【イタリア】ベネチア・ローマ・ナポリの「ゴミ箱」30連発 / 世界的な観光都市のゴミ事情とは

私たちの身近な生活の「当たり前」が、外国では「違う」ことは珍しくない。カルチャーショックという言葉があるように、文化の違いにショックを受けることもある。だが一方で、その違いが興味深く感じられることもあるだろう……。

私は、イタリア旅行中に訪れたベネチア、ローマ、ナポリで見たゴミ箱に日本との違いを感じた。しかも地域によって様々な個性があったのだ。というわけで早速、イタリアのゴミ箱を紹介していこう!

・お洒落で清潔なゴミ箱「ベネチア」

まず、イタリア北部に位置する水の都ベネチア。街全体が世界遺産ということもあり、道や建物もキレイであるがゴミ箱も3都市の中でダントツにキレイな印象を受けた。街には清掃員の姿も多い。清潔な街作りにかなり力を注いでいるのだろう。

ゴミ箱のデザインも、石造りの街に似合うお洒落なものばかり。とくにイタリアらしいと感じたのは、ポストに似た形のゴミ箱だ。お洒落かつ、遊び心あるデザインで可愛らしい。それにしても、ベネチアのゴミ箱は他の2都市に比べて灰皿付きが多い気がする。

それはさておき、ベネチアは小さな街だが私が見かけたゴミ箱の数はローマやナポリに比べダントツで多かった。それに加えて、ゴミで溢れ返っているゴミ箱はほぼ無い。

世界的な観光地であれば、多くの観光客がやって来る。ましてゴミ箱は、ゴミを捨てるところだ。汚れて当然だと思うが、常に清潔に保たれているということは、マメに清掃を行っている証拠だろう。

・実用的 + デザイン性もあるゴミ箱「ローマ」

次は、イタリアの首都ローマのゴミ箱。ローマは多くの人で賑わっているためゴミの量も相当あるのだろう。街にゴミ箱が少ないわけではないが、場所によってはゴミ箱がパンパンだったり、道路へのポイ捨ても目立った。

そんなローマでよく見かけたゴミ箱は、主に2つ。1つは人の背丈くらいある巨大なゴミ箱。このタイプは飲食店などが多く並ぶ通りでよく見かけた。複数並んで設置されていることが多いようで、フタの部分が三角屋根の形に似ている。まるで小さな家のよう。

もう1つは、袋タイプのゴミ箱。イタリアの空港や駅でもよく見かけるタイプだ。袋の口部分だけを固定して、ゴミ袋が宙ぶらりん状態になるように設置される。袋が見えるとチープな感じがしそうだが、むしろシンプルさがスマートに見せていた。

他にも、バチカン市国でペットボトルのリサイクル用ゴミ箱などを発見した。今回私が出会えたゴミ箱はほんの一部なので、探せばもっともっと興味深いゴミ箱がありそうだ。

・ゴミ箱よりもゴミ事情が心配「ナポリ」

ナポリといえば、2012年頃に深刻なゴミ問題が世界中で話題になった。当時のナポリはゴミ処理や財政的な問題を抱え、大量のゴミが街に放置されたままになっていたようだ。その結果、悪臭やゴキブリの大量発生が起きたという。しかし、深刻だったのは今からおよそ8年前のこと。

今回、私が足を運んだのはナポリセントラル駅周辺と、コルソ・ウンベルトというメインストリート周辺。ゴミ問題でとくに悲惨な状態に陥ったエリアではないから詳しいことは分からないが、私が行ったエリアに限って言うとゴミ箱の数は他の都市と同じくらい設置されていた。

住宅地が近い場所にはローマと同じような巨大なゴミ箱があったり、メインストリートや駅周辺では、レトロな街並みに似合うお洒落なゴミ箱も見かけた。

ただ、ゴミ箱はあるのにそこら中に溢れ返っているゴミの姿。道路に無造作にポイ捨てされているゴミの量はベネチアやローマと同じ国なのか……と考えさせられるほど深刻なものだった。

美しい風景があるナポリだからこそ、道に溢れているゴミの状態にはギャップを感じる。8年前と比べれば良くなってはいるのだろうけれど……。

・イタリアのゴミ箱達

全体的にイタリアのゴミ箱は、その街に似合うものが置かれていた。それにゴミ箱の設置数だけを見れば、どの都市も日本の都心部より多いように思う。イタリアのゴミに対しての意識は低いわけではなさそうである。

ちなみに、日本の都市部に住んでいると “公共の場にゴミ箱が少ないこと” は当たり前になっているかもしれないが、不便に感じる人は少なくないようだ。その件に関して、以前に当サイトで紹介しているから気になる人はチェックしてほしい。

Report:mai
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

イタリアのべネチアで「年越しカウントダウン」に参加してみた!

水の都として有名なイタリアの「ベネチア」。先日、実際に行ってきたのだが、生で見たベネチアの街並みは写真や映像で見るより何倍も美しかった。

ちなみに私がベネチアにいたその日は、2019年12月31日──。タイトルにもある通り、ベネチアのカウントダウンにも参加した。1年に1度しかない年越しの瞬間、その時の様子をお伝えしよう!

・ベネチアのカウントダウンとは

ネットでベネチアのカウントダウンについて調べると、過去に行った人達のブログなどが沢山でてくる。私はそれらを参考にして場所や情報を収集した。例年カウントダウンが行われるのは「サンマルコ広場」で、年越しの瞬間には花火が打ち上がるのだそう。

・カウントダウンの様子

カウントダウン30分前──。私は余裕をもってサンマルコ広場に到着した。ネットには「大混雑していて大盛り上がり」だと書いてあったので内心ドキドキしていたが、この時点ではまだお祭り前といった雰囲気。

仮面を被って仮装している人、大声を発する人などは珍しくない。それに爆竹の残骸などが道に落ちていたりと、日本の年越しとは空気感が違う。とはいえ、過激なのは一部だけであり、全体的には落ち着いた様子だった。

カウントダウン20分前──。サンマルコ広場の中央よりも、サンマルコ寺院付近に人が流れているのを発見。それも海方面に行こうとしており、私もその流れに沿って行こうとしたら先頭の方で入場規制がされていた

警備隊が「今は待て」的なことを、他のカウントダウン客に話しているのが分かったので、とりあえず人混みみの中で待機することに……。

カウントダウン10分前──。海方面への入場規制が解除された! 警備隊に軽く荷物チェックとボディチェックをされ、海の方向へ進んでいく。

そしたら!!



マンマ ミーア! 人が多すぎだYO! / / / / / /

サンマルコ運河と呼ばれる「サンジョルジョマッジョーレ島」が対岸に見えるエリアは、すでに人が隙間なくギュウギュウに詰まっている状態だった……!

カウントダウン5分前──。周りの白人系の人達と比べ、私は小柄なため人込みをかきわけることができた。花火がどこから打ちあがるのか知らなかったが、皆が同じ海方向を向いていたので良さそうなポジションを確保してその瞬間を待つ……。

カウントダウン10秒──。花火が打ちあがり、イタリア語のカウントダウンが始まる。

カウントダウン5秒──。周りの盛り上がりもかなり大きくなる。

ついに、年が開けたその瞬間──



大きな歓声と、大きな花火が一気にあがった!

隣にいた外国の女性達は肩を組んで歌い踊り、目の前のカップルはプレゼントを恋人に渡してキスを……。誰が吹いているのかわからない口笛は花火が終わるまで鳴り響き、まるで映画のワンシーンのような風景だった。

花火は20分間打ちあがり続け、イタリアの国旗色の赤と緑をベースにカラフルな色が多く見られた。最後は空高くに花火が目いっぱい打ち上げられ、拍手と称賛に包まれてカウントダウンは終わった。

・カウントダウン後は即帰宅の人々

日本とは違い、パーティーのような盛り上がり方で新鮮だったベネチアの年越し。意外だったのが、最後の花火が打ちあがると皆すぐに帰ったこと。花火が打ちあがっている間、大盛り上がりしていた人々は終わるとすぐに立ち去っていったのだ。国民性なのか、切り替えの早さに驚いた!

ちなみに私は次の日の早朝6時、ランニングがてらサンマルコ広場周辺を見に行った。昨晩この場所でカウントダウンが行われたことが不思議に感じるくらい人がおらず。ゴミも少なく、人々と街の意識の高さに感動した

日本からベネチアは遠く、行きにくい場所だとは思う。しかし、それでも訪れてみたら、行っただけの価値があると思える街だと私は感じた。ベネチア滞在から数週間ほどたっているが、いまだにカウントダウンの様子は夢に見るほどだ。

少しでも行きたい気持ちがある人は、絶対に、絶対に、行った方が良いぞ~!! この記事で少しでもベネチアの魅力が伝わっていれば幸いだ。

Report:mai
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

37年間 “食わず嫌い” していた『イカスミのパスタ』を生まれて初めて食べた感想 → 「匂いを嗅いだ時点で混乱」

誰にだって、苦手なものはある。しかし、はっきりとした根拠をもって「苦手」と判断していることは意外と少ない。というか、実際のところフワフワした曖昧な理由で「嫌い」と主張しているケースがほとんど……と思うのだがどうだろう。

食べ物の好き嫌いひとつ取ってもそうだ。たとえば、私は長年『イカスミのパスタ』が苦手だった。正確には、苦手だと思っていた。その主な理由は「いくら何でも黒すぎる」というものだったが、今から思えばこれほど意味の分からない言い分はない。

なぜ私は、あんな馬鹿げた理由で、『イカスミのパスタ』を食わず嫌いしていたのか……。この心地よい後悔について以下で紹介したい。

・『イカスミのパスタ』への偏見

私が『イカスミのパスタ』を避けていたもう1つの理由、というか偏見は匂いである。きっとクサいんだろうと。イカ自体、味は美味しくても匂いを嗅ぐとキツいんだから、そのスミをベースにしたソースはヤバいだろうと。絶対にクセが強いんだろうと。

そのクセが一部の人にウケたおかげで『イカスミのパスタ』は知名度を獲得しているが、自分の好みではないだろうと。“からすみ” や “このわた” と同じようなもんだろうと。つまるところ『イカスミのパスタ』は、酒飲みが好きなヤツだろうと。

だから、アルコールが弱い自分には向かないだろうと。ちなみに、こっちは今だにハンバーグと鶏の唐揚げが大好きやぞと。そんな味覚の自分に、『イカスミのパスタ』はハードル高すぎるやろと。

──ざっと以上である。

ご覧の通り、『イカスミのパスタ』に関して、ポジティブな要素は1つもない。だから、私がイタリアのベネチアを訪れ、「名物の1つがイカスミのパスタ」と知ったときは正直がっかりした。「よりによってそれかよ」って感じだ。

・空気に流されて

しかし……。忘れもしないベネチア滞在の最終日。入ったレストランで周りを見渡すと、たまたま隣にいたテーブルのグループが全員 “黒いパスタ” を食べていたのだ。店員さんに聞けば、『イカスミのパスタ』は店のオススメメニューで、多くの人が頼むという。

え? そんなに美味しいの? と気になったところに、店員さんがプッシュしてくる。でもなぁ。イカスミだしなぁと迷っている私を見て、今度は隣のお客さんが「めちゃくちゃ美味いから!」的なことを言ってくるので、私は半ば仕方なく『イカスミのパスタ』を注文した。つまり、私が『イカスミのパスタ』を頼んだ理由は空気に流されたからである。

・匂いが

やがてやって来た『イカスミのパスタ』。分かってはいたが、真っ黒だ。容赦のない黒さに若干気落ちしながらも、匂いを嗅いだ瞬間……!

私は混乱した。漆黒の物体から、「絶対に美味い」と確信する匂いが放たれていたからである。それはちょっと奇妙な感覚と言っていい。視覚は絶望しているのに、嗅覚は狂喜しているとでも言おうか。

その嗅覚に後押しされるまま、恐る恐る食べてみたところ……

……

……

……

……

何も喋れなかった。隣のテーブルのお客さんが「な! 美味いだろう?」的な視線を向けてきたので、「うん」と返したが、それ以外に何かを言う余裕なんてなかった。大げさに言えば、目の前にある食べ物を口の中に送り込むこと以外、何もしたくない気分。つまるところ……

めちゃくちゃ美味い!

このコクは何だろう? 魚介だけでなくチーズも加えられているのだうか? 塩味の加減といい、イカの絶妙な主張具合といい、すべてのバランスが完璧だ。イカの臭みなんて一切ない。むしろ旨味しかない。旨味のかたまり!

・手のひら返し

もちろん、日本でも「味噌ラーメン」の味が店によって異なるように、すべての『イカスミのパスタ』が上のような味というワケではない。たまたま私が入った店がアタリだった可能性もあるし、中にはマズい店だってあるだろう。

それは頭で分かっているのだが……。あの一瞬で、私の『イカスミのパスタ』への偏見が崩れたのもまた事実。手首がねじれるほどの勢いで、手の平を返してしまったのだ。それにしても、あの黒い物体があんなに繊細な味だったなんて……今思い出すだけでも……。

・訪れた飲食店の詳細データ

店名 Vecia Cavana
住所 Rio Tera Santi Apostoli Cannaregio 4624 | Zona Strada Nova, 30121 Venice, Italy
時間 12:00〜15:00 / 19:00〜22:30

執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24