【皮肉】モスバーガーの「フルセルフレジ」を利用した直後、有人レジが羨ましくて仕方なくなった

最初は「いらない!」と拒否していたものの、慣れたら「いる!」と手の平を返してしまったものが、誰にでも1つや2つはあるかと思う。個人的な例で恐縮だが、私の場合はスマホ、ウォシュレットと並び、セルフレジもその1つだ。

なにせ、これがあると会計などがめちゃくちゃ楽。人がいるレジに比べたら断然スムーズに買える……と思っていたものの、つい先ほど「こういうパターンもあんのか」という経験をしたので、以下で紹介したい。

今やコンビニ・スーパーなどでよく見かけるセルフレジだが、当たり前のようにあるとはいい難いのが現状だろう。むしろ、一部店舗のみで導入的なスタンスを取っている企業の方が多いのではないか? 

モスバーガーがまさにそうで、2018年11月には一部店舗で「セミセルフレジ」を、その約1年後には、「フルセルフレジ」をこれまた一部店舗で導入している。

・「セミ」から「フル」へ

早い話が、モスバーガーは「セミセルフ」から「フルセルフ」へと “セルフ度” をちゃっかりアップさせているのである。まだ一部の店舗とはいえ、着実にセルフ化の波に乗っていると言えるだろう。ちなみに、セミセルフレジを体験した当編集部の佐藤英典によると、

「注文はスタッフに口頭で行い、注文が終わると決済はセルフレジ。支払いは、現金・電子マネー・カードなどに対応している」

──とのことだ。

それが「フル」になったらどうなるのだろう? 厳密な違いはよくわからなくとも、「グレードアップしている」的な想像をする人は多いはず。少なくとも私は期待を胸に膨らませて、2月中旬に対応店舗の1つ「モスバーガー秋葉原末広町店」へと向かった。

で、結論から言おう。モスバーガーの「フルセルフレジ」が、「セミセルフレジ」よりも利便性が向上しているかどうかは判断が難しいというのが正直な印象だ。たしかに、「フルセルフレジ」では注文も決済も機械だけで済む。店員さんが出てくるのは、商品を受け取るときだけだ。しかし……!

決済がクレジットカードのみ!

「セミ」では、クレジットカード以外にも現金や電子マネーに対応していたにもかかわらず、「フル」になったらクレジットカードだけになってしまったのだ。ノー、Suica。ノー、PayPay。ノー、LINEPayである。

……これは残念。セルフレジを好む人は、パパッと買いたいから利用しているはず。その気持ちを考えたら、Suicaのような交通系ICカードやスマホ決済アプリで “ピピッ” と支払えた方がいいに決まっている。

それが不可で、クレジットカードを通さなくてはいけないとなると……う〜ん。

・まだ本格導入ではない

とはいえ、まだ試験的な段階。なにより、新しいことにチャレンジする際に何もかも完璧なんて、どんな企業であっても無理であろう。ここはひとつ、温かい気持ちでモスバーガーのフルセルフレジ浸透を見守ろうではないか。

──と思いながら、注文していた『ダブルとびきりトマト&レタスバーガー』のセットを頬張っていたところ……

なにやら、有人のレジの方で「ピロ〜ン」という音がする。なんだ? と思って振り返ったら……なんと!

有人レジの方はSuica決済にも対応! 楽天EdyもOKで、他にも色々な支払い方を選べたのだ。

……

……

……

どういうこと?」という疑問をハンバーガーと一緒に飲み込み、「Suicaで払える方がスピーディーで裏山」という嫉妬をポテトと一緒に飲み込み、「どうやら俺は “フルセルフ” を勘違いしていたようだ」という反省をドリンクと一緒に飲み込んで、私は店を出た。

・フルセルフレジがクレジットカード以外にも対応する予定は?

ちなみに、モスバーガーが2019年12月に発表したリリースによると、

「(フルセルフレジでは)2020年1月以降にプリペイドカード「モスカード」のほか、順次電子マネー「楽天 Edy」「交通系 IC」にも対応予定

とのこと。しかしながら、先述の通り2月中旬になっても支払いはクレジットカードだけだったので、モスバーガーに直接聞いてみたところ……

すべての予定は未定

だそうだ。もしかしたら、遅れているだけなのかな? きっと近いうちに、Suicaとかでも支払えるようになって、なおかつフルセルフレジが全国のモスバーガーに導入される……と信じて、気長に待つか。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 モスバーガー秋葉原末広町店
住所 東京都千代田区外神田3丁目16-14
時間 7:00〜23:00(L.O.22:30)

参照元:モスバーガー(PDF)
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24