住まい全体にも水回りにも!2つの「回遊動線」を設けた大満足リノベ

子育てを考慮して対面式にしたキッチン

リノベで根強い人気があるのが「回遊動線」を取り入れた間取り。行き止まりがなく、ぐるっと1周できるため、「家事がしやすい」「朝の身支度がラク」「風通しがいい」など、暮らしやすさに直結するメリットがあるといわれています。

今回ご紹介するN邸は、リノベで住まい全体にも水回りにもそれぞれ回遊動線を採用。「ストレスなし」という快適な住まいをご紹介します。

玄関からLDKをつなぐ2つの通路がある住まい

玄関とLDKを2つの通路が結ぶ間取り

玄関を入ると、LDKまでの通路が2つあるN邸。一方は玄関土間からつながる書斎スペースを兼ねた通路、もう一方は寝室や収納の扉が並ぶ、いわゆる「廊下」としての通路です。廊下側はスッキリと仕上がり、書斎側はカジュアルな雰囲気と、メリハリも効かせることができました。

多用途に使える夫念願の玄関土間

玄関土間は夫の念願だったスペースです。多用途に使え、スポーツ好きな夫のトレーニングスペースとしても大活躍。「ランニングが日課なのですが、暑い季節、汗だくで帰ってきても、土間やルーフバルコニーで涼めるので助かっています」と夫。

天井に懸垂用のバーを設置した玄関土間

天井には懸垂用のバーも設置しました。背面の窓の先には、50㎡超の広いルーフバルコニーがあり、開放感も満点です。

書斎スペースも兼ねる玄関土間

玄関土間は、同じく夫の念願だった書斎も兼ねたスペースです。ネイビーブルーのアクセントクロスのおかげで、空間がギュッと引き締まった印象に。デスクは置き家具で、壁には造作で棚を設置。「帰宅すると玄関からここへ寄り、カバンや小物を置いてからリビングに向かいます」と夫。

書斎側の通路からLDKを見たところ

書斎側の通路からLDKを見たところ。通路には造作の本棚も設けました。妻は第1子を出産予定で、広々としたリビングの一部は、将来、子ども部屋にあてることも考えているそう。「もし2人目を授かったら、書斎を明け渡さざるを得ません(笑)」と夫。

天井を板張りで仕上げた廊下

一方のこちらは、寝室のドアや収納扉が並ぶ廊下側の通路。天井を板張りで仕上げ、白っぽい空間にアクセントをプラスしました。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫33歳 妻30歳

▼リノベを選んだ理由
賃貸から持ち家への住み替えを検討するようになり、住み慣れていて通勤にも便利な同じ市内で物件探しをスタート。リノベーションに興味があり、リノベ前提で中古マンションに絞って物件を探し、現在の住まいを購入した。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/72.63㎡ 工事費/1200万円(税、設計料込み。施主支給品含む)

水回りにも回遊動線を採用して家事や身支度をラクに

コンクリートと木を組み合わせた対面キッチン

キッチンはコンクリートと木を組み合わせた対面式。背面側には棚とカウンターをつくりつけ、妻のPCコーナーも組み込みました。右手には、洗面室とつながる白い引き戸があります。

引き戸でキッチンとつながる洗面室

キッチンと引き戸でつながる洗面室。手前側には廊下に出られる動線もあり、1つの住まいに2つの回遊動線が設けられたN邸。機能的な間取りになっています。

キッチンとも廊下ともつながる洗面脱衣室

廊下側から見た洗面室。右手に浴室があり、白い壁の奥には収納棚も設けました。床は水に強く掃除もしやすいフロアタイル仕上げに。

造作の木製キャビネットにIKEAのパーツを合わせたキッチン

生まれてくる子どもを見守れるように、キッチンは対面式を希望したNさん夫妻。カウンターに立ち上がりをつけて、手元が見えないようにしています。キッチンは造作したオリジナルで、内部にIKEAのユニットを組み込んでいます。設備の大半は施主支給で調達。コストダウンに貢献しました。

パイプスペースになじませて設けたキッチンのパントリー

パイプスペースになじませて設けたパントリー。キッチン同様、IKEAのユニットや市販のカゴを駆使して使いやすく収納しています。

色味を合わせた家具が並ぶリビングダイニング

家具の色味を合わせて統一感を持たせたリビングダイニング。梁だけ躯体現しにして、食とくつろぎの空間をゆるくゾーニングしているのもポイントです。

廊下側には寝室やトイレを配置

コンパクトな広さにして収納を充実させた寝室

北側の寝室は、内部でベッドスペースとウォークインクローゼットに分かれたつくり。ベッドスペースをコンパクトにしたぶん、十分な収納スペースを確保できました。

位置を移動し、設備は施主支給したトイレ

位置を移動し、出入り口はドアから引き戸に変更したトイレ。キッチン同様、トイレ設備も施主支給品で、木枠のミラーを合わせました。

植物を置いたリビングのワンコーナー

施主支給品も含め、工事費は約1200万円だったN邸のリノベ。「広い土間、廊下の板張り天井、幅の広い床材、オリジナルのキッチン、ウォークインクローゼットなど、かなえたかった要素はすべて取り入れてストレスなし。大満足です」とNさん夫妻。行き止まりのない回遊動線を採用した間取りも、快適な暮らしを後押ししています。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図リノベーション前

リノベーション後の間取り図リノベーベーション後

プロデュース・設計/EcoDeco
リノベーション業界のパイオニアとして、中古物件探しからリノベーションまでのトータルコーディネートサービスをいち早く展開してきた。設計者を自由に選べるだけでなく、施工会社はコンペで決定でき、すべての過程でコーディネーターが相談に乗ってくれる。

撮影/山田耕司 ※情報は「リライフプラスvol.23」取材時のものです

Source: 日刊住まい

暗い、寒い、細長〜いマンションを30代夫婦がリノベ。キッチン中心の快適空間に大変身

家具のようなキッチン

夫の両親がコンパクトな住まいに移ることになり、実家である100㎡弱のマンションを譲り受けることになった座間さん夫妻。一見、うらやましいような話ですが、意外にも夫妻は「途方に暮れた」とか。

その理由は、実家が南北に極端に長い間取りだったため。細長い空間がさらに細かく間仕切られ、暗くて寒く、風通しもよくなかったといいます。そんな住まいが、リノベで快適空間に大変身!その詳細をご紹介しましょう。

家の中心に、家具のような端正なオリジナルキッチンを

玄関を入ると正面に見える、家具職人によるキッチン

座間邸の玄関を入ると正面に見える風景がこちら。ナラ材を使って家具職人がつくった、端正なオリジナルキッチンが目に飛び込んできます。

設計を担当した建築家の内田雄介さんの「キッチンをこの家のシンボルのような存在に」という提案に、当初夫は「リビングでなくキッチンがメイン?」と首を傾げたそう。でも、よくよく考えるとリビングで家族がゆったり過ごす時間は意外に少ないことに気づいたといいます。デザイン性の高いキッチンが細長い間取りの中心に配され、まさに座間邸を象徴するような存在に。

FUTAGAMIのペンダントライトが下がる、キッチンのアイランドカウンター

「FUTAGAMI」の真鍮製のペンダントランプが下がるアイランドカウンター。キッチンの使い勝手は抜群で「生活感が出ないように気をつけています」と妻。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫39歳 妻39歳 長男3歳 長女1歳

▼リノベを選んだ理由
夫の実家のマンションを譲り受けることになったのを機に、夫の学生時代の友人でもある建築家の内田雄介さんに相談。リノベで細長くて使いにくい間取りと住宅性能の改善し、安心して子育てができる住まいへ一新することにした。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/96.94㎡ 工事費/1460万円(税込み・設計料別)

光と風を運ぶモルタル仕上げの「通り土間」

床を無垢材とモルタルで仕上げたダイニング

キッチンの延長線上には家族が集まるダイニングをレイアウト。床は無垢のオーク材を採用し、玄関、水回り、手前側にある和室への動線となる部分はモルタル仕上げに。「通り土間」のようなイメージで光と風を運び、細長い空間を緩やかにつなぎます。

窓際に収納とデスクを兼ねたカウンターを設置したダイニング

ダイニングの窓際には収納とデスクを兼ねたカウンターを設置。床がタイル貼りのキッチンに対して無垢材を採用したダイニングは、やわらかい雰囲気に仕上がりました。

ダイニングから奥の和室を見たところ

ダイニングから北側の一番奥に配された和室を見たところ。手前の壁面は収納に活用しました。モルタル仕上げの「通り土間」が和室の内部まで続いています。

モルタル仕上げの「通り土間」が室内まで続いている和室

縁なしの畳や吊り押し入れで軽やかに仕上げた和室。以前は床の間のある本格的な和室でしたが、この家に似合う雰囲気に一新しました。

転落防止用の手すりを付けた和室の窓

ベンチを造り付けた和室の窓辺からは借景を楽しめます。転落防止用の木製の手すりのおかげで、既存のサッシの味気ない雰囲気がやわらぎました。

縦に並んだ個室は間仕切りを減らして開放的に

可動式の家具で緩く間仕切りしているリビング兼ファミリールーム

座間邸の間取りの特徴的な部分である南面の細長いエリア。旗竿敷地の竿の部分で、以前は手前から奥に個室が3つ並んでいました。「一番手前が自分の部屋で、兄弟が自分の部屋を通ることが嫌だった(笑)」と夫。可動式の家具で緩く仕切り、リビング兼ファミリールームとして活用しています。

DIYで壁の一面をペイントした子ども部屋

南端に設けた子ども室。壁は、独特の質感が楽しめるポーターズペイントの塗料を使ってDIYで仕上げました。

回遊動線を取り入れた機能的な玄関&水回り

玄関と居室を仕切るガラス入りの建具

玄関と居室を仕切るワイドなガラス入りの建具。玄関ドアを開けると、このドア越しにキッチンが目に入って来るため、まるでカフェのよう。アーチの開口部分は土間収納で、その先に水回りが続いています。

白い靴収納を設けた玄関

土間収納のアーチ壁越しに玄関を見たところ。たっぷりしまえる白い靴収納を設置しました。上下が空いたデザインなので圧迫感がありません。

水回り側から土間収納を介してつながる玄関方向を見たところ

玄関(奥)と水回り(背面)は、土間収納を介してつながり、左手にはDKに抜けられる動線も。帰宅時に土間収納にアウターを掛けて、そのまま洗面室やトイレに行ける便利な回遊動線が採用されています。

白で統一した清潔感あふれる洗面室

白で統一した清潔感あふれる洗面室。壁面の一部にモザイクタイルを貼ってアクセントにしました。ユニットバスはガラス入りのドアを選んだので、視線が伸びて広々と感じられます。

アクセスしやすい場所にあるシンプルなトイレ

トイレも白を基調にしたシンプルなイメージで。回遊動線のおかげで玄関からもDKからもアクセスできます。

細長い間取りは旗竿敷地の竿の部分に建つ細長い部分

住宅性能をアップさせるために断熱材を補強し、漆喰の壁や無垢材の床など、自然素材にもこだわってリノベーションした座間邸。暗くて寒く「変わった間取り」だった実家は、夫が「本当に気持ちよく住まいになりました」と絶賛する快適空間に生まれ変わりました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前

リノベーション後の間取り図

リノベーション後

設計/内田雄介設計室
1977年生まれ。工学院大学建築学科卒業後、建築設計事務所を経て、2013年に内田雄介設計室を設立。光と風を感じられる心地の良い空間づくりを得意とする。

撮影/中村風詩人 ※情報は「リライフプラスvol.23」取材時のものです

Source: 日刊住まい

アーリーリタイアして郊外へ。海外みたいなインテリアのマンションリノベ事例

白い壁面収納のあるリビング

この家に暮らすのは、親の介護が終わって、アーリーリタイアを機に郊外へ住み替えることにした吉田さん。「ここを終の棲家にしたい」という思いでリノベーションした住まいは、各部屋のスペースをゆったりと取ってバリアフリーに。

開放感のある明るいリビングダイニングは、海外のインテリア雑誌などを参考に、自分の好きなモノが飾れる空間に仕立て上げました。さっそくリノベ後の住まいを見せてもらいましょう。

海外のインテリアをヒントに大型の壁面収納をデザイン

本や食器、初期の古いマッキントッシュ…。これまでの人生で吉田さんが巡り合ってきた思い入れのあるモノたちが、モンドリアンの絵画のような独特の白い壁面収納の中に収められています。

この壁面収納は、吉田さん自身が収納するモノ一点一点をイメージしながら、自らデザイン図面を起こし、家具職人に制作を依頼したというから驚きです。飾るものに応じてひとつひとつ棚の高さや幅を決めました。

ソファが配置されたリビング

海外のリノベーション事例を参考に、インテリアのイメージをつくっていきました。

壁面収納のレイアウト

壁面収納のレイアウトは、飾りたいものを吉田さんがイメージし、グラフィック専用ソフトで描いたものをベースに設計してもらったそうです。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
本人50代

▼リノベを選んだ理由
親の介護が終わって、アーリーリタイアを機に郊外へ住み替え。妹に誘われて訪れたリノベーション会社・ブルースタジオのオープンルームで、定額制セレクトオーダー「TOKYO*STANDARD」の存在を知り、そのクオリティと自由度の高さに魅力を感じ、リノベをすることにした

▼住宅の面積やコスト
専有面積/68.21㎡ 築25年(1995年7月築) 工事費 1110万円(税・設計料込み)

無垢のフローリングを塗装して、海外風のニュアンスに

好みの色に仕上げたフローリング

床の色はこだわった部分のひとつ。無垢のフローリングに塗装して色味を調整し、好みの色に仕上げました。

PCのディスプレイがきれいに収まるように造作したワークスペース

ワークスペースはPCのディスプレイがきれいに収まるように造作。

ニューヨークのグラフィックデザイナーの作品

吉田さんが現役のデザイナーだった頃に一目ぼれしたという、ニューヨークのグラフィックデザイナーの作品。インスピレーションを受けた思い出の品です。

マットブラックの面材がシックなキッチン

マットブラックの面材がシックなキッチン。調理のしやすさを考えて調理台がコンロより低くなっています。

イタリア製のルーバー収納のつまみ

随所にさりげなく海外製のパーツを取り入れています。ルーバー収納のつまみはイタリアのもの。

リビングダイニングの扉のレバーハンドル

質感と色味が美しいリビングダイニングの扉のレバーハンドル。

玄関土間の床はイタリア産の大理石で、洗練された雰囲気に

床をイタリア産の大理石で仕上げた玄関土間

家に入ったときに視界が開けるように玄関土間をつくり、収納棚も造作。床はイタリア産の大理石で仕上げて洗練されたイメージに。ガラスブロックの壁の向こうは寝室になっています。

デッドスペースを活用して造作された棚

デッドスペースを活用して造作された棚には、スーツケースや防災グッズ、玄関回りのものを収納。

シェルフとガラスブロックで仕切られた寝室

寝室のシェルフは玄関との間仕切りの役割も。上部はガラスブロックで光が入るようにし、下部は見えないように本棚にしています。

雑貨が飾られたシェルフ

シェルフに飾るものを替えたり、ときどき並べ替えたりするのも、楽しみのひとつです。

トイレと洗面は同じスペースにして、ホテルライクな仕様に

ホテルライクな印象の洗面台

寝室の近くにサニタリースペースを配置して動線をコンパクトに。ホテルライクな印象の洗面台は、デンマーク製のヴィンテージの鏡のフチの色に合わせて造作しました。

洗面と同じスペースにあるトイレ

空間にゆとりを持たせるために、トイレと洗面は同じスペースに。トイレットペーパーはひとつひとつ飾るように収納しています。

寝室前の書棚

寝室前の書棚は、本の高さを測ってジャストサイズで造作。おもに寝室で読むための本を収納しています。

談笑する吉田さん(写真右)と妹さん

談笑する吉田さん(写真右)と妹さん。「好きなモノを飾って、いつもそれを眺められる。今までやりたかったことがかなえられた、というのが一番の喜びです」と話してくれました。

間取り図(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前

リノベーション後の間取り図

リノベーション後

設計/ブルースタジオ
中古購入+リノベーションのパイオニア的存在。不動産と設計のプロが組み、街探しから始まるリノベーションをワンストップでサポートする。団地リノベや街のブランディングなどの実績も豊富で幅広い。定額制セレクトオーダーの「TOKYO*STANDARD」も好評。

※情報は「リライフプラス vol.38」掲載時のものです

Source: 日刊住まい

フレンチブルドッグ3頭がリビングやバルコニーでのびのび!愛犬喜ぶマンションリノベ

LDKでくつろぐ家族と愛犬たち

愛犬たちと快適に暮らすために、築浅のマンションをリノベーションした小池さん。3頭のフレンチブルドッグと暮らしています。
滑りにくいフロアタイル敷きの床、ペット用カートが出し入れしやすい玄関土間、遊び場にもなる広々としたバルコニーなど、愛犬たちの過ごしやすさや安全性に配慮。
愛犬たちも家族も、みんなが心地よい空間を実現しました。さっそく見せていただきましょう。

フラットで開放的だから愛犬も家族ものびのび!

極力家具を置かないようにしてスッキリとさせたLDK

LDKは愛犬たちのために極力家具を置かないようにしてスッキリとさせています。テレビは壁付けにし、コード類を壁の中に隠しているので安心です。

また、床は滑りにくいフロアタイルを敷いてフラットに。年を重ねて日々の散歩がつらくなってきた愛犬たちにとって、LDKは格好の運動の場となりました。

造作したデスクのあるリビング

LDKに隣接していた洋室の壁を撤去し、リビングスペースを広げました。造作したデスクでは、長女が勉強をしたり夫が作業をしたりするときに活用しています。

室内とフラットにつながるバルコニー

バルコニーに出ると、開放的な空間が広がります。室内とフラットにつながるので、愛犬たちの出入りもスムーズ。アウトドアリビングのような雰囲気です。

愛犬と家族を見守れる、清潔感あふれるキッチン

白で統一した清潔感あふれるキッチン

換気扇や冷蔵庫などを白で統一した、清潔感あふれるキッチン。

ヘリンボーン柄のフロアタイルで仕上げたキッチンの床

キッチンの床は、ヘリンボーン柄のフロアタイルに。すべりにくく、メンテナンスがしやすいというメリットがあります。

室内窓を設けたキッチン背面の壁

キッチン背面には室内窓を設け、隣のドッグルームをのぞけるように工夫されています。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫40代 妻40代 長女

▼リノベを選んだ理由
使いにくかった開き戸を引き戸に替えることへの検討を機に、愛犬を含め家族全員に最適な環境をつくりたい、とリノベーションをスタート。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/70.34㎡ 工事費/858万円(税・設計料込み)

玄関土間の隣にドッグルームを。快適&安全に暮らす工夫がいっぱい

ペットカートごと入れる広い玄関土間

玄関はペット用カートのまま入れるよう、ゆったりとした土間仕様に。玄関土間の隣にはドッグルームがあります。間仕切りがないので、出入りがスムーズ。

空気清浄機を設置できるスペースを確保した玄関土間

玄関土間には空気清浄機を設置できるスペースを確保。リビングから玄関までしっかり風が流れるよう間取りや仕切りの配慮をしたうえで、空気清浄機も活用しています。

ペットを守るために高い位置に付けたコンセント

巾木は傷や汚れに強いビニール製のものに、コンセントは高い位置に移動しました。

ペットを見守るカメラFurbo

ドッグルームには、動作検知機能付きのモニターカメラ「Furbo」を設置。共働きの夫妻が日中不在にしても、室内の状況が分かるので安心です。

グレーのフロアタイル敷きの洗面室

洗面室の床もフロアタイルに。造作した洗面台は収納もたっぷり。

ペットと寝られるローベッドのうる寝室

寝室のベッドは愛犬たちも一緒に寝られるように、やや低めのものを採用しています。

愛犬たちの食事タイム

家のどこにいても家族と愛犬の気配を感じられる小池邸。フルフラットかつ滑りにくいフロアタイル敷きのLDKで、みんながのびのびと安全に暮らせるようになりました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション後の間取り図

リノベーション前

リノベーション前の間取り図

リノベーション後

設計・施工/SHUKEN Re
社内に不動産部門を持ち、リノベ向きの中古物件探しからワンストップでの依頼が可能。多彩なプランナーによる高い提案力にも定評がある。自社施工なので、施工体制やアフターメンテナンスも万全。自社の家具工場もあるため、オリジナリティのある造作家具を比較的リーズナブルに実現できる

撮影/小川 聡 ※情報は「リライフプラスvol.39」取材時のものです

Source: 日刊住まい

妻のワーススペースに夫の趣味室。ひとりの時間に没頭できるマンションリノベ

玄関横の個室をリノベで妻のワークスペースに

妻がフリーのフォトグラファー、夫が会社員の長谷川さん夫妻。購入した中古マンションをリノベーションした時に、妻専用のワークスペースをつくりました。以前は洋室だったその場所は、玄関ホールとオープンにつながる土間空間に一新。

テレワークが普及し、自宅にワークスペースが欲しいという希望が増えている今、参考にしたい長谷川邸のケースを紹介します。

4畳弱でも機能的!パソコンも機材も置ける土間空間が妻の仕事場

玄関土間を拡張して設けた妻のワークスペース

玄関近くにあった洋室を撤去して設けた妻のワークスペースがこちら。床は玄関ホールから続く土間仕上げです。

4畳に満たないコンパクトなスペースですが、妻が快適にパソコンでデータ処理作業ができ、造作棚のおかげで撮影機材もすっきり収納できます。

機材などを収納できる造作の棚

大小さまざまなサイズの造作棚に、撮影機材がきれいに納められています。事前にしまうものをリストアップして、それらに合わせて設計しました。

上部の扉付きの部分には、書類やストック品を収納しています。「入れるもののサイズに合わせてつくってもらったので、使いやすいです」と妻。

床の傷や汚れを気にしなくていいのがメリットの、土間仕上げの床

床の傷や汚れを気にしなくていいのが土間空間のメリット。「機材を持ったまま出入りができるのも便利です」と妻。昼間は明るく居心地がよく、いちばんのお気に入りの場所になったとか。

パソコンでのデータ処理に重宝するデスクスペースも完備

撮影した画像の調整や整理など、細かいデスクワークをすることが多いという妻。専用のデスクスペースを確保でき、作業がここだけで完結できるようになりました。

実は妻はリノベ前、「作業はキッチンや寝室の片隅でできればいいかな」と思っていたそう。リノベでLDKとは切り離されたワークスペースができ、オンとオフの切り替えが容易になりました。

照明は土間空間に似合う屋外用のものをチョイス

レトロな味わいのブラケットは、あえて屋外用の照明器具をチョイス。土間と相性がよく、どこかの街角のような印象を演出しています。一方、デスク回りを照らす天井の照明は、機能性重視で蛍光灯にしました。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫36歳 妻37歳

▼リノベを選んだ理由
それまでは2DKの賃貸マンションに暮らしていた長谷川さん夫妻。手狭だったため、もう少し広い持ち家を、と考えるように。希望していた「ゆったりくつろげるリビング」が叶えられそうな約74㎡、3LDKの中古マンションを購入。細切れだった間取りを広いリビングのある間取りに一新するため、リノベーションを行った。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/74.05㎡

妻のワークススペースの隣には、夫の趣味室も実現

ギター演奏などを楽しむ夫の趣味室

リノベで妻専用のワークスペースを設けたのと同時に、夫専用のスペースも実現!ギター演奏などを楽しめる夫の趣味室を妻のワークスペースの隣に設けて、2室を室内窓でつなぎました。

コンパクトながらも夫婦それぞれに専用スペースができ、一人で過ごす時間も充実。それぞれが仕事や趣味に没頭していても、室内窓を介してお互いの気配が適度に伝わります。

既存の和室を撤去して、ゆったりくつろげる広々としたLDKに

既存の和室をとり込んで、ゆったりくつろげるリビングにリノベ

居住空間で長谷川さん夫妻が叶えたかったのは「ゆったりくつろげるリビング」。元のLDKスペースに隣接した和室を取り込んで広さを確保しました。床にはダメージ加工のパイン材を採用してラフな印象に仕上げています。

白く塗装したコンクリートブロックを用いたキッチン

白く塗装したコンクリートブロックの腰壁や、コンクリート板のテーブルで構成された個性あふれるキッチン。

吊り戸棚も備えた背面カウンターや、エキスパンドメタル板(メッシュ状の金属板)の吊り棚も設置し、収納量も十分です。

撮影の背景に使えるように塗装仕上げにしたダイニングの壁

自宅で人物や小物の撮影をすることもあるため、ダイニングの壁は下地のコンクリートが透ける程度に塗装。質感のある背景として使えるようにしました。

隣接する寝室と室内窓でゆるやかにつながるLDK

チェッカーガラスの室内窓は、隣接する寝室とLDKを緩やかにつなぎます。室内窓の高さは、リビング側にディスプレイラックとターンテーブルを置く前提で決めました。

個室や水回りにはこだわりの建具&内装材をセレクト

隣接するLDKから空調の冷気&暖気を得られるように縦軸回転タイプの室内窓を採用した寝室

ベッドを置ければ十分と考えて、ミニマルな空間にした寝室。隣接するLDKから空調の冷気や暖気を得られるように、縦軸回転タイプの室内窓を採用しました。

広めに設計したウォークインクロゼット

衣類などの収納を1か所に集約できるよう、広めに設計したウォークインクロゼット。床はLDKと同じダメージ加工を施した無垢のパイン材を採用しています。

白いタイルと黒のパーツでシャープなイメージに仕上げた洗面室

白い長方形タイルを馬目地貼りで仕上げた洗面室。アイアンの棚やタオル掛け、黒く塗装した木枠のミラーを合わせて、シャープな雰囲気にまとめました。

壁を馬目地貼りのタイルで仕上げたトイレ

トイレの壁も長方形タイルを馬目地貼りに。タイルでまとめた空間の雰囲気を生かすため、吊り戸棚などは設けずに収納はシンプルなラックのみにしました。床は「市松模様が大好き」という妻の希望を反映しています。

床を市松模様に並べたPタイルで仕上げた洗面室

打ち合わせを進めるなかで「ワークスペースもつくれる」とプランナーが提案してくれたおかげで、妻がオンとオフの切り替えをしやすい住まいになった長谷川邸。当初からの希望だった広々としたLDKも叶えられ、暮らしの質が格段に上がりました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図
リノベーション前

リノベーション後の間取り図
リノベーション後

設計・施工/リボーンキューブ
京都を中心にリノベーションの企画・設計・施工を手掛け、代表の荒井弘さんがデザインを担当。不動産の売買・仲介もしており、中古物件探しからプランニング、住宅ローン斡旋、アフターサービスまでトータルにサポートする。 IKEA キッチン正規取扱店でもある

撮影/山田耕司 ※情報は「リライフプラスvol.21」取材時のものです

Source: 日刊住まい

ギャラリーのような空間にリノベ。愛着あるモノを眺めながら暮らす

リビングで会話する夫妻

ともに30代のSさん夫妻リノベのテーマは「静謐」。DIYも取り入れながら自分たちらしい住まいを実現しました。
細かく区切られていた間取りを1LDKに変更。玄関から土間へと続く空間は仕切りをつくらず、自由度の高いフリースペースとして活用しています。
20畳超えの広々としたLDKは大きな窓を生かし、光と風が通る開放的な空間を実現させました。

インテリアが引き立つギャラリーのような空間

ソファでくつろぐ夫妻

シンプルなレイアウトに白、グレー、木目と色彩を抑えた、インテリアが引き立つギャラリーのような空間。アートと並ぶように置かれた壁付けテレビも絵画のよう。

夫がDIYしたフローティングタイプの収納棚

ビデオデッキを収納しているフローティングタイプの収納棚は夫の手づくり。

塗装の白壁と部分的な躯体現しがアクセントに

塗装の白壁と部分的な躯体現しがアクセントに。壁の塗装はDIYで仕上げました。

「カホン」という打楽器の上に植物を置く

植木鉢を置いているのは「カホン」という打楽器。スタイリッシュなデザインでインテリアとしても人気です。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫30代 妻30代

▼リノベを選んだ理由
「シンプルで穏やかな暮らしをしたい」と思っていた自分たちの理想と、担当デザイナーから提案されたリノベーションコンセプト=「静謐」がぴったり合っていたため

▼住宅の面積やコスト
専有面積/75.60㎡ 物件価格/1960万円 工事費/1220万円(税込み、設計料別)

オープン収納で整理上手に

キッチンで作業する夫妻

リビングと向かい合うキッチンは「ちゃんと料理をつくりたかった」という妻の希望で、収納力と使い勝手を重視。食器が並ぶモルタルのバックカウンター内部に無印良品のシェルフを納め、モノに合わせて収納スペースを自由に変えられるようにしました。

「見えることで緊張感が生まれ、整理を心掛けるようになりました。モノも厳選して購入するようになりましたね」(妻)

DIYでしつらえたバックカウンター

DIYでしつらえたバックカウンター。ラフな質感のモルタルの天板が魅力的。その下に無印良品のシェルフが納まります。

手づくりの梅干しやラッキョウ漬けが並ぶシェルフ

シェルフには手づくりの梅干しやラッキョウ漬けなども。

シンクやコンロ下に調理器具を収納できるスペースを確保

シンクやコンロ下には調理器具を収納できるスペースを確保。

やかんやおひつなど調理道具が置かれたシェルフ

好きな器や道具を眺めながら過ごせるキッチンは妻の憩いの場所。やかんやおひつなど、一見無造作に置かれた調理道具にもセンスが光ります。

一枚板の天板を自分たちで選んでオーダーしたダイニングテーブル

ダイニングテーブルは、一枚板の天板を自分たちで選んでオーダー。リモートワークになった夫の作業場としても活躍しています。

豆から挽いた本格的なドリップコーヒーを淹れる夫

仕事の合間の休憩タイムには、夫が淹れる豆から挽いた本格的なドリップコーヒーを。

コーヒーを楽しむ妻

ダイニングテーブルのペンダントライトはやわらかな光が気に入り、行きつけのショップで購入したもの。

夫がコレクションしているCDを収めたシェルフ

夫がコレクションしているCDを収めたシェルフはキッチン収納と同じく無印良品のもの。

見え隠れのバランスが絶妙なクロゼット

ウォークスルータイプのクロゼットを配置した玄関のフリースペース

玄関のフリースペースにはウォークスルータイプのクロゼットを配置。双方向からアクセスできる本棚が間仕切りも兼ねています。

クロゼットで洋服を選ぶ妻

クロゼットには日常的に使う洋服のみを厳選して収納。ギャラリーのようなスペースに合うよう、インテリア性の高い目隠しカーテンを設置し、ショップのディスプレイ風にコーディネートしています。

スツールを置いた土間

土間に置いたスツールは夫のリラックスタイムの必需品。

ランドリールームを兼ねた洗面室

洗面室はランドリールームを兼ねたスペースに。躯体現しの壁でインダストリアルなムードを演出しました。

白を基調にしたサニタリースペース

サニタリースペースは白を基調にシンプルに。

リビングとサニタリースペースの間に小窓を設置

リビングの隣にあるサニタリースペースは日当たりの悪さを解消するため、小窓をつくってリビングからの日差しを取り入れて明るさをキープしています。

玄関横の和室スペースを寝室に

玄関横の和室スペースは寝室に。床下収納を設けたことで小上がりのような段差ができ、茶室のような雰囲気に。

床下収納にオフシーズンの衣類や生活用品を収納

床下収納にはオフシーズンの衣類や生活用品をしまい、整った空間をキープしています。

自宅で過ごす時間が増え、改めて住環境の大切さを実感したという夫妻。「夫がテレワークになり、ずっと一緒に過ごしていてもケンカはほぼしないですね」(妻)。愛着のあるモノに囲まれた静謐な住まい。豊かな夫婦の時間が育まれています。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図
リノベーション前

リノベーション後の間取り図
リノベーション後

設計・施工 /nu(エヌ・ユー)リノベーション
一人ひとりの価値観を反映したオリジナリティのある住まい。そして、そこで過ごす“いい時間”の創造をコンセプトに掲げる。リノベ向き物件の仲介はもちろん、設計前にはしっかりとヒアリングを行い、高いデザイン力で家族の理想をカタチに。施工実績は約1000件。

撮影/小川 聡 ※情報は「リライフプラス vol.38」掲載時のものです

Source: 日刊住まい

都心の100㎡超えマンションリノベ。ワイドな窓とサンルームで開放的に

一面はほぼ窓のワイドなLDK

都心に位置しながら、たっぷりの緑に囲まれた中古マンション。ワイドなLDKの一面はほぼ窓で、約104㎡の空間にさらなる開放感をプラスしています。

リノベーションではLDKに隣接していた個室をサンルームに変更。黒いモルタル仕上げで土間風にし、LDKの雰囲気とガラリと変えました。

ゆとりと広さを演出する、土間風サンルーム

モルタル仕上げで土間風にしたサンルーム

リビングと連続するサンルームを仕切るのはガラス入りの建具。広い空間をよりいっそう広く開放的に演出しました。サンルームには火鉢や鉢植え、メダカ用の水鉢などがゆったり置かれ、100㎡超えの大空間だからこそのゆとりのスペースとして楽しんでいます。

ダイニングからリビング、サンルームまではひと続きになっていますが、素材やインテリアで変化のある空間に仕上げました。

火鉢や座布団を置いた和風な印象のサンルーム

サンルームは玄関と隣接していて、小窓越しに玄関の様子が感じられます。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫40代 妻30代

▼リノベを選んだ理由
以前は吉祥寺の賃貸マンションに暮らしていて、「買うなら都内、広さは80㎡以上。中途半端な物件はいやだ」と思っていた。古い物件の方が立地がいいと感じ、広さや資産価値、価格などもトータルで検討して、リノベーション前提でこの住まいを選んだ。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/103.86㎡ 工事費/1800万円(税・設計料込み)

中間地点に大きな作業台がそびえるDK

ダイニングキッチンの間に大きな作業台を新設

リビングダイニングにはアイランド型の作業台を新設しました。人が集まるときは料理やグラスを並べて使うなど、ダイニングキッチンの中間地点として活躍しています。

大型収納を兼ねるアイランド型作業台

作業台の下部は大型調理器具の収納やワインセラーになっています。天板には軽くて安価なフレキシブルボードを張り、クリア塗装。モルタル仕上げのような雰囲気をつくり出しました。

床をタイル貼りにしてイメージを一新したキッチン

また、キッチンの位置は変更していませんが、床は新たにタイル貼りに。オールステンレスのオリジナルキッチンと、キッチン背面にあるサンワカンパニーのキッチン収納を組み合わせています。

個室にもくつろぎを演出するひと工夫

リビングスペースのある寝室

ダイニングの作業台の動線を確保するために寝室は縮小しましたが、それでも十分な広さがあります。壁一面の収納、そしてソファを置いたリビングコーナーも確保できました。リビングコーナーの濃いブルーの壁をアクセントに。

ウォールステッカーで軽やかさを演出した子ども室

Iさん夫妻には、もうすぐ第一子が誕生する予定。将来のために子ども室も準備しました。子ども室にはIKEAのウォールステッカーを自分たちで貼って、楽しい空間に。

この空間は二面が大きく開口していたため、ものを置くスペースがありませんでした。そこで、あえて内側にL字型の壁を立てて、窓を減らしています。

玄関と水回りは素材づかいで個性的に

玄関は石張りの壁面をアクセントに

玄関とリビングの壁の一部は石張りにして、広い壁面のアクセントにしています。イメージに合った色や質感を求めて、ショールームをいくつも見て回ったそう。共有部分である玄関ドアは既存のままですが、色もデザインも斬新です。

窓があって通気のいい浴室

水回りの配置は洗濯機置き場を変更した程度で、基本的には既存のまま。内装と設備は新しくしました。

モザイクタイルを床に貼った洗面室

洗面室の床は、サブウェイセラミックスの六角形のモザイクタイル敷きに。そして洗面台には色の濃淡が美しいタイルを張り、素材や色で個性を出しています。

ワイドな窓から緑が望めるLDK

ゲストを招くことが好きだというIさん夫妻。キッチンと作業台、そして大きなダイニングテーブルが連携しながらワイワイ食事を楽しんだり、ソファやサンルームでくつろぐ人もいたり。照明の効果もあって夜はバーのような雰囲気にもなり、つい長居したくなるような、心地よい住まいに仕上がりました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前

リノベーション後の間取り図

リノベーション後

プロデュース/東京リノベ(フリーダムコーポレーション)
「都心でかしこく自由な暮らし」をテーマに、徹底的に建築家とこだわりたい方からローコスト 谷村泰光さん でもかっこいいものを目指す方まで、自由に選べるリノベーションに定評がある。中古物件探 しから資金調達、リノベーションまでをトータルでサポートし、品質やデザインにこだわった 本物志向のサービスを提供している

設計/オフィス・エコー
住宅だけでなく店舗やオフィス、ホテルなど数多くのリノ ベーションを手掛ける。オフィスの上では二部屋だけのホテル「NO SERVICE HOTEL」を運営している。

撮影/中村風詩人 ※情報は「リライフプラスvol.22」取材時のものです

Source: 日刊住まい

戸建ての夢を庭付きマンションリノベで実現! 土間や小上がりで日本家屋風に

モルタル仕上げのキッチン腰壁のあるLDK

日本家屋のような懐かしさを感じるOさんの住まいは、マンションの1階にあります。

縁側のようなインナーテラスを通って専用庭に出ることができ、マンションとは思えない戸建て感をリノベで演出。ダイニングキッチンには小上がりの畳スペースを設けることで、和のテイストをプラスしつつ、収納力もしっかり確保できました。

1階なので、階下への音を気にする必要もなく、子どもたちはのびのびと遊ぶことができるそうです。

縁側風インナーテラスを通って専用庭へ

室内と庭をつなぐ縁側風インナーテラス

専用庭がある1階住戸は、マンションでありながら戸建てのような雰囲気もあるのがメリット。インナーテラスを縁側のように使うことで、さらに戸建て感がアップ。専用庭へは、ダイニングキッチンからこのインナーテラスを通って気軽に行き来ができます。

専用庭付きで戸建て感のある1階住戸

芝生を張った庭では、夏にはプールを出して遊んだり、縄跳びをしたり、ときにはおにぎりをつくって外で食べたり…。子どもたちの遊び場であり、家族の癒やしの場として日々活躍しています。

小さな公園のような専用庭

公園に連れて行けない日でも安心して外遊びをさせることができるのも、専用庭のメリット。「植物をもっと増やして、小さな森のような庭にしたい」と妻は話します。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫35歳 妻35歳 長女5歳 次女3歳

▼リノベを選んだ理由
もともと庭付きの戸建てを希望していたが、予算内でイメージに合う戸建てと出会えなかった。そんなときに見つけたのが、庭付き1階のマンション住戸。リノベーションで日本家屋のような雰囲気をプラスする方向にシフトした。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/92.00㎡

小上がりの畳スペースは癒やしの和空間

小上がりの畳スペースはなごみの空間

ダイニングキッチンの窓側には、小上がりの畳スペースを設けました。日当たりがよく、庭を眺めながらほっこり和める場所です。キッチンからは小上がりやリビングで遊ぶ子どもたちを見守ることができ、家族のコミュニケーションもスムーズ。

寒さ対策にもなるインナーサッシで雰囲気づくり

小上がりとインナーテラスを仕切るのはオリジナルの引き戸。インナーサッシとしてゆるやかに空間を分けつつ、やさしく光を通してくれるほか、寒さ対策としても有効です。

小上がりの下を収納として活用

小上がりの下部は収納にして、空間を有効活用しています。

魅せる&使いやすいオープン収納を各所に

作業スペースの広いL字型キッチン

「キッチンから家族みんなの顔が見えるようにしてほしい」という妻の要望で生まれた、L字型のオープンキッチン。作業スペースが広いゆったりとした空間で、子どもたちと料理を楽しむこともできます。壁面には使いやすいオープン棚を設けました。

ダイニングのキッズコーナー

ダイニングの奥はフリースペースになっていて、現在はおもちゃをしまったり、絵を飾ったりするキッズコーナーとして活用。将来は机を並べてスタディコーナーにする予定です。左手に見える引き戸は夫の書斎の入り口。

書斎に設けたフィギュア用ディスプレイ棚

コンパクトな書斎には、趣味のフィギュアをディスプレイする棚を設置しています。

寝室横の家族共有ライブラリースペース

また、寝室の隣には家族で楽しめる図書コーナーと読書スペースを設けました。将来は子ども室として生まれ変わる予定です。

モルタル仕上げの玄関土間

玄関の靴収納はオープン棚に変更。収納量を確保しつつ、スッキリと見せています。土間スペースを奥まで広げ、床はモルタル仕上げに。

シンプルな素材とカラーでまとめた水回り

モルタル仕上げのシンプルな洗面台

洗面台はモルタルで製作。正面の壁はタイルの目地をグレーで仕上げて、クールな印象に。

タンクレスでスッキリなトイレ

トイレはタンクレスタイプを採用して、コンパクトな手洗い器を設けました。レトロな雰囲気の水栓はカクダイ製です。

庭付きで戸建てのようなマンション

「古民家や古い街並みが好き」というOさん夫妻は、土間や小上がりのある間取り、レトロ感のある建具などを組み合わせて、和テイストの住まいを実現。マンションの1階なので、玄関を開ければすぐに外に出られるし、土間を通って庭にも出られる。そんな戸建て感を楽しみながら暮らしていました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前

リノベーション後の間取り図

リノベーション後

設計・施工/リノキューブ
名古屋市を中心にリノベーションを専門に手掛ける一級建築士事務所。施工実績も豊富で、中古物件探しからデザイン、アフターサービスまで、ワンストップで専任スタッフがサポートする

撮影/山田耕司 ※情報は「リライフプラスvol.22」取材時のものです

Source: 日刊住まい

大きなテーブルで細長いLDKを使いやすく。パーティや家事に便利なリノベ

ワイドなテーブルでくつろぐ夫妻

存在感のある大きなテーブルが印象的なLDK。ボルドーに塗装された一面は一見壁のようですが、個室や水回りの扉が並んでいます。縦長にスッとのびるダイニングテーブルは回遊できるので動線が快適で、ゲストを招いたパーティにもピッタリ!2002年築の中古マンションをリノベして快適に暮らす伊藤さんのお宅を訪ねました。

細長いLDKに沿わせたワイドなテーブル

料理やアイロンがけで活躍するマルチなダイニングテーブル

幅4m×奥行き1m×高さ1m。作業台と一体化してどっしり構えるダイニングテーブルは、存在感たっぷり。料理はもちろん、アイロンがけなど多用途に使える、暮らしの強い味方です。その下部は収納が充実しています。

アンティークのハイチェアを合わせたダイニングテーブル

そんなダイニングテーブルに合わせたのは、イギリスのバーで使われていたというアンティークのハイチェア。ダイニングキッチンは躯体現しの天井やグレーのタイルというシックなトーンでまとめられていて、ニューヨークのロフトをイメージしたそう。テーブルの周りは自由に動き回れるので家事動線がスムーズで、ホームパーティのときにも便利に使えます。

「以前はキッチンの作業スペースが狭くて、とても不便でした。毎日のことなので、ストレスを解消したくて。作業台が広いと調理に便利なだけでなく、アイロンをかけたり、仕事をしたりと、いろいろ使えて大助かり」と妻は話します。

ステンレスキッチンに似合う躯体現しの壁

また、キッチン側の壁は躯体現しでラフな印象に。オールステンレス製のクールなキッチンとマッチしています。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫36歳 妻35歳

▼リノベを選んだ理由
もともとリノベーションに興味があった。妻が以前住んでいたエリアで中古物件を探しながら、リノベーションのイベントに足を運ぶなどして情報収集。「施工例が豊富でイメージしやすかった」(夫)というリノベーション会社・nu(エヌ・ユー)リノベーションに依頼することに。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/69.90㎡ 工事費/1200万円(税込・設計料別)

壁も扉もボルドーに塗装して一体感を

ボルドーの塗装で壁と扉を一体化

LDKの一面は壁も扉もすべてボルドーに塗装して、一体感を出しました。個室、ウォークインクロゼット、サニタリーと細かく分かれていますが、同じ色で統一することでスッキリした印象に。

ナラフローリングを貼った明るい南向きリビング

ボルドーの壁はリビングまで続きます。南向きで明るいリビングの床は、ナラフローリングを採用。東京・中目黒の中古家具店でディスプレイに使用していたという棚を譲ってもらい、テレビボードとして使っています。

テレビボードの両サイドにあるドアは、奥は寝室、手前はウォークインクロゼットにつながっています。

2色のクロスをDIYで貼った寝室

寝室の壁はDIYで2色のクロスを貼り分けました。「思ったより難しくて、ケンカしながら貼りました(笑)」と妻。

ネイビーのカーペットを敷いたウォークインクロゼット

ウォークインクロゼットはネイビーのカーペット敷きに。

玄関や水回りも個性的な色&デザインに

土間を広げて、壁を黒く塗装した玄関土間

玄関は土間を広げて、壁を黒く塗装しました。靴のほか、ゴルフバッグやテニスラケットなどを収納する場所も確保。

一直線に視界が抜けて開放的な通路

LDKには間仕切りがないため、玄関からは一直線に視界が抜けて開放的です。リビングドアはオリジナルで、ガラス入りのドアのフレームにアイアン塗装を施しました。

ウィリアム・モリスの壁紙を貼った洗面室

ウィリアム・モリスの壁紙がラグジュアリーな雰囲気を演出するサニタリー。造作の洗面カウンター下部は、愛猫のトイレスペースになっています。

ウォールステッカーで遊び心を出したトイレ

トイレも壁紙で洗練された空間に。扉の横には遊び心のあるウォールステッカーを貼りました。

猫トンネルから出てきた猫

猫トイレがある洗面室には猫トンネルを設け、愛猫も居心地よさそうに暮らす伊藤邸。リクエストした「大きな作業台のあるキッチン」が叶い、家事ストレスフリーな暮らしを満喫しています。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図リノベーション前

リノベーション後の間取り図リノベーション後

設計・施工/nu(エヌ・ユー)リノベーション
一人ひとりの価値観を反映したオリジナリティのある住まい。そこで過ごす“いい時間”の創造をコンセプトに掲げる。リノベ向き物件の仲介はもちろん、設計前にはしっかりとヒアリングを行い、高いデザイン力で家族の理想を形に。施工実績は1000件以上(2020年12月現在)

撮影/飯貝拓司 ※情報は「リライフプラスvol.22」取材時のものです

Source: 日刊住まい

L字型キッチンが暮らしの中心。リノベで「夫婦一緒の料理が楽しみに」

チークのパーケットフローリングが映えるLDK

3方向に窓があるため、マンションの1階でありながら明るさは抜群。採光性の高さを生かすため、水回り以外にはドアを付けず、家全体に光が届く大きなワンルームにリノベしました。

暮らしの中心はレトロ感のあるインテリアでまとめたダイニングキッチン。ダイニングキッチンからは、土間仕上げのワークスペースやリビングをが見渡すことができ、どこにいても家族の存在をさりげなく感じられます。

ワンルームの中心はレトロなダイニングキッチン

使い勝手のいいL字型キッチン

「間仕切りのない空間でオープンに暮らしたい」という夫妻の要望から、間取りはダイニングキッチンを中心としたワンルームに。キッチンはL字型を採用し、白いタイルにネイビーのボーダーをアクセント的に取り入れたり、収納の扉を工夫して家具のように仕上げたりと、とくにこだわりました。

「以前の住まいのキッチンが狭かったので、広々としたキッチンで料理を楽しみたかったんです。L字型のキッチンは空間を広く使えて、ふたりで料理するときもラクラクです」と妻。

タイル貼りのレトロな雰囲気のキッチン

収納の扉と扉の間に隙間を設けるなど、細部までレトロな雰囲気にこだわりました。壁のタイルはボーダーの太さや位置を何度も検討したそう。壁だけでなく天板も真っ白なタイル貼りにし、クラッシックな雰囲気をプラス。アメリカンテイストのレトロな雰囲気を演出しました。

リビングにいる家族の気配も伝わる距離感のキッチン

キッチンは壁付けでほどよいこもり感がありますが、リビングにいる家族の気配も伝わる距離感です。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫40歳 妻31歳

▼リノベを選んだ理由
住み替えを検討しているときに、リノベーションで自由に空間をアレンジできる魅力を知り、自分たちの暮らしに合う空間をつくりたいと思ったから。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/67.20㎡ 工事費/800万円(税、設計料込み)

リビングと寝室はゆるく仕切って開放感を

南向きの窓からたっぷりの陽が降り注ぐリビング

スタンダードトレードのソファが置かれたリビングは、南向きの窓からたっぷりの陽が降り注ぎます。白を基調としたシンプルな空間に、端正なシルエットの家具がマッチ。

リビングとの間を壁で仕切るのみとした寝室

リビングに隣接した寝室にも扉は付けず、壁で仕切るのみとしました。壁は天井までつくらず、上部をあけてオープンに。

壁を立ててリビングとゆるく仕切った開放的で風通しも良好な寝室

壁を立ててリビングとゆるく仕切っただけなので、開放的で風通しも良好です。「気配どころか、テレビの音などもすべて聞こえますが(笑)、慣れると全然気になりません。それよりも、この開放感を楽しんでいます」と妻。

ダイニングとつながるL字型の土間

L字型の土間でゆとりをもたせた玄関

L字型の土間でゆとりをもたせた玄関。LDKへは左右どちらからもアクセスでき、ぐるりと一周できる動線です。土間は夫の趣味であるサーフィンのボードやウェットスーツ置き場としても活躍。

ワークスペースを設け、アールを描く壁でダイニングとゆるやかに仕切った土間

土間にはワークスペースを設け、アールを描く壁でダイニングとゆるやかに仕切りました。壁や床にさりげなく飾られている革細工は、ハンドメイドが得意な夫の作品です。

たっぷりの日差しが届く土間

たっぷりの日差しが土間にも届きます。室内のどこにいても家族の気配が感じられるのもワンルームならでは。

アンティーク家具や雑貨が映える、のびやかなワンルーム空間

「この先も長くここで暮らしていくので、最新の流行を取り入れるより、本当に好きなものに囲まれて暮らせる家にしたかった」と話すHさん夫妻。ふたりの好きなアンティーク家具や雑貨が映える、のびやかなワンルーム空間が実現しました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前

リノベーション後の間取り図

リノベーション後

設計/空間社
リノベ向き物件探し、同行内覧、資金計画、設計・施工まで一貫してサポート。「デザイン」「実用性」「コスト」の3要素のバランスに配慮した最良のプランを提案。上質感のあるデザインに定評がある。渋谷区、目黒区、世田谷区を中心とした城南エリアが得意

撮影/飯貝拓司 ※情報は「リライフプラスvol.22」取材時のものです

Source: 日刊住まい