今夜はオリオン座流星群が見ごろ! ただし今年の観測難易度は高めなもよう / 確実に観測するためのいくつかの方法

今年も恒例のオリオン座流星群の季節です。毎年10月21日前後にピークを迎える流星群ですが、今年は21日の15時ごろ。ピーク時にはまだ昼間なので、見ごろとなるのは21日の夜から22日の未明にかけての予定。

今夜の月は20時半ごろに沈んでしまうため、観測において月明りの影響を気にする必要はありません。例年通りであれば、1時間に10個くらいは流星が流れることとなるでしょう。ただし、重大な問題が1つあります。

・天気が悪い

それは天気。気象庁の天気予報によると、21日の日中は晴れていても、夕方以降は全国的に曇や雨に転じるもよう。日本気象協会やウェザーニュースなど、複数の予報で同じ内容です。オリオン座流星群の観測は絶望的な予感。

それでも流星群を見たいという方も多いでしょう。そこで、確実に観測するための簡単な方法を2つほどご紹介したいと思います。1つ目は、夜中に雲よりも高い場所に行くこと。飛行機をチャーターするなり、標高の高い山に登るなりするだけでOKです。頑張ってください。

そしてもう1つは、晴れてそうな国に行くこと。オリオン座流星群は南半球からでも見られますので、選択肢は多いと思います。雨の心配も不要な砂漠とか良いんじゃないでしょうか。やはり頑張ってください。

・オリオン座流星群とは

観測手段が決まったところで、どんな流星群なのか簡単に触れていきましょう。オリオン座流星群の母天体はハレー彗星です。地球は1年で2回ハレー彗星の通ったあとを通過します。その際にハレー彗星が残した塵が地球の大気に侵入すると流星群が生じます。

2回通過するので流星群も2回あり、1つは5月のみずがめ座η流星群。そしてもう1つが今回のオリオン座流星群なのです。名前の由来は、見かけ上の流星の発生地点である「放射点」が、オリオン座の近くにあるから。

・今夜は無理でも

今夜のために雲より高い場所に行ける方や、観測に適した海外に飛べる方はともかく、そうでもない方もいることでしょう。ピークこそ21日の15時で、見ごろは21日夜から22日未明にかけてですが、アメリカ流星協会によれば流星群の活動期間自体は10月2日から11月7日まで続くもよう。

オリオン座流星群は、ピーク時とそれ以外で、流星の数にそこまで差はありません。たとえピークを過ぎても、活動期間中であればそれなりに流れ星を期待できるでしょう。夜中に晴れ間が広がった日には、少し時間をとって夜空を眺めてみるのもいいかもしれません。

参照元:気象庁日本気象協会ウェザーニュース国立天文台AMS(英語)
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

今夜はペルセウス座流星群が見ごろ! 8月12日の22時ごろがピーク!!

2020年8月12日の夜から13日未明にかけて、ペルセウス座流星群が見ごろとなるぞ! 国立天文台によると、極大を迎えるのは12日の22時ごろだとか。

条件が良ければ、最大で1時間に30個程度の流星が見られるそうだ! これは是非とも見たいところだが、気になるのは天候や月明りなどの各種条件。

・ペルセウス座

流星群は、放射点とよばれる見かけ上の点を中心に放射状に発生する。そしてペルセウス座流星群の放射点は、その名の通りペルセウス座のそば。

位置的には北極星を挟んでこぐま座のちょうど反対側あたりで、実は24時間常に地平線より上に出ている。極大となる12日の22時頃には北北東の方角で、北極星より低い位置にあるはずだ。

そこを中心として夜空全体に流星が発生するため、眺める方向自体はどこでも問題ない。それぞれの環境に合わせ、より暗い方角の空を見上げてみよう

ちなみに、流星の尾は放射点から離れるほど長くなる傾向があるため、映える流星を動画や写真にのこしたい方は、放射点とは反対側の空を狙うのもいいかもしれない。

・下弦の月

今夜は下弦の月。流星群が極大となる22時の時点では、まだ流星群の妨げとなる月は出ていないはず。しかし、0時を過ぎて放射点が程よく高く昇りはじめるころに、月が東の空から顔を出してしまう。

そこから先は月明りが邪魔となり、条件的にはあまり良いとはいえなくなるだろう。とはいえ、ペルセウス座流星群は多少明るくてもわりと観測できる程度には活発に活動する。なるべく月が無い方向を見るようにすればそこそこの数の流星を見られるはずだ。

・天気は

最後に気になるのは天気。気象庁によると、関東から東北にかけては残念ながら雨のマークが出ており、関西も曇の予報が目立つ。しかし、それ以外の北海道や中国、九州方面では晴れのマークが出ているところも。

天候に恵まれた地域の方は、ぜひ夜空を見上げて流れ星を探してみよう! そして残念ながら雨や曇りで見られそうにない地域の方。あきらめるのはまだ早いぞ

ウェザーニュースや朝日新聞社ではライブ中継を予定(朝日新聞社の方はずっと垂れ流し中)しているそうなので、ネットでの流星ウォッチングというオプションが選択可能だ。

そして画面越しではなく肉眼で見たいという方。メディア的にはピーク時にしか報じないため、まるでその日にしか見えないような印象を持たれがちな流星群だが、実は全くそんなことは無い。

米国流星機構によると、今年のペルセウス座流星群は7月17日ごろから活動しており、活動が終わるのは8月26日だそうだ。ピークが12日の夜なだけで、12日以降も数は減るものの、それなりに見られることだろう

筆者もこの3日ほど、なんとなく見上げたタイミングで何回か、ペルセウス座流星群のものと思われる流れ星を見ている。とりあえずはしばらくの間、夜に晴れ間が広がっていたら流星を探してみてはいかがだろう。

参照元:国立天文台気象庁AMS、YouTube[1][2]
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

今夜の満月は「スタージェン(チョウザメ)ムーン」 / 国際宇宙ステーションも見えるぞ!

2020年8月3日夜から4日未明にかけて、満月が夜空を照らすぞ! ネイティブアメリカンによる8月の満月の呼び名はスタージェンムーン。英語でスタージェン(Sturgeon)とはチョウザメのこと。チョウザメムーン

今夜の夜空を飾るのは満月だけではない。昨夜に続き、国際宇宙ステーション(ISS)が今夜も日本列島上空を通過する予定だ! 満月とISSを両方エンジョイするチャンス

・チョウザメ

まずはチョウザメから。チョウザメには淡水性と、産卵の時にだけ海から遡上(そじょう)してくる遡河性(そかせい)のものがおり、北半球にしか住んでいない。大型になる種が多く、全体的に長生きする魚だ!

日本でも昭和ごろまで北海道の川で遡上する姿が見られたようだが、環境省のレッドリストでは既に絶滅したとされている。8月の満月がチョウザメの名を冠しているのは、五大湖などでおこなわれるチョウザメ漁が最盛期を迎えるからだそう。

現存する野生のチョウザメたちは世界中で絶滅の危機に瀕しており、国内では先述のとおり絶滅済みだが、養殖は割と日本各地で行われている。そのため意外なところで肉を提供するお店があったりする。ちなみに2018年には愛知県の東三河が「チョウザメが村の人口を超えた」と自虐的な観光ポスターを作製して話題になったことも。

The Old Farmer’s Almanacによると、他にはFull Green Corn Moon(緑トウモロコシムーン)、Wheat Cut Moon(麦刈りムーン)、そしてBlueberry Moon(ブルーベリームーン)と言った呼び名があるそうだ。

・満月と国際宇宙ステーション

国立天文台によると、東京でのチョウザメムーンの出は18時45分。23時49分に南中し、4日の午前4時57分に入りを迎えるもよう。満月となる瞬間は、4日の0時59分だそうだ。

是非とも月と一緒に楽しんでいただきたいのが、国際宇宙ステーション(ISS)。ネット上では昨日8月2日が観測チャンスという話が広くひろまった感があるが、実は観測のチャンスは終わっていない

JAXAによると、今夜は19時44分ごろから北西の空に見え始め、19時49分に東南東の空に消えていくそうだ(東京基準)。詳細な時刻は観測地点によって変わり、観測可能なのは数分のみ

JAXAの公式HPにて日本各地での見え始めの時間や方位などを知ることができるので、見たい方はお住まいの地域に合わせてチェックした方が良さそう。ちなみに東日本で割とよく見えるが、西日本から九州にかけては見えづらくなり、沖縄からは見えないようだ。

・天気は?

最後に気になる天気についてみていこう。気象庁によると、東北や北海道を除くほぼすべてのエリアで晴れマークが出ている。遅い時間になると曇に変わるところもあるようだが、満月なら多少曇っていても見ることができるだろう。

長く続いた梅雨のおかげで、久しく夜空を見上げていないという方もいるのではないだろうか? 天候に恵まれそうな地域の方は、今夜はISSと満月の両方を観測してみてはいかがだろう。

参照元:The Old Farmer’s Almanac(英語)、東三河広域連合、国立天文台[1][2]、JAXA気象庁環境省(PDF)
Report:江川資具
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Source: ロケットニュース24

ではこの60年間で、織姫と彦星はどれくらいの頻度で会えているのか / 7月7日に最も晴れる確率の高い場所は

本日は七夕だ。笹の葉に何やら願望を記した短冊をつけ、7日の夜には織姫と彦星が会えるかどうかに日本中が関心を寄せる日。ところで、一般的な2人の伝説に対する認識としては「晴れていたら会える」というものがあると思う。

しかし七夕は梅雨真っ盛り。少なくとも筆者はこれまでの30年余りの人生で、七夕の夜に天気が良かった印象が無いし、きっと皆さんもそうだろう。そこで少し気になったのだ。織姫と彦星はどれくらいの頻度で会えているのか……と。

・無限に存在する

ちなみに、神事的に重要なのは7月6日の深夜から7日の未明だという。しかし今回その辺は無視させていただく。一般的には7月7日の夜がメインなイメージだと思うので。

また、中には雨でもカササギが飛んできて天の川を渡れるという話もあるし、曇(くもり)でも会えるとかなんとか。が、それも無視させていただく。スペースカササギだろうと何だろうと、会えるか会えないかで盛り上がるのは地球上の我々。2人が会えるのは晴れだけというローカルルールを設けさせていただく。

しかしまだ問題がある。例えば北海道では晴れて織姫と彦星が会えた判定が出たとしても、沖縄では雨で会えなかった判定が出るというのもあり得る話だ。織姫と彦星は観測者のいる場所と数だけあらゆる場所に、そして無数に存在すると思われる。観測場所と、条件を決めなければならないだろう。

・東京の15時基準

ということで、今回は東京を基準とし、直近の60年間で何回織姫と彦星が会えたのかを数えてみたいと思う。参照するのはgoo天気の、過去の天気のデータ。最大で1961年からの天気を見ることができる。

ただし、天気は9時、12時、そして15時のものしか記載されていない。そこで、便宜上15時の時点で晴れマークであれば、その日は夜も晴れていただろうとみなすことにする。また2020年については、本記事を執筆している18時現在ですでに雨が降っている。予報でも雨なので、雨としてカウントさせていただく。

それでは1961年から2019年までの約60年間の東京における7月7日の天気一覧を表示。

2019年までの15時時点の天気の内訳に、2020年の雨1回を加えると……

曇:27回
雨:15回(2020年の分込み)
晴れ:18回

1961年から2020年までの60年間で、15時時点の天気基準で「会えた」とされるのはたったの18回。30%の確率である。そもそも年に1度しかチャンスが無いというのに、30%の確率でしか成功しないデート。間違いなくカップルの関係性は冷え切るだろうし、将来的な発展も見込めないだろう。

何となくわかっていた結果ではあるが、やはり織姫と彦星は滅多に会えていなかった。まあ、もし曇も「会えた」とカウントするなら75%の確率でデートが成功していることになるが、それでも年に1回のデートすら25%の確率で失敗に終わるというのは、破局待ったなしだと思う。

・最も会えるのはどこか

ということで、あまり成功していないと思われた織姫と彦星のデート。晴れのみをカウントするなら30%で、少なくとも東京においてはろくに成功していなかったことが判明した。

少なくとも東京においては。そう……先に述べた通り、織姫と彦星のデートの成功率は、観測地点によって変わるのである。では、日本のどこがデート最多成功率を誇るのかもついでに見てみよう。

日本中から地域を選ぶことができるが、今回は「稚内」「釧路」「青森」「秋田」「仙台」「長野」「名古屋」「新潟」「金沢」「大阪」「鳥取」「広島」「高知」「福岡」「熊本」「鹿児島」「那覇」の17地点に絞って、やはり晴れをカウントしたいと思う。なお、那覇に関しては1964年からとする。

結果は「稚内(24)」「釧路17)」「青森(21)」「秋田(13)」「仙台(14)」「長野(17)」「名古屋(18)」「新潟(16)」「金沢(22)」「大阪(16)」「鳥取(19)」「広島(23)」「高知(15)」「福岡(18)」「熊本(18)」「鹿児島(21)」「那覇(26)」

ということで、7月7日に晴れ率がトップなのは26回の那覇。他が1961年からなのに対し、データの都合上1964年からというハンデを背負っての勝利だ。雨の回数も4回しかなく、また今夜の天気も晴れるもよう。那覇の織姫と彦星は、国内では最もいい関係を築いている可能性がある。

次点で稚内も24回と好成績なため、日本本土よりもとにかく北か南に行けばいくほど、織姫と彦星のデート成功率が上がる可能性を感じる。なお、国立科学博物館によると、アルタイルからベガまでの実際の距離は15光年とめちゃくちゃ遠いもよう。なんだろう……色々とままならないものですね。

参照元:Goo天気国立科学博物館tenki.jp
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【見たい】6月21日は部分日食! 観測時の注意点や、各地の天気など

2020年6月21日の夕方から、日本全国で部分日食が見られるぞ! 月が昼間に太陽の前を通過することで太陽が遮られる現象だが、海外の一部の地域では金環日食となるそうだ。ちなみに21日はちょうど夏至の日……!

ぶっちゃけ夏至と日食の間に関連性は皆無だが、なんとなくスペシャル感がある気がするぜ! そもそも日食というだけでもしょっちゅうある話ではないので見逃す手は無い。ということで、日食が始まる時間、観測に際しての注意点、そして天気などをお伝えするぞ!

・夕方から

国立天文台によると、那覇市では15時59分ごろから。そして札幌市では16時12分ごろから部分日食が始まるそうだ。多少の差はあれど、日本全国でだいたい16時ごろから開始するもよう。

そして、那覇では18時23分ごろ、札幌では17時45分ごろに食が終了。緯度が低いほど太陽の広い範囲が月に隠されるので、より南方にお住まいの方ほどより長く、よりダイナミックな部分日食をエンジョイすることができるだろう。

・NG行為

さて、日食となると定番なのが、ついついやりたくなる危険なNG行為の数々。例え月で隠されるといっても、太陽の発する光はとても強力だ。肉眼だろうと望遠鏡や双眼鏡だろうと、直接見るのは失明の危険を伴うのでやめておこう。

サングラスやら色付きの下敷き程度でも太陽光のパワーの前には無力! それらを使って見ようするのも絶対に駄目だ! 専用の日食グラスを使うようにしよう。また、スマホやデジカメで撮影するのもお勧めしない。レンズで集束された光がセンサーやシャッター膜を焼いて、カメラが壊れてしまうのはよくあること。撮影するなら、濃度の高いNDフィルターを使うようにしよう。

そういった専用の道具が無い場合は、鏡で日食中の太陽光を壁などに反射させてできた像を観測したり、ピンホールや木漏れ日を利用して観測すると良いだろう。詳しくは国立天文台のHPをご覧になって頂きたい。

・各地の天気

最後に気になるのが各地の天気。梅雨入りして以降雨が続くエリアが多いが、21日の天気はどうだろうか。気象庁によると、雨の予報が出ている沖縄を除けば大体晴れのち曇りか曇りのち晴れ。割と全国的に観測できる可能性は高いのではなかろうか。

国立天文台ではライブ中継を予定しているようなので、お住まいのエリアで見ることができない場合はそちらを利用するのもいいだろう。最後に繰り返すが、くれぐれも安全な方法で、楽しく日食を観測しよう!

参照元:国立天文台気象庁
執筆:江川資具
Photo:Wikimedia Commons


Source: ロケットニュース24

本日4月22日はこと座流星群が見ごろ! 新月で観測チャンス

2020年4月22日の深夜から23日の未明にかけて、こと座流星群が見ごろとなります。出現期間は4月16日から25日ごろまでで、極大を迎えるのは22日の夕方ごろ。

したがって日本国内で見ごろとなるのは、放射点のある こと座 が高い位置に来る22日の深夜から、23日未明といったところ。月の状態や、季節の星座、各地の天気なども含め、詳しくお伝えしましょう。

・こと座

こと座流星群は、その名の通り放射点がこと座のベガの近くにあります。どちらかというと、こと座の真横にあるヘラクレス座の方が近い気もしますが、ベガが目印です。21時頃には東空の低い所に こと座 が見え始め、午前2時から3時頃にはほぼ真上に来るため、その辺りの時間がベストでしょう。

国立天文台によると、普段はそこまで多くの流星が見られるわけではないそうですが、ときおり増大することもあるのだとか。極大時の1時間あたりの流星数は10個ほどとのことなので、星座を眺めながら気長に待つのが良いかもしれません。

・新月

流星群と言えば気になるのが、観測の妨げになる月あかり。しかし、今回はどうやら心配は不要なもよう。ちょうど22日が新月なので、月は全く邪魔になりません。普段は月にかき消されてしまうような弱い光でも、今夜に限っては見える可能性が高いでしょう。流星群の観測には最適なコンディション。

ちなみに、流星群とも月とも関係ありませんが、ちょうど こと座 が真上に来るころ、東の空にて火星、土星、木星が、綺麗に一列に並んでいるのを見ることができるはず。南の空の低い所では、さそり座のアンタレスが綺麗に赤く光っているのが見えると思います。

こと座 のベガより東の高い所には、白鳥座のデネブ。そしてベガとデネブより低く、木星よりも高い所には わし座 のアルタイルも。まだ夏ではありませんが、夏の大三角形で知られる3つの星です。また、西の空の高い位置には うしかい座のアークトゥルスも光っているはず。流星待ちの間に、これらの星々も探してみてはいかがでしょう。

・天気は

最後は天気です。気象庁の天気予報によると、今夜観測チャンスがありそうなのは、島根県から北海道までの日本海側と、東京に隣接する関東圏、そして沖縄……を除くほぼ全国

九州や四国、関西、そして東北の太平洋側の皆さんのエリアは雲一つないようなので、パーフェクトなコンディションで流星群を観測できると思われます。夜中なので外に出ている人も少ないとは思いますが、3密に気を付けつつ流星観測に勤(いそ)しんでみてください。

参照元:国立天文台気象庁YouTube
執筆:江川資具
Photo:Wikimedia Commons


Source: ロケットニュース24

地球に自動車サイズの新しい月ができてた! → 宇宙に車を飛ばしたイーロン・マスク氏「僕のじゃない」

皆さん、どうやら地球に新しく月が誕生していたようです。と言っても、従来からある月よりも遥かに小型。自動車サイズだそう。そのため夜空を見上げても見えませんが、とりあえずミニムーンとして話題になっています。

・2020 CD3

ミニムーンを発見したのはアリゾナ大学のカタリナ・スカイサーベイで、「2020 CD3」と名付けられています。国際天文学連合(IAU)から出たアナウンスによると、既知のいかなる人工物とも関連性はなく、高い確率で地球の重力に捕らえられたアステロイドとの見方が強いとのこと。

化学系メディアNew Scientistによると、ミニムーンが見つかったのは2020年2月15日。ですが3年ほど前から地球の周りを周回していたことが計算から判明。より詳細なサイズは1.9から3.5メートルほどで、大きい方の月の軌道よりもかなり外側を、約47日かけて地球を一周しているそうです。

「月」ということで、現在は地球の近くを周回していますが、その軌道は安定していないもよう。4月中にも地球の重力から脱出してどこかに飛んでいってしまうという専門家からの見解もありますが、より正確な予想のためには更なる調査が必要だとか。

・イーロンのアレじゃない

ところで、地球周辺を漂っている自動車サイズのものと聞いて、あるものが思い出されないでしょうか? それは、2018年2月7日(日本時間)にテスラ社やSpace X社のCEOイーロン・マスク氏が宇宙に飛ばした「テスラ ロードスター」と運転席の「スターマン」

自動車サイズのミニムーンを報じるNew Scientistのツイートに対して、イーロン・マスク氏本人が「It’s not mine.(僕のじゃない)」とリプライ。14時間ほどで1500回以上のリツイートと2万7000回以上の ”いいね” をされ、元のツイートよりもバズっています。

自動車サイズの月と聞いて、宇宙を漂うロードスターをイメージした人多そうですしね。ちなみに、宇宙を漂うロードスターの起動をシミュレーションし続けるサイト「Where is ROADSTER?」によると、2020年2月27日現在のロードスターの位置は火星の軌道の外側なもよう。

参照元:Twitter @newscientist@elonmusk@WierzchosKacperIAUWhere is ROADSTER?
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.


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23日夜から24日未明にかけて、こぐま座流星群が見ごろ / 今年最後の流星群

2019年12月23日の夜から24日未明にかけて、こぐま座流星群が見ごろとなる。ちなみに流星群としては今年最後。ピークそのものは23日の日中であり、また元より小規模な流星群ということで、先日のふたご座流星群のような感じではないだろう。

しかし、放射点や月明かり的には観測にチャレンジしやすいという側面もある。詳細や観測のコツ、そして各地の天気など、あわせてお伝えするぞ!

・月は無い

まず朗報だが、月の影響は全く無い。国立天文台の「今日のほしぞら」によると、月はそもそも昼過ぎには沈んでしまっているもよう。つまり夜空に月は無いのだ。そこまで明るくない流星でも見つけやすい環境といえるだろう。

そして、名前の通り放射点はこぐま座……つまり北極星のすぐそばにあるため、一晩中見え続けているという点もナイス。ただし、先に述べたとおり流星群のピークそのものは23日の日中に終了していること、そして元々小規模なため、そこまで活発ではない可能性もある。

また、流星群は放射点を中心として夜空全体に流れるため、北極星に注視せず夜空全体を広く眺めるのがコツだ。見えたらラッキーくらいが丁度いいかもしれない。

・天気は

気になる天気だが、気象庁によると今夜はどうも日本海側に曇りマークが目立つ。一方で内陸部や太平洋側に関しては、晴れのち曇りと、それなりに夜空が見えそうな感じである。

ちなみに朝日新聞社のYouTubeでは、長野から東京大学木曽観測所とコラボして生中継を行っているようだ。寒いのがツラい方はこちらもアリだろう。

参照元:気象庁国立天文台YouTube
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

【三大流星群】12月14日深夜から15日はふたご座流星群がピーク / 晴れたらチャンス

今年最後の満月で賑わったのもつかの間、今週末にはふたご座流星群がピークを迎える。しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群とともに、三大流星群の一つとして数えられるビッグな流星群だ。

毎年安定した数の流星を見せてくれるため、晴れさえすれば割と簡単に観測することができるだろう。ということで、今回も天気や見るコツなどをまとめてお伝えしていくぞ! 

・ふたご座

ふたご座流星群は、その名の通りふたご座付近……カストルの近くに放射点がある。そこを中心として、夜空全体に流星が発生する感じ。放射点とはそこが中心のように見えるだけなので、観測の際には放射点に関係なく夜空全体を眺めよう

なお、国立天文台では15日の午前4時ごろ、ウェザーニュースでは午前2時ごろにピークを迎えるとされている。ようするに、14日深夜から15日の未明にかけて夜空を眺めていればOKということだろう。

・月が明るい

少し残念なことに、今年は月が比較的明るいため、条件が良いとは言えない。下弦前の月が一晩中、ほぼふたご座のそば、あるいはふたご座にかぶさるように輝き続けるだろう。

だが安心してほしい。ふたご座流星群の規模的に、月の出ていない方角を眺めることでそれなりの数の流星を観測できるはず。国立天文台によると、最大で1時間に20個ほど見える可能性があるそうだぞ!

・天気は

最後に気になる天気についてお伝えしよう。気象庁によると、14日から15日にかけて、青森、秋田、新潟など一部の東北地方には、曇りや雪などの予報が出ている。

しかし、それ以外のエリアでは大体晴れそうだ。14日の昼間の時点では天候がよくないとされる場所でも、夜には晴れる場所が多いもよう。ただし、全ての場所で夜中の気温はかなり冷え込むだろう。

観測の際には暖かくして、15~20分程度は暗闇に目を慣らしてから勤しんでいただきたい。明るさを最低にしててもスマホはNG。なお、ウェザーニュースや朝日新聞社では、YouTubeでの生中継もあるようだ。暖かく明るい場所で流星ウォッチングしたい方はそちらもどうぞ。

参照元:国立天文台気象庁ウェザーニュース、YouTube[1]、[2]
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24

古代からの宇宙メッセージを受信するため「希望のはにわ」の口に手を突っ込んでみた / 高校時代に目撃したUFOの真相を探る


人類の歴史には宇宙人が深く関わっている」という説が昔からしばしば唱えられている。世界各地に地球外生命体との接触を示す証拠らしきものが残っていて「ギザのスフィンクス」や「ナスカの地上絵」なんかはとくに有名だ。宇宙の謎を解くカギは、遠い過去にあるのかもしれない……。

──高校時代に遭遇したUFOの正体を暴くため、秘密裏に調査を進めていた記者は “古代” をヒントに茨城県水戸市へと向かった。調べによると「希望のはにわ」なる場所で、古代からの宇宙メッセージを受け取ることができるらしい。果たして真実は……!

・茨城県水戸市

茨城県水戸市といえば、「茨城のジュラシックパーク」があり「ダイダラボウ」なる巨人伝説も残っている。つまり水戸市は……古代からのメッセージを現代に伝える最適な場所なのかもしれない。古代から宇宙メッセージが届いても不思議ではないだろう。


ちなみに以前の記事でも紹介したが、記者が目撃したUFOは、真っ白の二等辺三角形が2つくっついた形をしていて、上空でピタリと動きを止めていた。5分ほど経過してから発光体を放出して、パッと姿を消したのである。アレも何かのメッセージだったのだろうか……。

・くれふしの里古墳公園

さて、情報を頼りにたどり着いたのは「くれふしの里古墳公園」という場所だ。県内でも有数の古墳密集地で、正式名称は「牛伏(うしぶし)古墳群」と言うらしい。狭い公園内に計16基もの古墳がある不思議な空間である。伝説の財宝が出てきそうな雰囲気だな。

公園内には、ブランコや滑り台などの定番遊具が設置されていたのだが……空飛ぶ円盤をモチーフにしたとしか考えられない謎の遊具も発見。おそらく当時「こういうかたちの何か」を見た者がデザインしたのだろう。

パズルめいたデザインは、遠い昔に地球に飛来してきた地球外生命体のメッセージなのかもしれない。果たして「人類に与えられた使命」とは一体何なのだろうか……そんなことを考えながら、公園の奥へと歩を進める。

・はに丸タワー

そして……いよいよ現れたのが、公園のシンボル的存在である高さ17.3mの「はに丸タワー」。腰に手を当てて胸を張る “力道山ポーズ” をキメているため、迫力だけで言えばギザのスフィンクスを軽く超えている。シンプルだが強烈なビジュアルだ。

んで、このタワー内に目的地である「希望のはにわ」があるらしい。すなわち古代からの宇宙メッセージを受信できる場所は、この古墳密集地の中でも、天と地をつなぐ「はに丸タワー」の内部だけということか……これはいよいよマジだな。背中側にある階段を駆け上がって頂上を目指すぞ。

ひたすら続く階段……

そしてとうとう……

「希望のはにわ」が現れた。

・希望のはにわ

説明パネル曰く「はにわの口にそっと手を入れてごらん。古代から、宇宙からのメッセージがあなたに届くよ」とのこと。なるほど、半開き状態の口の中に手を突っ込めばいいんだな。

それでは……

…………

……

全然聞こえない。いや、もしかしたらテレパシー的な方法で脳みそに直接メッセージを送信しているのかもしれない。古代からの宇宙メッセージを受信するには、それなりに時間もかかるだろう。遠いからな。よし、もう少し手を入れておくか……

…………

いやマジで全然聞こえねええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!

・数年前から……

その後、事務所に確認してみたところ「数年前から動いていません」とのことだった。時すでに遅し。もしかしたら、UFO研究をしている記者の動きに気づいた秘密結社が、事前に機械を破壊したのかもしれない。こっちの動きは全てお見通しということか……逆に燃えるな。

──というわけで、茨城県水戸市「くれふしの里古墳公園」での調査も、手がかりゼロで終わってしまった。しかし、今後も調査は続ける。高校時代に遭遇した二等辺三角形UFOの正体を暴くその日まで……!

・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称 くれふしの里古墳公園
住所 茨城県水戸市牛伏町201-2

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.


Source: ロケットニュース24