幸楽苑の「チョコレートらーめん」と「ホワイトチョコレートらーめん」を正直レビュー / 事前の予想を覆すまさかの結果

そろそろバレンタインデーが近づいてきた。主にチョコレートを扱う企業にとってはビッグな商機。しかし、世の中には普段チョコレートと全く無縁にもかかわらず、バレンタインに全力で乗っかるところもある。

その一つが、ラーメンチェーン店でおなじみ「幸楽苑」。去年「チョコレートらーめん」を出したと聞いてトチ狂ったのかと思ったが、今年は「ホワイトチョコレートらーめん」なる新作もあるとか。まさか好評だったということだろうか? これは両方食ってみるしかねぇ!

・いざ実食

お値段はどちらも税込み640円。なお、一部店舗では販売してない場合もあるとのこと。テーブルにはチョコレートラーメンのメニューがあったが、それによると販売期間は2020年1月30日から3月11日まで。また、2月14日からはチョコラーメンを食べた人限定で、先着100名に日本酒をプレゼントするらしい。

メニューには「禁断の恋♡」などと書いてあるが……2年連続で、しかも新作を引っ提げてきた以上、本人たちは禁断だと思っていないに違いない。それはともかく二つとも同時に注文。

両方並べてみると、ノーマルな「チョコレートらーめん」の方は見た目からしてチョコレート感があって違和感が強い。しかし「ホワイトチョコレートらーめん」はどうだ。ぱっと見「豚骨バター」的なものだと言われたら信じてしまいそうなくらい普通の見た目。

それぞれ上に普通のチョコレートとホワイトチョコレートの板が乗っているが、ホワイトはバターに見えなくもないしな。そしておまけなのか何なのかわからないが、チロルチョコが2個ついてきた。

・チョコレートらーめん

まずは去年に引き続き登場の「チョコレートらーめん」からいってみよう。どうやらベースは普通の醤油ラーメンのもよう。めちゃくちゃチョコレート色のスープに不安しか感じない。

トッピングされている板チョコはどんどん溶けていく。ネギなどと絡み合って、ぶっちゃけ見た目的にはゲテモノじみた感じを否めない。いざ食べてみると……

えっ……?

_人人人人_
> 普通 <
 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄

信じがたいかもしれないが、マジで普通のラーメン。溶けかけの板チョコの塊の部分などは確かに甘くて違和感はあるが、それとて不味いとは言えない。まあ甘いメリットは感じないが、全く不味くはない

というかこのスープ、一見するとガチにチョコレートフォンデュ的な印象を抱くが……もしかして言うほどチョコレートではないのでは? カカオの香りはガッツリするし、チョコレートっぽい油脂を感じはする。しかしそこまでチョコレートじゃない気がする。むしろカカオ

正直なところ、特別美味いとも不味いとも言い難い。何の違和感もなく普通に食べられる。なんだろう。カカオフレーバーで板チョコが微妙に乗ってた醤油ラーメンというかなんというか。アリか無しかで言えば、あってもいいんじゃねって感じ

個人的に、トッピングの板チョコは徹底的に溶かしまくるか、あるいは先にレンゲですくって食べてしまう方がいい気がする。微妙に溶けかかったチョコの塊とネギとかチャーシューの組み合わせは、正直に言って微妙。でも溶けてしまっていたら全く気にならない。

・ホワイトチョコレートらーめん

続いては見た目が豚骨バターなホワイトチョコを攻めてみよう。こちらはベースが塩ラーメン。

トッピングのホワイトチョコは、その見た目からどこまでもバター的な印象を抱かせる。しかし、これもやはりよく溶かした方がいいだろう。よく混ぜてから食べてみると……

おや……

これは……

_人人人人人人人人_
> アリじゃね? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

カカオフレーバーはこちらの方がやや弱い。ホワイトチョコ成分はよく溶かされた結果、ラーメン全体に程よいまろみを付与することに成功している気がする。

塩ラーメンがベースなのだが、ホワイトチョコの分だけ油脂が多めになったからだろうか? むしろ豚骨ラーメンのような気配を感じる。また、麺とスープも油脂の分だけ通常よりよく絡んでいる気がする。

ホワイトチョコレートの甘さはほとんど無く、ほのかに香るカカオと謎の豚骨っぽさが怪しさを醸し出すものの、総評としてはそこそこイケるラーメンではなかろうか。ノーマルのチョコよりも個人的にはこちらの方が好きだ。

ということで、幸楽苑がバレンタイン商戦に向けて仕掛ける「チョコレートらーめん」と「ホワイトチョコレートらーめん」。見た目や、チョコとラーメンという組み合わせ的にも不味そうなイメージがあった。しかし、いざ食べてみると実態は割と普通。

ネタ的には、ガチにヤバすぎるモンスターを生み出してくれた方が嬉しかったという気持ちは無くもないが、ちゃんと食べて大丈夫な感じにまとまっていたぞ! 好奇心を刺激されて気になっていた人は、安心して食べに行ってくれ!

参考リンク:幸楽苑
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24