ディズニーが休園前まで販売していたグッズをアプリで販売! 26日の9時から

全国のディズニーファンに朗報だ。2020年5月25日の12時付けで、東京ディズニーリゾート公式HPにて気になる発表があったぞ! といっても、開園時期が決まったとかそういう話ではない。そこはもう少し待つ必要がありそう。

今日発表されたのは、休園前までパークで販売されていたグッズのオンライン販売開始の報。スマホ用の「東京ディズニーリゾート・アプリ」にて、5月26日の午前9時から販売とのことだ。注意点などをまとめておくぞ!

・対象外も

休園前までのグッズが対象と言っても、全てではないもよう。公式HPによると、「ベリー・ベリー・ミニー!」、「ピクサー・プレイタイム」、ダッフィー&フレンズの関連グッズは対象外となるようだ。

購入するにはアプリが必要なので、Apple StoreやGoogleのPlay Storeにて公式アプリをダウンロードし、各自のスマホにインストールしておこう。その上で、ディズニーアカウントでログインする必要もあるため、まだという方はこちらも先に行っておくのが良いだろう。販売が開始されたら、アクセス過多でアプリの挙動が重くなることも考えられる。

アプリ内でどのように販売されるのかはまだ不明だが、購入を素早くスムーズに行うためにも、住所やカード情報などを登録しておくのもいいかもしれない。ショッピングをするには必要となるが、アカウント作成時には設定しない項目だ。なお、1日につき1商品は3点までの購入で、13歳以上でなければ駄目という制約がある点にも注意。

送料は1注文につき税込み1000円で、クール便は1400円(つまり食品もあるということだろうか)。税込み1万円以上の購入で、送料は無料になるそう。注文受付は月曜日と金曜日を除く週5日で、1日の販売時間は19時まで。ただし、受付可能な注文量に限りがあるようで、19時より前にその日の受け付けが終了する可能性もあるそうだ。

ファンにとって今一番待ち遠しいのは、開園時期が決まることだろう。しかし、遠い場所に住んでいる方でもパーク内のグッズを買えると考えれば、これはこれでかなり夢のある話だと思う。欲しいグッズをゲットできるよう、今のうちに備えておこう。

・日本在住の外国語話者なディズニーファンへ

さて、ここから先は日本人の方にはあまり関係なさそうな話かもしれない。具体的には、色々な事情でスマホの言語設定が外国語になっているディズニーファン向けの話だ。恐らくずっと前からそうだったのだと思うが、「東京ディズニーリゾート・アプリ」は、言語設定が日本語でなければオンライン販売のページが表示されないかもしれないのだ。

全ての言語でチェックしたわけではなく、色々あってたまたま言語設定に登録していた英語とフランス語のみの確認なので「かもしれない」としか言えないのはご了承いただきたい。この両方の言語でアプリを起動してみたが、アプリ内の言語はどちらも英語だった。

その状態でストアの項目をタップしても、「Nearby Shops」という、パーク内で近くにあるショップの位置を確認するだけの機能しか存在しない。しかし、スマホの言語設定を日本語にしてからアプリを起動すると「ショッピング」と「スキャン」そして「グッズをさがす」という項目が登場する。

アプリからストアにてオンラインショッピングをするには、この「ショッピング」から行う感じになる。スマホの言語設定が外国語なディズニーファンは、グッズを買いたいならスマホの言語設定を日本語にした方が良さそうだ。

日本に住んでいれば日本語もある程度はできることと思うが、日常的に使うスマホやPCの言語設定などは別の言語になっているという人はそれなりにいると思う。ましてやディズニーだ。東京ディズニーリゾートにハマって日本に住むことにした熱心なディズニーファンが舞浜周辺に居る可能性とて、ゼロとは言い切れない。知り合いに言語設定が外国語になってそうなディズニーファンがいれば、教えてあげるのもいいかもしれない。

参照元:東京ディズニーリゾート、Twitter @TDR_PR東京ディズニーリゾート・アプリ
執筆:江川資具
Screenshots:東京ディズニーリゾート・アプリ(Android)
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【神対応】ディズニーがショーにスポットを当てたスペシャル動画を、期間限定で配信するってよ!

新型コロナウイルスの影響で何かと休止や閉鎖や中止が続いている。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーも、コロナ対策で2020年2月29日から閉鎖しているのは皆さんご存じの通り。当初の予定では3月15日までだったが、さらに延期が決定。いつ入場できるようになるのはコロナ次第だろう。

しかしディズニーのショーは期間限定で、中にはコロナのせいで見たかったショーが見られなくなったファンも多いのでは。そんな方に朗報だ。何とディズニーがショーにスポットを当てた動画を公式YouTubeで配信してくれるってよ!

・期間限定

配信が開始されるのは2020年3月19日から。告知の翌日からスタートとかフットワーク軽いってレベルじゃねーぞ!! なお公式HPである東京ディズニーリゾート・ブログによると、当日の公演があるわけではなく、また配信日や内容は変更になる場合もあるそうだ。

というわけで、気になる配信のスケジュールは以下の通り。

・3月19日

まずは東京ディズニーシーのスペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」から、ステージショー「ピクサー・プレイタイム・パルズ」。そして、東京ディズニーランドのスペシャルプログラム「ベリー・ベリー・ミニー!」からは、レビューショー「イッツ・ベリー・ミニー!」だ!

ヒュー! 「ピクサー・プレイタイム」も「ベリー・ベリー・ミニー!」も、本来であれば3月19日までの期間限定だったイベント。中には閉演前にチャンスはあったけど、抽選に外れて見られなかったという人もいただろう。公式による動画で見られるぞ!

・3月25日

続いては少し空いて3月25日に配信予定なのが、東京ディズニーシーの「ファンタズミック!」。こちらは2020年3月25日で終了してしまう予定だったもの。

・3月31日

そして最後は3月31日に配信予定の、東京ディズニーランドの「ポリネシアンテラス・レストラン」のランチタイムショー「リロのルアウ&ファン」だ! こちらも配信日が当初から予定されていた公演終了日。

もうお分かりだろう……すべての配信が、それぞれのイベントで予定されていた最終日に行われるのだ……ッ! 粋なことするじゃないかディズニー!! なお、本件を告知した公式Twitter及び公式HPでは「4月30日(木)までの期間限定で配信」としている。

つまり、本来見ることができた期間よりも長く、オフィシャルに見ることができるわけである。当然パーク内で生で見るほうが良いに決まっているが、考え方によっては現地では到底無理なレベルの良い視点から見られるとも考えられる。何せ公式による動画なので。コンサートのライブDVDみたいな。

・ネットのディズニーファンの反応

この神対応にはネット上のディズニーファンも大いに喜んでいるようす。

「はい愛してる!!!!!!!!」
「ありがとうございます!」
「ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「これぞ神対応」
「愛してます!!!!!!」
「神すぎます」
「本当に本当に本当に嬉しい」

反応自体は多数あるのだが、どうやらファンたちは神対応の前に語彙力を失ったようで「ありがとう」「愛してる」「神」の3種がほとんどだった。配信は全て公式YouTubeから行われる予定なので、配信開始からリアタイしたい人はチャンネル登録するのがお勧めだ!

参照元:東京ディズニーリゾート、Twitter @TDR_PRYouTube
執筆:江川資具


Source: ロケットニュース24

【名言】「アナと雪の女王2」を観て納得いかない点がチラホラ → ディズニーマニアの解答が鉄壁すぎて詰んだ

2019年11月22日、映画『アナと雪の女王2』が公開される。劇場公開版アニメーション作品としては異例の「2」となる本作。ご存じの通り、日本のみならず世界中で大ヒットを記録した「アナと雪の女王」の続編である。

今作のテーマはズバリ「なぜエルサに力が与えられたのか?」だが、試写会で一足先にアナ雪2を観た私(P.K.サンジュン)は率直にいくつかの疑問が残った。そのことをディズニーマニアに聞いたところ、完全に論破されてしまったのでご報告したい。

・ディズニーマニア降臨

誰が呼んだか、ディズニーマニア。ディズニーを愛し、ディズニーに愛された男、当編集部の田代大一朗はおそらく世界有数のディズニーマニアであろう。ちなみに先日、全国放送のクイズ番組にもディズニーライターとして出演しました。誰か気付いたかな?

それはさておき、アナと雪の女王2である。いきなりだが、基本的にはディズニーに疎い私でも本作については語れることも多い。というのも、3歳の娘と一緒にDVDで前作を見まくった関係で、アナ雪に関しては相当な知識が詰め込まれているからだ。少なく見積もっても30回は観た。

なので、アナ雪2には期待もありつつ、そして不安もありつつ……というところだったのだが。結論から申し上げると、全体的には非常にイイ作品だとは思ったが、いくつかの疑問も残ってしまった。率直に「おもしろかったけど、やや腑に落ちない」といった感じである。

・いくつか納得できない点が

ネタバレになるので詳細については触れないが、ディズニー作品は基本的にシンプルな造りであろう。それもそのハズ、あくまで子供が観て楽しい作品であることが大前提なので、複雑な要素はほとんどない。面白いかどうかは抜きにして、観終わったときに「あれはなんだったの?」と思うことは滅多にないハズだ。

ところが、アナ雪2に関してはやや疑問が残った。ストーリーや楽曲も素晴らしく、泣き所もきっちり用意されている。子供が観てもきっと楽しめるハズだし、大人が観ても満足できる作品だ。とはいえ……アレとアレはいったいどういうことだったのだろうか

田代:「確かにサンジュンさんが言いたいこともわかります。ディズニーアニメにしては珍しいパターンの作品でしたね。ただ、個人的には予想していない方向の作品だったので、期待値を上回ってきました。かなり満足しています」

さすが、何事にも前向きなディズニーマニア。「何度でも観たくなります☆」と言っていたが、私は違う。ただシンプルに「あれはどういう意味なのか?」「あそこはどうしてああなったのか?」が知りたいのだ。それらを徹底的に問い詰めてみたのだが、ディズニーマニアの鉄壁すぎるアンサーに私は完全に論破されてしまった。

サンジュン:「でも、最後の〇▼※☆■〇▼※☆■〇▼※☆■〇▼※☆■(ネタバレになるので自粛)ですよね? あそこどうなってたんですか?」

田代:「サンジュンさん、雪と同じですね。……なかなか解けないんですよ

サンジュン:「グヌヌヌ……! でも〇▼※☆■〇▼※☆■〇▼※☆■〇▼※☆■はどういう意味だったんですかね? ちょっとよくわからないんですけど!」

田代:「サンジュンさん、それも雪と同じですよ……。なかなか解けないんです

サンジュン:「いやいやいや、〇▼※☆■〇▼※☆■〇▼※☆■〇▼※☆■が謎すぎません!?」

田代:「サンジュンさん……雪と同じです。なかなか、解けないんですよ☆

サンジュン:「チックショォォォォオオオオオオオオオ!」

個人的には到底納得していないが、何も言い返せない以上、私は論破されてしまったのだろう。ここに魔法の言葉が誕生した。もしアナ雪2に文句をタレている人がいたらこう言ってやればいい「雪と同じでなかなか解けないんだよ」と──。上手いけどズル過ぎるだろ!

ちなみにディズニーマニアはアナ雪2について、以下のようにも語っていた。

田代:「自分としては雪のイメージがだいぶ変わりましたね。雪って冷たいイメージがあるじゃないですか? でも、雪が降っているから家族が家の中で集まり、雪が降っているから恋人同士が手を繋ぐ……。雪は人と人を繋げる温かい役割りを果たしているんだって☆」

私は言われるまで全くそう思わなかったことはさておき『アナと雪の女王2』そのものについては、イイ作品だし、もう1度観たいと素直に思った。雪と同じでなかなか解けない謎がある映画『アナと雪の女王2』は2019年11月22日公開だ。

参考リンク:映画「アナと雪の女王2」公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.©2019 Disney. All Rights Reserved.


Source: ロケットニュース24

【ガチ】ディズニーマニアが選ぶディズニークリスマスの注目ポイントTOP3「イケメンすぎるグーフィー」「夢と魔法が1番輝く夜」など

ディズニーの夢と魔法が一番輝く季節、それがクリスマス。

11月8日から東京ディズニーリゾートでは、クリスマスイベントが開催された。個人的にはクリスマスはディズニーの本気が見られる季節だと思っており、毎年ハロウィンが終わったあたりからディズニーのクリスマスを思い浮かべてはワクワクソワソワしている。

そんな大きな期待を抱いて、今年のディズニークリスマスを一足先に体験してきたのだが、やはり最高ですな、キラキラ輝くクリスマスの世界は! これから東京ディズニーランド・シーに行きたいという人のためにおすすめポイントを3つほど全力で選んだので、ぜひ参考にしてみてほしい。

・No.3:みんなを笑顔にする “トナカイプルートのかぶりもの”

ディズニークリスマスは猛烈に可愛いグッズがたくさん発売され、ディズニーファンのお財布にとってはある意味大変な時期でもある。そういった魅力的なグッズが多数発売されるなかで、今年特におすすめしたいのがプルートのファンキャップ(かぶりもの)!

このグッズはトナカイに扮したプルートをモチーフにしており、クリスマスらしいキュートなビジュアルに仕上がっている。そしてプルートの肉球を押すと、プルートの耳がピーンと立ち上がるという楽しすぎるギミックまでつけられているのだ。

これをかぶっていれば、着用している自分だけでなく周りの人たちも笑顔にできるので、最高にクリスマスなアイテムと言えよう!

・No.2:キレキレのグーフィーに会えるショー “イッツ・クリスマスタイム!”

東京ディズニーシーで行われるショー『イッツ・クリスマスタイム!』をおすすめする理由は2つある。

まずひとつめは、歌とダンスのライブパフォーマンスのクオリティーがメチャメチャ高いからだ。このショーでは『All I Want for Christmas Is You』『We Wish You the Merriest』といったクリスマスの名曲が美声シンガーたちによって歌い上げられるなか、タップダンスやラインダンスなど様々なダンスが披露され、超一流のエンターテイメントが楽しめる。

そして個人的にこのショーの最大の魅力だと思っているのが、キレッキレッに踊るグーフィー! グーフィーといえばマイペースでおっとりしたキャラクターだと思われがちだが、実はやるときはやる男なのだ。

そのセクシーさが『イッツ・クリスマスタイム!』で前面に出ており、ダイナミックかつ軽快なダンスで観客を沸かせるグーフィーはマジのマジでくそカッコイイ!! 一度見たら、きっと「グーフィー」ではなく「グーフィー様~!」と呼びたくなってしまうことだろう。

・No.1:永遠を願ってしまう “ディズニークリスマスの夜”

ディズニークリスマスの魅力が最も感じられるのは、パークが一番輝く夜なのかもしれない。

クリスマスイルミネーションによって照らされるディズニーの世界は、冬の寒さを吹き飛ばすほどに温かく、明日への希望と元気が湧いてくるほどにキラキラ輝いている。なにも特別なことはしなくていい。ただそこにいるだけで自然と笑みがこぼれてくる。

そんな素敵なきらめきが満ちあふれたディズニークリスマスの夜、ぜひ体験してみてほしい。「このときが永遠に続きますように」と願ってしまうほどクリスマスの幸せが詰まった魔法の時間が、きっとそこにはある。

・クリスマスの一番の楽しみ方

東京ディズニーリゾートがクリスマスにその輝きを増すのは、もちろん園内を彩るイルミネーションのおかげもあるだろう。しかし本当の輝きは、園内にいる人たちの想いから発せられている気がする。

大切な人とこれからも一緒にいられますように。用意したクリスマスプレゼントがあの人に笑顔を届けますように。ここにいるみんながずっと幸せでいられますように。

園内にあふれるそんな願いの数々が、クリスマスの夜を優しく美しく照らしているのかもしれない。なんでもいい。ひとつ願いを抱いて、パークに行ってみてほしい。

その願いを心から願えたとき、そしてその場にキラキラ漂う他の人たちの願いに触れられたとき、なによりも温かいクリスマスの輝きがあなたを包み込んでくれるはずだ。

Report:田代大一朗
Photos:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【闇】ディズニーに無縁な男がハマった、東京ディズニーシーの某エリア / ディズニーマニア「海底2万マイルより深い」

東京ディズニーリゾート(以下TDR)といえば、多くの人から愛される夢と魔法の国。この点に関して異論を唱える者はそういないだろう。だがしかし、色々あってディズニーが苦手だったり、興味が全く無い人が居るのもまた事実。

かく言う筆者もディズニー無関心勢の一人。およそ30年間、ノーディズニーな人生を送ってきた。ディズニー作品も、はるか昔にどこかで『王様の剣』を軽く見た程度。そんな筆者だが、ここ3月の間に3回もTDRに訪れる機会が。その結果、東京ディズニーシーの、特定の時間帯の某エリアの興味深さにとりつかれてしまった。

・ガチ初心者

3度も立て続けに訪れた理由は、普通に仕事である。7月から行われていたディズニー夏イベントを皮切りに、『ソアリン』『ソング・オブ・ミラージュ』、そしてハロウィーンの記事をご覧になった方もいるだろう。これらの取材時に、撮影協力として同行していたのだ。

ディズニーについては、ミッキー、ミニー、そしてドナルドくらいなら知っていたが、ぶっちゃけるとそれ以外は全く知らぬ。具体的にどの程度の「全く知らぬ」なのかというと、「プルート」という犬の存在を知ったのが、2019年9月9日の取材時……というレベル。

ちなみに、ロケットニュースでは過去に、ディズニーランドが無理なおっさんがディズニーを楽しめる体になったり、ディズニーがトラウマな男がトラウマから開放される様子をお伝えしている。

筆者の場合は、彼らと少し事情が違う。ディズニーに無関心なだけで、別に無理でもなければ、トラウマも無い。ディズニーに1度も来ていないのは、世界観やキャラクターについて全く知らないこともあり、興味を持つきっかけがなかったからだ。

・クオリティの高さ

マイナスからスタートの彼らと違い、ゼロからのスタートなためハードルは低かった。実際に、世界観や各種施設の説明をディズニーマニアから受けながら撮影してまわる内に、1度目の取材でその良さを理解。ランドとシー合わせておよそ10万円もする年パスを買う人の気持ちもよくわかった。

また、園内は何もかもがキラキラ感に満ちており、「映える」スポットだらけ。かつては、やたらとディズニーで自撮りする、特に女子高生をはじめとする若い女性などを冷ややかに見ていた部分もあった。

しかし、今では彼女たちがブチ上がる気持ちも理解できる。もし筆者がJKだったら、きっと同じようにディズニーで自撮りしまくっていただろう。あそこでは可愛さやリア充感が、ガチで盛れるのだ。それくらい、客観的に見てTDRのクオリティは高い

・ダークサイドの住人

こうして良さを理解したものの、正直「住む世界が違うな」とも感じていた。客観的に見て素晴らしいことを理解したとしても、主観的に同意に至るとは限らないのだ。どうにもTDRは、夢や希望、その他もろもろのハッピーなものに溢れすぎている……。

闇がたりない

筆者の瞳が澄んでいたのはせいぜい幼稚園くらいまで。時間の経過に対して指数関数的な増加度で濁り、澱み、闇になじみ続けてきた。その結果、綺麗すぎるものに抵抗を感じるのである。アメコミで言うと、キャプテン・アメリカやスーパーマンは苦手だが、パニッシャーやロールシャッハには共感するタイプ。

ディズニーのキラキラ空間に馴染むには、ある程度のピュア力(ぢから)が必要に違いない。TDRはダークサイドの住人に対し、リトマス試験紙的に機能するのではなかろうか? というような考えが、2度目の来園時には固まっていた。具体的には『ソアリン』などの記事の時である。

・コロンビア号

そうして日が暮れる頃に2度目のTDR体験を終えた筆者。帰りの電車が来るまで時間があいていたこともあり、なんとなく一人でディズニーシーを探索してみることに。その時点で筆者が居たのはメディテレーニアンハーバー。

周辺はショー待ちの人で溢れており、コミケを超える混雑度。しかも全員やたらとキラキラしている。これはかなわない。その場を離れ、何かに呼ばれるように人が少なく、薄暗い方へ。そしてたどり着いたのが……

コロンビア号である。

そういえばディズニーマニア田代は、ここで酒が飲めるみたいなことを言っていた。ちょうどいい、軽く飲んでから帰るか。フラフラと飲み屋にでも入るようなノリで、コロンビア号2階にある「テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ」へ。

中にはバーカウンターとテーブル席がある、いい感じのバー的な空間が広がっていた。照明も暗くてナイスである。ほう、まさかディズニーみたいなテーマパークに、こんな場所があるとは。これはなじむ、実になじむぞ……ッ!

案内された席で適当に酒を頼み、なんとなく周囲を見渡すと、そこには実にディズニーらしからぬ光景が。例えばヨレたスーツ姿のおっさんや、メランコリックなムードのマダムである。しかも一人で飲んでいる。ここは終電後の歌舞伎町のバーかな?

もちろんそういう客ばかりではない。テーブル席にはおそろいのカチューシャをした幸せそうなカップルや、若い女性グループが楽しそうに食事をしている。しかしカウンター席には、どうにもワケ有りげな雰囲気の、楽しいというよりは色々と苦悩を抱えていそうなソロの人々が。

あんたら、ディズニーに来て何をしているんだ……? まさかわざわざ一人でやってきて、リア充に囲まれながら一人で酒を飲んでいる……のか? 疑問に思いつつも、直接本人に聞くわけにもいくまい。人にはそれぞれ、色んな事情があるものだ。適当に2杯ほど飲んでから店を出ることに。

おや? この船、船首のほうに出れるのか。時間的にはまだ余裕があるし、軽く見ていくとしよう。ラウンジ横の細い通路を船首方向に向けて進んでいく。海風が吹き込んできてイイ感じだ。と思ったら、突き当たりに妙な光景が見える。

女の人が一人、うつむいて体育座りしているのだ……。さっきのバーカウンターの客といい、どうも雰囲気が他と違う。

なんとなくわかってきたぞ……ここはそういう人が集まる場所に違いない。体育座りしている女性の横を通り過ぎて、いざデッキに。そこでは、制服ディズニーをキメている女性グループが写真を撮っていたりしたが、一方で静かに一人で海を眺め続ける人や……

何があったのか、やはり一人でため息混じりにスマホをいじる人が。しばらくこの人を観察していたが、スマホを眺めるのをやめたと思ったら、舳先で一人、海を眺めつつ風に当たり続けていた。

・究極の孤独感

彼らはなんなのか? ディズニーといえば、楽しくブチ上がる場所……ディズニー初心者の筆者は勝手にそうイメージしていた。そしてそのイメージは、TDR内のほぼ全てのエリアにおいて、その通りであったように感じる。

しかしコロンビア号はどうも様子が違うではないか。ブチ上がっている人も居る中で、明らかに闇を抱えていそうな人が集まっている。というか、ブチ上がってる人は盛れた写真が撮れたらさっさと居なくなるイメージ。マジで単に船のデッキだし、他に何も無いからな。

そしてさっきまでディズニーのキラキラ感になじめていなかった筆者も、このエリアはなじめている。その理由を探る内に、興味深いことに気づいた。まずこの船首からは、外が見えるのだ。他のエリアからは中々見えない外界。普通に海と、海沿いの道路である。そして、船首から見える範囲にキャスト用の通用口もある。

園内のほかの場所では全くそういった様子を見せないキャスト陣。彼らも、通用口から外に出た瞬間に、仕事を終えて疲れた労働者と化す。まさに魔法が切れる瞬間を目にしてしまった感。ここは夢と現実の境界線だったのだ。なんと興味深いことか。こういうの大好きである。

ウォルトが仕掛けるキラキラな光属性の魔法も、こういった現実が視界に入ることで弱まっている。それゆえに、リアルに満ちたドラマチックな光景がそこにはあった。間違いなくディズニー的には見せたくない光景だろう。しかし、それゆえに生じる特別な効果を求めて集まるものも居ると思われる。

それが、さきほど見かけた体育座りの女性や、ため息混じりにスマホを弄ったり、ただひたすら海を眺める人など。気づけば、さっきバーで見かけたメランコリックなマダムがいつの間にかデッキに来ており、彼女もまた一人で海を眺めている。

ショーの喧騒(けんそう)もここからは遠い。他の場所に比べてかなり静かで、人口密度も低め。ここはディズニー内で唯一、現実を持ち込んだまま、究極の孤独感、そして究極の無干渉を得られる場所なのではないか……?

・海底2万マイルより深い

「一人になりたいならディズニーである必要はないじゃないか」そう思う方もいるだろう。それは違う。ディズニーに溢れるハッピーな魔法が必要なのだ。周囲全てがキラキラに満ちた幸せ空間。

あくまでもハッピー感に包まれて入るものの、根の部分では孤独と闇を選択的に保持し続けることができるという、ディズニーだからこそ発生しうる空間なのだ。きっとリアルで何かしんどいことがあったのだろう。彼らはそのダメージを癒すためにディズニーに来ている気がする。

しかし、ダメージから目を逸らして魔法にかかり、ブチ上がってエンジョイしたところで園外に出たら元通り。ヤケ酒的な感じで一時的に忘れることはできても、ダメージは癒えないと思われる。キラキラ分を微妙に摂取してダメージを軽減しつつ、一人で向かいあって立ち直ろうとしているのではないか……と思うのだ。

ちなみに、再現のためのイメージ写真を撮るにあたり、同行したディズニーマニア田代をモデルとして起用している。特に説明することなくポーズだけ指定したところ、ディズニーマニアは戸惑うばかり。

彼のような、ピュアすぎてキラキラ感がぶっちぎってる男には見えない世界なのだろう。そのままではポージングも上手くいかないので解説したところ

ディズニーマニア田代「深い……海底2万マイルより深いです。いろんな意味で」

と、かみ締めるように述べていた。仄暗い世界を知ってしまったディズニーマニア。ましてや、彼の主な生息地であるTDR内にそのような空間があったことは、盲点だっただろう。彼のピュア度に陰りが生じないといいのだが。

さて、このようなコロンビア号の側面が、はたしてディズニーの意図したものなのか……それはわからない。

しかしきっと今日も、日暮れと共にコロンビア号にはワケ有りな人々が救いを求めて流れ着くだろう。

そして彼らはそこで、心地よい闇と孤独に身を沈め……

夜は深まっていくのである。

Report:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【天才の頭の中】ディズニーマニアが『ライオン・キング』の天才監督にガチ質問「いい映画を作るには?」→ 手本は “あの日本映画巨匠” だった!

今もなお世界中の人に愛される不朽の名作『ライオン・キング』。その “超” 実写版が8月9日に公開される。

フルCGで作られた今作を一足先に観てきたのだが、あまりのリアルな映像に度肝を抜かれた。風に吹かれて揺れるライオンのたてがみ、豪快かつ優雅に宙を舞う滝のしぶき、そして壮大なサバンナの大地を美しく照らす日の出。その全てがあまりにリアルで、手を伸ばせば、スクリーンの動物たちや草花に触れられるのではないかとさえ錯覚したほどだ。

そのとんでもない作品を監督した人物に、今回なんとインタビューできる機会をいただいた。彼の名はジョン・ファヴローさん。天才とも称されるファヴローさんに、心臓をバクバクさせながら質問してきたので、そのインタビュー内容をぜひ見てほしい!

・監督、脚本、演技なんでもできちゃう “ジョン・ファヴロー”

インタビュー部分に移る前に、今作の監督を務めたジョン・ファヴローさんについてもう少しばかり説明しておきたい。

ニューヨーク市出身のファヴローさんは、映画『アイアンマン』『アイアンマン2』で監督・製作総指揮を務め、さらに両作品で主人公スタークの運転手ハッピー・ホーガン役としても出演している。

この他にも映画『アベンジャーズ』シリーズの製作総指揮、『スター・ウォーズ』の新ドラマシリーズ “ザ・マンダロリアン” の製作総指揮・脚本を務めており、まさに現代の映画界を代表するスゴイ人なのだ! 

そんな人物にインタビューできる機会はめったにないと、全身全霊をかけて臨んだファヴローさんへのインタビューは以下の通りだ。

・サークルオブライフに隠された深い意味

──今日はこのような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございます。映画を通して、たくさんのことを考えさせられたので、今日はいろいろ質問させてください。

「はい、よろしくお願いします」

──まず最初の質問です。この映画のひとつの大きなテーマとして、 “自分が何者であるかを知る” ということがあると思います。

「そうですね」

──多くの人が自分が何者であるかを知りたいと思っています。でもその見つけ方が分からず困っている人もたくさんいます。そこでお聞きしたいのですが、自分が何者であるかを見つけ出すうえで何か大切なことはありますか?

「興味深い質問ですね。実は映画のなかでシンバ(主人公)は自分が何者であるかを “見つけ出す” のではなく、“思い出す” ということをしています」

──あっ、確かに!

「私たちは心の奥底では本当は自分が何者であるかを知っていると、私は思うんです。映画のなかでは、ムファサ(主人公の父)はシンバに単に『自分が何者であるかを思い出せ』と言っているわけではなく、祖先のライオンたちからの大きな流れを見て自分とは何者なのかを思い出せと語りかけています」

──なるほど。

「そしてシンバはサークル・オブ・ライフ(生命の環)において、自分にはどのような役割があるかについて考えます」

──サークル・オブ・ライフにおける自分の役割ですか。

「そうです。自分が何者であるかを考えるというのは、“自我” を見つけ出すという個人的なテーマのように捉えられがちです。しかしこの映画の素晴らしい点は、サークル・オブ・ライフという大きな命のつながりのなかで自分の役割を思い出すことが、自分が何者かを思い出すことにつながると示唆しているところなんです」

──そういうことだったんですね……。(映画に込められた意味が深すぎる……)

・やっぱりあの日本映画監督は凄かった

──次の質問です。監督として、一番苦労したシーンはどのシーンでしょうか?

「ワオ……考えたこともなかったですね」

(しばらく黙考)

「……雲ですね」

──雲ですか?

ムファサが雲となって現れるシーンです。ここは映画のなかでも最も心が動かされるシーンで、最初に私が製作陣と話し合ったシーンでもあり、最後に完成させたシーンでもあります」

──こだわりようがハンパない!

「自然な雲の動きや光の当たり具合を保ちながら、どうやってそのなかにムファサの存在を感じさせるのか、そのバランスが非常に難しかったです。この目でその完成シーンを見るまで、ずっと気にかけていたシーンです」

──あのシーンはすごく印象的で、見ているだけで様々な感情が湧いてきました。このような観客の心を動かす映画を作るには、何が必要なのでしょうか?

自然には人の心を動かす力があると、私は思っています。偉大な映画制作者たちは自然を巧みに操る術を知っていて、観客の様々な感情を引き出すため、天気や風、日光をうまく活用していました」

──自然を操る?

「はい、そのいい例が黒澤明監督です。黒澤監督は、自然を操るマスターです。私には到底できないくらい、雨や風といった天気のコンディションに凄まじい量の情熱を注いでいました」

──黒澤監督はやはりすごい方だったんですね。

「いま私はスターウォーズの新ドラマシリーズの製作に携わっているのですが、そのことについて最近よく製作陣と話しています。確か映画『用心棒』のシーンだったと思うのですが、主人公の侍が風が吹き荒れるなかを、静かにまっすぐ歩き進んでいくシーンがあります。これは登場人物を引き立たせるために風が “演技” をしているんです

──なるほど、黒澤監督の作品では自然も役者なんですね。

「そうなんです、黒澤監督は自然にも演技をさせているんです。そういった考えは、今作の『ライオン・キング』でも活かされています。ムファサとシンバがプライドロック(劇中に登場する巨大な岩)に登り、広大なサバンナを見渡すシーンがあるのですが、よく見ると、ムファサとシンバの毛が風で揺れています」

──ああ! 確かにそうでした!

「そうすることでプライドロックの高さを表現、そして子ライオンであるシンバがその高さから感じる恐怖も表現しました。使用するツールや表現方法は異なるかもしれませんが、偉大な制作者たちが行ってきたように、自然の力を取り込むことで観る者の感情をより動かす映画が作れるのかもしれません」

──これから映画を観る目が……なんか変わった気がします。

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・「CGの世界」と「現実世界」の差を埋めるもの

──次の質問は、映画における現実世界の表現方法についてです。この映画を観たとき、全ての動物、虫、植物がすごくリアルで本当にビックリしました。

「そうですよね」

──近年CG技術が飛躍的に進化し、現実世界そっくりのものを作り上げられるようになりました。しかし、まだ何か足りないと思うのです。「現実世界」と「CGが作り上げた世界」には、まだ何か差があると思うのです。

「まさにその通りです」

──そこでお尋ねします。CG技術が凄まじい進化を遂げた今、映画のなかの世界を現実世界により近づけるためには、次に何が必要なのでしょうか?

「興味深いですね。映画の世界をより現実のものにするには、 “監督の感性” が必要だと私は思います」

──感性ですか?

「はい。例えば、動物にはそんな動きはできないとか、そんなふうに撮影したらそんなに長く動物の動きは追えないとか、そういったことに気づける感性です」

──なるほど!

「今の時代、誰もが素晴らしい技術にアクセスすることができます。なかには、CGでしか作れないようなとんでもない世界を表現しようとするクリエイターもいます。しかし私がCG技術で表現したいのは、自然を徹底的にリアルに描いたナチュラリズムの世界です」

──確かに今作の『ライオン・キング』の自然描写は驚くほどリアルでした。

「『白雪姫』(1937年公開)の動物描写と『バンビ』(1942年公開)の動物描写を比べたら分かるのですが、ウォルト・ディズニーもより自然な描写に挑戦しました。そこには作り手をワクワクさせる何かがあり、今作の『ライオン・キング』でも私はその限界に挑戦しました」

・天才監督にどうしても聞きたかった質問

──それでは、最後の質問です。ライオン・キングの動物になれるとしたら、どの動物になりたいですか?

「ワオー! ラフィキ(ヒヒのキャラクター)になりたいですね! 私はラフィキが好きでして」

──どうしてですか?

「魔法に精通しているからです。まるでヨーダのように、まるでガンダルフのように。そしてサークル・オブ・ライフがどのようなものであるかも理解しています」

──賢者のような存在ですもんね。

「ラフィキは最適なときに、最適な形でシンバを導いていきます。歳をとってくると皆が気づくと思うのですが、ちゃんとした知恵を持ち、それを正しく使えば、ほんのちょっとしたことで他人に大きな導きを与えることができるんですよね」

──言われてみれば、そうですね。

「小さい頃はシンバやムファサに憧れる人も多いと思いますが、歳をとってくると、やはりラフィキに惹かれますね。彼がなにを考え、世界をどのように見ているのか、すごく気になります」

──私もラフィキのように賢くなれるよう頑張ります! 本日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました!

「お話しできて良かったです。本当に素晴らしい質問ばかりでした。本当に!」

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50 days. #TheLionKing

A post shared by Disney’s The Lion King (@lionking) on May 30, 2019 at 9:02am PDT

・映画を楽しむ最高のスパイス

いや~、深かった。監督の話についていくのに頭をフル回転させ続けたため、インタビューを終え、部屋を出たときにはもうヘトヘトだった。

しかしこれで「作り手の想いへの理解」という映画の面白さを何倍も引き立てる最高のスパイスをゲットすることができた。みなさんも監督のこだわりや信念を思い出しながら、ぜひ劇場で超絶リアルな『ライオン・キング』を楽しんでほしい!

よ~し、もう一回観て、もっともっとライオンキングの世界を堪能してやるぞ♪

参考リンク:ライオン・キング, Instagram @lionking
Report:田代大一朗
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【ガチ】ディズニーマニアと素人が「実写版アラジンは絶対に観るべき!」と口を揃えるたった1つの理由

2019年6月7日、映画『アラジン』が公開される。ディズニー史に残る超ヒットアニメーション大作『アラジン』が実写化することで話題の本作だが、もうここで結論を述べてしまおう。どんな不安があろうとも「実写版アラジンは絶対に観るべき作品」だと──。

かくいうディズニー素人の私、P.K.サンジュンも映画を観る前はメチャメチャ不安だった。「ウィル・スミスがジーニーって(笑)」と小馬鹿にしていたことも正直に告白しておきたい。だがしかし、私はもう1度映画館に足を運ぶだろう、それくらい『アラジン』は傑作であった。

・実写化が不安すぎたが……

映画公開に先駆けて行われたマスコミ試写会当日、ディズニー素人の私とディズニーマニアの田代大一朗は都内某所にいた。ディズニーを愛し、ディズニーに愛された男、田代大一朗の熱烈なラブコールを受け、私は半ば渋々試写会場に足を運んだのだ。

アニメ版「アラジン」が名作であることは私も知っている。人生で3回くらいは観たことがあるし「A Whole New World」や「Friend Like Me」が名曲中の名曲であることは百も承知だ。そして何より高校の頃、スーファミ版「アラジン」をやり込んでいたためアラジン自体が決して嫌いではない。

だがしかし、実写版となると話は別だ。アラジンやジャスミンの実写化はまだわかる。ただ、物語で圧倒的な存在感を誇る魔人「ジーニー」の実写化には不安しかない。ウィル・スミスうんぬんではなく、青い魔人を実写化することなんて永遠に不可能なのでは? 私は率直に田代に意見をぶつけた。

「ぶっちゃけ、ジーニーの実写化ってどうなんですかね? 僕は正直、不安しかありませんよ」

「言いたいことはわかりますよ(笑)。ただ、これまで実写化された美女と野獣もダンボも素晴らしい作品でした。僕の中にはこういう法則があるんですよ、実写化したディズニー作品にハズレなし、ってね」

「ほほう、そんな法則があるんですね」

「アラジンを実写化するにあたり、ディズニーがジーニーの件を考えなかったハズがありません。ファンの想像を超えるジーニー、ファンに愛されるジーニーを作り出せる確信があったからこそ、ディズニーはアラジンの実写化にGOサインを出したハズなんです。でないとディズニーにメリットがありませんから」

「なるほど、言われてみればその通りだ。ディズニーがわざわざリスクを取る必要ないですもんね。ちょっと楽しみになってきた」

というわけで、今回は字幕版で『アラジン』を鑑賞すること2時間強。興奮を抑えきれず真っ先に口火を切ったのは、素人である私の方からだった──。

「いやー、田代さん! 良かったですね!! マジでアラジン良かった! 不覚にも最後のところで泣いちゃいましたもん」

「本当に素晴らしかったですね! ストーリーはほぼそのままなのにここまでのクオリティに仕上げて来るとは……さすがディズニーです」

「いや、本当にそれ。ネタバレといえばこれ以上なくネタバレなのに、マジで感動しましたもん」

「多少のアレンジは加えられていましたが、それも現代風というか自然でしたしね」

「それぞれのキャラクターが登場して1分くらいは “ちょっとアラジンぽっく見えないな~” とか “ジャスミンっぽくないな~” と思ったんですけど、マジで1分でしたね。今では本当そのまんまに見える」

「何よりジーニーですよ。まさかあそこまで自然にジーニーになってしまうとは……。ウィル・スミスは本当にスゴイことを成し遂げたと思いますよ」

「ハッキリ言って、僕の中ではインディペンデンス・デイやメン・イン・ブラックを超えるウィル・スミスの代表作になりましたね。ウィル・スミスじゃないとジーニーは無理だったんだろうな~」

「本当ですね。アニメの小ネタも随所に散りばめられていて、ディズニーファンも思わずニヤリとしてしまう仕掛けが隠されていましたし」

「なるほど、そこまでは気付きませんでした。あと、何より音楽が素晴らしかった! ジャスミン役のナオミ・スコットってメチャメチャ歌が上手いんですね!!」

「歌唱力もさることながら表現力も素晴らしかったです。これは字幕版と吹き替え版、どちらを見るか悩みますねぇ」

「いや、本当に。マジで音楽が良かった。これはアレですね、グレイテスト・ショーマンやボヘミアン・ラプソディみたいな流行り方をするかもしれませんね。それくらい音楽が良かった」

「実は音楽がいい予感はしていたんです。なぜならディズニーの伝説的音楽クリエーター “アラン・メンケン” が製作スタッフに加わっていましたから。彼はアラジンはもちろんのこと、リトルマーメイドや美女と野獣の音楽も手掛けているんです」

「おお、そうなんですね。いやー、音楽が良すぎてディズニーランドでショーを観てる気分でしたよ。ディズニーランドでパレードを観ると思えば、映画の料金も高く感じないんじゃないかな」

「確かにそうかもしれません。何より、例えばピンチのシーンなどの臨場感はアニメにも勝っていたのではないでしょうか? そういう意味で実写化してよかった作品ですよね」

「そ・こ・な! 僕はハッキリ言ってアニメより俄然こっちの方が面白いと思いましたよ。いやー、実写版アラジン最高! 絶対にもう1回観る!! 今度は吹き替え版で観る! なんなら字幕版ももう1回観るぞォォオオオ!!」

というわけで、ディズニーマニアとディズニー素人が実写版『アラジン』をオススメする理由は非常にシンプル「アニメよりも面白かったから」である。あの不朽の名作、アニメ版「アラジン」より面白いのだ、どれだけ実写版『アラジン』が面白いかお分かりいただけるだろう。いや、本当に素晴らしかった。

先述の通り、個人的に『アラジン』はウィル・スミスの代表作になる予感がしているし、映画自体も「グレイテスト・ショーマン」や「ボヘミアン・ラプソディ」のように長いスパンでヒットするのではないかと見ている。“山ちゃんジーニー” も絶対に最高なハズなので、吹替版も絶対に観に行くぞ! 映画『アラジン』は6月7日公開だ。

参考リンク:映画「アラジン」公式サイト
Report:P.K.サンジュン
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Source: ロケットニュース24