子どものスマホの使い過ぎ防止にも。 IoTで日々の暮らしをもっと便利に

IoTと聞くと、「何だか難しそう」「使いこなせないかも」と不安に感じる人も多いかもしれません。

しかし、実は操作がとても簡単で、日々の暮らしを便利にしてくれます。

実際に暮らしに取り入れている人の体験談など、IoTの魅力が分かる記事を3本まとめてご紹介します!

子育てにもIoTが使える!

IoTを上手に活用すれば子どもの見守りや、スマホの使い過ぎ防止にも役立てることができます。

働くママがとくに気がかりなのは、子どもだけでお留守番をさせているときですよね。

スマホと連動したネットワークカメラがあれば、会社や通勤途中でも家の中の様子を確認することができます。

しかも、なんと音声機能付きで外出中に家の中にいる子どもに向かって「宿題はした?」「お花に水やりをして」などと話しかけることもできる優れものも。

離れていても声かけができるので、子どもに安心感を与えることもできますし、夜間の子ども部屋の見守りにも使えてとっても便利。

このほか、コンセントに差し込むだけでスマホから家電のON/OFFができるようになる「スマホートプラグ」や、子どものスマホのWi-Fiを強制切断できるアプリなど、子育てに使えるIoTをお伝えしています。

IoTのスマートハウスは節約効果もあり!

coffeekai / PIXTA(ピクスタ)

「IoT」とはモノのインターネット化のこと。

暮らしにまつわるあらゆるものをインターネットにつなぐことで、離れている場所から操作できたり、足りない部分を補ったりすることができます。

工場の機械の不具合を自動で知らせたり、農作物の水やりやビニルハウスの温度管理に利用されたりと、産業分野ではいち早く取り入れられてきましたが、最近では家庭でもIoT化が進んでいます。

マハロ / PIXTA(ピクスタ)

例えば家にいなくても照明やクーラーを操作できたり、カギや財布などを落としたらスマホにその情報が届くなど、さまざまな場面で利用が広がっています。

そんなIoTを活用した住宅は「スマートハウス」と呼ばれています。

家の設備をIoT化すると、省エネになり、節約効果も期待できますよ。

スマートハウスの機能とメリットについて、知っておきたいことをチェックしてみてください!

実例!後付けでエアコンにIoT機能を付けてみた

よくある思い込みが、「最初から仕組みが導入されているスマートハウスのような家でないとIoTを利用できない」といったもの。

そんなことは一切ありません。

実はIoTは、自分で設置することも可能。

既存の家電に後付けで装置を取り付けて、IoT化することができるんです!

こちらの記事では、普通のエアコンに無線LANアダプターを取り付けて、IoT化した実例を紹介しています。

エアコンに連動しているアプリをスマホに入れれば、準備完了。

インターネットを介してスマホで操作できるようになり、例えば帰宅する電車の中から自宅のエアコンの電源をピッと入れて、家に着くころに部屋を涼しい状態にしておけるようになります。

かかった費用やデメリットも詳しくお伝えしていますので、とっても参考になりますよ。

 

Source: 日刊住まい

エアコンをIoT化してみて気づいた意外な便利さと問題点

こんにちは、夏の到来を目の前にエアコンが故障し、早めに試運転しておけばよかったと後悔しているアサクラです。

新しいエアコンの設置は梅雨明けに滑り込みで間に合ったのですが、せっかくの機会なので無線LANアダプターを取り付けて「IoT」化し、スマホで操作できるようにしてみました。

僕がエアコンを「IoT」化しようと思った理由

家の中の家電をインターネットと接続し、スマホや声で気軽に操作しようとする試みは「IoT」とか「スマートホーム」といった用語とともにかなり普及してきました。

そのへんに関心が薄かった僕がなぜエアコンをスマホで操作したいと思ったかというと、「帰宅時に部屋が涼しくなっているといいなあ」というきわめて単純な理由。

この日記でも書いてきましたが僕は東京西部の山奥にある家も管理しています。

山の景色

夏は週末をそこで過ごすことが多いのですが、世田谷の自宅に帰宅してドアを開けるたびに室内の暑さにうんざりしていました。

外からエアコンを操作できれば、こんな思いはしないで済みますよね。

 

エアコンに無線LANアダプターを取り付けてアプリを入れる

こちらが我が家の新しいエアコン(三菱電機の「MSZ-BXV2519」)。

エアコンMSZ-BXV2519

設置する梁の幅が狭いことや急ぎで注文したこともあり、メーカーも機種も業者さんにお任せでした。

このエアコン、デフォルトではスマホによる操作はできませんが、

無線LANアダプターMAC-895IF

無線LANアダプター(「MAC-895IF」)を室内機に取り付けることで操作可能になります。

なお、無線LANアダプターの取り付けはそれなりに厄介な作業なので、専門の業者さんに頼むのが無難です。

取り付けが済んだら、「(1)エアコンと無線LANルーターをペアリング」し「(2)スマホにエアコン操作専門のアプリを入れ、ユーザー情報を登録」すれば完了。

ペアリングについては無線LANルーターの種類や電波状況に左右されるところもあるのですが、手順としては複雑さはありません。

 

アプリ「霧ヶ峰REMOTE」で操作してみた感想

では、早速使ってみます。

霧ヶ峰REMOTE

うちのエアコンに対応しているのは「霧ヶ峰REMOTE」というアプリ。

基本画面はこんな感じです。

霧ヶ峰REMOTE操作画面

自宅で使用しているときは「自宅モード」と表示され、

霧ヶ峰REMOTE操作画面

外で使用しているときは「宅外モード」と表示されます。

いちばん簡単な操作は電源のオンオフ。

霧ヶ峰REMOTE操作画面

「運転」ボタンを「停止」にすると、エアコンのスイッチがオフになります。

運転モードや設定温度を変更したいときは「エアコンの名称部分」をタップします。

霧ヶ峰REMOTE操作画面

ここで「運転モード」と「設定温度」の切り替えができます。

霧ヶ峰REMOTE操作画面

「運転モード」を「除湿」に切り替えてみました。

以上が基本的な操作です。

スマホがネットに接続していれば、どこでもこの操作が可能。

留守の家が冷えた状態で迎えてくれるのは新鮮な体験です。

なんだか、ぜいたくしているような気分になります。

僕の目的はあくまで山小屋からの帰宅時の使用だったのですが、一度この便利さを味わうと外出時にも帰りの電車内などで操作するようになりました。

 

消し忘れ確認や寝る前の操作など「意外に便利な点」

家の外からエアコンの操作ができるということは、言い換えれば、留守中のエアコンの動作状態が確認できるということ。

霧ヶ峰REMOTE操作画面

宅外でアプリから停止中だと確認

つまり、「あれ?今日、エアコンちゃんと消してきたっけ?」という不安も解消できます。

当たり前といえば当たり前ですが、予想外に便利でした。

忘れっぽい人にはおすすめです。

また、意外に役立ったのは自宅での操作。

リモコンは赤外線操作なので自分がいる場所によっては角度や遮蔽物でうまく動かせないときがありますよね。

ところが、ネット経由の操作だと指先の動きだけでOKなのでラクなのです。

たとえば、寝る前にエアコンを消すとき。

リモコンだと体を起こしてエアコン本体の方を向く必要がありますが、スマホなら手元で完結します。

布団のなかで操作できるので寒い冬にはとくに便利そう。

リモコンとスマホのサイズ比較

僕が使っているスマホとくらべるとサイズのちがいははっきり。

リモコンをベッドサイドに置くにはかさばるので、スマホで代用すれば省スペースにもなります。

リモコンの代用という視点で見ると「部屋が散らかっていてリモコンが見つからないとき」や「リモコンが急に故障してしまったとき」などにも役立ちます。

 

アプリの使い勝手など、まだまだ発展途上という印象

以上のようにスマホのアプリによる操作は「意外に便利」な点が多いのですが、問題を感じるところもあります。

一番の難点は、スマホは操作アクションがリモコンよりもかなり多いこと。

僕の使っているiPhoneとアプリの組み合わせだと、まず(1)起動ボタン→(2)ロック解除→(3)アプリ選択→(4)スイッチオン→(5)アプリからの送信確認にOKを押す、という最短でも5段階の操作が必要。

(1)~(3)はスマホ側の問題だとしても、アプリが数時間更新されていないと「更新してください」というメッセージが(3)と(4)のあいだに出ることもありますし、

霧ヶ峰REMOTE操作画面

設定温度や運転モードを変更するなら、アクションの数はさらに増えることになります。

霧ヶ峰REMOTE操作画面

誤作動を避けるための確認なのでしょうが、毎回毎回聞かれるのはちょっとうるさいなと感じます。

ちなみに、今回設置した無線LANアダプターは「スマートスピーカー」にも対応しているようなので、そのへんと組み合わせれば声だけでエアコンを操作できるようです(が、僕は試していないのでわかりません)。

アプリの問題をもうひとつ挙げると、エアコン本体に搭載されているさまざまな機能のうちでアプリで操作できるのは基本的な機能のみに限られるということ。

リモコンの操作ボタン

エアコンの細かい機能にはアプリは非対応

日本の家電は多機能を売りにしていることが多いので、それらが使えないのは不満を感じる人もいるでしょう。

 

無線LANアダプターの価格はおよそ1万円

まだまだ発展途上の感は否めませんが、家の外から家電を操作するのは便利なだけでなく楽しい経験でした。

ちなみに、今回エアコンに追加で取り付けた無線LANアダプターの価格はおよそ1万円(設置費が別途かかります)。

エアコンをスマホで操作するためだけに払うお金としては評価が分かれそうです。

僕の個人的な感想をいえば、宅外から操作できる便利さに「5000円」、スマホで家電を操作するという「IoT」体験に「5000円」払ったという印象でした。

スマートホームに関心がある方や新しい物好きの方ならトライして損はないと思います。

なお、エアコンのメーカーや機種によって無線LANアダプターの対応や機能はバラつきがあるので、後付けするときはよく確認するべきです。

新しいエアコンを購入するタイミングなら、すでにスマホによる遠隔操作機能が内蔵されている機種を選ぶほうがいいかもしれませんね。

Source: 日刊住まい

外出先からお風呂を沸かす!スマートハウスのすすめ

IoT(インターネット・オブ・シングス)は、モノをインターネットにつなぐことで便利な暮らしを実現する技術のことで、すでに住まいの中に取り入れられ始めています。

IoTの機能を採用した住宅を「スマートハウス」と呼びます。

これから家を建てる予定のある人は検討してみてはいかがでしょうか。

1. スマートハウスの仕組み

スマホ

マハロ / PIXTA(ピクスタ)

スマートハウスという言葉は80年代にアメリカで提唱された住宅の概念です。

家電や住宅設備を配線でつなぎ、集中管理することで生活を快適にしようとするものです。

IT技術(IoT)を最大限に活用し、エネルギーを上手く管理しなら省エネを実現します。

1-1 「創エネ」「畜エネ」「省エネ」が実現する

スマートハウスは3つの概念から成り立ちます。

  • 「創エネ」太陽光発電などの自然エネルギーから発電
  • 「畜エネ」エネルギーを家庭用蓄電池などで貯える
  • 「省エネ」蓄えたエネルギーを無駄なく利用し、消費量を抑える

これらを実現させるために重要な役割を果たしているのがIoTです。

1-2 「エネルギーの見える化」と「エネルギーの制御」を実現

明細

はる / PIXTA(ピクスタ)

スマートハウスにできることは、具体的には「エネルギーの見える化」と「エネルギーの制御」です。

「エネルギーの見える化」とは、電気、ガス、水道や電気自動車をつなげてモニタリングを行い、ひと目で使用料が分かるようにすることです。

また、今まで請求書が届くまで分からなかった、電気、ガス、水道などの使用料が即時に分かるので使い方を変えて使用料を調節することができます。

エアコンや冷蔵庫などの家電自体でもエネルギーの制御ができます。

2. 家の設備をIoT化したら変わること

家の中はIoT化すると、便利になるだけでなく防犯面でも効果があります。

2-1 家電の操作が外出先でも行える

家電製品は、かなりの割合でIoT化され、便利になっています。

照明器具や掃除機、エアコンなどはスマートフォンを使って外からオンオフが可能になっています。

また、近年自動開閉できるカーテンも販売されました。

家族全員が留守になりがちな住宅では日没後に暗くなると住人が不在であることが分かってしまいますが、これらを使うと部屋の中に人がいるかのようになり、防犯上も効果があります。

2-2 電気の消費を管理できる

エアコン

coffeekai / PIXTA(ピクスタ)

IoT化されたエアコンならエアコンのオンオフや部屋の設定温度をスマートフォンで管理できます。

電力消費が上昇しすぎている場合、自動で節電モードに切り替わる機能を備えているものもあるのです。

帰宅後に家の中が暑さで不快に感じる、寒くてつらいといったこともありません。

エアコンをつけたまま外出するときは、室温が下がりすぎたり上がりすぎたりする場合にスマートフォンに通知する機能を持つものもあります。

また、温度管理できる冷蔵庫などもあります。

常に適温を計算し、物を入れすぎると通知してくれるので、消費電力を抑えることができます。

3. まとめ

coffeekai / PIXTA(ピクスタ)

IoT化された様々な家電を購入したり、スマートハウスを建てるためのコストはそうでない場合と比べて多くのコストがかかります。

しかし、環境にやさしいだけでなく、便利で快適な生活の助けになってくれるうえ、長い目でみると、消費電力を抑えることができ、家計にやさしい設備でもあります。

また、とくに日中に子どもや高齢者が留守番している家庭では防犯面の効果が期待でき、IoT化によってもたらされるメリットはコストだけでは計り知れないものがあります。

新たに住宅を建築する、家電を新たに購入する場合にはこれらの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

Source: 日刊住まい