「D.I.Y.TILE」のタイルシートを貼ってみたら本当に簡単で驚いた

マンションの大家でもあり、日刊住まいライターとしても活動するアサクラさんが、最近注目しているのが、「D.I.Y.TILE」のタイルシート。シートを貼るようにして、本物のタイルが手軽に設置できる便利なDIY商品です。
実際に使ってみた際に気づいたことや使用感などについて、レポートしてくれました。

壁の塗り残しを「D.I.Y.TILE」のタイルシートでカバーしたい

そもそも、僕が「D.I.Y.TILE」のタイルシートを使ってみようと思った理由はというと……

トイレの壁の塗り残し

便器の取り替えの際にペンキが塗れていない部分が見えてしまった壁です。

トイレの壁の塗り残し

グレーがかったライトブルーのアクセントカラーは、この部屋のために調色してもらったものなので、おいそれと塗り直せません。業者さんに相談したら、全面塗り直すしかないとのこと。

費用もかかる上に、入居者さんがお住いの部屋ですから時間を取るのも難しいです。そこで、「D.I.Y.TILE」を思い出したのでした。

目地付きのタイルシート

「貼るだけ簡単」のタイルシートなら、入居者さんに迷惑をかけることも少ないですし、本物のタイルならではの本格的な仕上がりも期待できます。

タイル選びに迷ったら、店員さんに相談だ

問題は「どんなタイルを選ぶか」ですね。「D.I.Y.TILE」のタイルシートは種類がとにかく豊富。

店内の商品棚

こちらは代官山にあるショップの写真。豊富なラインナップからひとつを選ぶのは、なかなか難しいです。そこで、現場の写真を見せてスタッフの大塚友麻さんに相談してみました。

すると「目立つ色を選ぶよりも、なじむ色を選ぶのがいいと思います」とのアドバイスが。たしかに強めの色や個性的な形を選ぶと、好みが分かれる気がします。

入居者さんからは「大家さんにお任せします」と言っていただきましたが、あまり冒険しすぎるのも怖いです。アドバイスに従って、壁のブルーに近い色か、白系のカラーを中心にいくつかピックアップしてみました。

候補のタイルシート

いっそ柄物もありかな、などなど迷います。

柄物のタイルシート

どれも決め手に欠けるなあと悩んでいたら、大塚さんからこんな提案が。「便器がツヤのあるホワイトなので、これはどうでしょう?」

プチコレ

「便器が丸みのあるかたちなので、なじむと思いますよ」。なるほど。エッジがシャープなものよりもこちらのほうが丸みのある便器とマッチする気がします。

全然、自分の目には入っていなかったけど、これはいいかも。やっぱり「餅は餅屋」。悩んだら、プロに訊くのがDIY成功の秘訣です。

というわけで、この「プチコレ」に決めて3枚購入。1枚750円なので、3枚で2250円なり。このタイプは目地を後付けしないのでいいので、ただ貼るだけでOK。シート以外には何も買う必要がありません。

丁寧に作業しても30分もかからない簡単さに驚く

後日、入居者さんにお時間をいただいてタイルを貼りました。冒頭で紹介した塗り残し部分に仮置きして、大まかな位置を決めます。

便器後ろにタイルを仮置き

簡単に済ませるならこのままざっくり貼ってしまってもいいのですが、今回は入居者さんのお部屋なので、なるべく丁寧に作業していきます。使った道具はこちら。

道具一覧

あると便利なのが、写真上の水平器です。

水平器

こんなふうに丸で囲った部分の気泡を真ん中に合わせれば水平が取れます。これがあると「貼ってみたら傾いてた(泣)」なんて事態が防げます。水平器を定規に横線を引いたら、中心に印をつけます。

水平器で引いた線に印をつける

この印とシートの中心を合わせながら、線に平行してタイルを貼ります。

印に合わせてタイルシートを貼る

こうすれば、水平も取れて中心もずれないので、大失敗は避けられます。1枚貼ったら、続いて2枚目をならべて貼りますが、今回は便器の幅とのバランスを考えてはみ出る部分を1列だけカッターでカットしました。

カッターでシートをカット

目地は塩化ビニール製なので簡単に切れますし、タイルに沿って切れば定規も必要ありません。カットしたら、1枚目の目地に合わせて慎重に貼りつけましょう。

2枚目のシートを貼る

この要領で3枚目も反対側に貼ります。

3枚目のシートを貼る

ちなみに、端の目地については付属の塩化ビニール目地を残すやり方もありますが、今回は端の目地をカットしてタイルの横面(小口)を見せて仕上げました。

目地仕上げの比較

いろいろ細かく説明しましたが、あっという間に完成。

完成写真

本物のタイルなので、質感も抜群です。

完成写真

水平器を使いつつ丁寧に作業しても所要時間は30分ほど。ざっくりやったら数分で完了するかもしれません。タイルのDIYにチャレンジして苦労した経験も多い僕からすると「こんなに簡単でいいわけ?」と思ってしまうくらい。

これで本物のタイルが手に入るのが「D.I.Y.TILE」の魅力ですね。

いちばん多いのがチャイルドミラーへの貼り付け

タイルの良さは掃除がしやすいこと。

水を流したところ

手洗いの水はね部分がタイルでカバーされたので便利になりました。インテリア面だけでなく実用面にも優れているのがいいですね。

「D.I.Y.TILE」スタッフの大塚友麻さんによると、僕のように水回りをリメイクするのに使う方は多いとか。

特に多いのがチャイルドミラーへのDIYなんだそうです。チャイルドミラーとは洗面ミラーの下に設置された子ども用の横長のミラーのこと。

チャイルドミラーをリメイク

画像提供:D.I.Y.TILE

蛇口の後ろにあるので汚れやすく、不要と考える人も多いそうで、ここにタイルシートを貼ってリメイクするのです。

チャイルドミラーをリメイク

画像提供:D.I.Y.TILE

そのほかキッチンやトイレのリメイクも多いそうで、レンジフードを交換した際にサイズや形のちがいでできたスキマのスペースを隠すのにシートを貼る人もいるそうです。いろいろな活用法があるんですね。

本物のタイルを手軽にインテリアに取り入れられる

「D.I.Y.TILE」のショップでは、洗面やトイレの施工例も見ることができます。

店内の洗面サンプル

店内のトイレサンプル

インテリアがどうも殺風景だなと思ったら、タイルシートでリメイクするのも楽しいかもしれません。ちなみに、僕は自分の部屋用に「木枠」と「シート一枚」を購入しました。

木枠とタイルシート

木枠を「BRIWAX」という木製用ワックスで塗ってから、シートを木枠に貼りつけ、額縁風に壁に飾ってみました。

額縁風に壁に飾ってみた

鍋敷きにすることを想定して作られた木枠ですが、こういうアレンジもおすすめです。

額縁風に壁に飾ってみた

タイルを手軽にインテリアに取り入れられる「D.I.Y.TILE」のタイルシート、ぜひ試してみてください。

D.I.Y.TILE 代官山
東京都渋谷区代官山町14-11 1F
営業時間:11:00~19:00(不定休)
電話番号:03-6685-1685

Source: 日刊住まい