快適なテレワークに向く椅子の選び方。集中できる理由をプロが解説

テレワークの仕事環境

テレワークに集中できない…それは椅子の機能不足が原因かもしれません。インテリアコーディネーターのタクミさんも、かつてはそれを痛感したひとりです。

自分に合った仕事用の椅子に出合ったことで、仕事の効率が高まったというタクミさんに、購入する際に確認すべきポイントを教えてもらいました。

テレワークに集中できない大きな理由は「仕事用の椅子の機能不足」

筆者は仕事用の椅子を3回も買い直した失敗談があります。何回も買い直すことになった原因は、ズバリ仕事用の椅子の機能不足です。

それまで使っていたチェアは、ビニールレザーの簡易的な折り畳み椅子。8時間座り続けるとお尻も腰も痛くなってくるので仕事に集中できません。
最初は耐えていましたが、次第に我慢の限界に。机の前で仕事するのが嫌になってくるほど悩みになっていたのです。

「このままでは、仕事にならない…」と耐えかねて原因を調べました。それが下の5つです。

  • 座面のクッション性が足りない
  • 机と椅子の高さのバランスが合っていない
  • 立ち上がるときに椅子の出し入れがストレス
  • 長時間座ると座面が蒸れる
  • 腰痛、肩こりが慢性的に起きて集中力が続かない

このとき筆者が使っていたチェアには、仕事の生産性を上げるための機能が足りていなかったのです。

在宅でも仕事をするなら自分の体に合った仕事用の椅子を選ぶのが大切だと気づいた瞬間でした。

仕事に集中できる仕事用の椅子選びのポイントは5つ

それでは、仕事に集中できる仕事用の椅子のポイントを5つ解説していきます。

  1. 座面の高さ調整ができる昇降機能がある
  2. 座面の奥行の調整機能(もしくはクッション等で調整する)
  3. リラックスできるロッキング機能が付いている
  4. 背中やお尻が蒸れないためのメッシュ素材仕様
  5. 移動がラクなキャスター付き

机と座面までの高さが30㎝ほどに調整ができる、昇降機能がある椅子を選ぶ

座面の高さ調整ができる昇降機能がある

疲れにくい作業環境をつくるためには、机と椅子の高さのバランスが重要です。ポイントは机と座面までの高さが30㎝ほどに調整ができる、昇降機能が使えるモデルを選ぶこと。

たとえば、机の高さが70㎝なら椅子の高さは40㎝くらいがベストです。足がブランと浮かない高さに調整してみてください。

チェアの奥行を座面の奥まで腰をかけられるように調整

座面の奥行の調整機能(もしくはクッション等で調整する)

続いて座面の奥まで腰をかけられるように調整します。ポイントは背中にスペースを空けずに、ひざの裏側と座面との間が指2本分くらいに調整することです。

仕事用の椅子に深く腰をかけたとき、太ももとふくらはぎが直角になるように微調整をしましょう。

仕事の疲れやストレスを軽減させる機能としておすすめなのはロッキング機能のある椅子

リラックスできるロッキング機能が付いている

仕事の疲れやストレスを軽減させる機能としておすすめなのはロッキング機能。ロッキング機能とは、背もたれが後ろに倒れる機能のことです。

体の動きに合わせてチェアがゆりかごのように動いて支えてくれるので、心地よい揺らぎがリラックス効果をもたらしてくれます。

長時間作業するなら、メッシュ素材のチェアがおすすめ

撮影/unsplash ※写真はイメージです

背中やお尻が蒸れないためのメッシュ素材仕様

長時間作業するなら、メッシュ素材のチェアがおすすめです。サラッとした肌触りで、背中や座面が蒸れてしまうのを防いでくれる効果があります。

背中の素材にメッシュを使っているチェアも多いですが、最近では座面にメッシュを採用するチェアも増えてきました。1枚のメッシュ素材でテンションをかけて張った仕事用の椅子は、値段も張りますが座り心地も抜群。
浮いているような座り心地に感動するかもしれません。

仕事用の椅子には可動性にすぐれたキャスター付きがおすすめ

撮影/フォトAC

移動がラクなキャスター付き

最後に、可動性にすぐれたキャスター付きを選びましょう。
キャスターがついていれば、机に置いてあるものを取ったりしまったりする動作が小さくなります。いちいち立ち上がったりしては、集中力も続きませんからね。

もしフローリングに傷がついてしまうのが心配な場合には、オフィスマットを敷くと解決できます。

今回は仕事用の椅子を選ぶポイントを解説しました。

仕事用の椅子は作業に集中するための大切な道具です。テレワークの効率が上がらなかったら、ぜひ椅子を見直してみてください。

Source: 日刊住まい

集中できるテレワーク環境のつくり方。照明の色で効果に違いが出る

集中力の途切れないホームオフィスのつくり方

Graphs / PIXTA(ピクスタ) ※写真はイメージです

いざ、テレワークを始めようとしても集中力が続かない…。そんな悩みを抱えていませんか?テレワークで効率よく仕事するためには、集中しやすい環境をつくることが大切です。

今回はインテリアコーディネーターのタクミさんに、集中が途切れないホームオフィスをつくるための、3つのポイントを教えてもらいました。

オンとオフの切り替えと、集中を持続できる室内環境を!

これからホームオフィスをつくるときには、以下の3つを意識してみてください。

  • 仕事のオンとオフを切り替える、パーテーションの設置
  • 集中力を持続させる、照明の明るさ設定
  • ストレス軽減に役立つ、クロスコーディネート

それでは、1つずつ解説していきます。

卓上パーテーションでオンとオフを切り替える!

パーテーション

撮影/photoAC ※写真はイメージです

パーテーションを使うメリットは、「視界を妨げて外部の情報をシャットアウト」できることです。

マンガや雑誌、壁に張ったポスターなど、部屋には集中力が散漫になるアイテムがたくさんあります。視覚から8割の情報を得ている人間にとって、この状況で仕事に取り組むのはおすすめできません。

ここで、外部から情報をシャットアウトするパーテーションが有効に働きます。パーテーションというと縦長で大きなスクリーンタイプが一般的ですが、最近ではワークデスクの上に置ける卓上タイプが使いやすくて人気のようです。
卓上タイプであれば、仕事が終われば片付けることができて使いやすいですよね。

仕事時間だけパーテーションを使う、仕事が終わったら片付けるというスタイルならオンとオフを上手く切り替えながらテレワークに取り組むことができそうです。

集中力を持続させるには照明を「昼光色」に!

シーリングライト

撮影/photoAC

オフィスにいるように集中力を持続させるなら、照明の明るさと色がポイントです。
照明には、昼白色(太陽光に近い白色)、昼光色(青みがかかった白色)、電球色(オレンジ色)の3色が一般的に使われています。集中力を持続させるなら「昼光色」の照明を選びましょう。

昼光色の青みがかかった明るさは、人の脳を覚醒させて集中力を上げる効果があるといわれています。
実際に、オフィスや学習塾でも仕事や勉強に集中できるようにLEDの昼光色が使われています。

一方で電球色(オレンジ色)には、入眠効果があるため仕事をする環境には向きません。家だと集中力が長続きしない…と悩んでいたら、照明の色を改善してはいかがでしょうか。

もしこれから照明を用意するなら、LEDの調光式シーリングライトを使ってみるとよいでしょう。

調光式とは光の色をリモコン一つで昼光色から電球色に切り替えができる照明です。
仕事するときは集中できる昼光色、オフの時間はリラックスできる電球色と使い分けるのがおススメです。

寒色のアクセントクロスで、ストレス軽減効果を!

アクセントクロス

撮影/unsplash ※写真はイメージです

慣れない自宅で仕事を続ければ、疲れもストレスも溜まりやすいものです。そこで取り入れたいのが、寒色系のアクセントクロスです。

アクセントクロスの寒色系(青色)は、緊張感を和らげてくれる効果があります。さらに青色の色彩効果は解放感も得ることができるため、狭いスペースを活用する場合にも有効です。

最近でははがせるのりを使ってDIYをする人も増えてきています。模様替えするつもりで快適なオフィス空間に仕立ててみてはいかがでしょうか。

これから自宅でお仕事をする機会も増えてくると思います。そんなときには、今回の解説した3つのポイントを実践してみてください。

Source: 日刊住まい