調光スクリーン選びのポイント。「洗える」ことも意外に大事

カーテンの代わりに、ロールスクリーンを採用するお宅が少しずつ増えているそうです。

ハンターダグラスの調光ロールスクリーン「シルエットシェード」をLDKに設置しているライターのhanaさん。引っ越しから11年目に、こちらに買い替えて大正解だったと言います。その理由を教えてくれました。

洗えないロールスクリーンは、小さな子どもがいる家に向かない

家を建てた当初、LDKのある2階の窓にはシンプルなロールスクリーンを設置しました。当時上の子は1歳、数年後に産まれた下の子と共に、ロールスクリーンの中に隠れたり、引っ張って遊んだりとほぼおもちゃ状態の日々。

シンプルなロールスクリーンを設置

さらに、ダイニングテーブルが窓の近くにあったので、小さな子ども達が上手にすくえなかった食べ物が飛んで直撃したのか、11年経った頃には謎のシミが点在していました。

設置した後に知ったのですが、このロールスクリーンは洗うことができないタイプでした。

ロールスクリーンについたシミ

11年がすぎた頃、新しい調光ロールスクリーンに

住み始めて11年がすぎ、さすがにロールスクリーンで遊ぶことは皆無になったので、思いきって新しいシェードに買い替えました。

ハンターダグラスの調光ロールスクリーン

選んだのはハンターダグラスの調光ロールスクリーン「シルエットシェード」です。プライバシーを保ちつつ光を取り込めるこの商品は隣家が近い筆者宅には最良の選択でした。

更にこのシェードは、専門業者さんによるクリーニングも可能とのことなので、この先ずっと使えそうです。

リビングダイニング

ただ、洗えるとはいえ、子どもが小さい頃にこの繊細な造りのシェードを選択せず正解だったと考えています。そういった意味でも、最初から一生モノを選ばなくて良かったと感じています。

繊細な造りのシェード

調光ロールスクリーンのデメリット

ただし、デメリットもあります。調光ロールスクリーンには下に重心を持ってくるための金具が付いているので、窓を開けて風に当たるとそれなりの音が出ることがあります。静かな部屋でないとお昼寝ができないお子さんにはちょっとうるさく感じてしまうかもしれません。

調光ロールスクリーン

カーテン、ブラインド、ロールスクリーンなど様々なタイプのウィンドウトリートメントがありますが、一緒に住む家族の年齢や状況を考えながら選ぶと良いのではないかと思います。

※小さな子どもがいる家庭では、スクリーンのひもをまとめるなどして、子どもの手に触れることのないよう注意をしましょう

Source: 日刊住まい

ロールスクリーンで建具!? リノベのプロに聞く、おすすめ建材・設備

リノベのプロたちは、今どんなものが気になっているのか?を知ることで、トレンドが見えてくるはず。
今回のゲストはシンプルで上品なデザインに定評があるaoydesign。

2018年末に竣工した横浜市内の自邸に取り入れてよかった設備・建材などを交えて、オススメやお気に入りを教えていただきました。

割れにくい左官材「ジョリパットシルキーパレット」

ジョリパット

撮影 山田耕司

「ジョリパット シルキーパレットJQ55」(アイカ工業)は壁や天井の仕上げに本当によく使っている材料です。

左官材ですが非常に割れにくく、上の写真のお宅のように曲面に使っても、今のところトラブルがなく、重宝しています。

よりナチュラルな素材を希望されるクライアントの場合は、違う左官材を提案することもあります。

その場合どうしてもクラックが入りやすくなることは事前にご説明しています。

機能性の高さにビックリ。リンナイのデリシア グリレ

デリシア グリレ

高機能の設備機器類に対して、基本的には「シンプルが一番」とあまり信頼してこなかったのですが、昨年末に竣工した自邸に、意匠性重視でデリシア グリレ(リンナイ)を選んでみて、機能性の高さにビックリ。

特にオート調理機能をはじめ、グリル部分のダッチオーブンやトースト機能によって、手間をかけずに美味しい料理ができます。

予定していたビルトインのガスオーブンをつけず、コンロだけにしたのですが、庫内(グリル部分)がコンパクトなので、手軽にオーブン料理を楽しめます。

框建具withロールスクリーン

框建具withロールスクリー

ニチベイのロールスクリーン生地を使って、自邸の框建具を製作しました。フレームはツガ材です。

少し透けて見える生地を選んだので閉塞感がなく、かといって障子のように和風になりすぎず、ニュートラルな印象に仕上がりました。(ただ、生地が硬いので現場で張るときにかなり大変でした…)

経年変化も楽しめるKAKUDAI 横水栓

横水栓

KAKUDAI 横水栓(レトロ)は庭用に何度か使ったことがあります。

はじめはぴかぴかなのですが、時間が経つとくすんだ色になっていい味わいになります。

操作性、意匠性ともに満足できるハニカムスクリーン

ハニカムスクリーン

ハニカムスクリーンはセイキ、ウッドブラインドはナニックのものをよく使っていますが、自邸ではノーマンジャパンのものを初めて採用しました。

ハニカムスクリーンはコードレスタイプがあり、操作性や意匠性にとても満足しました。

浴室に取り入れたグランドウッドブラインドは樹脂製ですがフェイク感はなく、カラーラインナップが豊富で、スラット幅の広いものもあります。

閉めるときにワンタッチで下りてくる機能もあり、とても良かったです。

 

aoydesignaoydesign(アオイデザイン)

建築家の青山茂生さんと隅谷維子さん夫妻が主宰する設計事務所。新築、リノベーション、店舗設計まで幅広く手掛ける。隅谷さんは宅地建物取引士の資格も持ち、建築家の視点で物件探しも依頼できる。

イラスト 高垣秀雄

Source: 日刊住まい