沢なものは置いてありませんが、セカンドハウスのためいつも住んでいるわけではなくても、フェイクではない観葉植物を置いていることは贅沢といえるかもしれません。

水やりは、週に1回セットする自動給水器におまかせ。毎週滞在するため問題はありませんが、行けない時期は管理の人にお願いするそうです。

マンションからの眺め

マンションは西向き。日本では敬遠されがちな方角ですが、夕陽が見られるというメリットがあります。

ベランダと窓に囲まれた光あふれるリビング

リビングとベランダ

ベランダから見たリビングと、リビングから見たベランダです。

リビング

リビングのソファと壁は、白に近いベージュで統一。

窓に囲まれているリビングには、どの角度からも光がたっぷりと降り注ぎます。

リビング

照明器具にも注目してください。間接照明で、夜もとても素敵な光に包まれることが想像できます。あえてまったく違うデザインの照明器具を組み合わせるというセンスも素敵です。

リビング

屋内型ベランダに面したベッドルーム

寝室のベッドサイド右側の壁は小さく見えますが、朝日が出ても顔に直接光が当たることはありません。

サボテンが置かれた窓の向こう側は、屋内型のベランダです。屋内型のベランダと呼びましたが、実は子どものベッドを置いても大丈夫な空間なのです。ラファさんはパートナーと2人で使うのでベッドは置かず、屋内型のベランダとして利用しています。

全体の面積は決して広くありませんが、まるでキャンバスの上に絵を描くように、好きなものをあちらこちらに散りばめた空間が印象的です。
現実を思い出すようなもの、例えば請求書や仕事のスケジュール表は一切なしです。

屋内型ベランダのおかげで、寝室への日射しが柔らかくなり快適です。

小さ目でも快適な水回り

水回り

セカンドハウス用のキッチンは小さめです。「頑張って料理は作らない」「作るときは2人で楽しんで作る」がルール。写真はキッチンを2方向から撮影したものです。右側の写真奥は、洗濯物を干す専用の部屋です。

室内干しの場合、リビングなどに干すことはタブーとなっています。そのためスペインの家にはだいたいキッチン奥にこのようなスペースがあり、洗濯機や乾燥機、掃除用具をしまう物置なども置いてあります。

水回り

そしてバスルーム。バスルームにもちゃんと窓があるところが、このマンションの素敵なところです。

プール

プール

共有のリラックススペースにはバスルームだけでなく、プールも。ロマンチックな夜に、星を眺めながら利用可能です。

エントランス

マンションの入り口

週末に現実を忘れるために、そして老後はゆっくり暮らすために、気持ちの良い空間を海のそばに持つことは人生の素敵なエッセンスだと感じました。

Source: 日刊住まい

世界一のオリーブオイルを食べてみた! → これが油!? フレッシュジュースのような味わいに1瓶飲み干しそうになった / 史上最高点を獲得したピクアル種のオイル


オリーブオイルはひと昔前は「ちょっと珍しい調味料」というイメージだったが、2019年のいま日本ではすっかり定番化したように感じる。ありがとう、速水もこみち。

さて日本では珍しさもなくなったオリーブオイルだが、本当に私たちはオリーブオイルのことを知っているのだろうか。先日、あるドキュメンタリー映画を試写して、私は初めて「世界一のオリーブオイル」の存在を知った。さっそくサンプルを取り寄せて食べてみたところ衝撃どころの話ではなかった!

一口食べた瞬間、「今までの食べていたオリーブオイルは何だったのか!? 別の液体か!?」と思うほど全くの別物。美味しすぎてグビグビと飲めるレベルだったのだ。

・世界一のオリーブオイル『ピクアル種』のエキストラバージン

今回、試食してみたのはスペインのアンダルシア州ハエン県にある「カスティージョ・デ・カネナ社」のエキストラバージン・オリーブオイル『ファミリーレゼルブ・ピクアル』。ピクアル種と呼ばれるオリーブを搾ったオイルだ。こちらはオリーブオイルのミシュランと呼ばれる『FLOS OLEI(フロスオレイ) 2020』で史上初の100点満点を獲得! 名実ともに「世界一」となったのだ。

期待しながら開封した瞬間……思わず「うわぁ!」と声をあげてしまった! 新鮮な生の果実のような香りがしたのだ。目を閉じれば青空の下の青々としたオリーブの木が思い浮かぶほど。油っぽい香りはない、そこには果実があった。

キラキラと輝くオイルはまるで黄金のようだ。ひとくち飲んでみると……

これがオイル!? サラッとして喉ごしがよく、何より野性的な香りがすばらしい。風や草原の匂いだ。食べ物にたとえるなら酸味がないトマトジュースである。 

・他のオリーブオイルと全然違う

比較のためにスーパーで売っていた「エキストラ・バージン」を飲んでみたが、う~ん……本当に同じ“オリーブオイル”? サラダ油に香りづけをした液体のように感じてしまった。

高いグレードのオリーブオイルを知る人から「日本で売っているオリーブオイルは本物とは言えない」と聞いたことがある。そのときは「何煽ってるんだよ」と冷ややかな目で見ていたが、たしかにそう言いたくなるほど鮮度が違う。これが世界一のチカラなのか!

・おいしい秘密 / ソコソコの品質を大量生産 → 品質重視への大革命!

どうやったらこんなに美味しいオリーブオイルが作れるのだろうか? 12月6日から公開の映画『エキストラ・バージン〜世界一のオリーブオイル〜』によると、カネナ社を含むハエン県の生産者たちの間である「大革命」が起きたからだという。それは「時期を限定した早摘み」だ。従来より1~2カ月早く、そして実が若い数日の間に一気収穫することでこの極上のオリーブオイルが誕生したのだそうだ。

詳しくは映画でご覧いただけるが、昔からオリーブの収穫は12月以降という習わしがあり、その慣習を打ち砕くのは並大抵のことではなかったという。今の形になるまで10年20年と長い時間がかかったそうだ。従来の大量生産から品質重視へ。これまでのやり方に甘んじず、オリーブのポテンシャルを信じた生産者たちの努力が「世界一」への鍵だった。

過渡期の苦労を思うと泣けてくる……でも、諦めずによく作ってくださった! あまりの美味しさに生産者に感謝を伝えたいくらいである。

・日本でも買えるよ!

さてそんな世界一のオリーブオイルだが、日本でもお店やネットで買えるぞ! 

こんな重厚な裏話を知ったあとでは「さぞお高いんでしょ~?」と思ったが調べたところ、カネナ社の『ファミリーレゼルブ・ピクアル』は250ml入りが2160円(税込)、500mlで3888円(税込)と、スーパーなどで見かけるオリーブオイルより高値ではあるが、手の届かないものではない。正直、万単位かと思っていたので拍子抜けした。

もしあなたが、この世界一のオリーブオイルが気になったならぜひ映画もご覧いただきたい。背景を知ることで、より美味しさを噛みしめることができるだろう。

参考リンク:映画『エキストラ・バージン〜世界一のオリーブオイル〜』公式サイト、オリーブオイルソムリエの店 GRANCHER
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.


Source: ロケットニュース24

【ポケモンGO】スペイン〜モロッコを船で渡れば海外限定ポケモンを1日で9種類ゲット!?…と期待して行ったら史上最大のNGルートだった

全トレーナーが欲してやまないもの……それは『海外限定ポケモン』。入手するには交換が一番現実的だ。できることなら ”あげる側” になってフレンドさんに感謝されたい。世界一周しちゃえる身分ならいいが、お金も時間も限られている。効率よくゲットする方法はないものか。

そんなある日「スペイン南部からモロッコへ船で渡れる」という情報を掴んだ。スペイン南部といえば “ヨーロッパ” なうえ ”ギリ西半球” に位置している。そしてモロッコは ”ギリアフリカ” だ。気になる船賃は……破格の3146円(片道)! 所要時間はたったの1時間半だと!?

そんなわけで今回は、より多くの海外限定ポケモンを「 ”丸1日” でゲットする」というチャレンジを敢行してみようと思う。週末しか休めないトレーナーたちの参考になれば幸いだ。

・謎の多い “出現地域”

海外限定ポケモンの出現地域に関しては、正式な発表がされていないものもある。よってクチコミで情報が伝達されるわけだが、ポケモンによっては「○○付近で目撃情報アリ」「なぜか○○大陸で○○をゲット」といったふうに、何が正しい情報か分からなくなっているものも多い。

また ”ヨーロッパと中東” や  ”西半球と東半球” のように、大陸の途中でエリアが変わる場合はどうなのだろう? ギリギリの境目では東西のポケモンが混在するのか? そういった情報を調べようにも、クチコミ頼りではなかなか難しいのが現状だ。

公式発表やネットの情報をもとに、今回のスペイン〜モロッコルートでゲットできる可能性が非常に高いと思われるポケモンは以下の5種類。スペイン南部とモロッコはともに西半球である。(※カッコ内は公式発表または目撃情報のある出現地域)

・バリヤード(ヨーロッパ)

・トロピウス(アフリカ・スペイン南部)

・バオップ(ヨーロッパ・中東・アフリカ・インド)

・カラナクシ / にしのうみ(西半球)

・クイタラン(西半球)

さらに以下の3種類に関しては、アフリカ大陸での目撃情報もあるようだが正確な出現地域がイマイチはっきりしない。モロッコはアフリカ大陸なのでおそらく出現すると思われるが……不安な気持ちで期待度は中とした。

・イルミーゼ(アメリカ・アフリカ)

・ハブネーク(アメリカ・アフリカ)

・ソルロック(アメリカ・アフリカ)

・マネネ(ヨーロッパで5km卵を孵化)

さらにさらに現在ヨーロッパ限定で、5kmタマゴから孵化する『マネネ』も忘れてはいけない。ただし実際にこれまでイタリアやオーストリアなどを旅した結果、歩きっぱなしでタマゴをガチ割りしたとしても、マネネは2日に1匹孵化するかどうか……という体感であった。半日のスペイン滞在ではやや厳しげなので期待度小だ。

これだけで9種類の海外限定ポケモンが、理論上はたった1日でゲットできる可能性がある。日本でユクシーが出現していた時期であれば、限定の『エムリット』も入手できたハズだ。まさにスペイン〜モロッコは夢のルート……かもしれない!?

・スペイン最南端

モロッコゆきの船が出ているのはスペイン南部の町『アルヘシラス』。スペイン各地からバスが出ているので、到着した空港から簡単にたどり着くことができる。

さすが海の向こうにモロッコが見えているだけのことはある。ここはヨーロッパでありながら雰囲気が “メチャ中東” なのだ。ド欧米をイメージしているとショックを受けるかもしれないぞ。

海沿いを歩くと「チケットセンターはこっちだ!」などと、しつこく手招きしてくる現地人に遭遇する。私は事前にチケットを購入していたので騙されずに済んだが、そうでなければ危うかった。チケットセンターはフェリーターミナル内なので注意しよう。

実は空港からアルヘシラスへ向かうバス内で、『バオップ』『カラナクシ / にしのうみ』は早々にゲットした。街を約5時間歩いてもトレーナーの姿は見当たらなかったが、ポケストップの数はそこそこだ。

『トロピウス』も難なくゲット! 大本命『クイタラン』の影が見えなかったのは無念だ。まぁ、これからさらに西へ向かうわけだから大丈夫だろう。

豪華客船と見まごうばかりの巨大フェリー内では、出国手続きを行うことができる。それはいいのだが……乗客全員の出国手続きが完了するまで出発しない様子だ。

そもそも搭乗案内が出発時刻の5分前だったあたりから、「ずいぶんノンビリしてるな」と思ってはいた。そこからまさかの全員出国手続きである。おまけにカウンターはたったひとつ。しかし乗客たちが怒ることも、船員が悪びれる様子もない。「ここは異国なのだ」と痛感する一幕である。

船が動き出したのは予定時刻から1時間15分後のこと。痛すぎるタイムロス……この先一体どうなってしまうのでしょうか……!

・あれ? アイツは?

ようやく出発した船上で離れゆくヨーロッパを見つめながら、私はとんでもない忘れ物をしてきたことに気づいてしまった。

そう……『バリヤード』である。

少なくともイタリアやフランスにおけるバリヤードの出現率はすさまじく、「日本でいうカモネギ」などという説明では足りないほど、そこらじゅうでその姿を拝むことができた。バリヤードに対して正直「またお前か」という気持ちを抱いていた私は、この日1匹も遭遇していないことに気づかなかったのだ。

もちろん偶然という可能性はある。他国に比べて出現率が低いのかもしれない。しかしこの数日後、私はスペイン南部へ戻り数日間を過ごしたが、ついにバリヤードと出会うことはなかった。

南部とはいえスペインは紛れもないヨーロッパである。『ヨーロッパの代名詞』ともいえるバリヤードがいないなんて……そんな話ってあるかよ……!

・悲劇のモロッコ編

わたくしごとで大変恐縮だが、モロッコ最北端の街『タンジェ 』へ到着してからはまさに地獄だった。1時間半で到着と聞いていた船が着岸したのは3時間後のことで、遅延と合わせて3時間近くのタイムロス。タクシーではボッタくられたうえに悪路で車酔いした。見知らぬ土地でプレイする際は予想外のアクシデントも計算に入れておかねばならない。

さらに……モロッコには「ポケストップが壊滅的に少ない」という辛い現実も待ち受けていたのである。

日本や私がこれまでに訪れた諸外国では、どんなに田舎であろうと、数が少なかろうと、ポケストップは少し歩けばあった。しかしこの街では「マジのド中心」に集中してポケストップがあり、そこから少し離れると全くなくなる。

これを東京で例えると「新宿3丁目には10個あるけど2丁目には1つしかない」くらいの感覚だ。当然中野や杉並には皆無だぞ。狭い範囲をグルグルするほかに術はない。ガイドブックの表紙を飾るような有名建築物を訪れても、ポケストップはない。これはギフトコレクターにとっても悲しすぎる。

・モロッコで収穫なし

1日のリミットは無情にも過ぎ、結局ゲットできたのはスペインのバオップ、カラナクシ、トロピウスの3匹だけという結果に終わった。ちなみにこの3匹はモロッコでもあっさり入手に成功。

諦めきれなかった私は翌日、タンジェから南西へ350km下った大都会・カサブランカへ移動してみた。少しアフリカの中心に近づいたわけである。しかし……新たな収穫はなし。ポケストップの総数は少し増えたが、やはり一極集中なため “観光しながらポケ活” とはいかない状況だ。

今回の調査で明らかになったのは「モロッコがアフリカ扱いされていない可能性」さらに「スペイン南部がヨーロッパ扱いされていない可能性」という、予想もしていないものだった。

ピンクのカラナクシがいたということは、ここが ”西半球” 扱いされていることに間違いはないとみられる。しかし同じ西半球限定のクイタランが、1週間の滞在で影ひとつ見えなかったことを考えると……偶然ということもありえるが……「出現地域は一筋縄でいかない」ということだけは確かなように思える。ちなみにこの後訪れたポルトガル(カサブランカよりさらに西)でも、クイタランを発見することはできず無念の極みだ。

当初の期待は大きく裏切られ、「絶対に真似してはいけないルート」のご紹介になってしまった本記事。海外限定ポケモン目当てに旅を計画しているトレーナーへ、ひとつだけ言えることは「出現地域ギリギリのところはチョイスするな」ということだろうか。

だがしかし……私は決してあきらめない。目標は自力で全ポケモンコンプリートである。今後も調査を継続し、いつか本物の「夢のルート」を開拓する所存だ!

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:ポケモンGO 、Googleマップ(iOS)


Source: ロケットニュース24

【スペイン】『ジャパニーズMANGA』ショップで人気漫画ベスト5を聞いてみた結果 → 1位はドラゴンボール…じゃねぇ! スペイン人半端ねぇ! ってなった

スペインの街を歩いていると、突然視界に飛び込んだのは『心』という漢字の書かれた看板だ。よく見ると横に「MANGA」の文字もある。MANGAとはおそらくあの「漫画」だろう。欧米では日本の漫画が人気と聞くけれど、まさか専門店まで存在していたとは。

海外の人が日本の文化を好きでいてくれるのは非常に嬉しいことだ。秋葉原などへ行けば熱心にアニメやゲームを眺める外国人がいて、図らずも「ありがとうな」という気持ちになる。スペインでは一体どんな漫画が流行っているのだろうか? たぶんドラゴンボールだろうな!

・高2までジャンプ買ってたもんね

店内は壁一面にギッチリと漫画やフィギュアが並べられている。BGMはアニメソングとおぼしき日本語の曲だ。ひっきりなしに出入りする客同士の会話は、スペイン語のため私には理解できない。しかしその端々に「ファイナルファンタジー」「エヴァンゲリオン」といった作品名がハッキリと聞き取れた。

自慢じゃないが私は高2まで『週刊少年ジャンプ』を買っていたのだ。女子にしてはかなり長いほうであったと自負している。『スラムダンク』と『幽遊白書』の話なら任せてほしい。あと『花とゆめ』も中3まで買ってたぞ! しかし……

目立つ位置に並べられた漫画のほとんどが「全く知らん作品」であったため、少し挙動不審になってしまったことをお伝えしておきたい。

果たしてこれらは日本でも人気の作品なのか、あるいはスペインでのみ支持されているのか……私にはサッパリ判断がつかない。記者として誠に遺憾である。

海外のアニメファンといえばドラゴンボール、あるいはワンピースとかセーラームーンを好きなのだとばかり思っていたが、現実はもう一歩先の次元だったようだ。タイトルもセリフも全てスペイン語に翻訳されているため、余計にどういう作品なのか判別できないぞ……。

・スペインがよく分からなくなった

逆に古すぎて分からない作品も多かった。歴史モノや、日本の古い時代背景を知らないと難しいんじゃないの? という作品もある。1000円前後で売られる単行本とは違い、それらは辞典ほども分厚くて高価だ。でも……存在しているということは需要があるのだろう。

俺ぁスペインがよく分かんなくなってきたよ……。

ホッ! 我らが水木しげる先生の妖怪本を発見! ちゃんと「YOKAI」と書かれている。

それから渋すぎる『子連れ狼』に……

日野日出志先生のホラー本も大量陳列だ!

日本で発売された漫画本の中で、スペイン語に翻訳されるのはごく1部のはずだ。なのに店内ラインナップの3分の1くらいは、おそらく “30年以上前の漫画” という事実。もしかしてスペインの漫画ファン、めちゃくちゃコア?

・人気トップ5を発表

つたない英語でお店の人に話しかけてみることにした。彼女の名はマリアさん。残念ながら英語はあまり話せないそうだが、翻訳アプリでの会話に応じてくれた。もの欲しげな顔をして「あのぅ……私日本人です」と告げてみれば、「ワ〜オ!」との返答だ。

日本の漫画が大好きだというマリアさんに、この店の人気コミックベスト5をたずねてみた。テキパキと本棚から5冊を抜き出してくれる。わりとハッキリ順位は出ている様子である。

第5位:『イサック』

恥ずかしながら私が全く知らなかった『イサック』は、古代ローマで日本人の傭兵が活躍するという物語らしい。ヨーロッパ人の親近感を得た……のかどうかは探り出すことができなかったが、テーマ的には非常に納得のイッサクである。

第4位:『カードキャプターさくら』

少女コミックが唯一のランクイン! 『レイアース』世代の私にも親しみやすい、さくらちゃんの登場だ。日本っぽくない世界観が外国人にウケた……のかと思いきや、横には学園ラブコメ作品も山積みされているんだよなァ……。

第3位:『ドラゴンボール超』

ダントツ1位と思われたドラゴンボールがまさかの第3位! しかも「超」って何!? 「悟空いつのまに髪の毛赤くなったんだろう」と思い調べたら、これは “スーパーサイヤ人ゴッド” という形態であるらしい。スーパーサイヤ人、ついに神の領域へ!

実は魔人ブウを倒して連載終了した後、ドラゴンボールは正式に続編がスタートしていたようなのだ。ドラゴンボールの話にすらついていけてなかった私って一体……。

第2位:『ワンピース』

なんと『ワンピース』まで登場してしまった。言わずと知れたこの作品について、今さら私が語ることは何もない。それにしてもドラゴンボールよりワンピースより上って何……?

第1位:『鬼滅の刃』

知らねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

『GUARDIANES DE LA NOCHE』というスペイン語タイトルが印字されているにもかかわらず、マリアさんは「キメツノ、ヤイバ!」と日本語で教えてくれた。一体この漫画はどういういきさつで、スペインでそれほどに支持されているのだろう? もしかして舞台、スペイン?

・ん? 面白そうかも?

『鬼滅の刃』(1冊8.1ユーロ / 約980円)をとりあえず購入して読んでみた。もちろんスペイン語なためストーリーは分からないが、なかなか面白そうである。

作中の効果音には全てルビが付いており、「ガクッ=CLOC」「ズズズ=BLUB BLUB BLUB」「ぽろぽろ=CREC CREC」など、翻訳漫画ならではの工夫がなされていて興味深い。

もしかするとこれは、日本でもそれなりに人気のある漫画なのかもしれないな。そのあたりを聞くため、当サイト1の漫画ツウことK.Masami記者に国際チャットを飛ばしてみた。

──『鬼滅の刃』という謎の漫画を知っていますか?

謎とか言わないでください! それ、めちゃくちゃ面白いやつですよ。

──さすがマサミ記者! じゃあ日本でもそこそこ人気の作品なんですかね?

人気なんてもんじゃありません。大人気です。なんなら今季1番人気だったかもしれないです。アニメが絶好調で、映画化も決定しています。

──……へぇ……スペインで1番人気の漫画らしいんだけど……

納得の1位ですね。

・本当にすみませんでした

日本で現在1番人気かもしれない漫画がスペインでも1番人気という、「そりゃそう」なんだか「衝撃的」なんだか分からないランキング結果となった。日本の漫画ファンと同じ熱量で、スペインのMANGAファンもまた “ガチ” なのである。

そして私は地中海より深く反省せねばならぬ。漫画知識がドラゴンボールまででストップしていることを棚に上げ、欧米の人たちの知識レベルを自分より下と思い込んでいたのだから。帰国したら十数年ぶりにジャンプを買おう。『鬼滅の刃』を全巻読破しよう。アンダルシアの大地にそう誓った。

ちなみに『KOKORO』店内はMANGAファン同士の交流の場にもなっている様子である。私ですら男性客に「ポケモン好きなの?」と声をかけられ、マリアさんとともに話が盛り上がったぞ。海外旅行でMANGAショップを見つけたら、漫画ファンは臆せず入店してみてほしい!

・今回ご紹介したお店の詳細データ

店名 KOKORO MANGAS
住所 Calle Nosquera, 6, 29008 Málaga, スペイン

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

15年間ぎっくり腰知らず。92歳の母が元気な理由はベッドにあり

高齢者が安全で健康的に過ごせるベッドの大きさについて考えてみました。

ベッドからの転倒で骨を折ってしまう高齢者もいますが、92歳の母が健康的に過ごせているのは、ベッドのおかげかもしれません。

そこで、高齢者が安全に過ごすにはどんなベッドが良いのか、母を例に挙げてご紹介します。

高齢者の転倒事故は家の中が多い

寝室

「国民生活センター病院危害情報」によると65歳以上の高齢者がケガをするほどの事故が起きる場所の約3分の2が家の中だそうです。

スペインの住宅の床は、天然石を使用している場合も多く、硬く冷たいので母が転倒しないか心配でした。

特にベッドから転倒して骨折する高齢者が日本でも多いということなので、対策を考えなくてはいけませんでした。
母はスペインに来るまでは自宅で布団を使っていたので、慣れていないため、落ちる可能性があります。

母はあまり寝返りを打たないタイプですが、それでも安心はできません。

 

ベッドに柵をつけてみる?

ベッド

スペインでも介護用品としてのベッドの柵が売られていますが、以前日本で、サイドレールとベッドの隙間に挟まって死亡事故が起きたそうです。
その後、日本ではJIS規格のサイドレールなどができ、安全性がアップしているそうです。

スペインでは、そのような事故は調べたところ起きてないようなのですが、高齢者の体の大きさが全く違います。

母はもともと身長156cmでしたが、少し縮んでしまい、体重も40kg程度です。
スペインの高齢者が挟まらないようなすき間でも十分に挟まってしまいます。

またネットで調べてみると、認知症の高齢者が柵を飛び越えてしまう場合もあるそうです。
そのまま落ちるよりも、危ないのではないでしょうか?

母はラッキーなことに認知症ではありませんが、いつ、寝ぼけて飛び越えてしまうか分かりません。

 

幅135cmのベッドを使う

ベッド

スペインではベッドの規格が少し違います。

日本では、ダブルベッドが幅140cmですから幅135cmはほぼダブルベッドサイズといえます。

理想的なベッドの幅は「肩幅の両側に30cmずつ」だそうなので、介護などの問題がなくても120cm以上のベッドを使うと快適です。

母の場合、肩幅も狭いので、135cmのベッドに寝ると両側に40cm以上のスペースができます。
寝返りをしても端っこに届かないくらいの広さです。

マットとベッドの枠にすき間ができると危ないので、枠にぴったりサイズのマットを購入しました。

ベッド

ベッドの高さも大切なポイントで、腰掛けたときに足の裏がしっかり床に届かないと立ち上がるときに力が入りませんし、低すぎると立ち上がるときに手すりが必要になります。

 

腰にも優しいベッド生活

ベッド

WorldWideStock / PIXTA(ピクスタ)

母は40代〜60代で何度もぎっくり腰を経験しています。

四つん這いで歩いていて、飼っていた犬が遊んでくれると勘違いして飛びかかってしまったことも。
そんな腰が弱い母ですが、スペインに来てからは腰に問題が起きたことがありません。
床が少し冷えるとこぼしていますが、とても健康です。

現在92歳で好きなときに寝転べるベッド生活は快適なようです。

そしてベッドの最大のメリットは、横になりたいときにいつでも横になれること。

90歳になると日になんども横になるので、転落の可能性の少ないベッドはとても快適です。

 

※参考
家の中で起きる高齢者の転倒・転落

Source: 日刊住まい

スペインのマクドナルドで「ビール」と「スモークハウスバーガー」を注文したらあまりにも無敵艦隊でした

どうやらヨーロッパのマクドナルドではビールが飲めるらしい──そんな情報を入手したからには、行かないわけにはいかないだろう。夜中の23時過ぎにスペインのマドリード空港に到着した記者は、空港内のマクドナルドに直行した。なんなら、ビールついでに「ご当地バーガー」にもありつきたい。

そんなわけで今回は、スペインのマクドナルドで注文した「スモークハウスバーガーセット」を紹介しよう。日本で「エグチセット」ばかり食べている記者にとっては大冒険だが、結論から言うと、ビールとスモークハウスバーガーのコンビネーションは無敵艦隊そのものだった!

・注文はタッチパネル式

たとえスペイン語が分からなくても、マクドナルドのセルフレジはメニューを見ながら商品を選べるからナイスだ。注文した「スモークハウス(Signature Smokehouse)」は、TOPページに表示されている “イチオシメニュー” で、見た目の迫力が他のバーガーを圧倒していた。

サイドメニューはポテトと……本日の主役・ビールである! ビールの銘柄は、マドリードを代表する「Mahou」とのこと。読み方は「マホウ」ではなく「マオウ」だ。ちなみに、サッカーリーグ「リーガ・エスパニョーラ」のオフィシャルビールらしい。へ~。

んで、よく分からないまま、バーガーセットに「絶対に使わない映画のクーポン券」も追加して合計金額11.5ユーロ(約1400円)を支払い、商品を受け取った。ビールがあるから許すけど、「映画のクーポン」いらねぇぇぇ……いや、まあビールがあるから許すけれども。

・旅の疲れが吹き飛ぶビールの美味さ

それにしても、ビールは美味い。旅の疲れが一気に吹き飛ぶほど美味いし、使わない映画のクーポン券のことを速攻で忘れさせてくれるほど美味い! はぁ~……マジで最高ォォオオオ

そしてもちろん、バーガーとポテトがビールに合わないわけがない。スモークハウスバーガーは、スペインにおける高級牛・ガリシアンビーフを100%使用していて、ベーコンとチェダーチーズ、たっぷりの玉ねぎと鮮やかなレタスがモリモリ挟んである。そんで、どうだ! と言わんばかりにBBQソースで濃厚に仕上げてから、旗を立てて完成といった具合。スゲー。

さっそくガブッとかぶりついてからは、も~ノンストップ。夜中に食べるには罪悪感MAXだが、チーズとベーコンとガリシアンビーフという超強力フォワード陣の前に、ディフェンスはあっけなく崩壊。一瞬でペロリである。ビールともよく合う。最高でぇす。

完食後、なんとなく捨てるのはもったいない気がして「映画のクーポン」を財布に入れておいたのだが……やっぱり使わずにスペインを出国。うん、わかってた。ただ、このクーポンを見るたびに「スモークハウスバーガー」と「マオウビール」を思い出すから、まあ結果的にはOK……ということにしておこう。

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24