SOHOリノベで仕事と子育てを両立。時間と心に余裕が生まれた

1階のオフィス

埼玉県さいたま市大宮区に住む劉さんのお宅は、戸建てをリノベーションしたもの。SOHOとなっていて、現在は日本製品を中国に卸す貿易の仕事をしています。以前はネイリストをしていて、「自宅でネイル喫茶を開きたい」と中古戸建てをリノベーションしました。

リノベーションは以前、劉さんが見かけて「こんな家に住みたい」と思ったという新築一戸建てを手掛けた、ハグホームに依頼。リノベーションのテーマとなったのは、黒と白を基調とした会話がしやすい空間でした。

互いの気配が感じられるSOHO

外観

物件は延床面積94.05平米の3階建て。築約40年の店舗併用住宅で、物件価格は1850万円でした。工事費1800万円(税・設計料込み)をかけたリノベ後に、当初はネイル喫茶店をオーブンしました。今は貿易業に転向。

開放的なオフィススペース

リノベでは室内をすべて解体して老朽化した部分を修繕したうえで、壁と天井には断熱材を充填するなどしっかりと下地を整えたそう。サッシは既存を生かしてアルミを劉さん好みの黒に塗装し、戸車などの部品と網戸交換のみにすることでコストにも配慮しました。

劉さんは小学生の長男を育てながら仕事をするワーキングマザー。オフィススペースは開放的で互いの気配を感じられるつくりのため、宿題をするときや家庭教師が来たときにもここを利用している、という長男の様子に目が届きやすいそう。

オーク材のテーブルとカウンターテーブルはハグホーム製、ライトはflame のもの。

ゲストやスタッフに中国茶をふるまう

オフィスでは、ゲストやスタッフに中国茶をふるまうこともよくあるそう。「こうしてお茶を飲みながら、みんなとゆっくり会話をするのが至福の時です」

スタッフ用のスペース

スタッフ用のスペースも開放感たっぷり。室内窓で空間を緩やかに仕切っています。「STAFF ONLY」のプレートもハグホーム製です。

オフィスのトイレ

グリーンのタイルが印象的なオフィスのトイレ。天井と壁には漆喰を塗り、見た目の温かみと空気の清浄効果を狙いました。

外階段でプライベート空間へのアクセスを向上

裏庭兼カースペース

裏庭兼カースペースで家族や仲間とゆったり過ごすことも。ここには、2階のプライベート空間との動線をスマートにする外階段を設置しました。

2階玄関

外階段を上がれば、そこはもう2階にある住居の玄関。建具はハグホーム製、収納力の大きなパイン材の靴収納もオリジナルです。

キッチンから見たリビング

2階は写真手前のキッチンと奥にあった和室が引き戸で仕切られていましたが、仕切りを取り払ってワンルームのLDKとしました。パーケットの床にはオーク無垢フローリング、壁・天井には漆喰を採用しています。

パイン材を使ったキッチン

パイン材を使った造作のカップボードには、食器から調理家電まですっきりと収納。ウッドワンのキッチンと壁のタイルも調和しています。

個性的に仕上げたタイル貼りのサニタリー

劉さんが好きな白と黒で、個性的に仕上げたサニタリー。選んだタイルの形や貼り分けによって、クールとカワイイが共存する空間になりました。

2階トイレ

1階オフィスのトイレとは雰囲気を変え、住居スペースのトイレには六角形タイルを壁にあしらっています。

リノベで人生が好転。まるで宝くじが当たったみたい!

2階と3階をつなぐ階段

キッチン側には、住居スペースの2階と3階をつなぐ階段があります。黒の手すりと、足音を抑えるカーペットがアクセントに。

3階の個室

3階には洋室と寝室があります。洋室の押し入れと収納は既存を生かし、建具はすべてハグホームのオリジナルのものに交換しました。

寝室から見た洋室

写真手前が寝室です。カーテンで大型のクローゼットを仕切ることで圧迫感を減らし、洋服の出し入れもスムーズにしました。

パイン無垢フローリングの床

床には洋室から寝室まで通してパイン無垢フローリングを張り、視覚的なつながりを演出。無垢材ならではの温かみと、漆喰で仕上げた壁が相まって、安らぎのある空間になっています。

「仕事と暮らしを一緒の空間でするようになったら、時間と心に余裕が生まれてすべてがうまく回るようになりました。私は仕事と子育てを両立できる環境をリノベで実現できて、大きく人生が変わりました。まるで宝くじが当たったみたい!(笑)」と劉さんはリノベ後の暮らしについて話してくれました。

設計・施工/ハグホーム
撮影/水谷綾子
※情報は「リライフプラスvol.34」取材時のものです

Source: 日刊住まい

結露も解消!実家マンションを暮らしやすくリノベ

無垢材あふれるLDK

賃貸マンション暮らしをしていたYさん夫妻は、子どもの成長に伴いそろそろ持ち家を、と考え始めました。建売住宅や新築マンションも見学しましたが、「自分たちらしさのある家にしたい」と、中古マンションのリノベーションを選択。

希望条件に合う物件がなかなか見つからないなか、妻の両親が住んでいた埼玉県川口市にある築20年のマンションを住み継ぐことに。インスタグラムの事例が気に入ったというハグホームに依頼し、工事費970万円(税・設計料込み)をかけて、念願の広いLDKがある住まいを手に入れることができました。

和室撤去により、二面採光の開放的なLDKに

間仕切り撤去で開放的なLDKに

開放的なLDKと収納の充実を希望したYさん夫妻は、隣接していた和室を撤去してLDKを拡張。さらに天井もできるだけ上げて、大空間を誕生させました。

白い箱のような収納は和室の押し入れだった部分。ふすまを通気性のあるルーバー折り戸に交換し、白く塗装して壁になじませています。

また、キッチンはフルオープンに変更。面材には無垢材を使用し、オークの床、古材のテーブルなど、木の温もりでいっぱいの空間に。

座面の低いソファがゾーニング

和室との仕切りを撤去したことで、南側、さらに西側の開口から光が空間全体に行き渡るようになりました。

食の場とくつろぎの場をさりげなくゾーニングするのは、座面の低いソファ。ソファ専門店NOYES(ノイエス)の製品で、アームテーブル付きなのが特徴で「コーヒーや本などを置くのに便利。ローテーブルが不要です」とのこと。

廊下に連なるのは、標準仕様の無垢材の扉

廊下の両側には個室

まっすぐ伸びる廊下の両サイドには既存のままの個室と水回りがあります。間取り変更を最小限にすることで、コストダウンにつながりました。

そして、正面の無垢のベイツガ材(ヘムロック)を使ったリビング扉を開けるとLDKにつながります。

玄関土間は左側の子ども室の面積を縮小させる形で拡大。さらに、玄関収納は、右側の寝室に張り出す形にして広さを確保しました。

素材でアクセントをつけた水回り

洗面室は、既製品の洗面台とミラーの間にタイルを貼っておしゃれ度をアップ。パイプスペースの手前にタオルなどの収納を配置しました。

トイレは設備を交換して内装も変更。天井をレッドシダーの無垢板張りで仕上げて、空間のアクセントに。さらにペーパーストック用の棚板やカウンターを造作で設置し、手すりも付けました。

小さな工夫で個室に快適性をプラス

引き戸の書斎

キッチン横に位置する洋室は、ドアを引き戸に変更して廊下からの出入りをよりスムーズに。現在は夫の書斎として使っていますが、将来は第2子用の部屋にする可能性も。

断熱性に配慮した子ども室

北東側に位置する長女の部屋は、壁をふかして内窓を設置しました。断熱性をアップさせ、冬場の結露を防止。また、ほかの部屋と同じく全体を調湿性の高い漆喰塗りで仕上げています。

ルーバー扉のクロゼット

クローゼットの扉はルーバー折り戸に交換し、白い塗装で仕上げて清潔感たっぷりに。ドアはハグホーム標準仕様の無垢材のものです。

広々としたLDKを実現できただけでなく、角部屋ならではの二面採光によって光や風が家じゅうに行き渡るようになったというY邸。

北側の個室の結露が昔から悩みだったそうですが、インナーサッシの設置や調湿性に優れた漆喰を壁に取り入れたことによって、断熱性と快適性が向上しました。「これから生まれてくる子供を、健康的な住まいで迎えることができて満足です」と夫は話します。

設計・施工 ハグホーム
撮影/水谷綾子
※物件価格、工事費、ご家族の年齢等の情報は「リライフプラスvol.31」取材時のものです

Source: 日刊住まい