2020年最強の月見バーガーはこれだ! ファストフード各社の月見系バーガーを食べ比べてみた / マクドナルド、KFCなど

今年もやってきた月見バーガーのシーズン。本来『月見バーガー』とは、マクドナルドが1991年から販売を開始した、ベーコンと卵とオーロラソースを使用したバーガーのこと。しかし、昨今は他のファストフードチェーンも同じ時期に「月見」と名の付くバーガーを出すのが恒例だ

そのため、現状はマクドナルド以外であっても「〇〇の月見バーガー」といった感じの認識が一般的だろう。そんな月見バーガー乱立時代において気になるのが、それぞれの特徴。そして何より、どこの月見バーガーが一番ウマいのかだ。ということで急遽(きゅうきょ)、2020年最強の月見バーガー決定戦を開催することに。

・5種類

エントリーするのは、マクドナルド『濃厚ふわとろ月見(税込390円)』、KFC『とろーり月見チキンフィレ(税込460円)』『とろーり月見和風チキンカツ(税込460円)』、ロッテリア『半熟月見クラシックバーガーJr(税抜490円)』。

そして、月見の名は冠していないものの、価格と構成する材料的にほぼ月見バーガーなことから、割と月見バーガーと比較される感のあるファーストキッチン『ベーコンエッグバーガー(税抜360円)』も参戦させることにした。

なお、ロッテリアの『半熟月見クラシックバーガーJr』がJrサイズなのは、価格帯とサイズを他と揃えるための措置だ。また、各社月見系が複数ある場合は最新の商品をチョイスした。KFCが2品エントリーしているのは、最新のものが2品あったからである。

・月見=卵

これからこの5種の月見バーガーを食べ比べるわけだが、特徴についてはともかく、どれがウマいのかを決めるには何らかの評価基準を定める必要がある。バーガーはパン、肉、野菜、ソースなど複数の要素で成り立っており、重視する要素によって結果は変わるだろう。

どの要素も重要に違いないが、今回は最強の月見バーガー決定戦。卵さえ入っていればなんでも月見を名乗れる感すらある昨今において「月見 = 卵」と言っても間違いではあるまい。ということで、今回はどれほど卵の存在を活かせているかで勝敗を決めようと思う。

・天才的発想のマクドナルド

最初に食べるのは、月見バーガー本家のマクドナルドから。今年の新商品『濃厚ふわとろ月見』である。

値段的にはエントリーしたバーガーの中で最も安い390円。公式サイトを見た感じ、通常の『チーズ月見』にスクランブルエッグ風フィリングを加え、バンズも別のものに変更したつくりのようだ。

さっそく食べてみると、スクランブルエッグ風フィリングは最下層に塗られていることが判明。このフィリングは卵サンド的な味わいで、通常の『月見バーガー』や『チーズ月見』よりも卵味が前に出てくる。

チーズとフィリングが絡み合ってトロみが強く、まさに名前の通り濃厚でふわとろだ。個人的に通常の『月見バーガー』は薄味ぎみで、『チーズ月見』はチーズが卵の味を消してしまっているのが物足りなかったのだが、このスクランブルエッグ風フィリングはそれら全てを解決する天才的発想に思える。

・チキンを使わせたら最強なKFC

次はKFCの『とろーり月見チキンフィレ』にいってみよう。

シンプルに、いつものチキンフィレサンドに卵を挟んだだけのように見えるこちら。チキンフィレの味が卵でマイルドになってかき消されないかいささか心配だが……

そこはKFC。卵が入ってもチキンフィレのペッパーとハーブが効いたウマさは健在! ジューシーでアツアツのチキンフィレがウマい。そしてビジュアル的に嬉しい半熟卵の圧倒的トロトロ感

なるほど、なかなかにテクニカルなことをしてくるものだ。半熟卵のビジュアル力と、美味いことが約束されたチキンフィレ。これはポイントが高い。このまま『とろーり月見和風チキンカツ』も食べてみよう。

外見から、チキンカツが硬くて食べづらいんじゃないかと思っていたが、むしろチキンフィレよりも柔らかい。チキンカツの表面がサクサクで、ジュワっと染み出る照り焼きソースがウマい。

中からは、チキンフィレ同様にトロットロの半熟卵があふれ出してくるぞ! それにしてもこのチキンカツがマジで美味い。カツだけ単品で売り出してくれないものだろうか。これでカツ丼作っても普通にイケるクオリティ。肉の扱いはさすがというところか。

・めちゃくちゃフレッシュなロッテリア

続いてはロッテリアの『半熟月見クラシックバーガーJr』。上でも述べたが、Jrじゃない方は税抜780円。サイズも一回りデカいようで、そのままではやや不公平な感じがしたので、他とほぼ同じ価格帯&サイズなJrを選択した。

Jrとはいえ、普通にマックやKFCと同じサイズ。

他社と比較した際の最大の違いは、スライスしたトマトとオニオンが入っている点だろう。野菜の存在感が強めで、食べた際のフレッシュ感はぶっちぎっている。そしてバンズが美味い。他の具材にバンズの小麦フレーバーが負けていないというのは中々凄いことだと思う。

そして中からは、KFC同様にトロトロの半熟卵が。パテのビーフフレーバーも強く、なんだか素材一つ一つが強い気がする。なんだろう、月見にこだわらず、普通に恒常で出して欲しいバーガーだ。ガチにハイクオリティで、総合力の高さが光る。

・ほぼ月見バーガーなファーストキッチン

そして最後はファーストキッチンの『ベーコンエッグバーガー』。月見バーガーの期間外に、禁断症状に苦しむ者たちが密かに代用品として摂取しているとの噂もある一品。中にはベーコンエッグのウマさに取りつかれ、ファーストキッチンに鞍替えするものもいるとか。

卵、ベーコン、肉が入っており、確かに『月見バーガー』とかなり近い構造。卵も半熟ではなく、マクドナルド同様の固形タイプだ。目立った違いはオーロラソースではなくタルタルソースな点くらいか。しかし食べてみると、なるほどベーコンの塩味や肉の味付けの違いだろうか。こちらの方が『月見バーガー』よりも濃い味な気がする

バンズの内側が程よく焼かれて硬くなっているのも、歯ごたえがあって美味い。はっきりした味が好きな人には『ベーコンエッグバーガー』の方が好まれるのではなかろうか。しかし『月見バーガー』特有の、卵のまったり感が好みの方には微妙に思えることだろう。

・決着

ということで5種類全てをレビューしてきたが、では最強の月見バーガーはどれなのか? 当初は接戦の可能性も感じていたものの、いざ食べ終えてみると、1つだけぶっちぎりで卵を活かしているものがあった。それは……

マクドナルド『濃厚ふわとろ月見』

そう、最初に食べたマックである。ジェネラルなハンバーガーとしてのクオリティならロッテリアが最強だと思う。ボリュームと肉のウマさならKFCだ。そして、個人的には濃い味が好きなので『月見バーガー』よりファーストキッチンの『ベーコンエッグバーガー』の方が好ましく感じた。

しかし、何よりも月見感……つまり卵を活かしているのは『濃厚ふわとろ月見』だと言わざるを得ない。食べ比べてわかったが、味や食感で卵感を出そうとした場合、半熟卵は不利である。

ビジュアル的にはかなりテンションが上がるものの、なまじトロトロなため、ソースや咀嚼(そしゃく)された他の素材にまぎれて食感的には存在が希薄。そして味的にも、半熟卵単体の味はたいしたことが無い。ある程度固形の方が、卵がそこにあることを主張するには有利だろう。

しかしチーズや野菜などを入れると、単に焼き固めただけの卵の味でも十分とは言えない。上でも述べたが、スクランブルエッグ風フィリングが優秀すぎるのだ。卵が消されるなら卵を足せばいいじゃないかと。それも、焼き固めたり半熟にするのではなく、フィリングとして半ばソースのようにして組み込むという職人芸

他社の月見系とベーコンエッグを食べるにつれ、スクランブルエッグ風フィリングの存在がより輝きを増していくのをひしひしと感じた。さすがは月見系バーガーを30年弱作り続けた経験のなせる業(わざ)か。

ということで、2020年最強の月見バーガーはマクドナルドの『濃厚ふわとろ月見』としたい。ただ、他もとてもウマく、勝敗は重要視する要素次第だったのはすでに述べた通り。皆それぞれの得意分野を存分に武器にしており、どれも唯一無二の良さを持っていると言っていい。皆さんも、全社コンプリートしてみてはいかがだろう。

参照元:マクドナルド[1][2]、KFCロッテリアファーストキッチン
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【ハンバーガー検証】もっともコスパが高い「税込700円」のセットはどれだ? マック・バーキン・モス・ロッテリア・FKを比較してみた

700円、それは安すぎず高すぎない金額である。1000円でお釣りがくるが500円では足りない。昼食に使うには、ちょっとだけ高い気もする金額。それだけ出したら、できるだけお得に感じたいものである。そんな気持ちから、以前の記事で税込700円以内の持ち帰り弁当についてお伝えした。今回は、ハンバーガーチェーンで比較したいと思う。

対象としたのは、マクドナルド・バーガーキング・モスバーガー・ロッテリア・ファーストキッチン(FK)の5つのチェーン。それぞれ税込700円を目安にセットを購入してみた結果、もっともコストパフォーマンスが高かったのは、バーガーキングと判明した

・約30分で5店舗

購入したのは、いずれも新宿および新宿3丁目の店舗である。モス → マック → バーキン → ロッテリア → FK の順番で購入してまわり、都合30分を要している。モノによって、バンズがちょっと萎(しな)びた感じに見えるのは商品の完成度の影響ではなく、私(佐藤)の足が遅かったために、バンズが蒸れてしっとりしてしまったとご理解頂きたい

5店舗をまわる間に、荷物の量は次第に増え、当編集部にたどり着く頃にはヘトヘトになってしまった。ハンバーガーの袋を5つも抱えて歩くのは結構しんどい……。さて、それらを机の上に広げて、セット内容について確かめてみた。

紹介する順番は、出来るだけ見た目の公平さを期すために購入した順とさせて頂く。また、今回の検証はあくまでもお得感を比べるもの。味については好みの問題もあるので、深くは触れない。

・モスバーガー

まず最初はモス。購入したのは、期間限定メニューの冷製カレーチキンバーガー(280円) + ポテトSセット(410円)だ。

価格を固定して比較をする場合、モスは他のチェーンに比べてやや不利だ。というのも、マクドナルドのバリューセットのような、ポテトもドリンクもコミコミでいくら、というセットが存在しない。ハンバーガーにセットをプラスする形なので、どうしても割高になってしまう。

油断して注文すると、すぐに1000円の大台に乗ってしまう。500円台で済ませられるメニューラインの欲しいところ。

・マクドナルド

マックにはバリューセットがある。昼食を安く済ませたい人にとっては、有難いだろう。ポテト(M)やドリンク(M)つきでワンコイン(500円)に抑えることも可能。その中で、今回は700円にもっとも近い690円のグランガーリックペッパーを注文した。

ひと昔前のマックは、味に対する評価があまり高いと言えなかったのだが、近年はその評価が見直されている。マック離れした人がかえって来ている可能性も大いにある。

日本の最大手のハンバーガーチェーンだけあって、価格に見合うスタンダードなセット内容といって良いだろう。

・バーガーキング

先にも述べた通り、コストパフォーマンス勝負はバーキンが圧勝だ。過去にも紹介しているキングボックス(690円)は無敵といっていいかもしれない。まだ検証が始まったばかりで、結果をいうのもアレなのだが……。バーガー・ナゲット・ポテトS・パイ・ドリンクMで690円なのだから、お得と言わざるを得ない。

個人的にはパイは無くてもいいので、内容を多少カスタマイズできると、なお良い。

パイ抜きだとポテトをMサイズにできるとか、同じくパイ抜きでナゲットが5個から10個にできるなど。アレンジに対応できると、キングボックスは本当に死角がなくなるだろう。

・ロッテリア

挑戦的かつ独創的な商品を開発するのが得意なロッテリア。セットは、ふるポテセット・サラダセット・オニオンフライセット・チキンセット(いずれもドリンクS付き)の4種から選ぶことができる。内容としては割と控えめだ。

これはあくまでも私の印象なのだが、ロッテリアは割安なイメージがあるものの、実際はそこまで安い訳ではない。

今回注文したセット(690円)も、ロッテリアの他のセットと比べたら安い方だ。

・ファーストキッチン

税込700円という上限を設けていたのだが、FKはその条件を守ることができなかった。事前にホームページでメニューを確認したところ、FKはモス同様にセットはメイン商品にプラスする形であったため、最安値の商品チーズバーガー(280円)を頼むつもりでいた。

当初、これにポテトMセット(400円)を合わせて680円にするはずだったが、チーズバーガーはショッピングセンター店舗限定と後に気付く。その結果、今回注文したてりやきバーガーセットは730円になってしまった。

700円を上限にセットを比較して、まさかFKがもっとも高くなるとは思いもよらなかった。

設定を超える時点で、この比較検証から除外すべきだったかもしれない。同じように700円ではセットを組めないという理由から、フレッシュネスバーガーを外していたのだが、700円を超えることに気付いたのは、お店のカウンターだったので、あとに退けなかった……。

・まとめ

という訳で、今回のコスパ比較はすでに冒頭でお伝えしたようにバーガーキングだ。キングボックスがある限り、他のチェーンはコスパという点だけでは、太刀打ちが難しいかも。とはいえ、味の好みは人それぞれである。本稿を参考に、自分好みのものを探してみて欲しい。

参照元:マクドナルドバーガーキングモスバーガーロッテリアファーストキッチン
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


Source: ロケットニュース24